新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

神話読書会〜女神さまがみてる〜

神話読書会〜女神さまがみてる〜>掲示板

公開 メンバー数:11人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: エリスさん

    2006年06月22日 11時00分12秒

    icon

    大洪水伝説・1

    以前勤めていた会社の同僚で、狂信的とも言えるクリスチャンの人がいまして。なにかと廻りの人たちに布教して信者を増やそうとしていたのですが、その彼女がこんなことを言ってたんです。
    「他の宗教の教典なんて、みんな聖書の真似なのよ。ズルイと思わない?」
    いや、違うと思うんですけど………………なので、私も負けじと言ったんですよ。
    「真似たわけじゃなくて、類似でしょ? 確かに、大洪水の話なんかは、世界各地に残ってるものね」
    「だから! それは他の宗教が聖書を書き写したからなの。汚いと思わない!?」
    それが事実ならね。でも違うし〓〓〓〓〓〓〓〓〓
    キリストが生まれるもっと前から、神話としてその国に定着していた伝説を、聖書の真似とか言っちゃうあたり、普通のキリスト教の人じゃないな、というのが分かりますね。おそらく新興宗教なんだろうな。それでも、歴史的順序は正しく並べてくれないと。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 5
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全5件

from: エリスさん

2006年06月22日 21時13分01秒

icon

「大洪水伝説・6」
そこから簡単に想像できることは、恐らく大洪水は本当にあったんだろう、ということです。それも世界レベルで。大昔ですから、地球も大気やら地殻やら、不安定だったのかもしれません。それで北極の氷が溶けだして、津波――洪水へと変化し、人類滅亡の危機に瀕したのでしょう。それでも、僅かに生き残った人間達が、この事を「神の怒り」と解釈して、伝説に残したものと思われます。
それなら、世界各地に大洪水伝説が残っていても、おかしくないでしょ?

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト

from: エリスさん

2006年06月22日 13時21分51秒

icon

「大洪水伝説・5」
全部転載すると大変なので割愛しますが〓 他にギリシャとエジプトの例が載ってました。
私が持ってる他の本には、インド神話の洪水伝説が載ってました。内容はどれも似たようなもので、神の怒りから洪水が起こり、それでも神の一人が慈悲の心をもって一組の夫婦を救い、人類は再び地上に満ちあふれた、という話になります。

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト

from: エリスさん

2006年06月22日 12時38分33秒

icon

「大洪水伝説・4」
では「ナイルの〜」の10巻から引用します。世界各地の洪水伝説です。

シュメール神話ではこうです。あるとき神々は、増え過ぎた人間達を滅ぼすために大洪水を起こすことにした。だが慈悲深いエンキ神はウトナピシュティムという一人の人間に大災害の到来を知らせ、船を造るよう命じた。それに彼の家族とあらゆる種の生物を乗せるように、と。警告どおり暴風雨は七日七晩荒れ狂い、大洪水は地上を覆って、人間は絶滅した。生き残ったウトナピシュティムは不死の生命を与えられ、その子孫は増えて、人類は再び地上に満ちた。

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト

from: エリスさん

2006年06月22日 11時50分17秒

icon

「大洪水伝説・3」
紀元前14世紀。エジプトは第19王朝のラーモーセ二世が統治していました。当時、ヘブライ人はこの国の奴隷でしたが、ヘブライ人解放を求めて、モーセという男が立ち上がります。そしてそれは果たされ、ヘブライ人はカナンの地(エルサレム)を目指して「エジプト脱出」をしたのです。このヘブライ人(イスラエル人)の子孫から、聖母マリアが生まれます。

エジプト脱出は聖書にも書かれていることだそうです。この時点で統治者がラーモーセ二世ということは、それより前には、アトン神を拝したことで有名なアクナトン王やツタンカーメン、それからピラミッドで有名なクフ王もいたわけで。エジプトではもうすでに、神話伝承は確立されてるんです、聖書が出来上がる前に。それなのに、後からできた聖書の記述を、どうして書き写さなきゃならんの!!
まったくね、ちゃんと歴史を勉強していない人が、変な理屈並べ立てて宗教論かざしても、すぐに嘘だとバレますよね。

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト

from: エリスさん

2006年06月22日 11時06分11秒

icon

「大洪水伝説・2」
そんなわけで、今日は長岡良子先生の「ナイルのほとりの物語」から引用しつつ、大洪水伝説のことを語っていきましょう。
先ず、世界の伝説が聖書の真似ではないという証拠として、キリストの先祖の話をします。

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト