どうしても気になったので紅葉を少しだけ撮影に行くと思いつつ、、、
結局昼過ぎまで撮影していました（笑）
きょうはけっこう人が来る場所で光待ちをしていたので、
紅葉を見に来た人たちがいっぱいでした。
夫婦で、親子で、恋人どうしで、いろんな人たちが来ては写真を撮って、
帰っていきました。まさに紅葉狩りなんだなあ。
撮影していた場所は特に美しく、車が通るたびに
「わー」という叫び声か聞えていました。

昔、永六輔さんの文章で「きよしが紅葉が見たいと言うので紅葉狩りにいった」
というような表現の文章があった気がします。
「きよし」というのは盲目の歌手長谷川きよしさんの事で、おそらく彼は通常でも
このような会話をしているのだと思うととても素敵な気分になった。
きよしさんはまったく目が見えないはずで、でも四季の事をいっぱい感じている。
その移ろいを感じる感受性は見たり、聞いたりするもの意外にやはり五感で感じるものなのだと思います。

感じる事ができることと、それを表現できる事もまた別なのだと思います。
感じられないもどかしさ、それを表現する方法を持たないもどかしさ、、、
うまく表現できないもどかしさ、、、
そんな事の繰り返しなのだと思います。
今回本格的に初めて紅葉に取り組んでみて、いったい何が表現できているのか。
まだまだ足りないので、きょうもついつい長い間の撮影になってしまいました。
写真はまだあがっていないけれども、、、
土曜日の写真を。黄色と赤で。