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from: ぐら姐さん
2025/03/02 21:54:35
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イタリア20州(-4)の州都
イタリア20州は以下の通りです。その中でグリーンの文字の都市が、私がまだ訪れたことのない年です。それを除いて、私が訪れた都市についてこれから順に書いて
イタリア20州は以下の通りです。
その中でグリーンの文字の都市が、私がまだ訪れたことのない年です。
それを除いて、私が訪れた都市についてこれから順に書いていきます。
1.Valle d'Aosta(ヴァッレダオスタ州) / 州都:Aosta(アオスタ)
2.Piemonte(ピエモンテ州) / 州都:Torino(トリノ)
3.Lombardia(ロンバルディア州)/ 州都:Milano(ミラノ)
4.Trentino Alto Adige(トレンティーノ=アルト アディジェ州)/ 州都:Trento(トレント)
5.Friuli Venezia Giulia(フリウリ=ヴェネツィア ジュリア州)/ 州都:Trieste(トリエステ)
6.Veneto(ヴェネト州)/ 州都:Venezia(ヴェネツィア)
7.Liguria(リグーリア州)/ 州都:Genova(ジェノヴァ)
8.Emilia Romagna(エミリア=ロマーニャ州)/ 州都:Bologna(ボローニャ)
9.Toscana(トスカーナ州)/ 州都:Firenze(フィレンツェ)
10.Marche(マルケ州)/ 州都:Ancona(アンコーナ)
11.Umbria(ウンブリア州)/ 州都:Perugia(ペルージャ)
12.Lazio(ラツィオ州)/ 州都:Roma(ローマ)
13.Abruzzo(アブルッツォ州)/ 州都:L'Aquila(ラクイラ)
14.Molise(モリーゼ州)/ 州都:Campobasso(カンポバッソ)
15.Puglia(プーリア州)/ 州都:Bari(バーリ)
16.Campania(カンパニア州)/ 州都:Napoli(ナポリ)
17.Basilicata(バジリカータ州)/ 州都:Potenza(ポテンツァ)
18.Carabria(カラブリア州)/ 州都:Catanzaro(カタンザーロ)
19.Sicilia(シチリア州)/ 州都:Palermo(パレルモ)
20.Sardegna(サルデーニャ州)/ 州都:Cagliari(カリアリ)
from: ぐら姐さん
2025/04/13 10:41:58
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ローマの3回目です。
中世のローマを歩く旅をしたときの続きです。
サンティ・コスマ・エ・ダミアーニ聖堂
「マクセンティウス帝とコンスタンティヌス帝のバジリカ」と呼ばれる巨大な建造物の隣にひっそりと佇んでいます。
ローマ建国の祖を祀るロムルス神殿とされる円形の建物を玄関間として取り込んで526年頃、教皇フェリクス4世によって献堂されたとのこと。
4世紀には、教会を町の城壁外に立てることしかできなかったのに、6世紀にいたって帝国の中心フォロ・ロマーノに、異教神殿を改造して教会とするまでにキリスト教がこのちを支配するようになったということなのだそうです。
中に入ると、アプシスが近くてちょっとびっくり。
載せたサンタ・チェチリアのアプシスがこれを真似たというけれど、ちょっと笑っちゃうほど違います。どちらが好き?ときかれると困るのですけど。これも素敵だけど、下手ウマ系も好きなので。
コロッセオを回るように歩いてサン・クレメンテ聖堂まで歩きました。
ここはローマの歴史が積み重なっている教会です。
帝政ローマの邸宅を改造して3世紀にミトラ教神殿が造られ、
4世紀になると破壊されて瓦礫を均してキリスト教会が建てられたのですが、
11世紀にノルマン軍によって焼かれ、
12世紀に再建された建物が、今の教会なのです。
とても興味深かったのですが一切撮影禁止だったので残念ながら写真はありません。
友人の希望で、中世のものではありませんがサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア聖堂にも行きました。
ベルニーニの傑作「聖テレーザの法悦」があるのです。
サンタ・プデンツィアーナ聖堂。
この教会は、テルミニ駅の近くのサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂の近くにあるので、そのきになればちょこっと立ち寄りができます。
