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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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  • from: ぐら姐さん

    2024年04月05日 13時09分06秒

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    ロンバルディーアの(小さな)まち

    ロンバルディーアは、言わずと知れたミラノのある州です。
    訪れたまちは、以下の通り。

    1.ヴィジェーヴァノ
    2.クレモナ
    コモ湖
    (3.コモ
     4.チェルノッビオ(ヴィッラ・デステ)
     5.トレメッツォ
     6.ベッラージョ)
    7.チヴァーテ
    8.チェルトーザ・ディ・パヴィーア
    9.トレスコーレ・バルネアーリオ
    10.パヴィーア
    11.ブレーシャ
    12.ベルガモ
    13.マントヴァ
    ☆彡ミラノ
    14.モンツァ
    15.レッコ

    ミラノにはローマ同様、入出国のときによく行ってましたが、
    ロンバルディーアの他のまちにはあまり行ってないように感じていましたが、こうして書きだしてみると思ったよりもありました。

    次回より、順に書いていきます。
    今日は州都のミラノの写真を少し。
    これは’08年のもので、よく泊まっていたホテル・ミケランジェロの部屋からの眺め。
    真ん中の白っぽいビルの向こうにドゥオーモ天辺の金色のマリア像が見えているのですが、写真だとよく見えませんね。

    これは、’05年の9月に屋根の上に上った時に撮ったものです。

    当時のデジカメの性能と撮影者(私です)の腕、どちらも問題ありで、パキッとくっきり見えてはいないのが残念。

    ミラノに行って、ドゥオーモに行かなかったことはないかも。

    それ以上に毎回着いたときと出るときは中央駅には行きますね。

    ナヴィーリオにも何度か行きました。

    骨董市を見にも行きましたっけ。

    今日はこの辺で止めておきます。
    また州都特集のときにたくさん写真を載せますね。

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コメント: 全39件

from: ぐら姐さん

2024年12月12日 19時37分34秒

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フラさん、

ありがとうございます。

>歳をとればとるほど、存在のありがたさが実感

本当にそうなのです。
小さい頃にいっぱいきょうだい喧嘩をしたことも今の関係に繋がっているのだなあと感じるこの頃です。

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from: フラさん

2024年12月12日 13時02分30秒

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ご姉妹でのイタリア、良いですね~。
歳をとればとるほど、存在のありがたさが実感される事でしょうね。
いつまでもお元気で羨ましいです。

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from: ぐら姐さん

2024年12月12日 09時39分27秒

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昨日のレッコの続きです。
観光遊覧船を下船後、ちょっとリッチな昼食を食べました。
散歩中にこんなのを見かけたのです。

プリモ、セコンド(コントルノ付き)、ドルチェ、水1/2L、ヴィーノ1/4Lで32.50€。
ちょっとリッチな土曜のランチとしてなかなかいい感じかなと思ったのです。
’16年当時のレートだからそう思えたけど、今のレートだったら高い!と思い、しかも値上げされているでしょうから、食べようとは思わないかも。

私とイプさんのプリモは、湖の(魚の)ラグーのキタッラ。

多分マスだと思いますが、魚の旨味のよく出たラグーでした。
ペコさんのプリモは、カソンチェッリという名前の肉詰めパスタ。

セコンドも、私とイプさんはかぶりました。
仔牛肉のストラッチェッティ、青菜のソテー添え。

薄切り肉を細く切ったものに粉をはたいてソテーし、ソースを絡めたもの。
ソースは、シチューのような味でした。
青菜のソテーには軽くニンニクの香りがあり、これも美味しかったです。

ペコさんの牛サーロインのマルサラ酒風味、ローストポテト添え。

一切れ味見させてもらいました。
ミディアムでお願いした焼き加減は、ちょっと焼き過ぎでしたが、マルサーラの香りのよいソースが美味しかったです。

ドルチェのティラミス

ナッツ入りチョコレートケーキ

美味しく、ゆったりいただきました。



駅に向かう途中、古い城壁がありました。

昨日も書きましたが、万が一冬季オリンピック前~開催期間にかけて滞在するなら、モンツァとかレッコ辺りにキッチン付きのアッパルタメントを借りて1週間ぐらい過ごしたら楽しいだろうと思っています。

この14レッコでロンバルディーアは終了となります。

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from: teruteruwasiさん

2024年12月11日 21時28分21秒

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次回楽しみにします

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from: ぐら姐さん

2024年12月11日 14時52分55秒

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ロンバルディーアの15は、レッコです。
レッコは、コモ湖畔のまちです。
漢字の「人」の形をしているコモ湖の左下がコモで、右下がレッコにあたります。

