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from: ぐら姐さん
2024/07/31 13:36:30
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不運続きの1日
ピサ2泊が明けて、プラートへ移動する日。
前日に食べようと思って買っておいたコルネットとコーヒーの朝食。
前夜ちょっと遅かったので、ゆっくりと朝を過ごし、10時ぐらいに出発しようと思っていたのに、出かける前のトイレを済ませようとしたら、共用のトイレがふさがっていて。
いくら待っても出てこない...これまでシャワー・トイレ共用で困ったことは一度も無かったのに...
出かける前にはトイレ、というのが習性になっているだけで、切羽詰まっているわけではなかったので、しょうがない駅トイレでいいことにしようと宿を出ました。
トイレが空くのを待ったために、予定していたバスには乗れなくて、google検索すると別のバス停まで歩いて別の路線に乗れと出てきたので、少し遠くなるバス停まで歩くはめになりました。
駅に着いたら、切符売り場も自販機も混んでいて、仕方なくスマホで購入(Trenitaliaのサイトでアカウントを作っておくと結構便利に買えます。初めからそうしておけばよかったと反省)し有料トイレ(1€!高い!!!)に行ってから乗る列車のホームへ行こうとしたら、エレベーターが運休!!!
え~~~ 仕方なくスーツケースを持って上っていたら、また男性が手伝ってくれたのですが、タッチの差で列車は行ってしまって...
どうしてこういうときだけ見事にオンタイムで発車するのでしょう、全く。
仕方なく次の列車の出発を見たら、ホームが違う...
また階段...と思ったらなぜかエレベーターが作動するようになっていました。
少し待ってやって来た列車に乗ったら、なんとエアコン故障!
窓を開けて走っているのですが、近頃の列車は昔より開く部分が小さくて少ししか風が来ないし、その風だって涼しいものではないし。
フィレンツェ・リフレーディで乗り換えてひとまず無事にプラートに到着。
今回の旅行で、ここだけはホテルを取っていました。
1泊だし、駅に近いところがいいと思って。
歩いて10分もかからないはず、とスーツケースを引いてガンガン歩きました。
川沿いの細長い公園に沿って作られた歩道は、一見平らなコンクリートに見えたのですが1.2m四方ぐらいのコンクリートプレートの境目がちょっとした段差になっていてガタンガタン弾みます。
段差が大きいところがあって、引っかかり、グンッと引っ張ったら...
キャッ! スーツケースの車輪が1個、外れて落ちてしまいました...
車輪を拾い上げ、3輪でだましだまし引いてひとまずホテルに到着。
12時を回っていたので、チェックインできました。
先にチェックイン手続きをしている人を待っている間に座って撮った写真。
ホテルは、ロビーもそれなりにゆったりしていて、涼しくて、ほっとしました。
朝からずっと不運なことが続いているので、もう何もしないことに決め、
まずは手持ちの食料で昼食(前日の昼用に買っていて、宿に戻らなかったために食べなかったもの)。
それと夏のイタリアでは必ず食べるこれ。
それから大洗濯大会をしました。
ピサのお宿の洗面シンクがあまりにモダンで、洗濯ができるようなものではなかったので、3日分の洗濯物がたまっていたのです。
一休みしてからgoogle mapでスーパーマーケットを検索したら、15分ぐらい歩くところにアリメンターリがあるぐらい。
ひとまず行ってみました。
google mapの表示は2割増しなので20分弱かかって地図の示す場所に行きましたが、ありません。
かつてあったかも...的な雰囲気はありましたが、最近廃業したという感じでもなく。
仕方なくもう一度検索しても遠くの車でないと無理なようなスーパーしか見つからず、ふと思いついてCO-OPで検索してみたら、旧市街に近い方に見つかりました。
CO-OPだってスーパーマーケットの様なものなのにどうして出てこないのでしょうねえ...
