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駆逐戦車 スコットランド(英国)を行く!!

駆逐戦車 スコットランド(英国)を行く!!>掲示板

公開 メンバー数:21人

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  • from: jagdpanzerさん

    2010年03月30日 00時21分55秒

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    ストリート・ビュー

    画像は【Smoo Cave】http://www.c-player.com/ac49629/thread/1100029488805 のモノで、バンクホリデーの話も書きたかったんですが、来月末はゴールデン・ウィークで時期もいいので来月末書きます。



    ちょうど一年前、イギリス在住のおやじさんが“地球の歩き方 掲示板”の中で Google のストリート・ビューの事を書かれていました。


    その時点では全英 25都市のみで、僕自身 ヨーク York の駅前を少し見てスグに飽きちゃいました。


    駆逐戦車は何時も貼るように streetmap派で、今回の旅行のコマ地図も streetmap でほぼ出来上がっていたんですが、きっかけは忘れましたケド Google のストリート・ビューが、この一年でもの凄く増殖?していて、ほぼ全英を網羅しててビックリ!!(もう知ってた?)


    今年のテーマは‘ファーム’なんで、ファーム・ハウスって町の中にあんまり無くて町外れにありますよね?


    でも、今回の B&B 全て見てきちゃいまして、三軒目のファームへの道が狭すぎてヤバい事も分かりました。


    都会でも例えば片側二車線で真っすぐ行きたい時、僕なら左車線にいますが、その後交差点で強制左折(直進・右折禁止)後、スグまた強制左折(結果Uターン状態)とかが写真でバッチリ分かります。



    今回のドライブも海を左手に見て、ビデオに収めたいと思って一コマ一コマ送りながら(もの凄く目が疲れます)ドライブシミュレータのように日夜走っていますが、期待してた海沿いの道が、木が邪魔で意外と良い景色じゃなかったりとかが分かっちゃいました。


    便利な反面、期待感が無くなるのは少し残念。

                                

    あれから四年。


    日本人で石で自分の名前を置いた人はいるのでしょうか?

                                

    駆逐戦車の今年の異動はナシ!!


    でも、新しい課長には、まだ今年の旅行の話をしていません。


    いいのかな?

                                

    嫁はこの辺りに石を置いてました。

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月28日 00時51分57秒

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    「王のプライベート応接室」
    本棚の位置がガイドブックと違うので(奥の扉の左にある)、初めは見落としていたんですが、扉の上の絵でこの部屋が分かりました。


    本棚の中には ウィリアム三世の読書室にあったと思われる、十七世紀の古書が収められています。


    扉の奥は『王のプライベート書斎』ですが、一般人は見せてもらえません。


    神経質なインコを飼うと、ストレスから自分で羽を抜いてしまいますが、自噛症と呼ばれるこの症状に動物病院では 絵の中の首に巻いてあるような器具を出してきます。


    これを通称“エリザベス”と言いますが、インコを飼う予定のない人にはまったく役立たずな情報でした。


    スマぬ。                            
                                

    前項【オランジェリー】奥にあるこの部屋は、1992年まで公開されていませんでした。


    写真には写っていませんが、ウィリアム王の‘晴雨計’も展示されています。 

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月25日 00時09分32秒

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    「オランジェリー」
    【オランジェリー】と呼ばれたこの場所は、彫像の廊下だったのではなく、寒い冬の間は暖房を焚いて、オレンジの木や月桂樹などを寒さから守った場所です。


    この季節、陽が近い窓際にはおそらく、それらの樹木が置かれてあったのでは?と思われます。


    1700年代には “温室” と “オランジェリー” は、ほぼ同じ意味でした。                            
                                

    手元の資料には フランカヴィア作と思われる彫像の名が、いろいろ書かれておりますが、左側の右手を上げている像


    『太陽を凝視するアポロン』


    これだけは自信があります。




    フロアの パープルとホワイト の‘市松模様’はスウェーデン産の石灰石が使われています。


    余談ですが、駆逐戦車がいつも聴いてる CBCラジオ の女子アナが、‘市松模様’を‘いちもつ模様’と言い間違えていました。

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月22日 00時08分08秒

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    「王の書斎」
    正面左の机は実際に ウィリアム三世が使ったもので、見えませんがロウソクの奥には王の書面が置かれています。


    左上に 1/4ほど見える絵は ヤコブ・ボグダーニ作 『風景の中の鳥』


    奥の扉は、メアリー女王の書斎に続いています。

                                

