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from: ぐら姐さん
2024年02月19日 09時13分36秒
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カラーブリアの(小さな)まち
州別シリーズ、ピエモンテからずうっと南下して、カラーブリアについて書きます。
少ないです。
1.コゼンツァ
2.サン・デメトリオ・コローネ
3.スティーロ
4.トロペーア
5.パオーラ
(6.レッジョ・ディ・カラーブリア)
以上。
レッジョは州都ですが、人口18万ほどですし、ここを載せないと寂しく終わってしまいそうなので、含めて書くことにします。
コメント: 全20件
from: IANUAさん
2024年02月28日 23時34分08秒
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私もフィレンツェ在住時、バーリに行くと言ったら多くの人から真顔で「撃たれるよ」「危ないから行くな」「住民はみんなマフィア」など色々ひどいことを言われたことがあります。典型的な北部中部住民の南部に対する偏見でした。まさに映画Benvenuti al sud の、主人公がカンパーニアに赴任する際に防弾チョッキを着て泣きながら出発するシーンで描かれた通りです。
確かにレッジョはンドランゲタの本拠地で、レッジョなんて彼らの息のかかった者ばかりだと思います。でも外国人旅行者には関係ない話で、せいぜいチンピラから引ったくりに遭ったりするぐらいだと思います。住民が全員関係者ではないでしょうし。
そういえば、スティーロのホテルのオーナー氏の好意でご友人にジェラーチェへ連れて行っていただいたのですが、途中でロクリという海沿いのリゾート街のようなところを通りましたが、そのご友人氏はこの街は全員ンドランゲタ関係者だと吐き捨てるようにおっしゃっていました。一般の人たちは彼らのせいでひどい迷惑を被っているのでしょう。
最近「カザモニカ」というローマと近郊を支配する犯罪組織(なんとロマ系だそうです)のルポルタージュ本を読んだのですが、オスティアが彼らの本拠地の一つということを初めて知りました。のんきに泊まりに行って夜うろうろしてしまいました。知らないって怖いですね。でも特に治安が悪いという雰囲気はなかったので気がつきませんでした。
from: ぐら姐さん
2024年02月28日 16時28分24秒
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マッチンさん、
お久しぶりです。
>二昔前に行きましたが、それを聞いた友人のイタリア人に呆れられました。危険とは知らずに。
市長、市会議員、市役所職員、警察官などがその筋の人だったと友人から聞きました。
今は安全になったのでしょうか?
今もそんなに変わらないのではないでしょうか。
というか、観光客には手を出さないのではないでしょうか。
(と勝手に思っています)
以前ローマでちょこっとホームステイした家の方に、この後どこに行くのかと訊かれ、ナポリだと答えたら、
あんな危ないところに!!止めた方がいいわ、と言われたので
行ったことがあるのか訊いたらNOでした。
その後ナポリには何度も行っていますが、バスの中で一瞬にして財布をすられたことはありますが、私の財布の入れた場所が悪かったと反省しています。
以前住んでいた横浜でも、よく行くエリアのすぐ近くにヤ〇ザの組事務所があったり、大好きだったカウンターバーで飲んでいて近くの方とお話して、その方が帰った後にバーテンダーさんが、今帰ったお客様からですと1杯届いて、バーテンダー氏によれば、近くにあるその筋の組の若頭だとかいうここともありました。
その筋の人はカタギの人間には事情がない限り手を出さないのだと思っています。
だから、多分ナポリでもレッジョでもパレルモでも、機会があれば気を付けつつ行くつもりです。
from: マッチンさん
2024年02月28日 15時07分04秒
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二昔前に行きましたが、それを聞いた友人のイタリア人に呆れられました。危険とは知らずに。
市長、市会議員、市役所職員、警察官などがその筋の人だったと友人から聞きました。
今は安全になったのでしょうか?