アリメンターリがあるはずの場所からは25分ぐらいかかりそうでしたが行ってみました。
もうそろそろ着くはず...と言うあたりで、大きな4分の1カットのスイカのレジ袋をぶら下げて嬉しそうに歩いてきた人とすれ違いました。
そこから50mほどのところにありました!けっこう大きなお店です。
この日はとにかくこれまで経験したことのないような不運続きだったので、夕食も外で食べる気がせず、部屋で食べるものを買い、そしてこれも買いました。
4分の1カットのものの中で一番小さいのを買ったのですがこのサイズ。
これ、全部一人で食べました。
本当に何もせず、夕方のテレビのクイズを楽しみ、その後EURO2024のイタリアVSスイスを見ましたが、いいところなしで負けました。
最後までこの日はついてない…
ところで、壊れた車輪のことをFacebookに書いたら、修理屋があるはず、と教えてくれる友人もいましたが、車輪だけでなく、本体も一部ベリッと剥がれているので、修理は無理で、持参のガムテでがっちりと貼りつけ、以後この車輪をかばって極力左手で引いたり、持ち上げて、置く時には衝撃を与えないようにそっと着地させたりし、最後までなんとか踏ん張ってくれました。
旅の終わりごろの車輪。 -
from: ぐら姐さん
2024/07/21 21:16:05
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初めてのピサ滞在
ピサには、日帰りで3回ほど行きましたが、泊るのは初めてです。
2泊して、中1日ゆっくり歩きたいと思っていました。
ほぼ定刻の9:53にピサ着。
こんな時間では、チェックインはできませんが、事前に宿の人とメッセージをやり取りしていて、荷物だけ預かってもらえることになっていました。
この日の宿は、駅からはgoogle mapで徒歩25分と出てくる場所。
g.mapで出てくる時間は、身長180㎝ぐらいの脚の長い人がすたすた歩くならそのぐらいと言う感じなので、私は2割増しで考えることにしています。
つまり徒歩30分。
バスはあるけど、通勤通学時間帯でないと本数は多くないようだったので歩くことにしました。
それほど暑くはなかったのでスーツケースを引いてガンガン歩きました。
今回初めて海外SIMを購入して行きました。
もし足りなくなると困るなあと思って10ギガに通話も1000分付き。(結果的には5ギガで余裕でした)
以前はmaps.meと言うオフラインでも使える地図アプリを利用していましたが、今回はg.mapも使えましたし、宿の人とのやりとりもWhatsAppでできてとても便利でした。
地図を見ながらガンガン歩くのはいいのですが、道がつぎはぎでガタガタだったり、歩道があるのに狭くなって行って途中で無くなったり、道が狭いのに駐車の車列が長かったりとても歩きにくくて、それでもやっと着きました。
ピサの宿も常駐の人はいません。
でも掃除の人が入っている時間だから、彼女に荷物を預けに訪れる旨を伝えておくとのことでした。
この宿は、日本式で言うと小ぶりのマンションの各階ごとに所有者がいるようで、2階はこの宿の所有になっているようで、入り口は1つでした。
中には、部屋が3つ、ダイニングキッチン、シャワー・トイレルームが1つ。
つまり3室で1つのシャワールームを共用です。
普通の一家が暮らすマンションの一区画を宿にしたという感じです。
玄関ドアはパネルに暗証番号を入れると開錠される仕組みになっていて、その番号はメッセージで教えてもらっていました。
各部屋の入り口にはやはり番号式のボックスがあり、そこを開けると部屋の鍵が入っているのでした。
部屋番号とボックスを開ける番号も同じくメッセージで届きました。
中に入ると、お掃除の女性がいました。
挨拶をすると、聞いているわよ~、キッチンにどうぞ~と案内してくれてスーツケースを置かせてもらいました。
宿の人からWhatsAppを通じての電話がかかってきて、大丈夫だった?部屋に入れるようになったら、連絡するからね、とのことでした。
さて、身軽になったので出かけます。
近くのバス停。
ダウンロードすると時刻表が見られたり、切符が買えたりするのかしら。
400mほど歩いた頃、スマホがないことに気が付きました。
え?ない!バッグの中にも、リュックの中にも、ポッケにもない!!!!!
スマホが無ければ、地図も見られなければ、宿に帰って玄関も開けられない(暗証番号が分からないので)
いそぎ、引き返します。
玄関は開けられないので、ドアを強めにどんどん叩き、掃除の女性の名前を呼びました。
幸い、気付いてくれてドアを開けてもらえました。
ところが、キッチンのテーブルの上にも、周辺にも無いのです。
彼女も全然見ていないと言うし。
いくら探しても見当たらず、一瞬血の気が引きましたが、ふと思い浮かんで、玄関ドア前に行ってみました。
ありました!!!
