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from: ぐら姐さん
2024年08月26日 13時24分58秒
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シッラに2泊
シッラに到着しました。15時ごろだったと思います。
この時間でも、日帰りで海遊びをする若者たちや家族連れが大勢電車から降りました。
私たちはスーツケースを引いて宿まで10分弱。
宿は、海岸通りに面したバールで、そのバールが経営するB&Bが2階にあるのでした。
強い陽射しで部屋が暑くなるのでカーテンを閉めていますが、
窓の外が海岸通りで、その向こう側にはリドや仮設の店があり、その向こうは海です。
でも、外はまだ暑いので涼しい部屋で一休み。
ランダッツォのスーパーマーケットで買ったヌテッラのクッキーを開けました。
この筒型の硬い箱がお土産にぴったりだから味見しようと思って1箱買ってみたのです。
縁のついた土台になるものと蓋になる一回り小さい円形と2種類焼いたクッキーの間にヌテッラが入っているのですもの、不味いわけがない。
この前、カルディにこのクッキーが何個か(3個ぐらい?)入った袋のものが売られていました。
この筒型だとお店での価格が結構高くなるので袋入りだけにしているのでしょうね。
少し涼しくなってから、食事を兼ねて散歩に出ました。
いいねえ、イタリアの海辺だねえ、なんてイプさんと話しながら入った店は、夏だけ海辺に出店する店。(実はこの店で3回も食べたのに、店の外観は最後の夕方に撮ったこれしかありませんでした。今回の旅行ではこんなうっかりがたくさん)
本当はトロペーアに5泊するつもりでいたのですが、その予定をボローニャの友人に話したら、シッラもすごくいいよ~と薦められ、シッラに2泊、トロペーア3泊に変えたのです。
その友人に美味しい店を教えて、と訊いたらいくつか教えてくれた中の1つがここ。
この店のカジキマグロのパニーノが美味しくて、彼女の夫Dは3回食べたというのです。
Dはとても味の分かる人なので、その彼が通うほどの店ならば、と思って行ってみたのです。
私たちの席から海を眺めて。
来ました!と言っても全然映えない写真ですが。(しかも食べやすいように半分に切ってから撮ってるし)
中に挟んであるカジキマグロ
これはシンプル・イズ・ベストの味。
魚が旨い。焼き方が上手い。パンもいい感じに焼いてあって、うま~~~い!!!
食べている間に大型の船が通って行きました。
外観は撮り忘れていましたが、店の中のは撮っていました。
食べ終わって、少し散歩。
宿のバールでグラニータを買って部屋へ。
部屋から夕日を眺めながら食べました。from: ぐら姐さん
2024年08月31日 12時58分43秒
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シッラの2晩目も同じ店へ。目を付けていた料理を食べるためです。ブオナセーラと入って行ったら、お昼もいたカメリエーラがあら、また来てくれたのね、と言う顔
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from: ぐら姐さん
2024年08月25日 14時36分59秒
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ランダッツォ~カターニア~メッシーナ~シッラ
さて、いよいよランダッツォを後にしてシッラまでの移動の日です。
朝5時に起きて弁当を作り(残り物活用のパニーノ)、朝食を摂り、荷物をまとめ、7時少し前に部屋を後にしてバス乗り場に行きました。
バス乗り場の時刻表には7:20とありましたが、google検索では7:35とあり、実際にバスがやって来たのは7:35過ぎでした。
車窓からの景色
渋滞があって遅れはしたものの無事カターニアに到着。
ところがここからがねえ...
こんなに世の中が変わり、イタリアだって交通事情が変わってきているのに、カターニアのバス停だけは15年いや20年前から変わらない...