メッシーナとレッジョ間に橋を架ける計画があったそうですが、技術的にまったく問題がなかったけれど、手抜き工事などで資金がその筋に流れることが確実視されて未着工のまま計画が頓挫したそうです。
from: ぐら姐さん
2024年02月27日 15時03分19秒
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カラーブリアの6.は、レッジョ・ディ・カラーブリアです。
州都なので州都シリーズで書くべきなのでしょうが、5で終わってしまうのは寂しいのでざっと書いておくことにしました。
’18年夏に訪れました。
海岸線と平行に走るメインストリートを歩いていると交差点に差し掛かると海、そしてシチリア島が見えるのがなんだかわくわくしました。
メインストリートは思っていたより都会でびっくりでした。
クラシックなお店もありました。
国立考古学博物館の目玉は、1972年にリアーチェ沖の海底から発見されたブロンズ像2体です。
イオニア海の底に沈んでいるのが発見されてから四十年以上が経過し、
2013年の末ようやく本拠のレッジョ・ディ・カラーブリア国立考古学博物館に戻ってきたのです。
Uomo maturo(壮年の男)
こちらは、Giovane(若い男)
紺色のきれいなチンクエチェントが停まっていました。
海辺
ジェラート屋さん
とてもとても庶民的な(というより労働者のための)食堂がありました。
ちゃんと美味しくて、信じられないほど安くて、感動した店でした。
from: ぐら姐さん
2024年02月24日 08時55分08秒
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カラーブリアの5.は、パオーラです。
今日からちょこっと出かけるので、あまり時間がありませんが、パオーラは乗り換えのために立ち寄っただけなので写真がちょっとでちょうどいいかかも。
パオーラはコゼンツァに行くのに通過しただけです。
'07年夏にソレントからシチリアまで行くときに、列車でただただ長い変化のない白いビーチを通過して、この辺りの海もきれいだなあと思ったのがパオーラの辺りでした。
’17年冬にコゼンツァに行くときに、パオーラからレジョナーレでコゼンツァに行く予定でしたが、列車はキャンセルされていて、代替のバスが出ると表示されていました。
窓口で確認すると、やはりバス。
どこから出るか訊いてみたら、地下通路を通って駅の裏にいきなさい、とのこと。
こういうことに表示が全くないのが、イタリアなのですよね。
駅には、バールだけじゃなくてターヴォラ・カルダ(出来合いの簡単な料理を温めて出してくれるような店)がありました。
30分ぐらい時間があったので、ズッキーニのパルミジャーナをいただきました。
こういうのを食べると南に来たなあと言う感じがします。
これとアランチーノ(写真無し)を食べて、駅の裏のバスが出るという場所に。
何もありません。
奥の柵の向こうはビーチ。冬なのでそそられませんでしたが。
Trenitaliaの人がいたので、どこから出るのですか?と訊いたら、
ここだよと言うだけ。ここから並ぶという目印もないのです。
でそこらに立って待っていたら次々と人が来て、バスがやってきたらぐちゃぐちゃっと固まってあちこちから横入りして乗り込み、
荷物をバスの下のトランクに入れいていた私は、ほぼ最後となったのでした。
これがイタリアですよね。
これだけのパオーラですが、夏に見た海は穏やかで澄んでいて、のんびりするのにいいかも、と思ったのでしたが、後にもっと南のトロペーアに魅力を感じてパオーラはいつも素通りしています。
from: ぐら姐さん
2024年02月24日 06時54分30秒
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ちゃぽさん、
ここにも何回か書いていますが、バカンスシーズンのイタリアは、
旅行者にとってよいこともあり、困ることもありなので、また笑える出来事、呆れる出来事が起こるかも。
まだまだ先のことです。
楽しめるように計画を立てたいと思います。
from: ちゃぽさん
2024年02月23日 23時33分02秒
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6・7月とイタリアに行かれるのですね!
バカンスシーズンのイタリアにもカラーブリアにも行ったことがないので、興味津々です。楽しみにしています。
from: ぐら姐さん
2024年02月23日 13時16分54秒
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あらら...ぼうっとしていますね、この頃。
3.のスティーロと4.のトロペーアを逆の順に載せていましたね。
引っ越し、捨て活&片付け疲れかも。
それに加えて今は旅行の計画でウキウキしているし。
3と4の入れ違い程度ですのでこのまま書きます。
スティーロの続きです。
ラ・カットーリカは、まちの高い方にあり、まち歩きには下りて行きます。
下から見上げるとこんな感じです。
街の中心の広場にある教会(ドゥオーモではないようでした)
こんなに人が多いのは、葬儀が行われているからです。
私たちの宿。珍しく大きなホテルです。
翌朝の散歩。
バールで朝飯前のカッフェ
この日もいい天気になってきました。
市が立っていました。
州やまちの地図入りのティータオルとかエプロンを見るとそそられます。
昔はイタリア地図入りで満足していましたが、近頃は州とかまちとかでないと買いません。
この田舎感、大好きでした。
また行きたいです。
from: ぐら姐さん
2024年02月23日 09時15分53秒
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IANUAさん、
>いいコースですけど、高いですよね。
そうなんです。
こちらのサイトを見ると
https://www.sicilying.com/it/esperienze/cantine-e-vigne/degustazioni/treno-dei-vini-etna-1061
7月は料金が高くて1人160€!(2万円超!)
しかも訪れるカンティーナは選べない。いくつかある中の2カ所ということなので。
そして実施される日程に合わせるとなると、この辺りは日曜に乗りものを利用できないこともあり、なかなかきついな、と。
ランダッツォ郊外にはドンナフガータのカンティーナがあり、
テイスティングにいろんな種類があって、いいレベルの試飲とアッビナメントの食べ物いろいろがよういしてあるものあり、そちらも魅力的なので、
そことあと1カ所ぐらい自力で行こうかなと思います。
Passopisciaroも予約すれば見学、試飲ができそうですし。
from: IANUAさん
2024年02月22日 21時55分26秒
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ワイン列車いいですねえ・・と思いつつサイトを拝見したら、ああ、デノーラさわこさんのでしたか。いいコースですけど、高いですよね。
ロシアのせいで一昨年から専用車旅行の値段がものすごく上がっておまけに円安で個人旅行者には痛手です。
しかしパッソピシャーロのカンティーナなんて私も行ってみたいです。
大移動旅行、楽しみですね!
from: ぐら姐さん
2024年02月22日 14時38分53秒
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カラーブリアの3.は、スティーロです。
’18年夏に訪れました。
ここも、2日前に書いたサン・デメトリオ・コローネのサンタドリアーノ教会同様、「イタリア古寺巡礼」の本で見たラ・カットーリカを見るために行きました。
チケット売り場で購入後、このゲートを入って行きます。
ラ・カットーリカ聖堂は、11世紀につくられたビザンツ中期のギリシャ十字形のヴォールト天井の乗る建物です。
イタリアでは他に例を見ないたいへん珍しいものだとのこと。
堂内の柱はすべてペロポネソス半島から運ばれた古代建築の再利用品。
中央のアプシスには栄光のキリストが描かれていて、ここに祭壇があったことが分かるのだそう。
これがその聖堂です。
大きさが分かるように入り口に人が立って撮ってみました。
キノコのような屋根がほんとにカワイイ!
内部です。
天井
ここは人気の観光地らしく、夏の海に来ている人たちが気軽に見に来るようで、小さな聖堂の中に結構な人が訪れていました。
あちこち写真を撮りながら、人がいなくなるのを待って、また撮り直したりして。
本当に素敵なところでした。
ここへ向かう入り口のゲートの近くに土産物屋があり、ジェラートやグラニータを売る店もありました。
この地域の特産にベルガモットがあり、是非ともベルガモット製品を食べたり買ったりしたいと思っていたら、ありました!
どちらにしようかなあ…と迷っていたらお店の人がメタメタ(半々)もできるわよ、と言ってくれたので、そうしてもらいました。
グラニータは思った通りの味でしたが、ジェラートにはベルガモットの皮を刻んだものが入っていて、ベルガモットの香りとほろ苦さがある大人の味です。
こんな観光地のバールのグラニータやジェラートがこんなに美味しいとは...
今思い出すとまた食べたくなります。
私にとってこの夏の旅行で食べたジェラートの中で一番美味しいジェラートでした。
まち歩き写真は、次回に載せます。
from: ぐら姐さん
2024年02月22日 07時59分43秒
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IANUAさん、
8月にヴァッレ・ダオスタに行かれるのですか。
いいですねえ。爽やかでしょうねえ。
私は、去年と同じような猛暑になるのではないかと恐れつつ、シチリアとカラーブリア中心の旅行をすることにしました。
何しろ30年以上の旅仲間のイプさんと一緒なので、暮らす感覚ののんびり滞在をしたいなあと思って。
食べ物の好み、お酒の飲み方、本当に気が合うし、2人で料理すると阿吽の呼吸で気持ちよく作れるのです。
彼女と合流するのは7月1日。それまでの5日間にピサにも行こうかなと考えています。
チェーザレを読んでピサへの認識が変わったのちのピサが私の目にどう映るのか…確かめたい気がして。
そうなるとフィレンツェにも立ち寄りたくなるかなあ…
イプさんと合流後にカターニアに飛んだら「ワイン列車」に乗ろうと心に決めていたのですが、
https://crea.bunshun.jp/articles/-/10831
調べてみたら、エトナ周遊鉄道に乗って下車、車でカンティーナまで送迎というだけで、含まれるのが、片道の鉄道運賃、2カ所のカンティーナ見学、2杯ずつのテイスティングだけで、昼の軽食代は自腹。
それで1人120€だそうでちょっと高いなあ…と思い、
エトナ周辺とカンティーナ見学は、自力で楽しむことに決めたのです。
ランダッツォに4泊してエトナ・ヴァカンツァを楽しみ、それからカラーブリアに移動して、シッラとトロペーアに滞在します。
観光・見学は多分あまりせずにひたすらのんびり楽しんでくる予定です。
from: IANUAさん
2024年02月21日 22時26分53秒
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なんと、6月にトロペーアに4泊ですか。いいですねー!
