ブリンディジを拠点にすれば、チェリエ・メッサーピカにも行くことができます。

チェリエ･メッサーピカには、私はバーリからSud-est線に乗ってマルティーナ･フランカで乗り換えて行きました。
片道２時間ちょっとのはずでしたが…。

まず始発のくせに１０分遅れで発車。
車輛は外側も中もきれいなのですけれどねえ。


時刻表はないものと思うことにし、ひたすら乗っていましたが、
途中のピティニャーノで全員降ろされました。
線路の補修工事のため、ここからノーチまでバスで振り替え輸送とのこと。
外にバスが来ているからそれに乗れ、ということなのに、
外に出て見ればバスなんてまだ来ていないし。
待っている間に駅舎の写真なんか撮ったのでした。

やがてバスがやってきて、皆乗り込み、
１５分ほどだったでしょうか、ノーチに到着しました。

そしてやっとマルティーナフランカに着き、
待つこと２０～３０分でレッチェ行きに乗り換えて
やっとチェリエに到着したのでした。
やはりsud-est線に乗るよりは、バスの方がずっといいような気がしますね。

このまちには、有名店CIBUS（チブス）で食べるために行きました。
でも料理写真は今日は載せませんね。以前全部載せましたし。
何ということは無い、まち角写真を。




さて、だらだら続けてきた「続・ゆっくり滞在してみたいまち」のトピックですが、今日で閉じたいと思います。
来春になって旅行のプランを立てることになったら、もしかすると「続々編」を始めるかも知れません。

明日からは、ちょっと変なトピを立てようと思います。
きっと皆様に心当たりのあることもあると思いますので、たくさんの方に参加していただけると嬉しいです。

しばし留守にしていました。
ロコロトンドの続きです。
前回載せた写真は’08年夏のものでしたが、今日は’13年の冬のものです。
この時もマキさんちにお世話になったのですが（何しろ食べること飲むことでとても気が合うものですから…）、夕方にここにある豆の専門店で買い物があるということで立ち寄ったのでした。
それでちょこっとその辺の写真を撮ったのでした。

小さなまちの雰囲気に合うナターレの飾りがありました。



日本だと華やかで賑やかなか飾りが多いですが、私はこういう感じのものが好き。
マキさんが、このまちにある手編みレースの店に連れて行ってくれました。
お店の中では失礼かと写真を撮りませんでしたが、素敵なピアスを買いました。
いまでもたまに着けるとあの店やロコロトンドのことを思い出します。

そのお店はまちの入り口の門に近く、まちを出るときに撮ったのがこれ。

マリア様に守られたまち、と言う感じがしますね。

今日はロコロトンドのことを載せます。
ロコロトンドも、チステルニーノ同様に白いまちです。


ちょっと違うのは、まちをあるくとすぐまち外れに行きついて、そこはちょっと高台になっています。
これは降りて行ったところから見上げたもの。

ロコロトンド（loco＝場所、rotondo＝丸い）と言うだけあって、本当に丸みを帯びていました。

そしてイトリアの谷を見下ろすことができるのでした。
トゥルッリもたくさん。


同じように見えても、チステルニーノと微妙に違います。




時計塔は、ムニチピオでしょうか。

ここには、その後2度ほど立ち寄っています。
夜の様子もあるので、それはまた次回。

少し元に戻ります。
「続・ゆったり滞在してみたいまち」のバーリ以南のプーリアを見るのにポリニャーノ・ア・マーレを考えてみたのですが、いやいや交通の便を考えるとブリンディジの方がよさそうだ、ということでブリンディジをとりあげてみたのでした。

のんびりゆったりするならポリニャーノの方がいいかも、と思いつつ、ブリンディジのことはまだよく分からないのでこちらに再訪かとも思います。
バス会社のサイトで時刻表を見てみると、けっこうあちこちに行かれます。
https://www.stpbrindisi.it/

ブリンディジからバスで日帰りできるところとして、今日はチステルニーノを取り上げます。
チステルニーノは、まち歩きを楽しむことができますが、オストゥーニのように離れてまちを眺めて美しいというのとは違います。
初めて行ったのは’08年。
マキさんちの車で連れて行ってもらいました。
道を走っていて、この門の前で止まりました。
ここがまちの入り口なのでした。

