教会の中で出会った可愛いお孫ちゃんを連れたシニョーレに、
「グループでなく、一人でここを見に来たのですか。」と訊かれ、そうだと答えたら、ちょっと待ちなさい、今クリプタを見せてやるから、と言って前日に鍵を閉めて回っていた教会の人を呼びに行き、クリプタの鍵と、その奥にある展示室の鍵を開けさせたのでした。

この聖堂が造られたのは１２世紀なのですが、５世紀に建てられたものの上に建っていて、その地下を掘り起こしたところのかなりな部分が強化ガラス張りの床で歩いて見て回れるのでした。

シニョーレ、勝手に灯りをつけて、
ここはグループで見学の申し込みをした人たちだけに公開しているんだけど、今日は特別にボランティアで案内してあげるよと、説明をしてくれたのでした。


昨日1枚載せましたが、あのモザイクのうんと近くには行くことができず。


逆さからの方が近いのでした。

オリジナルのものが展示してあります。



この子がかわいくて好みでした。


老シニョーレにお孫ちゃんのマンマから電話が掛かってきました。
そろそろ帰らないといけないとのことで、帰っていくシニョーレにお礼をいい、別れました。

その後、クリプタの閉館時間が近いようでしたが、そのまま閉めることはせず、
教会の方から、クリプタをゆったりと一人で見ることを許されました。
フレスコ画はビザンチンのフレスコ画法で描かれているのだそうです。







近くの出口から外に出ると、裏の広場に出るのでした。


壁にいくつか紋章のようなものが付いている中に、猫がネズミを捕らえているものがありました。

ビトントを歩いていると、馬肉の店をいくつか見かけました。
なぜこのまちに馬肉の店がたくさんあるのかは分かりません。
この時は食べるチャンスがありませんでしたが、次回は是非食べたいと思います。
日本の馬刺しは大好きなので、イタリアではどんなふうに食べるのか興味津々です。

旧市街の何でもない写真を載せます。





ポルタ・バレザーナという、聖母マリアの像と時計が目印の門

その隣のトッリオーネ塔。

昔兵士が街を守るために使用していたのだそうです。
現在はギャラリーになっていて、２階から上に階段で登るとビトントを四つの窓から一望できると、とある方のブログで読んで、そのまま素通りしたことをとても残念に思います。
これも次回は、是非。
戦いに行く前にお祈りをした、小さな礼拝所あとなどもそのまま残してあり、インフォポイントとして地図やカタログがおいてあるのだそうで。

今日は1日出かけていてちょっとくたびれたので、また次回。