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from: ぐら姐さん
2018年01月21日 21時50分14秒
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メルフィ('17-18冬の旅)
ポテンツァ発12:30に乗りました。
ポテンツァを調べているときに、ポテンツァ〇〇という名前の駅がいくつもあって、
それらの駅にはどうやって行くのかよく分からなかったのですが
(アプロ・ルカーニアという私鉄も走っているようだし)
でもメルフィに向かう(フォッジャ方面に行く)列車が、それらの駅を通るのでした。
昼休みで一旦家に帰る勤め人とか、学校が終わって帰宅する学生とかが乗って来ました。
そして次々と少し先の駅で降りて行きました。
夜に着く列車を調べたときに、これらの駅に行くのは出てこなかったのですが
昼なら簡単に探せるのかも、と思いました。(調べていませんが)
列車は川沿いを走り、蛇行によって川は右に見えたり左に見えたり。
ちょっとした渓谷と言った感じのところがあったり、なかなか楽しめました。
13:50頃にメルフィに到着。
到着時刻を事前に宿の人に連絡したら、迎えに行くわとの返信を得ていました。
少し待ったら、30代ぐらいの美しい女性がお迎えに来てくれました。
車にはもう一人乗っていて、妹さんとのこと。
宿に向かう途中で、ここがお店屋さんの多い通り、とか
ここが一番古い門、とかまちの案内をしてくれました。
彼女、アレッサンドラさんがB&Bの経営者と聞いてびっくり。
3年ほど前から始めたそうで、外国人はドイツ人を中心にたくさん来ているけど
日本人の客はあなたが初めてよ!ということで、
宿に着くまでの少しの間にフルに話をしました。
安いし、ロケーションもいいから(チェントロにあり、ドゥオーモに近い)と選んだB&Bでしたが、宿主がいい感じでとても嬉しくなりました。
一通り部屋の説明をしてくれました。
1泊35エウロと、コゼンツァの宿ほど安くはないけれど、それでも南ならではの安さ。
その割に、このスペースを私が独り占め!という空間です。
今日はお宿写真を載せますね。
入り口。
この木の扉を開けると、もう1つ扉があります。
木の扉を閉めてから開けることのできる、人が一人余裕で入れる空間がありました。
リビング。
寝室。
結構広いんです。
テレビを見ながら寝たいかと思って、と
リビングの方のソファーは、シングルベッドに準備してくれていて
好きな方で寝てね、とのこと。
キッチンもあるんです。
シャワールーム
よく見えないかもしれないけど、バスタブ付きです。
朝食は好きに食べてね、とたっぷり用意してありました。
そしてリビングにはおやつも。
うーん、ここも2泊じゃもったいない、でも1泊じゃなくてよかった!と思ったのでした。from: toorakさん
2018年02月02日 21時05分19秒
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ぐら姐さん、編集中にもかかわらず読み進んでしまいましたよ。「味が想像できなくて、食べなくちゃ!と思いオーダーしました。」本能のまま突き進む感じで、ぐら
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from: toorakさん
2018年01月28日 18時18分21秒
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三つの都の物語
ぐら姐さん、みなさま、こんばんは。
少しフィレンツェの話をいいですか。
年が明けてから塩野七生さんの「三つの都の物語」を読んでます。
緋色のヴェネツィア、銀色のフィレンツェまで昨日読み終えて、次は黄金のローマ。
特にフィレンツェ編で登場する、ドゥオモ、ポルタ・ロマーナや知ってる名前の通りなど何百年も前から存在するんだなぁと感慨深かったり、イタリアでは日本式2階がなぜ1階と呼ばれるのかとか建物の造りのちょっとしたことなど、細かいところが興味深くてとてもおもしろいです。これを読むとぜひウフィツィ美術館にも次は行ってみないと!とも。
ヴェネツィアは何年か前に一度行ったっきりで、あまりの人の多さに少しうんざりしたのでわざわざまた行こうとは思わないけれど、ちょっとした歴史的背景を知ると町歩きが楽しいところだろうな、と思いなおしてみたり。
この勢いだと何度か挫折してる「メディチ家」(講談社現代新書)も読破できるかも!