バスターミナルは相変わらず2つあるし、しかも両方ともターミナル感なくて、ただバスが動ける空き地と言う感じだし、切符も会社ごとにバスターミナル周辺の小さなオフィスで売っているし。
ターミナルでメッシーナ行きのバスを確認し、イプさんにスーツケースを見てもらって、私はバス会社の切符売り場まで走り(ここまでのバスが遅れたので時間的余裕があまりなくて)、切符を買ったついでに奥まった場所にあったトイレを使おうと思ったら鍵がかかっているし、わざわざ鍵を借りるのも面倒なのでバスターミナル近くのバールでカッフェを飲んでトイレを使い、ターミナルに戻ってイプさんと荷物番を交代して彼女がバールのトイレに行き。
イプさんが戻ってくる少し前にバスが到着(こういう時だけオンタイム)、荷物をトランクに入れているときにイプさんが戻ってきて無事乗車し出発。
やれやれ。
シチリア大好きだけど、カターニアのバスターミナルは大嫌いです。
パレルモはいい感じに変わってきているのにねえ...
とりあえずバスはメッシーナに向けて発車。
前回カターニアからジャルディーニ・ナクソスに行くのと同じ道を通り、やはり工事で大渋滞。
予定では、メッシーナからはバスで移動し、港から船に乗って…と言うつもりだったのですが、バスには間に合わず、メッシーナに着いた段階で検索したらトレニタリアのICに乗ってそのまま海を渡り、ヴィッラ・サン・ジョヴァンニでラメツィアテルメ行きに乗り換えてシッラまでと出てきました。
列車は13:20発で、1時間以上時間があります。
駅に日陰で風の通るベンチがあったのでそこで持参の弁当を食べました。
駅のトイレに行ってみたら有料で、1€とありました。
それは仕方がないのだけど、私の財布に1€コインがなくて、料金と入口の横にお釣りは出ないと書いてあります。
もしやと見まわしてみましたが両替機もありません。
2€も払うのは絶対いや!!とベンチに戻ると、イプさんが「バールの入り口にトイレマークが付いてる」と言うのでまだ時間もあることだし、と入店。
お手洗いに行くには店員に言ってお手洗いに通じるドアボタンを押して開けてもらわないといけませんでした。
(店の客以外の人がちゃっかりトイレだけ使うのを防いでいるのは分かりますけど)
奥に行くと個室が2つ。
それがねえ…1つは、使えないと貼り紙があり、もう1つに入ったら、鍵はかからないわ、紙もよく流れないわ…
ちゃんと冷房の効いている居心地のよい店だけに残念。
イタリア人はトイレを気持ちよく使いたい、使わせたい、という気持ちが無いのかしらと思ってしまいますね…
さて、発車時刻が近づいてきたので乗車。
定刻に動き出し、じきに本土へ渡るフェリーに、列車が何両かずつ切り離されて乗り込んでいきます。
動画でも撮ってみました。
写真や動画を撮っていると、韓国人と思われる若いカップルが、英語で質問してきました。
「この列車は、シラクーザには行かないのですか?」と。
え!?
「いいえ」と答えると、彼らは大慌て。
ちょうどそこに車掌が通りかかり、カップルの女性が列車を間違えたから降ろしてくださいと英語で言うと、車掌氏は、僕はイタリア語しか分からないよ、と。
私が、彼らが列車を乗り間違えた旨を伝えると、
車掌氏は、「それは無理だよヴィッラ・サンジョヴァンニまで行って引き返しなさい」と言うので、それをまた私が彼らに伝えて。
ところがカップルの男性が荷棚からスーツケースを下ろして強引に降りようとします。
(ドアは開いていましたが、列車はゆっくり動いています)
外にいる作業員がどうしたんだい?と声を掛け、車掌がこの人たちが間違えたので下りたいんだとさ、と言うと、列車の動きが止まり、彼らは下りて行きました。
ものの2~3分の出来事でした。
彼らはその後スーツケースを引いてメッシーナ駅まで走ったのでしょうか…
フェリーが動き始めたので、列車から出てデッキに上がりました。
そしてヴィッラ・サン・ジョヴァンニ駅に到着。下車しました。