ひとりでふらふらと歩きました。



天気の良い日は、白い建物群が本当に眩しいです。


路地の奥には、また路地。




外階段のある建物、魅力的です。
でも年取るとこういうところで暮らすのは大変かなあなどと考えるお年頃になってしまいました。

つづく。

昨日の続きのサン・ベネデット教会のキオストロの写真を。
旅報告の時に載せた写真の方がよいのですが、柱頭彫刻を少し載せます。






中央の小さな彫刻には、動物以外の模様もありました。

こうして見ると、ひっそりとそのまま残されているようですが、

影になっている部分は鳩の住処になっているようで、私たちが歩み入ると、バタバタと羽音がして、飛び去って行きました。
鳩を責めるわけではありませんが、糞害がすごいだろうなあと思いました。

1泊だけで2つの教会と港以外はあまり見ていないので、再訪してみたい気持ちはあります。
キッチン付きに泊まらないと、スーパーマーケットとか市場に行こうともあまり思わないので、次回はアッパルタメントに最低3泊ぐらいはしたいものです。
夕暮れの港の人々とワンちゃんの写真を載せて、ブリンディジを閉じたいと思います。

ブリンディジのもう一つの素敵なロマネスク教会は、現役のサン・ベネデット教会です。






午後に行ったら閉まっていて、平日は夕方のみ開けることが書かれていました。
夕方ってものすごくアバウトな書き方…
電話番号があったので問い合わせて18時に開くということでしたので、18時半に行ったところ、扉は開いていたのですが、なんとミサをやっていました...

ミサが終わるのを待って、やっと中へ。



ここの見所はキオストロ(回廊)です。
そこに行くには、祭壇手前の左横からなので、ミサが終わって暫く落ち着くのを待ってやっと見られました。

柱頭彫刻がかわいいんです。
同じようでいて、一つ一つ違います。
’18年の旅報告の時に載せなかったものを選んで載せたいと思いますが、それはまた次回。

ブリンディジに行くことが決まってから調べたら、素敵なロマネスク教会があることが分かり、訪ねました。

サン・ジョヴァンニ・アル・セポルクロ教会へ。
11世紀に建立されたそうです。
教会の中に模型がありました。
簡素な造りです。

こちらが本物。

中も簡素です。


今さらですが、ミニチュアで見ると中心部の外側は、レンガ葺きのようなのに、内側はなぜ藁（木？）葺きなのでしょう？湿気を吸う？
修復がなされたばかりのようで、この天井も新しくきれいでした。

フレスコ画はかなり剥落していたし、


（ちなみに、上の写真の右下の画面には修復の過程が映し出されていました。）
地下のクリプタには入れないようになってて、ちょっと残念でした。

外と中で撮った主に彫刻の写真を載せます。。





この教会の近くで、素敵だなと思って撮っていた窓辺の写真。



つづきは、また次回。

ポリニャーノ・ア・マーレからTrenitaliaの電車でチステルニーノまで行き、その後まちまで行くとして、駅から中心部までを検索すると12㎞もありました。
歩く距離ではありませんね。
ハイキングを楽しみたいならいざしらず。

調べてみると、ブリンディジからならチステルニーノにもオストゥーニにも行くバス路線があるようです。
と言うわけで、ゆったり滞在してみたいまちとしてはブリンディジを書くことにします。

とは言っても、1度しか行ったことがないし、それも’18年の夏と言うことで比較的最近のことで皆様の記憶にも残っていると思うので、少しだけにしますね。
夕方の港の風景





今夜は、この辺で。

ザヴィエルさん、

はい、マキさんはとてもお元気です。

＞この写真の頃マキさん家族はテレビ、雑誌に取り上げられていましたよね。

そうでしたね。
テレビに出たことは聞きましたが、私は見ていなくて、後で友人が録画していたものを見せてもらいました。
雑誌はこれより数年後のことで、買いました。

今は、イタリア人と結婚してイタリアに住んで、いろいろと発信ししている方がたくさんいらっしゃいますね。

マキさんは、マンマに教わった料理をいろいろと発展させて、地元食材を使って多彩なお料理を作っています。
とてもお元気ですよ。

グラ姉さん

マキさんお元気ですかね、この写真の頃マキさん家族はテレビ、雑誌に取り上げられていましたよね。

Yukoさん、

是非行ってみてください。
多分お食事も好きなものや食べられる量を滞在者に合わせて作ってくれると思います。
ヴィーノは飲み放題ですし。

＞＞＞イタリアでは、人は人、私は私
＞私がイタリアにはまったのはこれなんです！
＞７６年こういう生き方をしてきたので訳も分からず肌に合うものが見つかった！それが初めでした。