'14年5月にチヴァーテに行くときに通りかかり、もう少しまち歩きをしてみたいと思って'16年夏の旅行のときにミラノから日帰り遠足しました。
その時は、イプさん、ペコさんと一緒にミラノ入りし、二人とも行ったことないので私が行きたいというと賛同してくれました。

まずは駅前から見えた塔のある方へ。

駅はこんな感じ。

見えた塔は、サン・ニコロー教会という名前の教会のものでした。





入ったのとは別の正面入り口から出ると塔が見えました。
閉まっていたので、塔だけ撮りました。

まちの通りの方へと戻ります。
建物の壁の柄が、エレガント。

本屋さん

まあ!懐かしい...レコード屋さん?

でも売っているのはCDその他のようです。

素敵なパン屋さんがありました。



あんまり美味しそうで、カンノーリを1個ずつとねじりん棒の塩味のパイを200gほど買いました。

そしてそのすぐ近くにはこんな素敵な肉屋が。



このお肉屋さん、普通の肉の塊だけではなく、パン粉をはたいたものや何かを巻いたものなど、もう焼くだけで食べられるものもいろいろあり、このまちでアッパルタメントに泊まったら、あのパン屋と肉屋に通って毎日楽しめるねえ、なんて3人で話したのでした。
あと八百屋のいいところがあればパーフェクトだね、なんて。

この日の最高気温が26℃ほど。
湖畔を吹き抜ける風はとても爽やかで、マルペンサに着いたらまっすぐここに向かって滞在し、ミラノで観光や買い物をしたときは、ここから日帰りをするというのも、本当にいいなあと思いました。



湖畔に行ってみました。





ちょこっと楽しめる遊覧船があり、イタリア人ならだれもが読んでいると言われる
マンゾーニの「いいなづけ」(教科書に載っているのだとか)にちなむところを
船で回るツアーがあったので、チケットを買い、出発までの30分ほど、さらにに散歩をしました。

赤い自転車が素敵なこのオジサマ、ここで足をごしごししていました。

お母さん、おばあちゃんが、子供や孫を遊ばせていました。

船に乗る時間になりました。

船内に飾ってあったコモ湖の地図。

右下の人物像(マンゾーニ)が描いてあるところがレッコで、その下にちょろっと伸びているエリアに船が行くのだそうです。
地図を見て分かるようにレッコの下で一回すぼまって下の小さな湖とを川がつないでいます。
そこにかかる3つの橋の下を通って行くのだと言っていました。

出発。

レッコの守護聖人サン・ニコローの像の近くを通りました。

おそらくこの像から岸辺にかけては浅瀬で、そこを船が通るのはとても危険なので、浅瀬の先端のところにこの像を立て、航行する人々に注意喚起しているものと思われました。

この辺りから船は向きを変えて南下します。



だんだん幅の狭いエリアに入っていくと、岸辺の人々の様子が見えて、それやボートで行き交う日飛び地を見るのがなかなか楽しめました。

最初の橋が近づいて来ました。



2つ目の橋

岸辺のボートは、それぞれの家の「自家用船」でしょうか。

SUPをして下っているカップルがいました。

いいなあ、カヤック大好きなので、私もやりた~い!って思っちゃいました。

遠くに山々は見えるし、水はゆらゆら風は爽やか、本当にいい気持ち!

さて、肝心のマンゾーニですが、
この小さな湖に面した集落のところでマンゾーニがどうしたこうしたと言っていたのは分かったのですが、放送によるガイドは、風に流され、ただでさえ語彙の少ない私たちは、マンゾーニがレッコに住んでいたということだけが分かり、後はなんだかよく分からなかったのでした。