この駅、大きな駅ではありませんが、旅行者が多く乗り降りするからでしょうか、ちゃんとエレベーターがありました。
駅のホームからシチリアが見えました。
シッラに向かう列車に乗り、シッラに到着して下車しました。
続きはまた次回。 -
from: ぐら姐さん
2024年08月19日 22時28分24秒
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ランダッツォ
ジャルディーニ・ナクソスからランダッツォへのバスは順調に走り、
この教会の近くで下車しました。
宿の人とはWhatAppで連絡を取っていたので、宿の前で落ち合うことができました。
宿はここではなく、このちょっと先なのですがチンクエチェントが停まっていてつい撮りました。
待っていてくれたのは40代半ばぐらいのパパと中学生ぐらいの息子君。
部屋は、あまり大きくない建物の2階全部でした。
パパと息子君が1個ずつスーツケースを持って上がってくれました。
不覚にも宿写真を撮り忘れましたが、寝室が2つ(ダブルとツイン)、ダイニングキッチンは広々としていて、ソファーも置いてありました。
そして、なんと3階に洗濯部屋があるのです。
洗濯機があり、物干し台が2台、さらにロープまで張ってありました。
言うこと無し!と思ったらパパと息子が帰った後に、あら?wi-fiのパスワードは?と思ったのでメッセージを送ったら、
「ごめんよ。故障していて、ボーダフォンの人に修理を頼んでいるんだけど...との返信。
これだけが残念でした。
海外SIMを入れているスマホは使えるけど、PCが使えない...。
でもそのほかは言うこと無しのいい宿でした。 -
from: ぐら姐さん
2024年08月19日 22時22分56秒
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バス乗り継ぎのジャルディーニ・ナクソス
少し間が空きました。
ローマの宿は、ただテルミニから近くて高過ぎなければよし(それでも2人だと120€ぐらいしました)という感じで選んだ宿。
ここも貸しアパートみたいなところでしたが、一つ良いことがありました。
部屋に朝食用の食べ物が置いてあったことです。
共同キッチンでお湯が沸かせ、エスプレッソマシーンも置いてありました。
朝食用の食べ物は、袋入りのコルネット、バナナ1本、小袋入りのクッキーです。
4時半に起きて支度をし、バナナを1本食べてあとは持参。
6時前に宿を出て、バスの乗り、フィウミチーノに着いたのは7時頃。
出発の掲示板を見ると、カターニア行きは飛んでいました!!!
よかった~ 昨日だったら大変なことでした。
8:15発はほぼ定刻通りに出発。9:20頃にカターニアに着きました。
ランダッツォへの行き方はいろんなルートがあることは調べていましたが、飛行機が定刻に着くかも、荷物(ペティナイフとソムリエナイフを必ず持参するので、必ず預けるので)がスムーズに出るかも全く分からないので荷物が手元に来たところでルート検索をしました。
ランダッツォまで行くバスがあると時刻表に書いてありましたが、切符売り場で買おうとしたら、土日は無いのよと言われ、ジャルディーニ・ナクソスまでの切符を買いました。
そこからランダッツォまでは別のバス会社なのでそこで買えと。
バスは、10:30発でカターニア駅を通ってジャルディーニ・ナクソスへ向かいましたが、途中大渋滞にはまり、もの凄く時間がかかりました。
土曜日だから混んでいるのかと思ったら、なんと工事中で2車線が1車線になっている区間があったのでした。
え?こんなところで乗り継げるの?というような普通のバス停で降ろされました。
でもよく見ると小さな切符売り場がありました。
そこで切符は買えたのだけど、大渋滞でバスが遅れたために12:20のランダッツォ行きには乗り継げず、次のバスは15:59までない!!!
