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from: ぐら姐さん
2023年07月28日 22時29分14秒
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シチリアの(小さな)まち
第2弾はシチリアです。
パレルモ、カターニア以外の訪れたまちを書き出してみます。
1.アーチ・トゥレッツァ
2.アグリジェント
エオリエ諸島
(3.サリーナ島、4.ストロンボリ島、5.パナレア島、6.ブルカーノ島、7.リーパリ島)
エガディ諸島
(8.ファヴィニャーナ島、9.マレッティモ島)
10.エリチェ
11.エンナ
12.カステルブォーノ
13.カラシベッタ
14.カルタジローネ
15.コルレオーネ
16.サヴォカ
17.サン・ヴィート・ロ・カーポ
18.シラクーザ
19.シャッカ
20.セジェスタ
21.セリヌンテ
22.タオルミーナ
23.チェファルー
24.トラーパニ
25.ノート
26.パラッツォ・アドリアーノ
27.ピアッツァ・アルメリーナ
28.ブロンテ
29.ポルティチェッロ
30.ポルト・パーロ
31.マザーラ・デル・ヴァッロ
32.マルサーラ
33.メンフィ
34.モディカ
35.モン・レアーレ
36.ランダッツォ
37.ラグーサ
38.リングアグロッサ
以上だと思います。多分。
と、思っていたら、ラスカリを抜かしていることに気が付きました。
ランダッツォとラグーサの順番も逆だし、ほんとうにポンコツですみません。
本来なら、36.ラグーサ、37.ラスカリ、38.ランダッツォ、39.リングアグロッサでしたね。今更変更するのも無理なので、39.ラスカリということにして付け足します。(2025.2.26)
リストアップするのに結構時間がかかったので、
次回1.のアーチ・トゥレッツァから始めますね。
何にも写真がないのは寂しいので、パレルモとカターニアの写真を1枚ずつ載せます。
こうして見ると、パレルモも、カターニアも大きな街ではありますが
都会と言う感じではないですね。
コメント: 全133件
from: ぐら姐さん
2025年02月27日 13時17分10秒
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お間抜けな話で恥ずかしいのですが、シチリアの(小さな)まちトピックを立ち上げ、訪れたまちを羅列したときにラスカリを抜かしていました。
ランダッツォとラグーサの順番も逆だし、ほんとうにポンコツですみません。
本来なら、36.ラグーサ、37.ラスカリ、38.ランダッツォ、39.リングアグロッサでしたね。
今更変更するのは無理なので、39.ラスカリということにして付け足しました。
というわけでシチリアの39、ラスカリについて書きます。
ラスカリについてはザヴィエルさんに教えていただきました。
私の大好きな映画、ヌオーヴォ・チネマ・パラディーゾ(ニュー・シネマ・パラダイス)のとトトが生まれ育った町を出てローマに旅立つ、アルフレードとの別れのシーンのロケをした駅がここなのだと。
私はてっきりチェファルーで、撮影当時と変わってしまったのだと思っていたのですが、野外映画会の撮影はあのチェファルーの堤防だけど、駅は違っていたというわけで。
'16年12月に訪れたのですが、このときも事前にザヴィエルさんにラスカリ駅は旧駅舎はもう使われていなくて、新駅舎になってしまったのだとお聞きしていました。
それでも行きたくて、チェファルー滞在中に行ってみました。
チェファルーからは乗れば5分なのに、9:20発は15分遅れでやってきて、20分遅れの9:45にラスカリに到着しました。(やれやれ...いつの時代変わっていない鉄道事情)