そう言えば、荷物を引いてガンガン歩き、汗だくで中に入ってゆっくりする暇も水を飲むタイミングも無く荷物を預けて外に出て、歩く前に水を飲まないとと思い、横の手すりの平らなところに帽子とスマホを置いて水をがぶがぶ飲み、帽子を被って歩き始めたのでした。
ああ、良かった~~~ 次の旅行からはスマホに紐を付けなくちゃ。
というわけでリスタート。
20分ぐらい歩いて、斜塔が見えてきました。
(次回に続きます)from: ぐら姐さん
2024/07/29 13:31:37
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城壁歩きの続きの続きです。こんなアングルで斜塔のてっぺんを見ようとは。もう少し歩き進むと洗礼堂の全体がよく見えました。城壁もそろそろ終点の辺りの角に、
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from: ぐら姐さん
2024/07/19 21:07:28
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’24年6月~ 旅はチヴィタヴェッキアからスタート
'24年6月25日、21時半のANA機は、ロシア上空を避けた北回りルートを飛んで15時間かけてやっとフランクフルトに到着。
ようやく日が昇り始めていました。
以前は、各ゲートに無料のドリンクサーバーがあり、インスタントではありますがコーヒーが飲めたし、お湯も出たのに、なんと今は有料のマシンが設置してあるのでした。
世知辛くなったものです。
2€って高くないようですが、今のクレジットカードのレートだと360円って感じですからね...
値段はちゃんと見ていないのでもしかしたら3€だったかも?
もちろん飲みませんでした。
フィウミチーノに到着したのが12時半。
昼に着くのに宿代の高いローマに泊まることもないと思い、
ローマっ子が海水浴に行くというローマから1時間ほどのチヴィタヴェッキアに行くことにしました。
フィウミチーノも海の近く、チヴィタヴェッキアも海辺。
ローマに行くより近いような気がしていたのですが、海岸線には線路は無く、一旦オスティエンセまで行って、乗り換えるのでした。
階段で、スーツケースを持ってくれる男性が下りの時も上りの時もいて、ああイタリアだわ~と早速感じました。
昔イタリア語を教わった先生がローマの人で、夏に家族でチヴィタヴェッキアからフェリーに乗ってサルデーニャに行った話を聞いていました。
クルーズ船の寄港地としても知られています。
江戸時代初期の慶長20年(1615)に慶長遣欧使節団がローマに派遣され、日本に帰国後は、江戸幕府による鎖国や禁教令によって不運の人生を送った支倉常長や、日本で最初に殉教した26名のキリシタンや宣教師たちのため日本殉教者教会Chiesa dei Santi Martiri Giapponesiがチヴィタヴェッキアに建てられているそうです。
ミケランジェロ設計の要塞もあるとか。
でも、ローマにちょっと遅れの13時に着き、荷物が出るのを待って列車に乗り、乗り換えの時間もあってチヴィタヴェッキアの駅に着いたのが15時半ごろでした。
宿は、駅から比較的近いB&Bです。
でも、宿の人には1度も会いませんでした。
Booking.comで予約をしたのですが、そこのアプリを通して宿とやり取りし、
事前に宿までの行き方、建物ドアの開け方(パネルに番号をタッチ)、自分の部屋の鍵を置いてある場所の指示があり、朝食はミールクーポンを持って近くのバール(指定の店が3店あり、どこでもよい)で食べるように、それから宿泊税の2ユーロを机の上の封筒に置いていくように、とのことでした。
そっけないなあ、と思いながら、これからどんどんこんな風なところが増えていくのだろうと感じました。
何だかくたびれて一休みし、7時ごろに食事をしに行きました。
適当なところを探して歩きましたがあまりそそられる店は無くて、宿から近いところに入りました。
野菜のフリットミスト(ニンジン、茄子、ズッキーニ)
イマイチからりとしてないのが残念。
魚介のリゾット
パスタを食べたかったのですが、パスタは2人前からのオーダーになっていたので、リゾットにしました。
まあまあの味だったのですが、ヴォンゴレが、小さいサイズがたくさん入っていて、殻をどかすのが大変でした。
from: ぐら姐さん
2024/07/30 19:56:44
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ピサの城壁を歩いて一休みした後は、部屋に戻るのを止めて、直接フィレンツェに行くことにしました。この日はすでに朝往復で50分ほど歩き、それから20分ぐら