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from: ぐら姐さん
2025/03/02 21:54:35
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イタリア20州(-4)の州都
イタリア20州は以下の通りです。
その中でグリーンの文字の都市が、私がまだ訪れたことのない年です。
それを除いて、私が訪れた都市についてこれから順に書いていきます。
1.Valle d'Aosta(ヴァッレダオスタ州) / 州都:Aosta(アオスタ)
2.Piemonte(ピエモンテ州) / 州都:Torino(トリノ)
3.Lombardia(ロンバルディア州)/ 州都:Milano(ミラノ)
4.Trentino Alto Adige(トレンティーノ=アルト アディジェ州)/ 州都:Trento(トレント)
5.Friuli Venezia Giulia(フリウリ=ヴェネツィア ジュリア州)/ 州都:Trieste(トリエステ)
6.Veneto(ヴェネト州)/ 州都:Venezia(ヴェネツィア)
7.Liguria(リグーリア州)/ 州都:Genova(ジェノヴァ)
8.Emilia Romagna(エミリア=ロマーニャ州)/ 州都:Bologna(ボローニャ)
9.Toscana(トスカーナ州)/ 州都:Firenze(フィレンツェ)
10.Marche(マルケ州)/ 州都:Ancona(アンコーナ)
11.Umbria(ウンブリア州)/ 州都:Perugia(ペルージャ)
12.Lazio(ラツィオ州)/ 州都:Roma(ローマ)
13.Abruzzo(アブルッツォ州)/ 州都:L'Aquila(ラクイラ)
14.Molise(モリーゼ州)/ 州都:Campobasso(カンポバッソ)
15.Puglia(プーリア州)/ 州都:Bari(バーリ)
16.Campania(カンパニア州)/ 州都:Napoli(ナポリ)
17.Basilicata(バジリカータ州)/ 州都:Potenza(ポテンツァ)
18.Carabria(カラブリア州)/ 州都:Catanzaro(カタンザーロ)
19.Sicilia(シチリア州)/ 州都:Palermo(パレルモ)
20.Sardegna(サルデーニャ州)/ 州都:Cagliari(カリアリ)
コメント: 全72件
from: ぐら姐さん
2025/04/01 16:45:16
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シリウスさん、
>実は私も石鍋(丼)を家族分持ってます
まあ!おんなじですね。
やっぱりあれじゃなくちゃ、ですよね~
>イタリアンも韓国料理も基本似ているところがあるなぁと感じてます。
同感です。
そしてどちらも大好き!
>(はみ出すネタですみませんでした)
いえいえ、関連してだんだんはみ出すのは大歓迎です。
とくに食べ物ネタ。
from: シリウスさん
2025/04/01 16:04:49
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グラ姐さん、早速に返信をありがとうございます♪
すごいですね、LLサイズの乾燥ゼンマイ!
今じゃとてもではありませんが手に入りませんよね。
…思い出しました、桜咲く時期になると青梅の杉山に入り、主人や姑等とゼンマイ摘みに行ったことを。
その後仕上げるのが本当に手間がかかるのです。
ビビンバにはゼンマイが付き物、、
あの山菜の美味しさが分かる人には分かり、分からない人には?