まあいいのです。
もともとマンゾーニ作品を全く読んでもいないのですから。

船はこの小さな湖をくるりと回り、帰途につきました。

ボートに乗って行く老カップル。

私も、みんなにおばあちゃんと呼ばれる年になっても、こんな風に水遊びをしていたいなあ。

かつてヴィスコンティ家所有だった島。

現在は、FAI ( Fondo Ambiente Italiano)という保護団体が管理しているそうです。

桟橋の方に戻ってきてしまいました。
あっという間の45分間でしたが、行き当たりばったりで見つけた湖の遊覧船は、
とても気持ちがくつろぐものでした。

下船。
もう一度景色を目に焼き付け、写真を撮りました。

次回に続きます。

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from: ぐら姐さん

2024年12月11日 14時23分25秒

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フラさん、

お久しぶりです。

>名前は知っていてもこんなに素敵な町とは思いもしませんでした。

本当にそうですよね。
ミラノからすぐなのに、ミラノの都会とは全然違う、どちらかと言えば「小さなまち」だし本当に素敵だったのです。

>イタリアも凄いけど、一度の訪問だけでこれだけ書けるぐら姐さんも本当に凄い、と思っているのは私だけではないでしょう。

いやいや、シニョレッリさんのところでいろいろ拝見して行きたい思いを募らせてから行きましたから。

実は、すぐ上の姉とミラノ・コルティナ冬季五輪を見に行く作戦を立てていて(姉がお祭り好きなのでチケット取れなくても開催中の雰囲気を味わいというので、どうせならチケットを取れるものなら取りたいと思っているのです。そしてほどよく日をずらしてマイレージで特典航空券をもらうつもり)、もし行くことになったら、姉を案内して近場のまちを見て歩こうと思っています。
叶うといいなあ。

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from: フラさん

2024年12月11日 08時29分09秒

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ぐら姐さん

>ミラノからとても近いところにこんなに素敵なまちがあるなんて、イタリアって本当にすごいなあと改めて思ったのでした。

本当にそうですね。書き込みを読ませて頂いて、名前は知っていてもこんなに素敵な町とは思いもしませんでした。
イタリアも凄いけど、一度の訪問だけでこれだけ書けるぐら姐さんも本当に凄い、と思っているのは私だけではないでしょう。
次回ミラノのin or outの際には私も忘れずに是非とも訪ねよう、と思わされました。
感謝!

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from: ぐら姐さん

2024年12月10日 14時50分06秒

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今日は写真撮影禁止のところのことを書くので文字ばっかりになってしまいます。

モンツァのドゥオーモ博物館の集合場所に行きました。

11時のガイド付き鑑賞に参加しました。
(外に出るまでは写真撮影禁止なので、画像無しです)
一番のお宝「鉄の王冠」は、ドゥオーモ内のテオドリンダ礼拝堂にあり、
テオドリンダ礼拝堂の入口に鍵がかかっているので、
これに参加しない限りは見ることができません。

ガイドのシニョーラが、鍵の束を持ってやってきて、
私たちはぞろぞろとついて行きました。
礼拝堂の内部は、暗くて見えず、鉄の扉をシニョーラが開けて、
灯りを点けると見えるのでした。
皆が中に入ると、また施錠。

うわあ... 礼拝堂の壁は、ぐるりとフレスコ画で囲まれています。
テオドリンダの物語が描かれているのです。

さて、そのテオドリンダ(Teodolinda)ですが、
570年ごろ、バイエルン公と、ロンゴバルド王の娘との間に生まれました。
18歳で当時のロンゴバルド王アウターリ(Autari)と婚約しました。
アルプスのすぐ向こう側で、同じくフランク族の攻撃に悩む彼らと手を組むための
政略結婚だったそう。

結婚の前にひそかに将来の花嫁に会いに来たアウターリ一行を、
それと知らずに歓待するテオドリンダが描かれている場面や、
589年5月15日、ヴェローナ近郊のサルディという地で行われた結婚式の場面、
などが描かれていました。

フランク王国とビザンチン帝国にはさまれた北イタリアで、
それまでバラバラになりがちだったロンゴバルディの各地の公爵をまとめ、
王国強化をはかる目的もあって、
この結婚を機に、王の拠点がヴェローナ(Verona)に定められました。
それはロンゴバルド族が支配する北イタリア平野部の中心地にあり、
かつ、バイエルン地方からブレンナー峠を越えてイタリア半島へ入る際の
到着点でもあったためとのこと。

しかしながら、フランク族はアルプスを越えヴェローナに迫り、
王家はパヴァアに逃亡を余議なくされた末、
590年9月5日、王アウターリはパヴィアで客死してしまうのです。

アウターリの死後、「女王」テオドリンダは、
当時のトリノ公であり、亡きアウターリのよき協力者でもあった
アジルルフォを再縁の相手、かつ王位後継者として自ら選びました。

今度の結婚式は590年秋、パヴィアにて行われました。
結婚の儀の前に、同じキリスト教でも、アーリア派の信者であったアジルルフォの、
カトリックへの改宗のための洗礼式も行われたそうです。