到着して最初に撮った写真
やはり新駅舎になっていて、旧駅舎は残っていましたが、立ち入りできないようになっていました。
戻りの列車までの20分ほど、周辺を散歩をしました。
何もなかったですけど
だれにも合いませんでしたが、犬がいました。
馬も見かけました。
これにて、シチリアの(小さな)まちは終了です。
そして全20州の終了です。
from: ぐら姐さん
2025年02月26日 11時28分33秒
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リングアグロッサの続きです。
あちこちの壁に絵が描かれていました。
駅付近
エトナがよく見えました。
駅バール
このまちには、肉屋が多いと書きましたが、美味しい肉を食べさせる店もあったのでした。
このまちに行く前にそれだけは知っていて、宿のご主人夫妻もお薦めだというので、昼に行ってみたら、予約は?と訊かれました。
なあんとこのまちの人たちだけでなく、この店を目当てにあちこちからやって来る人が予約を入れるような店だったのです。
シチリアの田舎の店だと侮ったのがよくなかった...と反省していたところに、2人なら席が何とかなるとのことで、胸をなでおろして入店。
メニューを見ると、メニューからお食事を選んでもよし、店頭のケースを見て、あれこれ選んで焼いてもらうもよし、という感じだったので、ケースのものを焼いてもらおうと2人で選びに行きました。
↑のようにすぐ焼けばいいようになっている物や、↓のように部位を指定してカットしてもらうものもありました。
調子に乗ってたくさん写真を撮ったのですが、今回はまとめなので熟成庫のようなものをあと1枚載せて止めておきます。
食べたものの一部も載せます。
本当に感動の美味しさでした。
食べ終えて外に出ると、予約してやってきた人たちが案内を待っているようでした。
来年の旅行はミラノ・コルティナ五輪観戦の前の2週間ぐらいになるし、姉と一緒の旅で姉を案内して見せたいところもあるので、できることなら再来年、シチリア+カラブリアののんびり旅をしたいなあと考えています。(鬼が笑う?)
from: ぐら姐さん
2025年02月25日 19時18分16秒
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コウチャンさん、
本当に中国のまな板もすごいですけど、足元から手元までの丸太ですものね〜
ジェラティーナは、とっても美味しかったのですが、昨年夏にあの辺りに行った時は、どこでも見かけませんでした。
多分冬のものなのですね。フグ皮の煮凝りもそうですものね。
from: ぐら姐さん
2025年02月24日 22時14分36秒
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シチリアの38は、リングアグロッサ。
'19年11月にnasakuraさんと2人で3泊しました。
もう5年以上も経っているなんて信じられない気持ちです。
コロナでじっと我慢していた年月は本当に空白で、ついこの間行ってきたような。
リングアグロッサについては何も知らずに行きました。
エトナの地域のヴィーノを楽しみたい思いと、エトナ周遊鉄道に乗って景色を楽しみたいと思ってキッチン付きの宿を探していたら、駅から歩けそうな場所にちょうどいいところがあったので、リングアグロッサにしました。
一応行き方は調べていましたが、念のためカターニア空港のインフォで訊くと、リングアグロッサに行くにはカターニアチェントラーレまでバスで行き、それからメトロでカターニア・ボルゴまで行って、そこでバスに乗ると教えてくれました。
でも、バスの本数が多くないので、もの凄く待たないといけなくて...