実は私も石鍋(丼)を家族分持ってます✌️
わたし、イタリアンも韓国料理も基本似ているところがあるなぁと感じてます。
(はみ出すネタですみませんでした)
from: ぐら姐さん
2025/04/01 15:00:25
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州都シリーズの18は、カラブリア州の州都カタンザーロなのですが、行ったことがありません。
それなので次は、19のシチリア州、そして20のサルデーニャ州とつづくのですが、サルデーニャの州都カリアリには行ったことがありません。
つまり、シチリアを書き終えると残すは首都ローマのみとなります。
あと一息。
もう少しで終わるのはちょっと残念な気も。
では、19シチリア州の州都パレルモについて書きます。
’94年8月、西地中海クルーズの時に数時間立ち寄ったのが最初、’03年夏にいつもの旅友3人とシチリアを西から東へ横断したのが2回目、’05年夏はマルタ共和国を見た後にカターニアに入って西の方へと横断して最後にパレルモ立ち寄り、’06年1月は鉄道でメッシーナ海峡を渡って西へ移動したときに1人で滞在、’10年夏はエオリエ諸島バカンスを楽しんだ後に車で移動してパレルモからナポリまでフェリーに乗り、’13年はローマからパレルモに飛んで離発着時に通過、’16年12月に滞在、’19年11月シチリア旅行の際に通過…パレルモに寄らずにカターニアから出入りしたりメッシーナ海峡を通過したりもしたのでシチリアを訪れた回数はもっと多いのですがパレルモに限ると8回ほど訪れたことになるでしょうか。
大大大好きなまちなので、何回かに分けて書きます。
今日はガイドブックに載っているようなパレルモの見どころを。
パラティーナ礼拝堂は、ノルマン王宮の2階にあります。
祭壇や壁が全て金色を主体とするビザンチン様式のモザイク画で飾られています。
モザイクの模様もとても素敵で。
調子に乗って載せると延々と続きそうなので止めておきます。
当時の報告で載せたのでよろしかったらこちらを。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100203499401?sortList%5BsortType%5D=2#position1100203499401
マルトラーナ教会の鐘楼です。
小さな教会ですが、ここの装飾もすごいのです。
ノルマン初代シチリア国王ルッジェーロ2世の海軍提督、アンティオキアのゲオルギウス(ギリシア人)によって建立されたものだそうです。
聖母の前に亀のように伏せているのが、その海軍提督だそうです。
この写真クーポラの真下の床にカメラを置いて、セルフタイマーで撮りました。
ここもきりがないのでこのぐらいで留めます。
マッシモ劇場
12月なので、ポインセチアが階段にびっしりと。
nasakuraさんと一緒にバレエ「くるみ割り人形」を観ました。
とても美しく楽しいステージでした。
写真はもちろん撮れませんが、アンコールの時に撮りました。
クアットロ カンティ。
ヴィットリオ・エマヌエレ通りと、それと直角に交差するマクエダ通りとの四つ辻の建物には彫刻があり それぞれ3体ずつの彫像が置かれています。
プレトリア広場
昔からここがパレルモの中心だったのだそうです。
トスカーナの彫刻家、フランチェスコ・カミリアーニの設計。
ガチガチのカトリック教徒のシチリア人の頭は固く、裸を嫌う彼らにはあまり評判が良くなかったらしく、『恥の噴水』という悪名をつけられているとか。
パレルモ大聖堂
ここは、屋根の上に上るツアーもあります。
高いところが好きな人にはお薦めです。
ざっと書いても、見どころ満載のまちですね。
from: ぐら姐さん
2025/04/01 15:00:06
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シリウスさん、
今日は寒いので、熱々おこげの美味しい石焼きビビンバ、さぞ美味しいことでしょうね。
我が家には、使う頻度は多くないものの無くてはならないものとして、引っ越しの際にも断捨離せずに持ち続けているものがいくつかありまして、その中にビビンバ用の石の器も入っています。
寒いとき、そして良質の乾燥ゼンマイがあるときにしか作らないのですが、年に何回かは食べたくなるのです。
こんなこと書いていたら食べたくなってしまいました。
明日作ろうかなあ…(今なら国産のLLのゼンマイがあるので)
>あゝナポリ行きたいです、
>そして食べたい! 食べたい!
>食べたい!
>ぜ〜んぶ、ゆっくり逗留して、、
シリウスさんも、食べることが本当にお好きなのですね。
私もナポリでゆっくりしたことがないので、そう遠くない時期にキッチン付きの宿に1週間か10日ぐらい滞在して食べることを楽しみながらちょこちょこと出かけたいです。
(できるなら1か月ぐらい過ごしてみたいですけどね)
from: シリウスさん
2025/04/01 13:13:57
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グラ姐さん、皆さん 今日は。
冷たい雨の日、イオンのフードコートで石焼ビビンバを注文したところです、、
あゝナポリ行きたいです、
そして食べたい! 食べたい!