翌591年、アジルルフォは正式にロンゴバルド王の称号を得、首都をミラノに移し、
一方でテオドリンダの意向で夏の避暑地としてMonzaが選ばれました。

595年、Monzaがテオドリンダを大切にするきっかけとなる事件が起きました。
ある時オークの木の下で休んでいたテオドリンダのもとに鳩が飛び入り、
"Modo" (ここ)と示すと、テオドリンダは、"Etiam" (はい)と答えたそう。
その2つの単語をつなげると、 "Modoetia"(Monzaの旧名)になるというわけ。
鳩は聖霊で、聖霊がテオドリンダに、ここに聖堂を建てるよう示唆し、
それがそのままモンツァという地名になった、ということだそう。

フランクとビザンツに狙われ、
また、カトリックのローマ人とアーリア派のロンゴバルド族という対立の中で、
公爵たちの反乱も退けたテオドリンダとアジルルフォは、
ロンゴバルド王国を固めていきました。

616年にアジルルフォが亡くなると、
幼くして王位についた息子アダロアルドの摂政として
テオドリンダが引き続き実権を握りました。
この時期、テオドリンダはカトリックへの依存を強めるが、
これはアーリア派の公爵たちの反発を買うことになりました。

王の姉グンデペルガの夫、トリノ公アリオアルドは、
625年に謀反を起こし、アダロアルドは廃位に追い込まれて
26年に短い生涯を終えてしまいました。

翌627年1月22日、息子の後を追うように亡くなったテオドリンダは、
夫アジルルフォと息子アリオアルドのそばに葬られたのだそうです。

その後1308年に彼女の霊廟は整理されて、遺体は新たな棺に納められました。
現在はドォーモの「テオドリンダ礼拝堂」内に安置されています。

と、かなーり長いお話が、周囲のフレスコ画と共に紹介されました。
(これを全部イタリア語で聞いて分かったわけではありません。
帰国後調べてみて、聞いた話と合わせて納得という感じでした。)

絵の写真を撮れなかったので、
博物館入口にあったポスターの写真を載せます。

ロメッロで出会うアジルルフォとテオドリンダの絵の右半分、
アジルルフォの部分。

左半分の、テオドリンダの部分。

そのアップ。

この絵は、15世紀中盤ザヴァッタリ・ファミリーとその工房によって
描かれたものだそうです。

15世紀中盤といえば、
フィレンツェではルネサンス文化が大きく花開き、金塗りの背景から解放され、
聖書の物語でも自然の空間の中に描くのが主流になる頃ですが、
ここではまだ、背景は金で塗り込められています。
でも、花模様になった部分がうっすらと漆喰で盛り上げた上に色が塗られて、
まるで錦織りのような効果を生み出しています。
こういった芸の細かさが、まさに国際ゴシックの特徴の1つなのだそうです。
北イタリアにおける後期ゴシック、または国際ゴシック様式を代表する作品となっているそう。

いよいよ「鉄の王冠」の話です。

テオドリンダ礼拝道の中央に、小さなやや背の高い台が置かれ、
その中に王冠が吊るされています。
でもそれはニセモノでした。

ガイドのシニョーラが、その台の上のガラスケースの鍵を開け、
スイッチを入れるとニセ王冠が上に上がって行き、
それから厳重に鍵をかけられた金庫を引き出して、鍵を開けると
本物の「鉄の王冠」が出てくるのでした。

つまり2重の鍵+入り口扉鍵という厳重な警備の下に保管されているのです。
ルパン3世あたりが意欲を燃やしそうですね。

「鉄の王冠」と聞くと何の変哲もない鉄の輪っかを思い浮かべてしまう私でした。
イタリア語でも、Corona Ferrea(コローナ・フェッレーア)そのまんまなのです。

でもその「鉄」というのは、
キリストの磔刑の時に使用された鉄の釘なのだそうで、
それを叩き延ばし、輪っかにしたもの周囲に、
金と宝石の飾りの金属板を6つ取り付けたものなのです。
現在は直径15cm 高さが5,5cm 重さが535gだそうです。
写真が取れないので絵葉書を買いました。
その絵葉書を撮ったものです。

王冠の内側の真ん中に細い鉄が見えていますね。

現在は、写真で分かるように飾りの宝飾版が6枚ですが、
実際は8枚あったのだそうです。
この王冠は過去にあちこちに持ち運ばれていて、
1324-45年にはフランスのアヴィニョンにまで運ばれたそうです。
その際に盗まれ、2枚の金属板が盗まれ損傷を受けたのだそう。