とりあえずカターニアチェントラーレに向かっていたら、素晴らしいタイミングで、リングアグロッサのお宿からWhatsApp(日本のLINEのようなもの)にコメントが入りました。
前日、宿から何時に着くかとWhatsAppに連絡が来たので、ローマから飛んでカターニアから宿に向かうバスに乗ろうと思うのだけど、リングアグロッサに停まるのかどうかよく分からない、停まるのですか?と質問していたのです。
そうしたら、このタイミングで、「バスが無くて大変だったら、フィウーメフレッドまで列車で来れば、そこまでなら車で迎えに行くよ」と言ってくださって、その言葉に甘えました。
無事に列車に乗り、数分の遅れで無事に着くと、ちゃんと迎えの車が待っていてくれました。
お宿の小柄で人のよさそうなご主人は、Carmeloさん。
シチリアの典型的な名前なのだそう。
車はくねくねの上り坂をどんどん上って行きました。
途中で地元出身の歌手のCDをかけてくれていろいろなお話をするうちに着きました。
1泊が50€ほどなのに、寝室2つ、ダイニングキッチン、バス・トイレがゆったりと。
私の部屋はツイン
nasakuraさんのダブルルーム
ダイニングキッチン
シャワー&トイレルーム、洗濯機あり
廊下と言うか何というか、ソファーがありテレビもあるスペース。
季節のよい時期のための外用の折り畳みテーブルと椅子があったので実は、それをここに広げて、ここでテレビを見ながら食事をしました。
キッチンにはダイニングテーブルがあったのですけれど、イタリアテレビを視ながら食事をするのが好きなのです。
宿の奥様は、近くの店まで一緒に案内してくれて、私たちが買い物をして部屋に帰ったら、テーブルの上に奥様からのお菓子の包みが差し入れしてありました。
宿の外に出るとエトナが見えました。
夕暮れの時間帯がとてもきれいでした。
まちの様子。
一応観光案内所があり、ヴィーノの試飲の申し込みができる案内などがありました。
びっくりしたのが、小さなまちなのに肉屋が多いこと。
ぱっと見、肉屋っぽないけど、ショーケースにはちゃんと肉が。
そして初めて見るこんなものが。
ジェラティーナと言うのだそうです。
端肉を集めて煮こんだ煮凝りのようなものです。
味見させてくださって、それがとても美味しかったので、少し切ってもらって買って帰りました。
他にも肉屋が何軒も。
こんな見事なまな板(板じゃないですね)で肉をたたいていました。
これはパン屋
そして八百屋
小さなまちですが、暮らすように旅をするのにぴったりなまちだと思いました。
もう少し載せたい写真があるので、次回に続きます。
from: ぐら姐さん
2025年02月23日 14時41分51秒
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シチリアの37は、ラグーサです。
とんぼの本「シチリアへ行きたい」でラグーサの写真を見てあの景色を見たい!と思ったのですが、’03年4人でシチリアを西から東に車で移動した途中で昼に立ち寄っただけで、何も資料が無かったのでドゥオーモの前で写真を撮っただけです。
それで’06年8月、イプさんと2人ファヴィニャーナ島のバカンスを楽しんだ後に1泊しました。
この年はユーロがものすごく高くて、クレジットカードのレートが170円近くしました。
ですから宿もできるだけ安いところを選んでいたのですが、ここだけはちょっと奮発してイブラの素敵な宿を選びました。
ラグーサは峡谷によりラグーサ・スーペリオーレ(上の町)と旧市街ラグーサ・イブラ(下の町)の2つに分かれていて、まち歩きの中心は下の町ラグーサ・イブラの方なのです。
部屋の窓から。
ホテルで一息ついた後に先ずは、スーペリオーレの方にあるビューポイントへと向かいました。
「ひょっこりひょうたん島」を思い浮かべていただくと分かりやすいと思うのですが、片方の丘が旧市街イブラだとすると、もう片方が新市街スーペリオーレです。
比較的近いとはいえ、階段を上って、上って、上って... やっと到着したビューポイントからの眺めは、思い描いていた通りの景色。
ちょうど午後の陽射しは撮影向きで、傾いた日を壁面に受けて輝いている建物群は、本当にきれいでした。(あと20分早いと、もっとよかったかも...)
部屋で少し休んで、着替えてから予約した店へと向かいました。
空にはまだ青さが残っているのに、まちには夜の気配が訪れ、街角のランプに灯りがともりました。
夕涼みのオジサマ方は、家の前に出した椅子に腰掛けて、新聞を読んだり、世間話をしたり。
この夜は、満月でした。
この日は、夕方になったら夏と言うのに涼しくて、長袖のブラウスで食事に出たのですが、外に出したテーブルで食事しているうちに、イプさんは、さらにカーディガンを羽織り、それでも手足の先が冷えるほど寒くなり外の席から中へと移してもらいました。
日本とは本当に気候が違いますね。
ライトアップされた夜のまちが美しかったです。
from: ぐら姐さん
2025年02月20日 09時21分52秒
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シチリアの36は、ランダッツォです。
'19年11月にリングアグロッサに滞在中に日帰りで訪れ、気に入って昨年7月に3泊しました。
ランダッツォには、カターニアの空港からバスで行くこともできますが、エトナ周遊鉄道で行くこともできます。
エトナ周遊鉄道は、周遊と銘打ってはいますが、ぐるっと一周はしていなくて(将来そうしたいなという希望があるのかも知れませんが)、カターニアからリポストという区間を運航しています。
しかも、どちらから出発した列車もランダッツォ止まりなので、乗り換えが必要となることもあります。
多分、この沿線ではランダッツォはそこそこ大きいまちなのですね。
昨年行った時に知ったとことですが、ネブローディ山塊で育てられた黒豚が卸されてくるまちなのだそうです。
初回の時に乗った車両。
意外にきれいでした。
滞在すると部屋でのんびりしたり、食事や見学に時間を取ったりしてしまいます。
'19年に日帰りの時の方がまち歩きをしました。
その時の写真を載せます。
駅から中心部に向かう途中にある小学校
そして公園。
ここを覚えていたので、2度目の時にいろいろなものの位置関係が分かりました。
中心部に近くなるとだんだん店が増えてきます。
だまし絵の描かれたエリアがありました。
ドゥオーモの後陣
正面
’19年の時は中に入りませんでしたが、昨年は入りました。
それなのに、写真を撮り忘れ…
ドゥオーモの真正面にある、シチリアで一番美味しいグラニータをつくっていると言われる店「コズメーチ」
私たちはお目当てのグラニータを注文。
冬だからなのでしょうか、見えるところになかったので、訊いてみたら、あるわよ、と。
何味がいいの?と訊かれましたが、その前に何があるか言ってよ、と内心で思い。
店の人も地元の人もそんなの常識、という品ぞろえなのでしょうが外国人旅行者にはねえ...。ピスタッキオとノッチョーラと言ってみたら、ノッチョーラはないわ、とのこと。
ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)はピエモンテなど北で採れるもの、ここではシチリア産メインなのでしょうか。
マンドルラ(アーモンド)はあったので、それと2種盛をオーダーしました。
コルネットも1個。
舌の薄いグリーンがピスタチオです。
私としてはメンフィでブリオッシュに挟んで食べたものの方が好きでした。
美味しそうなお菓子がいろいろ並んでいました。
昨年はタイミングが悪くて、入れませんでした。
別の道を歩いて駅へ。
この辺りにも騙し絵の窓
肉屋でピスタチオを刻んでいたので写真を撮らせてもらいました。
肉料理に混ぜるのか、巻くのか…訊いてみればよかった…
昨年のことは、よろしかったらこちらをご覧ください。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100218437692?sortList%5BsortType%5D=2#position1100218437692
from: ぐら姐さん
2025年02月19日 09時50分32秒
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シチリアの35は、モン・レアーレです。
’03年に訪れました。
イタリア旅行ガイドブックで、パレルモの項には、近隣にある見どころとして必ず載っていますね。
モン・レアーレはまちの名前であり、そこにある大聖堂は、「パレルモのアラブ・ノルマン様式建造物群およびチェファル大聖堂、モン・レアーレ大聖堂」として世界遺産に登録されています。
1174年、シチリア王国の第3代国王グリエルモ2世の命により、被昇天の聖母に捧げる教会として建設が始められ、1182年に完成しました。
建設当時は12の塔を持つ巨大な壁に取り囲まれた大規模な司教宮と修道院がありましたが、現在は塔の一部がわずかに残っているものの、その他の建造物の多くは再建によるものだそうです。
1200年ごろに完成したとみられる僧房や食堂、回廊は大部分が建設当時ものです。
このときは、ほぼ初シチリア(それ以前にクルーズでパレルモに数時間立ち寄っているのが本当にシチリア上陸)で、イプさん、リトルさん、よねちゃんと4人でざっとシチリアを見て回ったので、本当にガイドブックのダイジェスト版と言った感じ。
パレルモからバスで行き降りたところから歩いて行くと、モン・レアーレ大聖堂の後陣が見えました。
入り口は、彫刻家ピサーノ作のブロンズ扉
今なら、1つ1つをもっと丁寧に見るのに…当時は、あ、そう、という感じで通り過ぎました。
内部は、きらびやかなモザイクでいっぱい。
当時のデジカメは今よりズーム機能も手ぶれ防止機能も性能がよくなかったし、私の腕もかなり劣るので、ぼんやりした写真でごめんなさい。
写真はともかく、双眼鏡を持って行ったので、高いところにあるモザイクの詳細もよく見ることができました。
美しい柱廊のあるキオストロがあります。
2本ずつの細いアラブ風の柱は、すべて模様が違っていて、全部の柱の写真を撮りたくなるほどでした。
柱頭彫刻もまた素晴らしいのです。
今なら、全部をよく見て、写真もいっぱい撮りたい!と思います。
上にのぼることができました。(有料)
途中、すごく狭い通路や階段が多く、すれ違う人と譲り合って上るのでした。
これは途中で見えた、キオストロ。
上からだと全体を見渡せるようになります。
こんなアーチをくぐって
てっぺんに到着。
小高い丘にあるので、遠く海まで、素晴らしい眺めが展開していました。
それ以後パレルモには何度も行っているのに、モン・レアーレには行っていません。
今日久々に写真を見て、再訪したくなりました。
今度行くときは日帰りでも丸一日かけてじっくりと観てきたいです。
from: ぐら姐さん
2025年02月18日 11時21分20秒
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コウチャンさん、
陶器だのオイルだの、買って持ち帰りたいものは、重いものばかりで困ったものです。
体がデカいので力は結構ありますし、根性もあるのです。(いや、ただの食い意地😅)
from: ぐら姐さん
2025年02月18日 09時49分31秒
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シチリアの34は、モディカです。
'06年の夏の旅行は、ファヴィニャーナ島に滞在してからラグーザ、ノートと東に移動してカターニアからローマ経由で帰って来たのでした。
ノートに2泊して、モディカには日帰りバス遠足。
モディカは、当時の私にとってはチョコレートのまち。
日本でもちょっと話題になった時期だったような気がします。
ドゥオーモ
階段の上からの眺め
内部
当時ロマネスクもゴシックもバロックも興味がなかったのですが、バロックはゴテゴテした感じがして全く惹かれませんでした。
サン・ピエトロ教会
モディカは坂の多いまちで、真夏に歩くのはけっこう辛かった…
主要な建物はみな階段を上っていく感じ。
そのうちお腹が空いて適当な店に入り、軽食。
店を出ると、多くの店や見どころは昼休みに入ってしまい、どこか休めるところはないものかと歩きましたが、当時はイタリアの店や観光どころの開店、開館時間について認識が甘かったので、もう歩くのも面倒になり。(暑かったし)
モディカ・チョコレートの歴史は古く16世紀にまでさかのぼるそうで、カカオからカカオバターを抽出する技術は19世紀頃に確立されたので当然カカオバターは使用するわけもなく。
モディカチョコレートはアステカ帝国からスペインにカカオが渡った時代そのままのレシピで、なめらかになるまで粉砕したカカオに砂糖とスパイスのみを加え、摂氏45度以下の低温で溶かして固めることで作られているものなのだそうです。
摂氏45度とはカカオの脂肪分の融点であり、グラニュー糖は未だ溶けない温度であるためモディカ・チョコレートにはグラニュー糖由来のジャリジャリした食感が残るが、カカオの風味は損なわれない特徴があるのだそうです。
特別にそのチョコレートに興味があったわけではないのですが、ひとまずノートに行ったのなら近くのモディカにも行ってみたいわけで、行ったならやはり老舗チョコレートにも行ってみたいわけで。