食べたい!
ぜ〜んぶ、ゆっくり逗留して、、
from: ぐら姐さん
2025/03/31 20:12:48
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州都シリーズの17は、バジリカータ州の州都ポテンツァです。
’17年12月に行きました。
このあたりになる位置関係がよく分からないという方もいらっしゃるでしょうから、地図を載せますね。
左上にナポリ、その斜め下にサレルノがあって、そこからずずっと右の方に赤い点線で囲まれているポテンツァが見えますね。
地図で見るとそんなに遠い感じはありませんが公共交通を利用すると結構行きにくいところです。
私はカラーブリア州のコゼンツァから移動したので、まずパオーラに出て列車に乗り、サレルノの少し南のバッティパリアまで北上し、電車を乗り換えてポテンツァまで東進しました。
山をよけるために、遠回りして行かないといけなかったのです。
翌日メルフィに行くための時間が読めないために1泊することにしたのでした。
全然下調べをしていなくて、駅に降り立って、びっくり。
まちまで離れていることは覚悟していましたが、目の前がいきなり高くなっていて、宿まで歩こうなんて気持ちは一気に消え失せました。
目の前にアプロ・ルカーニアの駅があるので行ってみました。
切符売り場は無し、駅員は当然いない、貼ってある時刻表は2015年のもの...
Trenitaliaの駅に戻って、エディコラのオニイサンにチェントロにはどうやって行けるか訊いてみました。
あそこのバス停からバスがあるよ、次は...18:05発だよ。って、時計は17:06!
仕方がないのでタクシーを呼んでもらいました。
この時の宿は、小ぶりなホテル。
ホスピタリティー溢れる、感じのよいレセプションで必要な説明はすべてしてもらった後、鍵を受け取りました。
広くはないけれど、ホテルらしい設備、気配りの行き届いた品々が置いてあって、こういうホテルは久々だったので懐かしい気分になりました。
夜のまち歩きに出かけました。
ナターレの時期なのでお店が出ていました。
夕食のために適当にピッツェリア・リストランテに入りました。
パンの代わりの素のピッツァ
お肉どっさり、コントルノのほうれん草もどっさり(奥の皿)。
ポルチーニも山盛り!
翌日、昼の列車で移動することにして、明るい時間帯のポテンツァも散歩しました。
バジリカータ州は、マテーラ県とポテンツァ県の2つに分けられ、
これはポテンツァ県の建物です。(県庁のようなもの?)
お宿でもらった地図に見どころが出ていたので、それらを訪ねてみました。
ルネッタが新しく、入ってみると中も結構新しくて私の好きな雰囲気ではないので写真は撮りませんでした。
その次にあったのはサン・ミケーレ教会。
ここはちょっといい感じ。
3つ目は、サン・フランチェスコ教会。
3つの中では一番小さな教会なのですが、一番素敵でした。
13世紀の創建だそうです。
それほど古いものではないでしょうが、入り口の扉の彫刻がいい感じ。
中もいい感じでした。
まち角風景
9時半ごろになったら、人出がだいぶ増えてきました。
地図に駅に行くためのエスカレーターがあると書いてあったので宿の人に駅まで行く道筋を書いてもらいました。
この建物の中に、乗り場があるのでした。
エレベーターに乗り、
その次からエスカレーター
そのエスカレーター、有料のくせに6台乗り継ぎの半分は、下りが止まっていて、荷物を持って長い階段を3回も下りるはめになったのでした。
本当に腹が立ちました。
イタリアだからなあ…と諦めましたが。
こうして見ると、州都という雰囲気というか貫禄と言うか、そういうものの一切無い普通のまちですね。
from: ぐら姐さん
