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from: ぐら姐さん
2023年09月03日 22時13分29秒
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カンパーニアの(小さな)まち
州ごとの私が訪れたまちのシリーズですが、1つの州を最後までずっと続けるより、ある程度のところで打ち切っていろんな州のことを書き、すべての州が出たところ
州ごとの私が訪れたまちのシリーズですが、
1つの州を最後までずっと続けるより、ある程度のところで打ち切って
いろんな州のことを書き、すべての州が出たところでまたふりだしのトスカーナに戻る
と言うやり方をすることにしました。
それなので、シチリアも12.カステルブォーノで一旦止めにして
3州目はカンパーニアのことを書きます。
カンパーニアで、ナポリ以外の訪れたまちを列挙します。
1.アマルフィ
2.イスキア島
3.ヴァッロ・デッラ・ルカ―ニア
4.ヴィエトリ・スル・マーレ
5.エルコラーノ
6.カゼルタ
7.カプリ島
8.サレルノ
9.サンタガタ・スーイ・ドゥーエ・ゴルフィ
10.サンマウロ・ラ・ブルーカ
11.ソレント
12.チェターラ
13.パエストゥム
14.パリヌーロ
15.プライアーノ
16.プローチダ島
17.ポジターノ
18.ポッツォーリ
19.ポンペイ
20.マイオーリ
21.マリーナ・デル・カントーネ
22.ラヴェッロ
この中で何と言っても訪れた回数が多いのはナポリですが、
ここではナポリを除いて書いていきます。
シチリアの時のように、ここにちょっとだけナポリの写真を載せますね。
from: ぐら姐さん
2024年11月21日 17時04分46秒
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カンパーニアの17は、ポジターノです。
行ったことは何回かありますが、日帰りというか立ち寄りだけです。
初めて行ったのが'99年8月。
ナポリに滞在中に当時ミシュランの三ツ(二ツ?)星を獲得していたドン・アルフォンソ(アマルフィ半島の真ん中あたり)に予約を入れ、友人と3人で車をチャーターして向かったのですが、ソレントに向かう車と同じ方向に向かうので大渋滞に巻き込まれ、運転手氏が店に電話したらもう昼の部のキッチンをしめるから無理だと言われて、がっかりしていたらポジターノにいい店があるからと連れて行ってくれたのでした。
海辺に行く予定ではなかったので、服装が景色に合いませんね。
店はそのすぐ近くで、前菜とスカンピのパスタをいただきました。
美味しかったし、楽しかったのですが、やはりドン・アルフォンソを諦めきれずだいぶ後に訪れました。
(カンパーニアの9.サンタガタ・スーイ・ドゥーエ・ゴルフィで書きました)
次に行ったのが'01年。
この時は、イプさんとA夫妻とアマルフィに滞在中にマリーナ・デル・カントーネ(ソレント半島の先っぽの方)のロ・スコーリオに食事に行き、タクシーでホテルに戻る途中で運転手氏がせっかくだからポジターノを見るといいよと車を停めてくれたのです。
何のことはない、娘さん(と言っても多分3~40代)がやっているブティックに寄ってほしかったようで、買うつもりはなかったのに素敵なサンドレスを見つけてつい買ってしまったのでした。(高くなかったし)
その時はポジターノの上を走る道から下りて行ったので、途中で写真を撮りました。
その後に訪れたのは’12年7月、先日書いた15プライアーノに行ったときです。
ポジターノをちょっと歩き、景色を眺めながら高級ホテルの食事を楽しみました。
この時はサレルノから船で行ったので、港からぶらぶらとまち歩きをしました。
プライアーノに行く前にちょっとお茶したカフェのテーブルから。
これが、見た目よりもずっとずうっと美味しいデリツィア・アル・リモーネ。
アマルフィ海岸やナポリ辺りでしか私は見たことがありません。
プライアーノからバスに乗って下りたのがこのホテルの近く。
高級ホテルなので私にはとても泊まることはできません。
でもお食事ぐらいならね、奮発できます。
景色を楽しみながら私にとっては贅沢な食事をいただきました。
アミューズは、蛸のサラダ
前菜は、「2名様より」というこの地方の伝統食材盛り合わせをオーダーしたら、
こんな形でテーブルに運ばれた後
ワゴンで取り分けられ
このように供されました。
このパイ、野菜と卵(中央部にポンと1個)とリコッタがたっぷり入っていました。。
それにサラミ、小ぶりのモッツァレッラ(これがまたうまっ!)、自家製のカルチョーフィオイル漬け(これもまた旨し!)です。
プリモは、ペコさんが「蒸したスカンピ入りのトマトと野菜の冷製スープ、コリアンダー風味のオイルがけ」
私は、「蛸とのリングイーネとスカローラ(エンダイブ?)とレモンのカンディート(砂糖漬けレモン?)のリングィーネ」
セコンドは、私のが「軽くスモークしたオズヴァルド農園の生ハムを添えたイカとポテトのプライアーノ風」
ペコさんが、「サンピエトロ(的鯛)のソテー、ベイリーフの香り、ボッタルガとアンチョビを入れたマッシュポテト添え」
ヴィーノは、この辺りのものでお薦めを尋ねたら、軽いのがお好きですか、ボディのあるものがお好きですかと訊かれたので、後者を選んだら出されたのがこれ。
近くの小さなカンティーナで作られているものだとか。
ぶどうはファランギーナが中心でいくつかブレンドしてあるといっていました。
本当にしっかりしたボディで、ここのバターを使った魚料理にもよく合いました。
お腹一杯で、ドルチェはパス。カッフェをオーダーしたら、
やはりこういうところは茶菓子が付いてきました。
ホテルの車で、ポジターノのまちへと下りて行くところで降ろしてもらい、港から船に乗って帰りました。
崖に張り付いて建つ建物と海の景色は美しいですが、私としてはアマルフィの方が断然好みです。
見どころもあるし、まち歩きも楽しいので。
夏にこうやってちょこっと立ち寄るぐらいでいいかな、と思います。
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