Costa degli dei を見て回れますね。ピッツォやパルゲリーアでゆっくりしてカーポ・ヴァチカーノのクルーズも余裕でできるのでうらやましいです。
私が行った5年前はTropea Expressという名の普通列車が1時間に1本走っていたので割と便利に移動できました。昨年はTropea Lineという名前になったようです。
いいなあと思いつつ、私は8月に北の果てのヴァッレ・ダオスタに行く予定なので南下できません。南は来年以降かなあ・・。
from: ぐら姐さん
2024年02月21日 13時22分49秒
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カラーブリアの4.はトロペーアです。
1度しか行ったことがありませんが、'12年夏のことです。
大好きな海辺のバカンス地です。
何と言ってもこの海の景色!
宿は、B&Bが別棟で所有するアッパルタメントで、朝食付き。
朝食はB&Bの方へ食べに行くのでした。
これまでイタリアで食べた朝食の中で、私にとってはいちばんリッチな朝食でした。
アッパルタメント
3泊して、中2日海辺暮らしを楽しみました。
ちょっと泳いで行かないと辿り着かない秘密のビーチもありました。
散歩も楽しめるところでした。
アッパルタメントなので市場やアリメンターリで買い物をして食事を作るのも楽しめました。
部屋ご飯は胃にも財布にも優しくていいです。
実は、6月下旬から7月中旬まで3週間イタリアに行くのですが、
7月1日からはイプさんが合流することになり、まずカステルッチョのお花畑を見に行き、その後はシチリアに飛び、そこからカラーブリアへとバカンスモードに入ることになり、トロペーアにも4泊することになりました。
その前の一人パートが5日ほどあり、その計画はこれから立てますが、のんびり楽しみたいと思っています。
from: ぐら姐さん
2024年02月21日 12時38分11秒
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IANUAさん、
やはり行かれていましたか。そうですよね、見たくなりますよね。
スティーロには行ったのに、隣の小さな村にあるルーマニア正教の修道院のことは全く知らず、当然見に行ってもいません。
行き直すのはなかなか難しいところですが、いつかカラーブリアやバジリカータの田舎巡りをゆっくりとしてみたいと思います。
from: IANUAさん
2024年02月20日 21時52分43秒
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ぐるぐるヘビの教会、私も行ってみたくてたまらず行きました。
ロッサーノのホテル(確か若い夫婦がやっておられる三つ星の小さなホテルでした)でタクシーを予約して教会見学の情報を聞きました。でもよくわからないとのことで、じゃあともかくも行ってみるかと我ながら行き当たりばったりでした。
8月でちょうどお祭りの日だったようで、案の定教会が閉まっていてどうしよう~と困って運転手さんもあちこち聞いて下さっていたら、ちょうど教会管理人のお兄さん達が鍵を持って登場、無駄足にならずに済みました。イタリアあるあるです。
4トラのイタリア旅行達人の方も行かれたのに空振りだったそうです。
カラーブリアのアルバニア系のコムーネにはビザンチン系(アルバニア正教)の教会が色々あるそうです。とりあえず私はルングロとチヴィタに次回行ってみたいです。
これはスティーロの隣の小さな村にあるルーマニア正教の修道院です。
from: ぐら姐さん
2024年02月20日 20時51分33秒
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カラーブリアの2.は、サン・デメトリオ・コローネです。
17年12月に行きました。
「イタリア古寺巡礼―シチリア→ナポリ」でサンタドリアーノ教会のぐるぐるヘビの写真を見て、行ってみたくなってしまって。
日本にいたときから現地在住の日本人にこの教会の予約とタクシーの手配をお願いしました。(Facebookで知り合っていた方です)
135€です。高いですが、教会の予約は電話のみでしたし、タクシーも、私が見ている間は待機してもらう必要があったし、しかも19日にローマに着いて翌日7時間ほど(バスの代替があったので)かけてコゼンツァに移動し、その翌朝のピックアップだったので
日本の方に間違いない予約をしてもらった方が確実だろうと考えたのです。
タクシーはちゃんと時間前に来て待っていてくれました。