その後修復されたものの、2枚の装飾板が無い為に
王冠を縮めて、円周を小さくして今に至っているそうです。

この王冠は、聖遺物であるとともに、
代々イタリア国王の戴冠式に用いられたもので、
これにもまた逸話があります。

エルサレムで、キリスト磔刑の際の十字架を発見したのは、
皇帝コスタンティーノ1世の母であるエーレナであるとされていて、
その際に十字架に付いていた釘も発見したのだそうです。

6世紀、時の教皇グレゴーリオ1世がロンゴバルドの王妃
テオドリンダに釘の1本を贈り、
それに対して彼女は、595年隣に聖堂を建設したといい、
これが現在の聖堂の前身となります。
(前回の、鳥のエピソードとはちょっと違う?
それとも建てることはこの釘を贈られて決まり、
場所は、鳥との出会いで決めたのでしょうか。)

テオドリンダは贈られた釘を入れた王冠を打ち直し、
装飾の金属板を付け加えて王冠をつくったのだとのこと。

こうしてロンゴバルドの王たちが代々王冠を用い、
カルロ・マーニョ(フランク王国の国王シャルル・マーニュ)が775年に受け継ぎ、
以後19世紀までイタリア王の戴冠に用いられました。

王冠が小さくなった後は頭にかぶる事が出来ないため、
いわゆる形として頭にのせ手で支えたそうで、
ナポレオン・ボナパルトが1805年にミラノで行った戴冠式の時に、
この形で戴冠したのだそうです。

イタリア統一後に国王となったサボイア家は、
この王冠を用いていないとのこと。

おまけの話です。
1993年にこの王冠は科学的検査をされ、その結果、
釘は、1345年に破損箇所が修復された折に使われたと思われる金属で、
鉄ではなく銀であると判定されたそうです...

そんなことは、ドゥオーモ博物館にとっては、どうでもいいのでしょうね。
テオドリンダによって作られたこの美しい小さな王冠は、
このドゥオーモの宝物として、厳重に守られ、
こらからずっと、このように厳かな見せ方をしていくのでしょう。

テオドリンダ礼拝堂を見終えてから、ガイドなしで博物館内を見て、
こちらもけっこう見応えがあったので、
再入場ができることを確認してホテルに戻ってチェックアウト。
荷物を預けて再入場し、じっくりと見ました。

ミラノからとても近いところにこんなに素敵なまちがあるなんて、イタリアって本当にすごいなあと改めて思ったのでした。

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from: ぐら姐さん

2024年12月10日 12時44分05秒

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teruteruwasiさん、

ロンバルディーアのことを書いていて、旅行に1週間しか日程が取れないとしたら、
ミラノ中心にこの辺りだけを周るのは結構いいかも、と思っています。

ミラノin/outだと、ミラノでキッチン付きのアッパルタメントに滞在し、日帰りであちこちに訪れるのもいいでしょうし、
あるいはホテル到着日と出発日前日、後は途中で1~2泊してまた戻るからとホテルに大きな荷物を預けて1~2泊分の荷物を持って近郊に泊まりで出かけるのも楽しいでしょう。

それができる日が来た時のために夢想プランを立ててみるのも楽しいと思います。

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from: teruteruwasiさん

2024年12月10日 09時23分13秒

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素敵な所ですね行きたいです

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from: ぐら姐さん

2024年12月09日 22時48分37秒

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ロンバルディーアの14はモンツァです。
'16年8月に1泊で行きました。

モータースポーツファンならば、サーキットがあるまちとしてご存知でしょう。
私は、モータースポーツには興味無しなのでまちの名を知ってはいても訪れようという気持ちがありませんでした。

ところがシニョレッリさんのサークルで、素敵なドゥオーモとドゥオーモ博物館を見て、これは行かねば!と思ったのです。

モンツァミラノ近郊にあるまちで、中央駅とポルタ・ガリバルディ駅両方から電車で行くことができますが、ポルタ・ガリバルディからの方が便数は多いようでした。
私の宿は中央駅近くだったので、中央駅から乗って、RV(快速列車というようなものです)でなんと11分で着いてしまいました。(東京駅から新宿駅に行くより近い!)