2025/03/31 11:22:47
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ナポリの続きです。
ナポリと言えば、何と言ってもピッツァ。
ピッツァの名店がいくつもあるようです。
あちこち食べ歩いたことはありませんが、一番好きなのはダ・ミケーレです。
2回しか行ったことがありません。
だっていつ行ったって店の前に行列ができているのですもの。
あ、違いました。イタリアですもの、整然とした行列なんて無理。
店に入って右側にある受付と言うかレジと言うかのところにちゃんと座っている人がいるので、そこに行って人数を言うと番号札をくれて、それをもらったら呼ばれるまで外で待つのです。
私は行列をしてまで食べたいとは思わないのですが、この日は、いっぱい待たされてもこの店で食べたことがないなんていうのはナポリに何度か来ている人間としてどこかかけている感じになる、しかたない待とう!と覚悟を決めて中の受付の人に1人です、と言いに行ったのです。
そうしたら「1人なのかい、ちょっとここで待ってなさい。」と言われ、待っていると、4人掛けで1人分空いたテーブルにカメリエーレが案内してくれたのでした。
この店は店全体の空席状況が分かるように数カ所にカメラが付けられていて、受付の人がそれを見て、無駄のない管理をしているのでした。
というわけで、1人の時だけ2回入りました。
この写真は14年も前のものなのでお値段は参考にならないと思いますが、このメニューのシンプルさは今でも変わらないのではないかしら。
東京にある支店とは、シンプルさが違います。
もちろん、せっかくですから水牛のミルクのモッツァレッラを使ったマルゲリータを。
生地のもっちり加減、さらっとしているのに味の濃いトマトソース、そしてモッツァレッラの味わい、大好きです。
店内。
'14年の時は2人だったので、とりあえずこの店には行ったものの、やはり大勢待っていたので、近くのトリアノン・ダ・チーロに行きました。
モッツァレッラ・ディ・ブーファラのマルゲリータと、チーズ無しのマリナーラ。
半分ずつ分けて食べました。
2人いると半分ずつ2種類食べられるのがいいですね。
'05年にポッツォーリの方のバカンス宿に滞在していた時に私とイプさん、私の2人の姉と2人の姪、そして何回かイタリアで合流している友人夫妻と10か月の長男、合計9人でヴェスービオのもっと南にある水牛を飼ってモッツァレッラを作っているところにガイド付きの車をチャーターして行ったのですが、ナポリに戻ってからガイドの方に紹介してもらったピッツェリアが、クリントン大統領が訪伊した際に食べたピッツァをつくった人がやっている店、プレジデンテに入りました。
それぞれ好きに注文して少しずつ交換して食べましたっけ。
ナポリはピッツァだけではありません。
美味しいものはいろいろあります。
トマトソースのパスタは、ナポリで食べたものが一番美味しいと感じました。
このお店が美味しいと書いているナポリ在住の日本人のブログを見つけ食べに行きました。
ヴィーノは白をいただいて、前菜はタコ。
日本で絶妙の硬さに茹でたタコも大好きですが、イタリアでやわらか~く煮たタコも大大大好きです。
シンプルなフレッシュトマトのスパゲッティ。
何でもないスパゲッティのようですが、トマトソースの味が濃厚で、酸味も甘みもありそれはそれは美味しかったです。
同じ店ですが、別な時に友人が食べた魚介のスパゲッティ。
野菜のフリット・ミスト。
シラスのかき揚げのようなもの
フリット・ミスト
太刀魚、鰯、海老、烏賊、からりと揚げてあってどれもこれもとても美味しかったです。
これは別な時に別な店で食べたイイダコ。トマトとオリーブも入っていてこれまた美味しかった!