それ、とても分かります！
私も、自分が特に人と違うようにとは思いませんが、人と同じようにとはもっと思わない人間なので！！！

今後の感染状況がどうなるか分かりませんが、テレビでは来年の春休みごろから海外旅行も行かれるようになるのではないかと言っていて、3度目のワクチン接種もその頃にはできそうなので、期待しています。

ぐら姐さん、このお子さんたちは素敵な娘さんになっているんですね。
いつか南に行く時にはこの宿を紹介してください。

＞イタリアでは、人は人、私は私
私がイタリアにはまったのはこれなんです！
７６年こういう生き方をしてきたので訳も分からず肌に合うものが見つかった！それが初めでした。
あ～～早く行きたいな～～～
来年５月を目指していますが・・・

’08年のときの滞在の写真を載せていて、とても懐かしくなってしまいました。
マキさんとはその後ずっと繋がっていて、二人の娘さんたちはもう20代になりました。
二人とも個性の違う美人さんになって。
この頃は、8歳と11歳ぐらいだったかと。

夜店が出ていて、毒々しい色のお菓子も懐かしい。


こっちはもう少しカワイイ。




毒々しくないお菓子もありました。


ちゃんと大人向けの食品もありました。


↑の写真の奥にいるオニイサン、手前のオジサマと親子でしょうか。
まだとても若く見えます。

日本だと、みんなと同じであることを良しとするような風潮があって、高校に行くのは当たり前、大学や専門学校にもみんなが行くなら行かないと、というような考えの人が多いようですが、イタリアでは、人は人、私は私、多様な生き方が広く受け入れられているような気がします。

お肉を焼くのも豪快でした。

このオジサマ、クレープのヌテッラ包みと綿菓子の掛け持ちをしていました。


昨日載せた鳥かごのようなイルミネーションのところで楽団が演奏していました。

あんまり上手じゃなくて、ブーカブーカやっていました。
それが「我がまちの楽団」と言うほのぼのとした感じがして好感が持てました。

ポリニャーノ・ア・マーレを拠点にすると、お隣のモノーポリにも足を延ばせそうですが、私は行ったことがありません。
この近辺では、ファザーノも、画像検索してみるとなかなか良さそうなのですが、ここにも行ったことがありません。
ポリニャーノではなく、この２つのどちらかを拠点にした方がいいのかしら…とも思います。
この辺り、チステルニーノ、オストゥーニという美しい白いまちがあり、その先が、私が良く行くファーム・ステイのマキさんの家があるカロヴィーニョになります。
Trenitaliaの路線があるのですが、駅からまちまで遠いのが難点。
駅の周りにほとんど何もないのです。
無人駅だし。
オストゥーニの街までは駅からバスがあるらしいのですが、本数は多くないようで。

ポリニャーノやモノーポリなどに滞在して、１日１つ見に行くつもりなら駅から歩いていく気にもなりますね。

カロヴィーニョは、いつもマキさんの車に迎えに来てもらっていますが、初めての時だけまだファームステイの家ができていなくて、まちの自宅の部屋にホームステイさせていただき、一人でふらりとまち歩きしたときの写真を少し載せます。
一人でふらふら歩いて、何の資料もなかったので、ただ写真を撮っただけですけど。