ホテルのすぐ近くの広場。

その右側には、老舗デパートのラ・リナシェンテ。

リナシェンテと言えば私にとってはミラノのドゥオーモ脇のデパートなのですが、ここはミラノとはまた違った素敵な感じ。

メインストリート

サンタ・マリア・イン・ストラーダ教会

アレンガリオという名の、13世紀に建てられた古い市庁舎です。

地上階は、吹き抜けです。

周辺をぐるり。



脇道に1軒、賑わっている店が見えました。

行ってみたら、「カプレーゼ」というナポリ料理の店でした。
北に移動してきたのですから、地元の料理を食べたい気持ちはありましたが、夏休みのシーズンでは、開いている店は稀だろうし、もともとナポリ料理は大好きなので、この店で夕食をいただきました。(食事写真は省略)

食べ終わって外に出たら、ちゃんと夜になっていました。

翌日、ドゥオーモへ行きました。
着いたその日は閉まっているのが事前に分かっていたので翌朝行ったのです。
残念ながらファサードは修復中...







予定通り、開いていました。

残念、内部は撮影禁止でした。
入口から1枚だけ撮りました。
フレスコ画、祭壇画など見どころが沢山あるのに、本当に残念。

ここで歴代のイタリア王の戴冠式が行われていたため、
そういった意味でイタリアのドゥオーモの中では重要かつ有名なのだそうです。
戴冠の王冠は「鉄の王冠」と呼ばれ、これはドゥオーモ博物館にあります。
内部は荘厳な感じでしたが、じっくり見るのは後回しにして、ドゥオーモ博物館へと向かいました。

チケット売り場に行くと、博物館だけならいつでも入場可能だけど「鉄の王冠」はドゥオーモのテオドリンダ礼拝堂に置かれていて、それはガイド付きでないと入れないとのこと。
初回が11時からだとのことで、そのチケットを購入し、先にまち歩きをしました。

ランブロ川の方へ向かいます。
地図には、「Torre Medivale di Via Lambro」(ランブロ通りの中世の塔」があるのですが、通りからは見えません。
こんな小さな路地を入って行くのでした。

なあんだ、これだけのようです。
それでもそれなりの趣はありますね。

脇道に、雰囲気のよい建物と言うか入口が。

裏に回ってみました。

結婚のあれこれをコーディネートするところでした。
リストランテかなあなんて、入口の感じから思ったのですけれど。

ランブロ川でしょうか。この辺りで合流していました。

橋を渡ったところに教会があったので入ってみました。

カッロビオーロ教会です。
シニョレッリさんのサークルで、「13世紀のフレスコ画や13-15世紀の祭壇画がある」と紹介されていましたので迷わず入りました。
ファサードが新しい印象なのは、18世紀の修復によるものだそう。

内部は、本当にいい感じ。















こんなに素敵な空間を独り占めできて、とても贅沢なひとときを過ごしました。
(実は独り占めではなく、こんなところに1人いらっしゃいましたが)

それほど大きな教会ではありませんが、見応えたっぷりで、大満足でした。
少し行くと、サン・ピエトロ・マルティーレ教会がありました。

開いていたので入ってみることに。
入口のルネッタ。

中では、青年がオルガンの練習をしていました。
遠目から写真を撮ったつもりだったのに、ありません。
簡素な教会でしたが、フレスコ画がある部分もあり、オルガンの音色を聞きながらの鑑賞は、それなりに楽しめました。



長くなったので、今日はここで止めておきます。
続きは、また次回。

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from: ぐら姐さん

2024年12月08日 09時02分15秒

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ロンバルディーアの13は、マントヴァです。
ここもまた、魅力的なまちで、'02年にヴェネツィア発の川クルーズに参加したときに半日のオプショナルツアーで行き、もっとゆっくり見たいと思って'03年夏に2泊しました。

10年ぐらい前からは、滞在するなら2泊はもったいないからせめて3泊したいと思うようになりましたが、それ以前はともかく2泊すれば中1日ちゃんと見られると思っていました。

マントヴァはゴンザーガ家が僭主として15世紀から16世紀のマントヴァ宮廷に華やかなルネサンス文化を育てたまちです。
(ゴンザーガ家のことをちょこっと書こうと思うといろいろと長くなってしまうので省略します。)

中世の街並みが残っているのが魅力。
ここは、まちの中心的な広場の1つ、エルベ広場。時計塔がとても素敵です。

サン・ロレンツォのロトンダRotonda di San Lorenzo。
11世紀に建てられた円形の聖堂で、ロマネスク様式の教会として価値ある建物なのだそうです。素朴で、温かい印象でした。