コントルノ(付け合わせ)の野菜もどれも味が濃くて美味。
イタリアに行ったら絶対食べる魚介のパスタ。
これは、海老とコッツェとヴォンゴレのスパゲッティ。
ナポリ名物ババ。これは大きいものを切ってあります。
リキュールが効いていて私好み。
撮影したあと色の調整をするのが面倒なので撮ったまま。赤っぽくてすみません。
ナポリで肉を食べるのは珍しいかも。
ポルチーニ入りスカロッピーネ
最後に'99年の老舗カフェ、ガンブリヌスで、普段はカッフェかカップッチーノぐらしかオーダーしないのに、この時は大勢だったのでテーブル席に着いて、みんなで味見すべく、スフォリアテッラとババ、そしてその2つのいいとこどり(と、店の人が言っている)ソーン二・ディ・ナポリ(ナポリの夢)というスイーツをオーダーしてみたときの写真。
手前左がババ、右がスフォリアテッラ、奥がソーンニ・ディ・ナポリ。
ババが酒くさくて好き!という人、スフォリアテッラのサクサクがたまらん!という人、どっちもいいね~という人がいましたが、一緒にしなくてもいいよね、というのが皆の結論でした。
これにてナポリの項を閉じます。
from: ぐら姐さん
2025/03/31 11:04:38
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ナポリの続きです。
初めての時に行った考古学博物館の時には写真を撮らなかったので、'10年に行った時には少し撮りました。
ナポリの国立考古学博物館は南イタリアで最も重要な考古学博物館と言われています。
ヴェスビオ火山の噴火で埋もれたローマ帝国時代のポンペイやエルコラーノなどの町の出土品も多く展示されています。
ポンペイ出土のアレクサンダー大王のモザイク
かなり剥落していますが、残っている部分の美しいこと!
ヌオーヴォ城
卵城
プレビシート広場
ドゥオーモ
Area Archeologica(考古学エリア)と言う有料エリアがあり、そこには5世紀後半のモザイクがあります。
スパッカ・ナポリ通りに面した、素敵な庭のあるサンタ・キアラ教会
ナポリがフランスのアンジュー家に支配されていた1328年に完成したそうです。
内部にはそんなに惹かれませんでしたが、陶器で飾られた中庭は素敵です。
ヴォメロの丘へと向かうフニコラーレ
ヴォメロの丘にあるサンテルモ城からの眺め
スパッカナポリのまっすぐな通りも見えました。
そのスパッカナポリ散歩
ナポリ・ソッテラネア(英語で言えばアンダーグラウンド)というツアーに参加したこともあります。
1時間半ぐらいでナポリの地下遺跡を徒歩で巡るツアーです。
1回目2回目でナポリのことをまとめてみましたが、え?もの足りない?
そうですよね、ナポリと言えば食のパラディーゾ。
次回はそれを載せてナポリを締めくくりたいと思います。
from: ぐら姐さん
2025/03/31 10:30:58
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州都シリーズの16は、カンパニア州の 州都ナポリです。
まちに降り立った回数も入れたら何度訪れたか数えるのが大変なぐらい訪れています。
カプリ、プローチダ、イスキアなどの島に行くのに必ずと言っていいほど通っていますから。
アマルフィに行くときもカプリ経由で船で行ったこともありますし。
初めて行ったのは、'98年夏です。
'94年にローマ・フィレンツェ・ヴェネツィアとイタリア観光(実質初めて)からのジェノヴァから西地中海クルーズのときには、ナポリ港に停泊はしたもののカプリ島へのオプショナルツアーに参加し、ナポリの地を踏むことはありませんでした。
昨日書いたバーリもそうですが、ナポリは怖い・危険というイメージがあって避けていたのですが、'94年のクルーズのOPツアーで行った時に青の洞窟を見なかったので是非とも見たいと思ったし、ポンペイやアマルフィにも行ってみたいと思ったのです。
アマルフィが、あの映画('09年)で日本中の人たちの知るところとなるよりずっと前のことで、イプさんが買った本(タイトルは忘れましたが、個性的で素敵な宿がたくさん掲載されていました)にアマルフィの2つのコンヴェント(修道院)を改装したホテルが載っていて、イプさんと2人でそこに泊まりたかったのです。
ナポリのホテルはどこにしよう...できるだけ危ないところは歩きたくない...と思っていた時に雑誌に建築家丹下健三氏が1980年代にナポリの新都市設計を手がけたエリアのことが出ていて、そのエリアにあるホテルも出ていたのです。
ネット検索してみたら、宿から駅を通って港まで行くシャトルミニバスを運航していることも分かり、それだと危ない思いをして公共交通を利用することもないから安心!とその宿を予約して行ったのでした。
(ナポリは危なそうで心配という方には今でもその作戦はいいかもしれません)
この時は、定番の観光どころ(国立考古学博物、王宮、卵城など)を見て、ピッツァ・マルゲリータ発祥の店ブランディでピッツァを食べました。(気取っていて感じが悪かったしすごく美味しいわけでもなかったので以後ここには行っていません)
'99年夏は、私の旅行史上一番の贅沢をしました。
KLMとNW利用の世界一周チケットを購入し、フロリダのディズニーワールドに5泊だったか6泊し、それからフロリダ発のカリブ海クルーズに乗船後ローマに飛んで1週間ほどイタリア国内旅行(ローマとナポリとプローチダ)を楽しんで帰国したのです。
世界一周チケットがまだ安かった時代で、エコノミークラスが28万ぐらい、ビジネスクラスが42万ほどでした。
いっぱい乗るのだからそのぐらいの差なら奮発しちゃおうと、ビジネスクラスにしたのでした。(今のようなフルフラットのシートではありませんでしたがゆったりして楽でしたし、飲食もラウンジも楽しめました)
その時のナポリの写真を少しだけ載せます。
これ、日食のあった日で、太陽を観るために写真用フィルムを切ってサングラス代わりに使用してみんなで眺めた時の写真です。
この時は、イプさん、アッコさんと一緒に世界一周チケットの旅をしていたのですが、私の友人がたまたまローマ、ナポリの一人旅をしていて合流、さらにアッコさんの友人も一人イギリスイタリアの旅をしている最中に合流し、なんと5人で港近くのホテルに泊まりました。
このホテルなかなか良かったのですが、改装して高くなってしまってもう泊まることもなくなりました。
デジカメで写真を撮るようになってからのナポリの写真がたくさん残っているのは'11年夏のときのものです。
この頃はイタリアに何度も通っていて、だんだん図々しくなり、一人旅もへっちゃらになっていたので、この夏の旅行はペコさんリトルさんと合流する前に一人でナポリに3泊して楽しみました。
今日はこのときと'14年にminaさんと一緒に1泊したときの写真を載せます。
まずはガッレリア
巨大なスフォリアテッラとババが飾ってある店でナポリ名物スフォリアテッラを買って食べました。
出来立てあつあつ
ナポリと言えばカッフェ(イタリアでカッフェと言えばエスプレッソ)、ナポリで飲むのが一番美味しいと思います。
ナポリについては長くなりそうなので、しょっぱなから脱線して、今日はカッフェの話を書くことにします。
プレビシート広場横にある老舗カフェ、ガンブリヌスには毎回行っています。
この写真だと真顔で写っていますが、店の人は結構お茶目。
カウンターの中のシニョーレが撮ってくれた写真なのですが、カメリエーレがわざと間に入ってにっこり映り込むのです。
ここの食器はリチャード・ジノリのもの。
初めてのナポリ歩きの時は、ガイドブックの端にちょこっと載っていた、海岸通りの方のモッチャという店まで行きました。
ナポリっ子がここのカッフェが一番美味しいと言っていると書いてあってからです。
その時の写真がないので、'11年の時のもの。
ここのオジチャンは、私が外国人なので飲むまでちゃんと見ていて、美味しいというと、そうだろうそうだろうとにっこり笑うのです。
ナポリのカッフェはこの量が普通。私は砂糖を付いてくる小さなスプーンで1杯弱入れますが、イタリアだと2袋入れる人もいますね。
こちらは、トレド通りのバール。
ここもいつも混んでいます。
これは、スパッカナポリで入ったカフェ。
壁の額の写真右側で王冠をつけているのはマラドーナです。
その下に並ぶセリエAのナポリのカラー(水色)の缶には、FORZA NAPOLIの文字。