やれやれ。昼ご飯でも食べましょう。
と近くにある魚屋がやっているお店に入りました。
12:30過ぎはまだ客がいません。(外の席で飲んでいる人たちはいました)
私はイカ墨のリングイーネ
イプさんは、コッツェのリングイーネを食べました。
どちらもそれなりの味。流石にこの地は観光地なので安くはありませんでした。
トイレに行くときに撮った魚屋の店。
食べ終わっても暫くのんびりしていましたが、15時までここにいる訳にもいかず、車輪1個壊れているスーツケースをそおっと転がしながら海辺に近い方に行ってみました。
適度に田舎くさい感じがいいかも。
サヨナラと言う名前のビーチの看板。
近くのバールでカッフェ・ピスタッキオをいただきました。
エスプレッソにピスタチオのクレマを入れたようなものの上に生クリームが乗っています。
そうそう飲みたいものではないけれど(それほど甘いもの好きではないので)結構おいしいです。
バスの時刻に合わせてここでのんびり休み、バス停へと向かい、暫く待ってやって来たバスに乗ってランダッツォに向かいました。 -
from: ぐら姐さん
2024年08月06日 13時58分34秒
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ローマ1回目の2泊
昼過ぎにローマ・ティブルティーナに着きました。
チェックインは14時からなので少し時間をつぶさないといけません。
テルミニ駅は混雑しているし、休む場所もそれほどないので、ティブルティーナで持参の弁当を食べ、バールでお茶しました。
そしてローマ•テルミニの宿へ。
今回は夜に着くイプさんが翌日ゆったりと久々のローマを楽しめるように2泊。
その後ノルチャに行くのでテルミニ駅から近い、キッチン付きの宿を予約しました。
今回の旅行でローマにはこの時が1回目、ノルチャから戻って1泊するのが2回目、そして最後の帰国前の2泊が3回目となります。
3回全部違う宿にしたのですが、共通するのは古い建物で、エレベーターがだいぶ昔のこのタイプであること。
最初の宿は、旧来の狭いシングルベッドだったし、タオルもタオルではない、ワッフルの様な織りのシーツみたいな生地のもの。(懐かしいと思う方もいらっしゃるでしょうか。昔はこの手のものが多かったですよね)
さて、その古い建物、古い設備のアッパルタメントなのに、それがもうびっくり。
海外へ旅行していない5年半の間に、宿のチェックインなどのシステムはかなりアップデートしていました。
予約サイトを通しての宿からのメッセージで、チェックインは、こちらのサイトでどうぞと案内があり、宿泊者名、パスポートナンバー等、チェックインに必要な項目は全てウェブ入力。
入室についても敷地の門を開ける指示、その次の建物のドアを開ける指示もウェブ操作。
それのせいで困ったことが起こりました。
門が開いていたので敷地内に入り、OKとタッチして、次に建物ドアを開ける操作をしても、門の鍵を開けなさいと指示が出てくるのです。
あらあら、どうしましょと思いながら門を閉めてやり直しても同じ。
もたもたしているうちになんとスマホのバッテリー残量が20%を切り、モバイルバッテリーと繋いだのに、充電マークが出ない!!!
どうやらコードの付け根のところの接触不良のようなのです。
もし宿の人と連絡が付く前にバッテリー切れを起こしたらどうしましょう...
画面をいくら操作してもだめなので、電話してみました。
宿の人が離れたところからやってくるとしたら、その前にバッテリーが切れるかも...
と心配しつつ、今門のところにいると話したら、何のことは無い「すぐ下りて行きます」と言って来てくれて、無事に部屋まで案内してもらえました。
チェックインがあまりに進んでいるのでドキドキしましたが根本的には昔ながらと言う…
結果的に言うと、この敷地内にはまあまあ大きな2つの建物があり、そのうちの一つにこのアッパルタメントを経営する事務所といくつかのアッパルタメント(1つのフロアに4つぐらい+共同キッチン×数フロア)があるということのようでした。
事務所で2~3人がそれなりに仕事をしているので、できれば手を掛けずにウェブ操作で中まで入ってきてほしいということだったのでしょう。
やれやれ。
部屋に入ったと思ったら、別のシニョーラが、ちょっと失礼させてね、と工事業者を連れてきて、シャワールームの下のパンのサイズを計らせていました。
その間にシニョーラにモバイルバッテリーとスマホをつなぐコードを見せて、これが壊れてしまったのですが近くに買えるところはありますか?と訊いたら、門を出てすぐ左のところに小さな中国人経営の店があって、そこなら何でもあるわよ、きっと、と教えてくれました。
すぐに行って、これがダメになったのだけど...と見せたらすぐにちょっと奥から出してきました。
5€でした。高いか安いか分かりませんが、これが無ければこの先ものすごく困ることになるので、買えてとても助かりました。
それからスーパーマーケットに行って、自分の晩ご飯や朝食用の食材、イプさん到着祝いの乾杯用のスプマンテとつまみなどを買いました。
月曜なのでマッシモ宮の国立博物館は休み。外観修復中?