ゴンザーガ家は芸術と文化を保護し、レオーネ・バッティスタ・アルベルティ、アンドレア・マンテーニャ、ジュリオ・ロマーノ、ドナテッロ、ルカ・ファンセッリ、ニコロ・セブレゴンディといった重要な芸術家を抱えていました。

ドゥカーレ宮殿

マンテーニャが壁画を描いた夫婦の間があり、壁には宮廷の人々の優雅な生活が描かれ、



天井には仰視遠近法という手法で描かれた青い空がぽっかりと浮かんでいます。

写真がピンボケで申し訳ないのですが、天使達が天窓から部屋を覗き込んでいて、幸せに包まれている感じがします。
この絵をマウスパッドにしたものが売られていたので買ってきて、ずっと使っていましたが、さすがに6〜7年も使うと汚れ、ぼろぼろになってきて廃棄しました。

大きなポスターも買って来て、これはシンプルなパネルに入れて飾っています。
こういうものは結構長持ちして、結果的に実用的なものよりいいのかも知れません。

テ宮殿は、まちの入り口の馬の放牧場に作られた愛人のための別荘です。
4代目君主の妻イザベラ・デステは、6カ国語を操る知性と美貌を兼ね備え、ドゥカーレ宮殿に君臨していたそうで、その息子フェデリコ・ゴンザーガは母と競うかのように派手な生活を好み、多くの芸術家を呼び寄せ、サロンを作り、マントヴァの力を諸国に誇示しようとしたのだそうです。

そして彼は、自分だけの芸術家の発掘に情熱を注ぎ、ラファエロの再来と呼ばれたジュリオ・ロマーノをマントヴァへ呼び寄せ、母の好みに彩られた宮殿とは違う新しい別荘を建設させ、そこに愛人を住まわせたのです。
テ宮殿で一番素敵なのは、巨人の間。
天井ではゼウスが風を操り、地上にいる巨人たちを倒す様子が描かれています。
このエピソードはギリシャ・ローマ神話に由来するもの。





プシュケの間にも壁画が描かれています。

イザベラ・デステは、フェデリコの愛人で同じ名前のイザベラを決して認めなかったそうです。
美術案内の本には「この部屋を埋め尽くす壁画は、過剰なまでの性と官能の世界。
古代ローマの物語に登場するアモルとプシュケのロマンスが壁一面に描かれているのです。ヴィーナスに邪魔されながらも、愛を全うしようとするプシュケとアモル。ジュリオ・ロマーノは、フェデリコと愛人のロマンスをこの部屋に映し込んだのです。」
とありました。

馬の間というのもあり、壁に等身大の馬が描かれています。

マントヴァは、かつて世界に誇る名馬の産地だったのだそうで。
馬を見ながらこの部屋を歩くと、馬の目がずっと私を追ってくる感じがしました。

ドゥカーレ宮殿にある鏡の間の天井の壁画。

透視図法を巧みに利用しているのだそうで、
これまた天井のこの絵を見ながら歩くと、馬が少しずつ向きを変え、
ついには完全に逆を向いて見えるのがとっても不思議な感じがしました。

まち歩き。
最初の写真の時計塔









マントヴァは三方を12世紀につくられた人工湖によって囲まれていて、これらはガルダ湖から発したミンチョ川の水をせき止めたものなのだそうです。
外敵から守るための人口湖だったのでしょうけれど、水のあるまちっていいですよね。

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from: ぐら姐さん

2024年12月08日 08時08分33秒

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teruteruwasiさん、

はい、当時は本当に「極楽トンボ」でした。
訪れたところをもっと見たいとか、近いところに面白そうなまちがあって行ってみたいと思うと、行かずにはいられなくなっていました。

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from: teruteruwasiさん

2024年12月07日 13時45分40秒

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夏と冬に行ったとは凄いです

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from: ぐら姐さん

2024年12月07日 13時24分59秒

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今日はベルガモのまち歩き写真を載せます。
’08年夏



これ、衝動的に買いました。今でも持っています。(小さめなのでたまにしか使わない分傷まない)









’16年冬















夏と冬に行ったので、次に行くとしたら春か秋に行きたいです。

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from: ぐら姐さん

2024年12月06日 13時45分56秒

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ロンバルディーアの12は、ベルガモです。
ああ、ここもまた素敵なまちなのです。

