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from: エリスさん
2006年06月30日 21時31分00秒
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物語を始める前に
アテーナーを語るにあたって、それまでの経緯を話さなくてはなりません。先ず、オリュンポスの女王が大地の女神・ガイアだった頃。その頃は神の数が少なく、女
アテーナーを語るにあたって、それまでの経緯を話さなくてはなりません。
先ず、オリュンポスの女王が大地の女神・ガイアだった頃。その頃は神の数が少なく、女神は一人で懐妊して出産する「単身出産」で子供を増やしていました。
それが限界に達すると、息子である天空の神・ウーラノスを夫とし、「自然出産」で子孫を繁栄させたのです。
しかし、それすらも限界にきてしまい、ガイアはとうとう出産に見切りをつけ、女王を引退することにしたのです。
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from: エリスさん
2006年06月30日 21時54分16秒
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「物語を始める前に・2」
しかしウーラノスがそれを許さなかった。子供を産まない、ということは、つまりそういうこと。まだ若い盛りのウーラノスに、そんな殺生なことが我慢できるはずがなく、元は母であるガイアを無理矢理押し倒して、キュクロープスと呼ばれる奇形児を産ませたのだった。しかも、その子たちが醜いという理由から、光も射さない地の底・タルタロスに蹴り落としてしまったのである。
これにはガイアも怒らないはずがない。自分にはもう子供を産むだけの体力が残っていないからこそ、夫婦の契りを断つと宣言したのに、それを受け入れてもくれず、しかも生まれてきた子が醜いからと、闇の底に落としてしまうとは。
ガイアは、自身とウーラノスとの間に生まれた長男・クロノスに、ウーラノスを成敗するように命令した。
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