ここでの目当ては、別の小さな礼拝堂で、この時に見て以来とても好きになって何度も訪れています。
勝利門も見事でした。
中世のモザイクに描かれている雲だとか花だとかが面白くて、双眼鏡で見入ってにやにやしてしまいます。
その小さな小さな礼拝堂の入り口。
中に入るとまるで宝石箱の中に張ったようです。
暗くてよく見えないのでライトをつけるためのコイン箱に料金を入れます、
先に触れたサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂は、ローマの四大バシリカ(古代ローマ様式の聖堂)の一つです。(この写真は’14年夏に撮ったものです)
古代キュベレ神の神殿があった場所に築かれ、数回にわたる改修や1348年の地震に伴う崩壊の危機を乗り越えて、ローマのバシリカ様式の聖堂では唯一原構造を残している貴重な建築物なのだそうです。
この’09年の旅行の時に初めて食べて美味しかったのが、プンタレッレのサラダです。
細切りにしたものにアンチョビのドレッシングをかけて。
これにははまってしまって、冬にローマに行ったら絶対に食べます。
それからユダヤ料理の店にあるユダヤ風カルチョーフォ。
カルチョーフォ(複数だとカルチョーフィ)の丸揚げです。
見た目は全然美味しそうじゃないのに、これがもう美味しくて美味しくて。
断面です。
これ、ただ上げればよいのではなく、外側の、咲いたときに花びらになる部分を内側に曲げて隙間をつくり、熱が通りやすいようにしてからじっくり揚げるのだとか。
’09年の中世のローマを歩く旅はだいたいこのようなものでしたが、オペラ座でオペラも観たのでした。
もちろん事前に調べてチケットを予約して行きました。
演目は、ラ・トラヴィアータ(椿姫)
オペラに特に興味があるわけではないので、誰が歌ったとか、指揮をしたとかは覚えていません。
桟敷席でした。
本日はこの辺りで。
from: ザヴィエルさん
2025/04/12 23:40:16
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グラ姉さん
懐かしいですね初めてのイタリアがローマ、川沿いからコロッセオやカンピドリオ広場ヴェツィア広場テルミニ駅辺りまでよくウロウロ歩いた思い出 もちろん口に手も入れました
ローマと関係ないけど何も無いと寂しいので草花の写真つけときます
トラステヴェレはポルタ・ポルテーゼの蚤の市に何度か行きましたこれも懐かしい。
from: コウチャンさん
2025/04/12 19:43:42
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奈良に来られてたのですね➰?⤴️
私も 奈良の国立博物館に仏像を見に行ってました~➰‼️日帰りですけど➰(o^-')b !
ローマも 見るところが一杯ありますね~🎵又行ってみたいてす➰d(⌒ー⌒)!
from: ぐら姐さん
2025/04/12 11:14:09
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皆様お久しぶりです。























ほぼ初の奈良県の旅に出ていました。
さくらの時期なので早めに宿を押さえていたのですが、そこに吉野の桜の時期がドンピシャにはまって、お天気にも恵まれて(旅行中1度も傘を差しませんでした)、朝以降の旅でした。
いくつかの寺社も訪れたのですが、室生寺に特に強く惹かれました。
さてローマの話でした。
ローマに行く度にコロッセオの外観は目にしていましたが、
中に入ったのは、’09年の時が初めてでした。
やはり中に入って自分の目で見るとそのすごさをより感じることができました。
その近くにあるマルチェッロ劇場(マルケッルス劇場と言われることが多いようです。)は、皇帝アウグストゥスの甥マルクス・マルケッルスの名を冠しているが、当人は劇場が完成する5年前に亡くなって、アウグストゥスが紀元前13年に完成させたのだそうです。
なんでも、コロッセオのモデルになったそうです。
関係ない話ですが、フィウミチーノ空港に直結するホテル、ヒルトンローマ・エアポートに滞在者のための市街への無料送迎バスはこの劇場前から発着します。(目印は何もありませんけど)
カピトリーノの丘に上る階段(右。左はアラコエリのサンタ・マリア聖堂)を上ると
ミケランジェロが1534~38年に設計したカンピドリオ広場があります。
カピトリーノ美術館に入館して上の階の窓から見るとその美しさが見えます。