懐かしいレプッブリカ広場の辺り
大好きなエル・ブゲットのポルケッタを買おうかと思ったのに、昼休憩が明けて開店するはずの5時に行ったけどまだ開いてないし...(その辺アバウトな店なのは承知なのでしかたありません)
部屋でスーパーで買った冷凍のスパゲッティ・アッレ・ヴォンゴレをレンジで温めて晩ご飯。
特別美味しいものでもないけど、不味くもなく、しっかり量はありました。
イプさんから21時ごろに無事フィウミチーノに着いたと連絡。
その後これからバスに乗るときたので、1時間後を見計らってテルミニ駅横に迎えに行きました。
無事に合流して、部屋で乾杯。
日付が変わる頃に就寝しました。 -
from: ぐら姐さん
2024年08月09日 13時29分15秒
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ノルチャ
ローマの2泊目が明けて7時頃に朝食、そしてお弁当を作りました。
お弁当は、ピアディーナにスペック、モルタデッラ、サラダ用の葉っぱミックス、そしてミニトマトを適当に巻き、それをラップできちっと包みました。
10:32発ICは定刻に出発しスポレートに12:20頃到着(14分ほどの遅れ)。
駅前のモニュメント
バスは14:08のはずですが本当にそのバスがあるのか、乗り場まで行って確認し、切符を買いました。
スポレートの駅は、待合室が明るくて、開放感があり、この日は空いていたのでゆったりとくつろいでお弁当を食べることができました。
お手洗いもきれいにしてあったし、無料だし、駅でバスを待つのも安心感がありました。
そんなだと、バールでカッフェの一杯もいただこうかという気になって。
駅バールなのですが、落ち着く雰囲気で、お店の人が自分の好みで飾っている一角がありました。
お仕事用(?)のPCも置いてあって、暇な時間にテーブルについて操作していました。
無事バスに乗車しました。
なんとバスの座席にもUSBポートがある!
日本の電車だと新幹線ぐらいでしか見たことがありませんが、イタリアではレジョナーレの電車でもけっこう見かけます。
でもバスで見たのは初めてです。
こういう点では日本は遅れていますねえ…
1時間ほどでノルチャに着きました。
城壁のすぐ外がバスの終点でした。
2016年8月にイタリア中部地震が発生しました。
ノルチャ付近を震源としたマグニチュード6.2の地震です。
この辺りでは過去にも大きな地震が何度もあったため、ノルチャは官民共同で対策を行っていたとのことで人的被害はなかったそうです。
(他のまちでは人的被害もあって、298人の方が亡くなりました)
それでも大聖堂のファサードが崩れ落ちるなどノルチャの重要な歴史的建造物のほとんどが倒壊したのだそうです。
宿に向かう途中も修復中、建設中のところがたくさん見かけられました。
私がノルチャのことを知ったのは、生ハムの名産地ということからでした。
私がときどき購入していたイタリア食材のウェブショップで買ってみて、とても美味しかったので、いつか機会があったら訪れてみたいと思っていましたが、その直後に地震があり、浮かれた気持ちで訪れていいところではないと思っていました。
その後で、カステッルッチョのことを知りました。
標高1450mほどの高原に、6月下旬から7月にかけて、それはそれは色とりどりの花が咲くと聞いて、写真を見て、行きたくて行きたくてたまらなくなったのです。
でも、現役で働いていた頃はその時期に行くのは絶対に無理でしたので、リタイアしたらいつか...と思っていたのに、コロナ禍で行くこと叶わず。
特典航空券をもらえるマイル数は貯まっていて、いや実際に特典航空券をもらっていたのにフライトキャンセルされて予約を取り直すこと3回(いや4回?)、そしてやっと大丈夫になって予約が採れたのが今回のチケットでした。
6月下旬から7月中旬...そうだ!カステッルッチョに行こう!とまずここに行くことを決めて旅仲間の友人たちに知らせました。
そこで私も行きたい!と手を挙げてくれたのがイプさんです。
イプさんは7月1日からなら出発できるとのことでしたから、合流したらすぐに行こうと計画を進めたのでした。
さて、バスを下りて宿の住所を見ながら行きました。
地図アプリが示すその場所に宿などありません...