当時は今ほど調べられなかったし調べる気も無くて、バロック建築には興味がなかったので、適当に散歩して写真を撮り、チョコレートの老舗Bonajutoに行って少し買い、暑い日だったのでさっさと帰って来たのでした。
ペペロンチーノのチョコレートが美味しかったです。
from: ぐら姐さん
2025年02月17日 10時59分09秒
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昨日のメンフィの続き、近くのサン・ブーカにあるプラネタのカンティーナ見学のことを書きます。
トラスポルトの車の奥様スザンナさんは、シチリアに旅をして、シチリアに恋をしてしまい、シチリアに通っているあいだに旦那様のサルヴァトーレさんと知り合いサルヴァトーレさんの演奏するパン・フラウトに惚れ込み、そして彼と恋に落ちたのだとか。
サルヴァトーレさんは、シチリアでたった1人のパン・フラウト奏者なのだそうです。
車の中で、そのパン・フラウトの演奏のCDを聞きながら走っているうちに、アランチョ湖が見えてきました。
サン・ブーカの旧市街入り口の少し手前を右奥方向へと進むと、アランチョ湖の畔にプラネタのカンティーナがあるのでした。
ここも簡単に説明を聞いて歩き、
そして試飲ルームへ
コメータを飲んだときにすごく美味しいと感じたのに、シャルドネの味わいが素晴らしくて、花や蜂蜜のような香りやバニラ香、そして樽香。
ほどよい酸味と力強い味わいで、おいしーい!!!と思わずほころぶ私たちの顔を見て、プラネタのシニョーラも、飲んでないのに顔がほころび、「でしょー。私もこれが一番好きなんです。」と言っていました。
彼女によると、これの'95年(プラネタが初めてワインをリリースした年)のものを飲む機会が最近あったそうでえも言われぬ美味しさがあったとのこと。
私も、買って帰って25年ほど置いておこうかしらなんて思って、CHRDONNAY'11と赤を1本買いました。
3人それぞれ買いたいヴィーノを買い、あとは部屋飲み用に1本買いました。
CHRDONNAY'11ですが、とても20年は我慢できなくて12年経った一昨年、開けて飲みました。
12年でも色も味わいも深くなり、とても楽しめました。
2本買ってくるべきだったと後悔しました。
そしたらもう1本はさらに10年待てますもの。生きていればの話ですけど。
プラネタはシチリア全土6箇所にカンティーナをもっています。
このサン・ブーカのウルモがスタートの地。
撮り忘れましたが、最後にパッシート・ディ・ノート(食後酒)も味見させてもらいました。
さて、ここにはオリーブ畑もあり、オリーブオイルも生産、販売していました。
ものすごくそそられて、我慢できずに3L缶を買いました。
写真は部屋で撮ったものです。
瓶のものを買って帰るより割れる心配はないし、1L当たりの単価を考えればお得だし、とだいぶ考えた末にこんな大容量のものを買って帰ったのです。
同行の2人には呆れられ。
でもこれを機に、オリーブオイルは缶を買って帰るようになりました。
だんだんエスカレートして5L缶を買うようになって。
冷暗所に置いて、専用の容器に入れ替えて使っています。
今年は行かれませんが、来年はオリンピック観戦旅行に行くので、また買って帰るつもりです。
from: ぐら姐さん
2025年02月16日 11時17分19秒
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シチリアの33は、メンフィです。
このところ書いているまちは、50音順にしているのに、なぜか’13年夏旅行で訪れたシチリア西部のまちが続いています。
メンフィもその時の旅行に訪れたまちで、マザーラ・デル・ヴァッロのバカンス宿の送迎サービスの車でメンフィ郊外のワイン畑の中の宿に移動したのでした。
レセプションもロビーも建物の外もとても開放的でした。
プラネタのバカンス宿もあったのですが、そこは高級すぎて私たちの身の丈に合わなかったのでこの宿を予約したのでした、ここの部屋もなかなかでした。
お風呂も開放的。(扉のついたシャワーブースも別にありました)
3人だったので、ダブルベッドとソファーベッドです。
ベランダ
メンフィを訪れることにしたのは、近くにプラネタのカンティーナがあり、’06年にドンナフガータを見学したので、今度はプラネタを見学してみたかったからです。
