ｱﾃｰﾅｰを語るにあたって、それまでの経緯を話さなくてはなりません。
先ず、ｵﾘｭﾝﾎﾟｽの女王が大地の女神・ガイアだった頃。その頃は神の数が少なく、女神は一人で懐妊して出産する「単身出産」で子供を増やしていました。
それが限界に達すると、息子である天空の神・ｳｰﾗﾉｽを夫とし、「自然出産」で子孫を繁栄させたのです。
しかし、それすらも限界にきてしまい、ガイアはとうとう出産に見切りをつけ、女王を引退することにしたのです。

我が家で咲いた百合の花でも、御覧ください〓〓〓〓〓

ﾍﾟﾙｾﾎﾟﾈｰ誘拐の話を書くべきなんでしょうが、私があのくだりを書くと、なんのアレンジもない話になってしまって面白くないので、里中満智子先生の「ギリシャ神話」をどうぞ！
今晩からお送りしますのは、「ｱﾃｰﾅｰ生誕秘話」です。これなら楽しく書けそうなんで、最後までお付き合いください。

真似ている、というわけではないんですよ。元は同じ出来事なんです。けれど、例えばヨーロッパなら、隣り合った国でも言語が違うところがありますよね。だから、同じ神様のことなのに国によって呼び名が変わってしまう。ギリシャならｾﾞｳｽ、ローマならﾕｰﾋﾟﾃﾙ、ゲルマンならｵｰｼﾞﾝ……というように。
ただ、日本神話に限っては、類似と言うよりは、オリエント文化が入ってきたことによる「影響」じゃないかと思える記述が見られます。

興味ある話題に惹かれてやってまいりました！
実際の歴史と伝説や神話を合わせて考えるのって楽しいですね♪
参加させていただけると嬉しいです。


長岡良子先生の作品がどんなものか知りませんが、こちらで拝見する限りではギルガメッシュ伝説を元にされた内容のようですね。
あとモーゼが出てくるところをみると旧約聖書も絡んでいるのでしょうか？
なかなか面白ろそうなので今度探して読んでみます(^-^)

洪水伝説は各地にありますが、世界規模の洪水が実際にあったかどうかは考古学者の方々にお任せするしかないようです(笑)
事実はいまだ霧の中・・・
私たちは個々に想像を膨らませるしかありませんが、それがまた楽しくってたまりません♪
その洪水伝説にしても、もしかするとそれほど大掛かりなものではなかったかもしれないですよね。
紀元前の昔のことであれば設備が整っているとは思えないので、ちょっとした大雨でも被害はでたかもしれませんし、エジプトなどではナイルの氾濫は日常的なことでもあるので、何処かの地で起こったことを語り継いでいるうちに、文化の伝播と合わさって各地へ伝わった可能性もあるかなぁと。
設定がどこなく似通っていることが余計にそう思わせるんです。
あ、これはまったくもって私の勝手な憶測なので、もっとたくさん他の伝説を知れば変ってくるかも〜（>_<;

以前勤めていた会社の同僚で、狂信的とも言えるクリスチャンの人がいまして。なにかと廻りの人たちに布教して信者を増やそうとしていたのですが、その彼女がこんなことを言ってたんです。
「他の宗教の教典なんて、みんな聖書の真似なのよ。ズルイと思わない？」
いや、違うと思うんですけど………………なので、私も負けじと言ったんですよ。
「真似たわけじゃなくて、類似でしょ？　確かに、大洪水の話なんかは、世界各地に残ってるものね」
「だから！　それは他の宗教が聖書を書き写したからなの。汚いと思わない！？」
それが事実ならね。でも違うし〓〓〓〓〓〓〓〓〓
キリストが生まれるもっと前から、神話としてその国に定着していた伝説を、聖書の真似とか言っちゃうあたり、普通のキリスト教の人じゃないな、というのが分かりますね。おそらく新興宗教なんだろうな。それでも、歴史的順序は正しく並べてくれないと。

このタイトルがどこからの引用なのか、わかる人はお仲間です〓
答え・ジャニーズウェブの風間俊介くんの日記コーナーの名前。その中で彼が、「なんで梅雨の六月に結婚すると縁起がいいのかわからない」と言ってました。それはそうでしょう、ｼﾞｭｰﾝﾌﾞﾗｲﾄﾞは日本の風習じゃないし。
その昔「仙八先生」（ｼﾌﾞがき隊が出てたやつ）で英語の先生が言ってましたが、月の名前――ジャニアリーとかフェブラリーとかは、ギリシャ・ローマ神話の神々から付けられたのだそうです。
その中の６月（June）は、ローマ神話のユーノー(Juno)から名付けられた月で、ユーノーはギリシャのﾍｰﾗｰと同一人視される神。ﾍｰﾗｰと言えば、お産を助け、家庭を守る主婦や貞節を重んじる女性を守護する女神として知られています。
だから、６月に結婚した女性はﾍｰﾗｰの祝福のもとに守られ、安産だし、旦那は浮気しないし、自分も不倫しないで、幸せな人生を送れる――という考え方なんです。
風間くんが知らないのも無理はありませんね。女性の視点から見た考え方なんですから。

如何でしたでしょうか？
すぐに書きおわるつもりが、結構かかっちゃいました〓
御感想お待ちしています！

ではここで、ｱﾙﾃﾐｽが生まれた時の経緯を、私なりに書いてみましょう。携帯で書いているので、少しづつですが、最後までお付き合い下さい。

連載を一時中断しまして〓
先日、出版社から新刊のカバーの見本が届きました。雲居先生が描かれたエリス女神はとても綺麗で、本当に感謝感激です。
でも実は、私が小説の中で描いたエリス女神は、二十歳の頃の堂本光一が女装した感じ、なんですよね。そうです、私は光一ｦﾀ。だからSHOCK DVDのジャケットは、おおっ！　と私を叫ばせました。これで衣裳が漆黒だったら、まさにイメージぴったりじゃん！
だからと言って、そうゆう風にイラストレーターさんにお願いできなかった、小心者の私〓〓〓〓
でも素敵なカバーなんで、ぜひとも皆さんに見てもらいたいです。