かつて低迷していたセリエAのナポリに移籍し、中核となってチームを引っ張り上げ、1986-87シーズンにクラブ史上初となるセリエA制覇に大きく貢献し、さらに1989-90シーズンには2度目の優勝を成し遂げたマラドーナは今でもナポリでは神のような存在なのです。
ナポリには今でもマラドーナがあちこちに。
バールで結婚記念の写真を撮っているカップルを見かけました。
つづきは、また次回。
from: ぐら姐さん
2025/03/25 10:21:06
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州別シリーズの15は、プーリア州の州都バーリです。
初めて訪れたのは'04年7月末からのヴェネツィア発の東地中海クルーズの船で立ち寄った時です。
この時はオプショナルツアーでアルベロベッロに行くのがあったのですが、私とイプさんは、クルーズの後にプーリアに移動してポリニャーノ・ア・マーレに滞在し、アルベロベッロとマテーラにも行くことにしていたので、そのツアーには参加せず、バーリを散歩したのでした。
ガイドブックなどで怖いまちだと見たり聞いたりしていたのでおっかなびっくりの短いまち歩きでした。
次に行ったのが'13年12月。
この年の年末年始はプーリアメインの旅をして、バーリより北に位置するロマネスク教会のあるまちを見た後、バーリに1泊して大晦日はマキさんのファームステイでのんびり美味しいものをいただいたのです。
バーリをとりあえずは観ないと、という思いの1泊です。
駅からすぐのB&Bというか、貸し部屋と言うか、それは古いボロい、大きな建物の中にあるのに、とてもモダンな空間の宿に泊まりました。
宿の人が常駐していない宿でしたが清潔でモダンな宿で、不便はありませんでした。
昼食の店は、庶民的な、キロメートルゼロの地元食材使用の店です。
事前に検索して目を付けていました。
10分ほど歩いて、到着。
早めに行ったのですが、ほとんど予約で埋まっているようで一瞬どうしようかと思ったけど、一人ですと言ったら入れてもらえました。
これは大勢様の予約のテーブルですね。
お料理の数々は、当時の報告をごらんください。
どれも全部美味しかったです。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100200596450?sortList%5BsortType%5D=2#position1100200596450
食べ終わる頃にとなりの部屋の方から歌が聞こえてきました。
馴染みの客らしい人たちの1人がピアノを演奏し、1人がギターを弾いて歌っているのでした。
伸びやかで素敵な歌声でした。
次は、ギターを置いて、ピアノ演奏にあわせての歌。
美味しいだけでなく楽しい店なのでした。
お腹を満たして、まち歩きに出ました。
ここをくぐれば旧市街です。
パレルモの美味しいものを調べていたときに、庶民に人気の激うまフォカッチャがあると知ったのですが、部屋での晩ご飯用に買おうかと思って行ったら、休みでした。
これだけがバーリの心残りで、次にバーリで時間があったら絶対に食べたいと思っています。
プーリアのフォカッチャって、リグーリアのとは全く別物なのです。
マキさんちに滞在しているときに連れて行ってもらったお店のフォカッチャ。
何種類か買って、何切れかずつ交換して食べました。
ドゥオーモです。
ロマネスクの素敵な教会です。
残念、開いていなかったので外側だけ見ました。
街歩きを続けました。
ちょっとナポリに似ている感じがしました。
サン・ニコラ聖堂です。
中に入りました。
クリプタには大勢の人
柱頭彫刻も素敵でした。
奇跡の柱というのがあり、それに触れて祈っている人々がいました。
外は、もう薄闇になっていました。
食事時になると揚げ物でも作って売るのでしょうか。
そう言えばバーリには手作りオレキエッテを売る通りもあるようですね。
次に行ったら見たいし、キッチン付きの宿に泊っていたら買って帰って作りたいです。
from: ぐら姐さん
2025/03/25 10:04:53
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コウチャンさん、
可愛いですよね。
