ラグーサともラグーザとも書かれますが、とりあえず、Ｓの前後に母音があるときは、濁ると教わりましたので、ラグーザと表記します。（家を表すＣＡＳＡも同様に、カーザのはずですが、イタリア人でも、人に寄ってカーザだったりカーサだったりするようです）

　さて、ポルティチェッロから、パレルモまで列車、パレルモからはバス、と乗り継いで、ラグーザに向かいました。バスは順調に定刻で走り、４時前に到着。

　ラグーザには、３年前に車で立ち寄ったことがあるのですが、時間が足りなかったことと、ガイドブックがなかったことで、イブラの全景を見られるビューポイントがどこにあるのか分からず、諦めました。（昼食後に散歩したので、ほとんど人影もなく、訊くことすらできなかった）

　なので、ホテルで一息ついた後に先ず行った先は、新市街のビューポイント。「ひょっこりひょうたん島」を思い浮かべていただくと分かりやすいと思うのですが、片方の丘が旧市街イブラだとすると、もう片方が新市街スーペリオーレです。

　比較的近いとはいえ、階段を上って、上って、上って… やっと到着したビューポイントからの眺めは、思い描いていた通りの景色。ちょうど午後の陽射しは撮影向きで、傾いた日を壁面に受けて輝いて建物群は、本当にきれいです。（ホテルで休む時間をもっと短くして、あと２０分早いと、もっとよかったかも…）

　ここからは、昨年９月の収穫時に訪れた、トスカーナの「ブリケッラ農園」と近隣のまちをご紹介します。トスカーナと言っても、真ん中の丘陵地帯ではなく、有名なサッシカイアを産するボルゲリと同様、海に近いマレンマ地方にあります。

　この農園は、オーナーがイタリア在住４０年超という日本人男性の宮川氏。彼がいれば、日本語が通じます。（トリノの方で別なお仕事もしていらっしゃるので、不在のことも結構あるようですが）

　事務などを担当する気立てのいいバルバラさんは、英語が話せますので、イタリアのアグリトゥーリズモの中では、日本人にとって滞在しやすいところといえるでしょう。

　イタリア人の奥様は２年前に亡くなりましたが、孤児や、不登校に悩む子どもたちの育成に助力した素晴らしい方だったそうで、私は存命中の４年前にも訪れているのですが、ご夫妻でトリノのいらしててお目にかかれなかったのが残念です。

　エノロゴ（ワインの醸造責任者）を雇い、畑仕事をする住み込みのスタッフがいて、事務職がいて・・・とアグリトゥーリズモを家族経営のイメージで思い描いている方には、あれ？と思われるかも知れませんが、でもここで食事を担当しているラウラさんが、まるで家族経営の宿のお母さんといった感じで、スタッフもとてもフレンドリーなので、なかなか快適に過ごせます。事前にお願いしておけば、ラウラさんのご主人が車で迎えに来てくれたり、近隣の見所へと車で連れて行ってくれますし。

　この農園では、主に葡萄とオリーブを有機栽培しています。写真は滞在者が自由にくつろげるテラスです。

はじめまして。新しく入ったリリアンです。宜しく御願いします。
イタリアに行こうかな、、、と予定をしています。しかし、イタリアのことをよく知りません。イタリアの、ミラノに行こうと思っています。そこは、どんなところですか？ETC,色々教えてください。御願いします。

　この夏の旅行の報告シリーズがノートで終わりましたので、少し季節感のあるものを、と考え、アルバのトリュフ祭の写真を載せます。

　このサークルを作ったばかりのころに、白トリュフの料理や、バルバレスコ、そしてスローフード発祥の地ブラの、スローフード協会直営の店、ボッコンディヴィーノのことを紹介しましたので、今回はアルバのことだけに絞ります。

　アルバは、北イタリアはピエモンテ州、トリノの南にあるまちです。近くには、バルバレスコやバローロなどイタリアでも屈指の高級ワインを産するエリアがあり、そして、黒トリュフよりも数段香りの強い（値段も数段高い）白トリュフを産するエリアでもあります。

　毎年１０月初めから１１月にかけての１ヶ月間、白トリュフ祭り（Fiera Nazionale del Tartufo Bianco）が開催されます。
http://www.fieradeltartufo.org/

　２年前の十月初旬、歩き方の掲示板で知り合った方々と話が盛り上がり、現地集合現地解散で出かけました。それはそれは楽しくて美味しい旅だったので、この秋、再訪することになっています。