これは5年前の1月、ジョットの鐘楼からです。from: ぐら姐さん
2018年01月28日 19時51分00秒
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toorakさん、「三つの都の物語」いいでしょう。私は’02年に読みました。その年は唯一仕事を兼ねてのイタリア行きで、1月末から1か月行っていました。
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from: ぐら姐さん
2018年01月15日 21時26分26秒
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バジリカータ州ポテンツァへ移動(長文御免)
パオラから列車に乗ってサレルノの少し南のバッティパリアまで北上し、
今度はポテンツァまで南下しました。
旅先からのご報告にも書きましたが、地図上で見ると近いのに、
移動には山をよけるために、遠回りして行かないといけないのです。
パオラ発が12:32でバッティパリア着が15:18(車内で持参の弁当を食べました)、
15:25発に上手く乗り継ぐことができて、ポテンツァ着が16:58。
大した距離でもないのに、実に4時間半近くもかかるのでした。
ポテンツァは、翌日メルフィに行くための1泊だったので
(この時間に着けるなら、一気にメルフィまで行ってもよかったと思いますが
サン・デメトリオからの戻りが遅くなって12時台の列車を逃すと
次は15時半で、それだと乗り継ぎが悪くてポテンツァ着20時ごろになりそうだったのです)
全然下調べをしていなくて、駅に降り立って、びっくり。
まちまで離れていることは覚悟していましたが、
目の前がいきなり高くなっていて、宿まで歩こうなんて気持ちは一気に消え失せました。
目の前にアプロ・ルカーニアの駅があるので行ってみました。
切符売り場は無し、駅員は当然いない、貼ってある時刻表は2015年のもの…
ダメだ、こりゃ。
Trenitaliaの駅に戻って、エディコラのオニイサンにチェントロにはどうやって行けるか訊いてみました。
あそこのバス停からバスがあるよ、次は…18:05発だよ。
って、時計は17:06!
1時間近く待たないといけないの!!!
タクシーの電話番号は分かりますか?と訊いたら、
呼んでくれました。
10分ほど待ってタクシーがやってきました。
ドライバーのお爺ちゃんが、「ホテルの前の通りは今補修中でね。
すぐ近くまでは行ってあげられるから、心配はいらないよ。」と言います。
そして途中で宿に電話して、「今お宅に向かう客を乗せているから、〇〇広場の方まで迎えに出てくれ。」というのです。
お爺ちゃんは、ちょっと足が悪いのに、広場の手前に車を停めると、
私の荷物を転がして、広場の向こう側まで案内してくれました。
そして細い通りを指さして、ほら宿の人が出てきているのが見えるだろ、あそこだよ」って。
こんなちょっとした親切に出会うと、長旅の疲れも吹き飛びます。
無事にお宿にチェック・イン。
下手したら21時ごろ着く可能性もあったので、B&Bではなくホテルを予約していました。
小ぶりですが、ホスピタリティー溢れる、感じのよいレセプションでした。
必要な説明はすべてしてもらった後、鍵を受け取りました。
広くはないけれど、ホテルらしい設備、気配りの行き届いた品々が置いてあったので
もちろん写真を撮りました。
イタリアにしては珍しくお茶セットもありました。
シャワールーム。
荷を解いて、お茶を淹れて一休みし、まち歩きへと出かけました。 -
from: ぐら姐さん
2018年01月14日 08時49分40秒
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ぐるぐるヘビの教会へ
コゼンツァから車で1時間ちょっとのところにある
サン・デメトリオ・コローネ(San Demetrio Corone)という小さなまちにある
サンタドリアーノ教会(Chiesa di Sant'Adriano)を見たくて、
この旅行の最初に南に行くことを決めたのでした。
モザイクのようですが、モザイクとも違うオプス・セクティーレという技法で
細かく切った色大理石を組み合わせて描いた蛇などの図があるのです。
日本から現地在住の日本人にこの教会の予約とタクシーの手配をお願いしました。
以前も書きましたが135エウロです。
教会の予約は電話のみでしたし、タクシーも、私が見ている間は待機してもらう必要があったので、
しかも19日にローマに着いて翌日7時間ほど(バスの代替があったので)かけてコゼンツァに移動し、その翌朝のピックアップだったので
日本の方に間違いない予約をしてもらった方が確実だろうと考えたのです。
現地で余裕のある方は、教会もタクシーも自力で手配すればもう少し安く行けるでしょう。
8時ピックアップだったので、7時には朝食を済ませ歯磨きを済ませて荷物をまとめ、
10分前にエレベーターに乗ろうと思ったところに、不意の停電。
え?という感じで突然電源が落ちたのでした。
窓からまちを見下ろすとよその家も灯りは消えているようです。
ドアを開けてみたら、廊下の照明も点きません。
もしかして…と思ったらやっぱり!エレベーターも使えません!!!
5分ほど待ちましたが回復しそうもないので、7階から荷物を持って階段を下りました。
なんと下り終わって、外に出たところで復旧したのでした!