この広場全体の構想、宮殿のファサード(建物正面の意匠)、広場の敷石が描く幾何学文様などはミケランジェロの構想・設計になるもので、このことは、塩野七生さんの小説「黄金のローマ」にも出てきます。
左右にパラッツォ・デイ・コンセルヴァトーリ、パラッツォ・ヌオーヴォがあり、前者を「コンセルヴァトーリ美術館」、後者を「カピトリーノ美術館」と呼ぶ場合もありますが、通常、両者合わせて「カピトリーノ美術館」と称しているそうです。
広場の真ん中にあるマルクス・アウレリウスの騎馬像はレプリカで、カピトリーノ美術館の中に本物があります。
像も見事ですがその大きさにも驚かされます。
(この写真とその上のものは’17年の旅行の時のものです)
サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂
「ローマの休日」で有名になった「真実の口」の聖堂ですね。
(真実の口に手を入れたのは初ローマ観光の時でした)
行列を作っている観光客の横をすりぬけて堂内の土産物売り場へ直行。
その一角にあるサン・ピエトロ大聖堂伝来の8世紀のモザイクの断片「マギの礼拝」を見るためです。
須賀敦子さんも好きだったというアヴェンティーノ丘に登る坂道へ。車両は通れない、なかなか趣のある坂道です。
この丘の上からの眺めが素晴らしいのですが、あいにくの曇り空。
関東だったら、冬の晴れた、空気の澄み切った日に!と思うのでしょうが、地中海気候だと、夏の澄み切った青空の日に見たい!と思いました。
同じ場所でも、季節や天気で全然違った印象になるので、行っても行っても、また行きたくなるのですね…。
そこからほどないところにサンタ・サビーナ聖堂があります。
「藝術新潮 ローマ 〜中世の美を歩く5日間〜」によれば、バロックのお化粧がなされていない、中世の面影を十分に残している聖堂なのだとか。
ここで最も重要な美術作品は、玄関間の糸杉材による木彫扉だそうで、5世紀の創建当時の浮き彫りパネルがこれだけまとまって残っているのはほかに現存しないのだとか。
サンタ・サビーナ聖堂からトラス・テヴェレ方向へ向かう途中でマルタ騎士団の館の「天国の扉」に立ち寄りました。
行列ができているのは、この扉の鍵穴を覗くと、サン・ピエトロ大聖堂が見えるからです。
そう書いてあるものを読んだときよりも、覗いてみてその素敵さをもっと実感しました。
鍵穴のすぐ先、門の向こうに庭木のアーチが見え、そのアーチに縁取られてずっと先にサン・ピエトロ大聖堂が見えるのです。
こんな素敵なことを考え、鍵穴の位置を計算し、庭木までも整えた発想って本当に素晴らしいです。
トラステヴェレ地区にあるサンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂。
9世紀の教皇パスカリス1世が、郊外のカタコンベから聖女チェチリアの遺体を運び、モザイクを寄進したのだとか。
サンティ・コスマ・エ・ダミアーニの写しらしいのですが、なんだか稚拙な感じのモザイクが笑えました。
でも、私たちのここでの目当てはこれではなく、階上で見られるフレスコ画でした。
一旦外に出て、横の入り口の呼び鈴を押し、扉が開くと中へ入って中にいるシスターから切符を買ってエレベーターで階上に行くのでした。
撮影禁止だったのに、同行の友人が知らずに撮ってしまった写真があります。
カヴァッリーニによって1293年に描かれたもので、なんとパドヴァのスロヴェンニ礼拝堂のジョットの同主題のものより十数年早いのだとか。
ここがいいのは、日ごろはるか上の天井を見上げ、双眼鏡を使うなどして見るフレスコ画を、間近に見られることです。
この写真、ほとんどズームを使っていないのです。
ここを出るときに、また老シスターが出てきて、土産物はどうかと勧められました。
ここのフレスコ画やサンタ・チェチリアの像のカードや絵葉書のほかに、手作りのハーブ石鹸があり、素朴なパッケージ、自然なよい香りがしたので1個だけ買い求めたら、わずか2€でした。
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂
4世紀に創建されたとされているそうですが、現在の建築は12世紀の再建部分が核となっているのだそうで、アプシスと勝利門のモザイクは12世紀のロマネスク作品。
ビザンティンの影響が色濃いモザイクです。
天辺部分や縁などの装飾も美しかったです。
長くなりました。
今日はこれにてCiao,ciao!!
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