シチリアやカンパーニアのまちのことを書き、写真を載せていると、ああシチリアはいいなあ、カンパーニアはいいなあと思い、結局どの州にも魅力的なまちが数々あり、ロンバルディーアも例外ではなく。

ベルガモも本当に素敵なまちです。
初めての時('08年7月)はミラノから日帰りしましたが、'16年1月は2泊しました。
わずか2泊でしたが、ベルガモには教会や美術館など見どころがいくつもあり、地図を見ながらある程度回る計画を立てていたので、私にしては時間をあまり無駄にせずに観て歩くことができたと思います。

つい最近のことのようですが、もう8年も前のことになってしまいました。
(このサークルを始めたのが'06年のことで、18年も経っているのが嘘のようです。)
'16年のときのことは、こちらです。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100202222255?sortList%5BsortType%5D=2#position1100202222255

☝にたくさん載せてあるのですが、一応ここにベルガモのまちの様子を載せますね。
美しいサンタ・マリア・マッジョーレ教会のコッレオーニ礼拝堂
’08年夏

’16年1月

洗礼堂も素敵です。

ドゥオーモ



サン・ミケーレ・イン・ポッツォ・ビアンコ教会

私がベルガモで訪ねた教会の中で一番好みだったところです。
見かけは、どうということもないのですが、近付いてみると、外壁にフレスコ画がありました。

入り口のところには、こんなに素敵なフレスコ画が。

ロレンツォ・ロットのフレスコ画があるとシニョレッリさんのサークルで読んでいたのでそれしか期待していなかったのですが、入ってみたら、内部はフレスコ画がいっぱい。



この教会は、最初8世紀に創建され、それが12~13世紀にかけて造りかえられ、その後15世紀にも16世紀にも手を加えられているようです。
主祭壇の左側に、お目当てのロレンツォ・ロットのフレスコ画のある礼拝堂がありました。

テーマは、マリアの生涯。
(この礼拝堂の扉が閉まっていたので、ズームで撮ったのですが、
何しろ使い慣れたカメラが故障して、スマートフォンのカメラで撮ったので、
この暗いところの写真が、あまり鮮明ではありません。
暗いところでは、普通のカメラの方が美しく撮れるように思います。)

先ほど貼り付けたURLの、行った直後のご報告にはたくさん写真を載せているので、興味のある方はご覧になってみてください。

この時のベルガモの位置弁の目当てはカッラーラ美術館でした。

展示されている作品の充実度と言ったら、それはそれは素晴らしいものでした。
(当時の旅報告にけっこう載せています)

まち歩きの写真は、また次回。

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from: ぐら姐さん

2024年12月04日 21時42分16秒

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ブレーシャのまち歩き写真、夕暮れからのものを載せます。











煌々と輝くライトでなく、ほのぼのした感じが好きです。

ちょこっと飲みたくて入った店



お店の名前が ’半分 満ちてる’ 



夜もなかなか趣のあるまちでした。

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from: ぐら姐さん

2024年12月03日 22時46分09秒

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今日は、ブレーシャのまち歩きの写真を載せます。
駅舎です。

旧市街の建物の壁が素敵でした。



ホテルから歩いてお城を見上げて中心部へと向かいます。

このまちには、ドゥオーモ・ヴェッキオとドゥオーモ・ヌオーヴォがあり、
現在ドゥオーモの機能を果たしているのはヌオーヴォの方ですが、
ヴェッキオの方はロトンダと呼ばれ、展示などに利用しているようです。
こちらがロトンダ

並んで建つ、ドゥオーモ・ヌオーヴォ

ロトンダの中に入りました。

この青っぽい光は、イベント開催のための特別な照明をしているようでした。
11世紀の素敵な建物です。













歩きながら、目に留まったものなどを適当に撮りました。











サンタ・ジューリア博物館に向かう途中の素敵な建物の壁面





現在は市庁舎となっているロッジア

ロッジア広場の反対側にある時計塔





ちょっと素敵な泉がありました。





ローマ遺跡

サンタ・ジュ―リア博物館を見た後にカステッロに行ってみました。







晴れていればもっといい眺めだったのでしょうけれど。



もう少し載せたい写真があるので、また次回に続きます。

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from: ぐら姐さん

2024年12月03日 10時29分51秒

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teruteruwasiさん、

そうですよね。
百聞は一見に如かずと言いますが、写真で見るのとその場に身を置いて見るのとでは全然違いますものね。
いつか行く機会が訪れますように。

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from: teruteruwasiさん

2024年12月03日 08時49分29秒

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現地で見たいです

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