バカヤロ~。
タクシーはちゃんと時間前に来て待っていてくれました。
手配をお願いした方と同じまちに住む女性がドライバーでした。
荷物を積んで乗り込み、出発。
初めは高速を、
降りてからは曲がりくねった田舎道を進んで行きました。
車にはナビは付いていないし、ドライバーは初めて行くまちらしく、
途中で2回ほど車を停めて、道を訊いていました。
そしてさらに途中ちょっと興味をそそられるまちを遠くに見ながら進み、
到着。
思っていたほど小さな集落ではないようで、
隣は高校なのでした。
そしてそこから鍵を持っている人が出てきて、開けてくれたのした。
ほかにお伴(?)の人が2人ほどついてきていました。
いよいよ中に入ります。(つづく) -
from: ぐら姐さん
2018年01月08日 21時24分38秒
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ローマからコゼンツァへ('17-18冬の旅)
皆様、
本日昼前に無事帰国しました。
早速旅報告を始めます。
12月19日(こんなに早く冬の旅に出たのは初めて!)昼の便で出発。
ミュンヘン経由でフィウミチーノに入りました。
イタリアの学校もまだクリスマス休暇に入っていないので、
まったくの平日で、3人並びの座席を独り占めして、横になって眠ることができ、
さらに荷物が出てくるのも早くて、21時に到着して21:23のレオナルドEXPに間に合いました。
翌朝は、7時からだという朝食を棄てて、6:50にチェックアウト。
近くのバールでコルネットとカップッチーノを食べて駅へ。
テルミニ発7:23のICに乗りました。
私の席は予約時に選んだ端の席。
左右2席ずつなのに、出入り口に近いところだけ、片側にしか席がなく、
その片側が3列で、そのはみ出した1席が私の席です。
席に座って撮った写真です。
一番奥に、私と同じ場所の席があって、女性が座っているのが見えます。
この場所、右の空いているところに荷物が置けて、なかなか良い場所でした。
12月は夜明けが遅いので、列車からだんだん明るくなる空が見えました。
途中混んできてから撮った写真。
かなりズームにしたのでぶれていますが、向こうの真ん中に女性がいるのが見えます。
そして真ん中に大きなワンコ。
ワンコ連れで列車の旅をする人をたくさん見かけました。
パオラまでICに乗って、そこからレジョナーレでコゼンツァに行く予定でしたが、
列車はキャンセルされていて、代替のバスが出ると表示されていました。
窓口で確認すると、やはりバス。
どこから出るか訊いてみたら、地下通路を通って駅の裏にいきなさい、とのこと。
こういうことに表示が全くないのが、イタリアなのですよね。
パオラの駅には、バールだけじゃなくてターヴォラ・カルダがありました。
30分ぐらい時間があったので、ズッキーニのパルミジャーナをいただきました。
これとアランチーノ(写真撮り忘れ)と水。
そして駅の裏のバスが出る場所に。
やっぱり何もありません。
Trenitaliaの人がいたので、どこから出るのですか?と訊いたら、
ここだよと言うだけ。ここから並ぶという目印もないのです。
でそこらに立って待っていたら次々と人が来て、バスがやってきたらぐちゃぐちゃっと固まってあちこちから横入りして乗り込み、
荷物をトランクに入れいていた私は、ほぼ最後となったのでした。
バスは列車の倍以上の時間がかかりましたが、
以前列車で行った時よりも景色がよくて、これもまたよし、と思ったのですが、
私の席からではいい写真は撮れませんでした。
途中1か所で停車し、半分以上の人が降りたので、席を移りましたが
もう山の上から見えるきれいな海の景色は見えません。
そしてコゼンツァに近づくにつれ、道路わきに雪が見えました。
そして途中に素敵なまちや修道院と思われるような建物が。
そして、とうとうコゼンツァに到着。
駅に着いたら連絡するよう言われていたので電話しました。
5分待ってて、迎えに行くからと言ってくれたので待つことに。
(つづく) -
from: ぐら姐さん
2018年01月01日 19時17分27秒
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'17-18冬の旅(第3部)現地報告
昨日はナルニ→ローマ→ピショッターパリヌーロと大移動し、
(なんと!ほぼ定刻で移動できました。当たり前なのにイタリアだとラッキーな感じ)
馴染みのアグリトゥーリズモ・プリスコでチェノーネ(大正餐)を楽しみました。
日本より遅れること8時間、カウントダウンして乾杯して、花火を上げて。
皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
皆様にとっても私にとっても、幸多い年となりますように。
from: ぐら姐さん
2018年02月02日 22時18分54秒
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toorkさん、あらまあ、読まれちゃったんですね。これ、ほんとに意外な美味しさで、カラーブリアに続き、バジリカータの料理にもはまりそうな予感がしました