多分レモンのドリンクか何かを売る店だと思うのですが、近づいて確かめることをしませんでした。
ビールとかアルコール系だったら寄って行ってたかも。
from: ぐら姐さん
2025/03/24 16:24:03
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州都シリーズ、本来は12.ラツィオ州の州都ローマですが、ローマはイタリアの首都でもあるので最後にしたいと思います。
次は13.アブルッツォ州なのですが、海の方、山の方のいくつかのまにちに行っているのに州都ラクイラには行ったことがありません。
というわけで、今日は
14.モリーゼ州の 州都カンポバッソについて書きます。
20州の内、この州だけは20週目の、全州踏破を意識して行きました。
(でも、その後ペコさんと合流してアブルッツォのスルモーナ周辺の小さなまちを訪れた後にモリーゼ州の海辺のまちテルモリに何故だか行くことになって、結果2つ訪れているのですが)
'13年7月下旬の朝ローマに到着し、翌日ペコさんが飛んでくることになっていたのでローマで1泊して待っても良かったのですが、調べてみるとカンポバッソにはティブルティーナからバスで3時間で行くことができると分かり、1泊で出かけることにしたのでした。
宿はチェントロ中のチェントロにあるB&Bを取りました。
宿のすぐ目の前にムニチピオ(市庁舎)と大きな広場があり、広々した、ちょっとエレガントな通りです。
ムニチピオ
何も調べていなかったので、足の向くまま気の向くままに歩いてみました。
鉄道駅は近くにありました。(バスターミナルには市内バスに乗って行かないと遠い)
帰りは鉄道の方がいいかなあと時刻表を見ると、テルミニ行きが4便もあるように見えて、祝祭日のみとか、11月4日のみとか、平日のみとかいろいろあって、実は8:36発の1便のみであとは夕方までなし。
ペコさんとの待ち合わせがティブルティーナなので、やっぱりバスに決めました。
何故か鼻が利くというか、ビッレリアやアイリッシュパブなど、美味しいビールが飲める店が並ぶ通りを見つけました。
晩ご飯はここらの店でもいいかな、なんて思ったりして。
素敵なものを売っている店で思わず立ち止まり。
NHKの「せかほし」に出てきそうな。
天国横丁とでも訳したらいいでしょうか。Vico Paradisoなんて小路が。
高いところが好きなのでとりあえず上へ上へと。
上の階段の下の3人、左のシニョーラの貫禄がなかなか。
どんどん上って振り返ってみたところ
だんだん眺めがよくなって
塔や教会が見えてきました。
13世紀に建てられたというサン・バルトロメオ教会です。
小さくて狭いのですが、清澄な雰囲気がありました。
外に出てまた少し階段をのぼると、さらに上にもう1つ教会が見えました。
サン・ジョルジョ教会といって、こちらは12~14世紀に建てられたそう。
このまちの守護聖人は、サン・ジョルジョでそのお祭りが、4月に行われるようです。
その祭りのポスターが貼ってあり、ポスターに出ている像が教会内に飾られていました。
さらに上に続く松並木
登りつめたところにまた教会がありました、こちらは他の2つほど古いものではありません。
その向かい側に、カステッロがありました。
ぶらぶらと足の向くままに下りて行きました。
メインストリートに戻りました。
素敵な薬局がありました。
4時少し前からずっと歩き続けているあいだに、イタリア人のお散歩タイムが始まっていました。
翌朝、お宿の朝食をいただいてチェックアウト。
お宿のおかあさんが、バスターミナルまで車で送ってくれました。
どうということもないまちですが、いい感じのまちでした。
from: ぐら姐さん
5時間前
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★☆★ただいま編集中です。後ほどご覧ください。







パレルモの続きです。
私にとっては歩いて楽しいまちなのです。
今日はまち歩き写真を載せます。
’16年冬に市場の近くの宿に泊まった時に市場やその周辺を歩くのがとても楽しかった!
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