???と辺りを見回していたら、B&B Benitoを探しているの?と若くて元気でしっかり者そうなシニョーラが声を掛けてきました。
そうだと言うと、こっちよ、ついてきて、と言われそのままついて行きました。
20m程離れた建物の中にそのB&Bはありました。
下の写真には写っていませんが、これがメインストリートで、この近くに私たちのB&Bがありました。
日本式で言う2階にある部屋まで、私とイプさんのスーツケースを両手に持ち、すたすたと階段を上って行くシニョーラ、きれいで力持ちでかっこいい!
チェックアウトの時も荷物を下におろすから遠慮しないで必ず連絡帳だね、と。
部屋に入り、朝食はさっきの場所、Bar Benitoで朝6時半から食べられるわよ、何かあったらWhatsAppに連絡してね、と言って去って行きました。
お部屋写真。
寝室
リビング・ダイニング
奥のソファーはベッドにもなるので、4人まで泊まれます。
キッチン。
キッチン付きなのに、調理器具や食器類は一切なし。
予約するときからB&Bということでしたから文句はありません。
明日は、カステッルッチョに行く予定なので、事前に調べたバスが本当にあるかどうか調べに行くことに。
(次回に続きます) -
from: ぐら姐さん
2024年08月02日 10時37分03秒
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ティヴォリ
プラートからフィレンツェ、そしてフレッチャロッサに乗ってローマ・ティブルティーナへ。
そこからレジョナーレでティヴォリへ。
ティブルティーナ駅は、新しくて、エスカレーターもあるし、冷房も入っているし、店もあるし、テルミニのように混みあってもいなくて、結構好きな駅です。
近くにアッパルタメントがあれば、ここを拠点にしてもいいかと思えるほど。
始発で、列車は随分前から入線しているにもかかわらず、ドアはぎりぎりまで開けられず、冷房も入れていなかったので、車両自体が熱くなっている感じで、出発と同時に冷房が入りましたが、全然効かなくて、効いてきたのはティヴォリに着く頃でした。
車窓からティヴォリがちらりと見えました。
そしてティヴォリ駅に到着。
小さな、駅員も見当たらない駅でしたが、エレベーターがありました。
地図検索したときに徒歩20分以上はかかりそうだったので、宿の人に駅からバスはあるか、タクシーを呼べるか訊いたのですが、歩いて10分よ~との返信。
絶対ウソだ(と言うより、いつも車で動いているから歩いたことなんてないに違いない)と思いましたがひとまず歩くことに。
ここでプラートに続いてまたgoogle mapに翻弄されました。
駅前は何もなくて、経路検索をし、案内スタートにして地図の⇒に従って歩いていたら、所要時間が増えていくのです。
あれ?と思って向きを変えて歩くと所要時間は縮みました。
矢印を信用してはいけないのね!とここで一つ学習。
ところが駅前のシンプルな通りが終わり、道があっちにもこっちにもそっちにも、と言う状態になった時に位置が把握できなくなってしまったのです。
こっちかと思う方向に行くとどうも違う、じゃあこっちかと行くとまた違い、おまけに道が複雑になるあたりは歩道がかなり凸凹で、車輪が1つ壊れたスーツケースを引いてそれを気遣いながら歩くのはきつくてきつくて。
おまけにこれは翌朝撮った写真なので車が通っていませんが私がこの橋を歩いたときは双方向から車が走り、脇の歩道とも言えない狭い&凸凹の歩道を歩くのは本当に大変でした。
やっとのことで辿り着いたのですが、ここもアッパルタメントで宿の人には到着する時刻が分かったらメッセージちょうだいねと言われていたので、着きましたと連絡し5分ほど待つことに。
この写真の右の建物が私の滞在したアッパルタメントです。
やって来たのは、本当に田舎のオバチャンとジイチャン。