日本からメールで見学の予約を入れていたので、そこへ行くべくタクシーを呼んでもらえるようにレセプションでお願いしたら、なんとこのまちにはタクシーと呼べるもの(メーター付きで、距離に応じた料金が設定されている車ということらしい)はなくて、トラスポルト(トランスポート)をやっている車ならあるということだったので電話してもらうと往復で60€とのことでしたが、それしか手段はないのでお願いしました。
(マザーラ・デル・ヴァッロの送迎サービスは本当に素晴らしかったのだと実感)
プラネタのカンティーナについてはまた次回載せますが、メンフィのまちを全く歩いていないので、見学後に車で連れて行ってもらったメンフィのジェラート&グラニータ屋に連れて行ってもらった時の写真を載せます。
その車は、運転手とその奥様のスザンナさん(彼女はスイス人で英語が話せる)の2人で一緒にやっていて、奥様お薦めのグラニータの店なのです。
蓋つきです。(蓋つきのところは確実に美味しいのだとか)
スザンナさんが店の人にお願いしてくれて、プラスプーンに1なめずつ、何種類か、彼女のお薦めを味見させてくれました。
私は、ピスタチオのグラニータをブリオッシュに挟んでもらいました。
美味しいのなんのって。濃厚なのに甘過ぎずくどくない。
私史上一番美味しかったグラニータがこれです。
カンティーナの見学はまた次回。
from: ぐら姐さん
2025年02月16日 08時29分50秒
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コウチャンさん、
烏賊を入れたイカスミパスタもけっこう見かけますけど、ここまでごろごろ入っているのはなかなかないです。
ふらりと入った店にこれがあったことの幸運!
from: ぐら姐さん
2025年02月15日 14時46分51秒
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シチリアの32は、マルサーラです。
'06年8月、ファヴィニャーナ島に滞在中に日帰りでドンナフガータのカンティーナの見学に行き、さらに滞在した後に1泊しました。
どうしてそんな日程になったかというと、マルサーラに泊まった日が土曜日で、その旅行のスケジュールを立て、宿の予約も済ませてから、ドンナフガータの見学予約を入れようとしたら、土日はやっていないことが分かったからです。
当時、試飲にはいろんなパターンがあって、見学して3種類試飲は無料、おつまみつきで5種類試飲は〇名からで▢€、軽い食事つきは△名からで☆€などいくつかあり、すごいのは、ドンナフガータのオーナーとのお食事会、ヴィーノのアッビナメント(マリアージュ)付きというので、それだと30名からでないと申し込みできないのでした。
そこまででなくても、せめておつまみ付きのものを申し込みたかったのに、2名ではどうしようもなく、3種類試飲の無料コースをお願いしたのでした。
立派なカンティーナです。
ざっと製造工程の説明と見学があり
その後試飲ルームで試飲
3種類のはずでしたが、私とイプさんが、しっかりと香りや味などを確かめながら飲んでいるのを見て、案内のおねえさんが(彼女はここのヴィーノに惚れ込み、ドイツからやってきて働いているのだとか)、他のも試飲してみる?とお約束の3種類以外にいろいろ飲ませてくれて、最後には赤の最上級のミッレ・エ・ウナ・ノッテや、高価なデザートワインをわざわざ抜栓して飲ませてくれたのでした。
おつまみや料理こそなかったけれど楽しく充実した試飲となったのでした。
(それでますますドンナフガータのファンに)
1泊した日は、ファヴィニャーナで昼食を摂ってから移動したので、全然観光はしていなくて...ほんの少ししか写真がありません。
ドゥオーモ
市庁舎
この程度しかないのです。
夕食のIL MARE COLORE DEL VINO(ワイン色の海)というトラットリアのイカ墨スパゲティ。
イカもごろんごろん入っていて、イカ墨ソースが濃厚で、イカ墨の甘さがよく出ていて、ふらりと入った店にしては、驚きの美味しさでした。
夜のドゥオーモ広場。
from: コウチャンさん
2025年02月27日 15時08分53秒
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凄いですね~💦全州網羅されたのですね?‼️しかも何回も行かれたところが多いですよね?‼️👏今年は何処に行かれるのか 楽しみに お話を待ってまーす➰(o^-')b !
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