こんな写真じゃまちの様子は伝わりませんね。

イタリアのどこでも見かけるオジチャン、オジイチャンたち。


夏のフェッラゴストの時期だったので、夜になるとイルミネーションが美しかったです。

皆様、5日間ご無沙汰しました。
故郷で所用を済ませてまいりました。

さて、ポリニャーノ・ア・マーレの続きです。
海辺の景色を載せます。
岩の上ぎりぎりまで建物が立っています。


少し歩くと岩場の入り江で泳ぐことができました。

別のところには貸ペダルボートがあり、それに乗ろうとしたら、身分証明書（私たちの場合はパスポート）がないと借りられないのでした。
中学生ぐらいの男の子が店番をしていて、「シニョーラ、身分証明書がないと何一つ借りられないよ！何一つね！！！」と呆れられたのでした。

何だかねえ、海にパスポートを持って行くのは失くしそう（あるいは盗られそう）で怖いのですけどねえ。
それでも乗りたくて、私が宿までポスポートを取りに行って戻ったら、今度は風が強くなったために、今日はもう店じまいと言われてしまったのでした。
確かに風が強くてペダルボートは戻ってきていました。

前回載せたツーリストメニューのある店の前で、結婚記念の写真を撮っていました。

こんな撮影会を見たのはこの時が初めてでした。
その後あちこちで遭遇していますけどね。

Yukoさん、

生海老アレルギーがあるのですね。
いろいろな食物アレルギーをお持ちの方がいらっしゃるので生海老だけならそんなに困ることはないのでしょうね。
特にイタリアは、客の希望をよく聞いてくれますからね。

私には食物アレルギーは今のところないのですが、漆のアレルギーがあるので、漆器のはとても気を付けています。
ちゃんと乾いて、販売するものでも、漆は完全に揮発するのにとても時間がかかると皮膚家の医者から聞き、友人に箸をいただいた時は、使用まで1年間放置していました。

グリルした海老も美味しそうです。

自分のブログ読み返したら最後の料理はシーフードフリットじゃなくて生エビアレルギーの為に最初のシーフードを私の分だけグリルしてもらった物でした(;´Д｀)

Yukoさん、

ありがとうございます。
行けるといいなあ。

グラ姐さん、二度目に行って出会った日本女性のB&Bの方（ブログにはアパートと書いていますが？？）の宿とリストランテ情報が私のブログに書いていました。
イタリア語なので私には？？？（；^ω^）
ご覧になって下さい。

https://okko-ciao.at.webry.info/201802/article_4.html

このまちで食べたものは、洞窟レストラン以外は、皆美味しく、そして安かったです。
このころ（’04年）は美味しい店をネット検索で見つけるのは結構難しい時代でした。
でもね、鼻は利くのです、私。

海が見える場所に安いツーリスト･メニューのある店を見つけて入ってみました。
大観光地でのツーリストメニューは、なかなか当たりがないように思いますが、これぐらいのまちなら、外れることはないと思ったのです。

これが前菜盛り合わせ。

揚げラビオリ(日本の特大餃子サイズ)2個、ミニポテトコロッケ1個、蟹かまを縦に裂いたものと野菜の細切りサラダ、向こう側はなんだったか忘れました。

プリモはコッツェ（ムール貝）とポテトの入ったリゾのオーブン焼き、又はサルシッチャ入りトマトソースのオレキエッテから選びます。
私はリゾを食べました。

ポテトと米なんて意外な組み合わせと思いましたが、この料理プーリア名物だと後で知りました。
米とポテトがコッツェの味を吸い、ポテトがカリンと焼けて美味でした。

セコンドは、骨付き豚ロースの網焼き、たっぷりのフライドポテト添え、又は魚介のフリット・ミスト。
私は豚を食べましたが、結構厚くて、ジューシーで、塩とレモンだけで十分に美味しい肉でした。

イプさんはフリットミスト。イカと海老と蛸と小魚。
からりと揚がって、こちらも美味＆なかなのボリューム。
それに野菜もたっぷりです。

デザートには赤いメロンと白いメロンが1切れずつ付いて、セット価格が13€！

これに、デッラ・カーザの白1/2Ｌ,赤1/4Ｌ、ガス水、カッフェで、2人で32€でした。
’04年のこととは言え、本当に安くてびっくりでした。
今はいくらぐらいなのでしょうね。
また行って、食べてみたいです。

明日から数日留守にします。
多分次回の更新は火曜日ぐらいになると思います。
その間に、この辺りの写真をお持ちの方、是非コメントをお願いします。