自宅のほかに1軒(というか1区画)空きができたところに予約サイトか何かからお誘いがかかり、予約受付も料金支払いもすべてやってくれる予約サイトがあるからどうよ、と子どもたちに勧められ、空けたままにしておくよりはいいな、ということで始めたと勝手に想像しちゃうような。
建物ドアを開けると段差の大きな石の階段。
スーツケースを持ちあげることを考えるとウへ~~~となりましたが、ジイチャンがほれ、貸しなさいと言う感じで持って上がってくれました。
辿り着くまでが大変だったし(これは私が迷ったからで、ちゃんと地図を紙にプリントして行けば15分ちょっとで歩けたかも)、連絡してもまめな返答はくれないし、ユーザーレビューが高得点だなんて信じられない...と思っていたのですが、この建物の周辺の素敵な田舎感、
それに反して部屋の美しさ、中に入って落ち着いてみれば納得、と言う感じでした。
キッチン
リヴィング
寝室
トイレ・シャワールーム
2泊の予定をフィレンツェの洗礼堂見学のために1泊に縮めたのがもったいなかった、いや5泊ぐらいしたいと思える宿でした。
ところで、今回google mapについて学習したのは、衛星の位置情報把握には不得手な部分あるらしく、目的地検索→ルート検索のあとに、「開始」にしない方がいいということです。
開始にすると矢印が出ますが、それが正しくないことも多々あるので、地図画面で現在位置を確認し(ちょっと時間がかかることもある)、通りの名前を確認しながら(通りの名前が建物などについていないことも、ローマでさえありましたが)歩くのが一番確かなのでした。 -
from: ぐら姐さん
2024年08月01日 11時04分57秒
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プラートの半日
前日あまりの不運続きに前日全くまち歩きをしなかったので、一夜明けたこの日の午前中だけがプラートのまち歩きの時間となってしまいました。
ホテルだったので充実した朝食がいただけました。
これは第一弾で、第二弾にイタリアらしい甘いパンなどをいただきました。
駅からは橋を渡って旧市街に行きます。
ホテルもそうなのですが、昨日橋を渡った時にいい感じだったので、まずはそちらに行ってみました。
川沿いの雰囲気がなかなかいいです。
橋を渡り、門をくぐってまちに入るのがいい感じです。
以前はクリスマスの日、日帰りで小雨の降る中の観光でしたから、お天気がいいだけでも気持ちがいいです。
ドゥオーモの鐘楼が見えてきました。
緑と白の美しい大理石。
この辺りで産出されるのだそうですが、シエナのドゥオーモを思い出します。
扉周りの模様も素敵です。
外に作られた「聖なる腰帯の説教壇」。
ミケロッツィとドナテッロの共同制作(ミケロッツィが、建築構造担当、ドナテッロが彫刻担当だったようです)のレプリカで、本物は大聖堂博物館に展示してあります。
前にも載せましたが、彩色陶板がやはり美しいと思いました。
大聖堂博物館に入る気満々だったのに(この日は日曜で10時から13時まで)、なぜかこの日は休みでした。
縁がないものと諦めて、大聖堂内のフレスコ画を観ようとミサが終わるのを中の端っこで待って行ってみたら、そちらも進入禁止のロープが張ってありました。
気持ちが萎えて、ひとまずまち歩き。
プレトリオ宮美術館も閉まっていて見られませんでした。
プラートには縁がないのかも。
昼の列車に乗ってフィレンツェで乗り換え、ローマに向かいました。
from: ぐら姐さん
2024年09月01日 12時54分21秒
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シッラを立つ日。トロペーアの宿は14時からでないとチェックインできません。シッラの宿は11時がチェックアウトタイム。シッラ―~トロペーアは近いので11