　写真は、祭りに沸く、アルバのまちのメインストリートです。白トリュフ祭りの会場以外でも、白トリュフを陳列して売っている店ががあり、その他地元産の食材やお菓子を売る店もあり、通りは、さまざまな美味しい香りであふれていました。

　ノートから行くよりも、ラグーザからのほうが近いので、ラグーザに２泊して、ラグーザからモディカへ日帰りしたかったのですが、あいにく選んだホテルが高い部屋しか空いていなかったので、ノートに２泊し、ノートからラグーザへ日帰りで行きました。（移動の途中で寄るのが一番だったのですが、バス事情があって、あきらめました。）

　モディカは、美食の街なのだとか。事前に調べたところでは、アフリカからカカオが伝わって、そのカカオをすりつぶして、砂糖を加え、カカオバターやミルクは一切使わないという古代のチョコレートを作っていること、モディカ種というブランド牛があることが分かっていたので、まずは、老舗の「ボナユート」（写真）という店へ。

　いろんな味の古代チョコレートがあり、味見のトレイがずらりと並んでいます。全種類食べて、すっかり満足してしまい、ここではチョコは買わずじまい。けっこういいお値段だったのですもの。

　すぐ近くに、やはり製造販売しているお菓子屋さんの息子が、英語だ、フランス語だといろいろと覚えて客に丁寧に説明しながら味見をさせている感じのいい店があったので、そこへ行って買い物はのちらで。

　ヴァニラ味、シナモン味、オレンジ味、ペペロンチーノ味など、いろいろな味のチョコがあります。そのほかシチリア特産のアーモンドやピスタチオ、そしてゴマを使ったお菓子も。シチリアの後はモンゴルに寄るので、あまり荷物は増やしたくないのですが、ついつい買ってしまったのでした。

ぐら姐さん、こんにちはぁ。

フィレンツェのドゥモォですね。（間違って整理してました）
雪景色も綺麗ですね！
ほぼ、同じ場所で撮ってますね・・・（笑

ヴェローナのランベルティの塔です

皆さん、おはようございます。

皆さんの写真、楽しみに見させて貰ってます。
益々、イタリアの魅力にはまりそうです・・・
ゆっくり・のんびり・・・行ってみたいですねぇ。

ベローナにて・・・

　こんばんは。

　皆さん素敵な街に行ってますね。
できれば僕もガイドブックに載らない様な街を
訪れたいところですが、今回は初めてということで
フィレンツェ、ピサ、ミラノ、ボルツァーノ、ヴェネツィア
そしてローマと、何ともミーハーな旅になりそうです。
一応ボルツァーノはそういう意図で組んでみました。
次回は是非ともアルベロベッロ（？）を訪れて
みたいものです。

　「最後の晩餐」の見学、電話で予約取れました。
最初イタリア語で焦りましたが・・・。

　ヴェネツィア〜ローマ間のユーロスターだけは
29ユーロの割引チケットを予約しようと思ったのですが
既に売り切れのようで・・・。(T_T)

　あと約一ヶ月。できるだけイタリア語を身につけて
楽しみを増やしたいと思ってます。

　このレストランのスタッフと姉、弟　Dom Pil　君。
　彼はとても親切で、トヨタの軽トラックで部屋に連れて行ってくれたり、電池が無くなって買って来てくれたり、美味しいレモンチェッロ（一杯目が美味しいのでおかわりをした時）をご馳走してくれたりとサービス満点！
　お別れに日本のカレールーとお米を持っていたので、お姉さんが英語を話すので作り方を教え、あげてくる！喜んでくれて嬉しい！
ちなみに　「Ulisseって何！」ときくとあのユリシーズのことだそだ・・

　チェファルーは、シチリアの夏のリゾート地なのですが、私にとっては、一番好きな映画「ヌオーヴォ･チネマ・パラディーゾ（ニュー･シネマ･パラダイス）」の撮影地の一つとして、とても思い入れのある街です。

　今年の初めに、１人で行って２泊したのですが、今回の夏の旅行で再び訪れました。同行の友人がまだ行ったことがなかったし、私も映画と同じ季節、夏のチェファルーを見たいと思ったからです。

　ただし、今回はポルティチェッロからの日帰り。街を歩いて、映画の野外映画会を撮った防波堤と、アルフレードや家族と別れた駅のプラットフォームを見て、ランチを食べて、ちょっとドゥオーモを見ておしまい。

　それでも、夏の光の中のチェファルーを見られて、満足でした。