手配をお願いした方と同じまちに住む女性がドライバーでした。
荷物を積んで乗り込み、出発。
初めは高速を、降りてからは曲がりくねった田舎道を進んで行きました。
そしてさらに途中ちょっと興味をそそられるまちを遠くに見ながら進み、到着。
思っていたほど小さな集落ではないようで、隣は高校なのでした。
そしてそこから鍵を持っている人が出てきて、開けてくれたのした。
あの蛇が施された床は、鉄の柵で保護されていました。
全部で4つあるんだよ、と鍵を開けてくれた若者たちが言いました。
あ、これこれ。
入り口に一番近いところに、写真でみた蛇がありました。
思っていたより小さいものでした。
細工がとても細かいのです。
モザイクのようですが、モザイクとも違うオプス・セクティーレという技法で、細かく切った色大理石を組み合わせて描いた蛇などの図があるのです。
ほかの3つ。
別なパターンの蛇。
ライオン。
最後の一つは、大分欠けています。
そもそもは10世紀にギリシア人の修道士が庵を結んだ場所で、11世紀末から12世紀初頭にカラブリア伯の寄進によってベネディクト会の修道院が建てられました。
17世紀にはアルバニア移民のために学校として使われ、その際に鐘楼や玄関間などが取り壊されてしまったそうです。
主祭壇。
中庭というか裏庭に出る出入り口。
独り占めでゆっくり見せていただき、お礼を言って外に出ました。
この日は、とても寒い日でしたが、晴れていてよかったです。
タクシー運転手のシニョーラは、去年も寒波は来て山に雪が降ったけど
今年は11月に寒波が来てからずっと寒くて、
こんなに寒さが続くことはめったにないのよ、と言っていました。
この寒波は、このあとナターレまで続きました。
それから、彼女の住んでいるまちや、他のまちのことをいろいろ聞きました。
ビザンチンの教会があるまちがいくつもあるそうで、いつか行ってみたいと思いました。
コゼンツァの駅で降ろしてもらい、次の目的地に向かいました。
from: ぐら姐さん
2024年02月19日 09時49分19秒
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カラーブリアの1.は、コゼンツァです。
2度訪れていますが、最初は’07年夏にソレントからシチリアまで行くのに、途中で1泊することになり、とりあえずこの辺りでとこのまちを選んで宿を取ったのでした。
ちょうどフェッラゴストの時期だったので、まちは閑散としていて、店も閉まり、暑いし、ちょこっと散歩しただけで終わりました。
ドゥオーモ
結婚式が行われていました。
食事ができる店を見つけるのも大変な状態で、宿に人に開いているところを聞いてなんとか食べることができました。
2度目は’17年12月。
この時は、一人で「イタリア古寺巡礼」の本に出ていたサン・デメトリオ・コローネのサンタドリアーノ教会や、メルフィ(バジリカータ州)の洞窟壁画などを観る旅をしました。
サン・デメトリオ・コローネに行くための足掛かりとして、コゼンツァに宿を取りました。
駅がきれいになっていてびっくりしました。
宿からの眺め。
1人で、ただ泊れればよいだけの宿だったのに、広くてびっくり。
キッチンまでありました。
食事を兼ねてまち散歩に出たら、これが’07年に泊まったのと同じまちなのかと驚くほどにぎやかだし、それなりに都会なのでした。
ナターレの飾りがきれいでした。
バンドの演奏もやっていました。
夏のバカンスシーズンでもなく、冬のナターレの時期でもない普段のときを見てみたいと思ったまちです。
from: ぐら姐さん
2024年02月29日 13時23分39秒
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IANUAさん、
そう言えば、バーリもよくそんなふうに言われますね。
>そのご友人氏はこの街は全員ンドランゲタ関係者だと吐き捨てるようにおっしゃっていました。一般の人たちは彼らのせいでひどい迷惑を被っているのでしょう。
そうなのでしょうね。
迷惑している人たちはたくさんいるのでしょうが、下手に反対運動などしたらたいへんなことになるのが見えているのでしょうし…
ロマ系の人たちの犯罪組織もあるのですね。
ロマの人たちは、反ロマ感情によって「家が借りられない」、「就職出来ない」などで生活に困窮し犯罪に走ると言った「差別の悪循環」に陥っているようですからね…
差別はしたくないですが、でも犯罪に遭わないように気を付けながら旅をしたいと思います。
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