    一階に下りてきました。


    東側の『プリヴィ・ガーデン』が見えます。




    ここまで写真を見てきて、添乗員と行くツアーの利点を思い知らされました。


    駆逐戦車も同じ場所を通って来たハズですが、写真も画像もな〜んにも写っていないんですよね。

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月20日 00時10分24秒

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    「王の大寝室」
    【王の大寝室】とはいうものの、実際に王がこの部屋で寝ていた訳ではありませんでした。


    毎朝、寝間着から着替える時、宮廷内の一部の特権階級の人のみ、謁見をする為の儀礼的な部屋として使われました。


    この部屋への立入りは厳しく制限され、たとえ王の式服を整える宮内官でも入室を禁じられていました。


    ベッドは、1701年当時の“ウィリアム三世”のもの。


    右側の壁のタペストリーは、グレート・ホールの中にもあったタペストリーの連作「アブラハムの物語」から『エフロンの野の購入』

                                

    暖炉の上の絵は ピーター・リリー卿作 『ヨーク公妃 アン・ハイドの肖像』


    アン・ハイドなる人物は メアリー二世の母親だそうですが、そのメアリー二世でさえ、何人の日本人が知っているのやら?


    右のタペストリーは『アテネで説教する聖パウロ』


    駆逐戦車も小学六年生の時、アテネで説教したんで(http://www.c-player.com/ac49629/thread/1100052530420【[397] Royal Shakespeare Theatre】)


    「聖パウロよっ! お前もかっ!」ってな感じです。

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月17日 00時17分11秒

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    「王の執務室」
    ここは様々な国事を行うための部屋で、諸外国の大使との謁見や宮廷の政務などが執り行われました。



    暖炉の上の肖像画は ゲリット・ヴァン・ホントホルシュト 作


    『ボヘミア王妃のエリザベート』で、モデルはチャールズ一世の妹でもあります。

                                

    この絵が、この部屋に飾ってある証拠を見つけることが出来ませんでしたが


    ★ 一枚目の写真のひとつ前で撮られている。

    ★ 絵の下の この色の板 が同じ。

    ★ コーナーのタペストリーの雰囲気と天井の白色。


    以上 3点から【王の執務室】に飾られていた絵と判断しました。




    部屋は 1986年の火災で壊滅的な被害を受け、家具調度品はなんとか運び出されましたが、天井は崩れ落ち、天然水晶のシャンデリアも瓦礫の下敷きになりました。


    一枚目の写真に写っているシャンデリアは、英国の考古学チームが火災跡から破片を回収し、丹念な修復作業で復活させたものです。 

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月15日 00時04分05秒

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    王の近衛兵室

    けっこう地道に アップしているつもりでしたが、左のカレンダーを見れば‘4日’のみ発言しているみたいです。


    三月も半分過ぎましたんで【2010 Hampton Court Palace】の後半の最初を、新規発言として アップしたいと思います。




    この部屋は王の安全を守る兵士が、不審者などがここより奥へ入らないように見張っていた部屋です。


    勤める兵士の総数は 100人。そのうち 40人ほどが常時、任務についていました。

                                

    マスケット銃(火縄銃のようなもの)・短銃・剣・銃剣(ライフルの先に取り付ける剣)が、壁一面に飾られています。


    これらは、もともと【ロンドン塔】にあったのを持ち込んだようです。


    十八世紀には毎年、“春の大掃除”として全ての武器を壁から外して、掃除してからまた壁に取り付けていたそうです。

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月13日 00時39分22秒

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    「王の階段の壁面と天井の絵」
    【クロック・コート】の柱廊を入ると“キングス・アパートメント”の入口があります。


    1986年3月31日、“キングス・アパートメント”を中心に大規模の火災にあい、修復に六年を費やしました。

                                
                                

    アントニオ・ヴェリオ作のこの壁画は完成時には評判が悪く、


    作家のウォールポールは「自らの信条に基づいて台無しにしたかのごとき不快な絵」とケチョンケチョン。





    写真を提供してくれた“えびちゃんの娘さん”に感想を聞こうとしたら


    THE ○C の如く「♪ カリフォルニ〜ア〜」へ修学旅行中!


    素敵にステーキ喰って、ネズミと遊び、退役空母ミッドウェイを見学しに行ったみたい。


    悔しいので、駆逐戦車は自分の修学旅行先だった長野県の善光寺へ、原子力・牛に引かれて行く事をお薦めします。

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月10日 00時30分43秒

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    「クロック・コート」
    クロック・コート内、東西南北を囲む建物の中で、東にあるこの建物は 1732年に改造されました。


    理由は ジョージ二世の第二王子‘カンバーランド公’のスイートを建設する為でした。

                                

    上の写真と連続で写された、この写真の場所を確定する証拠は、ガイドブックからは見つかりませんでしたが


    「南側に連なる柱廊は、他の部分と建築様式が違います」と、あり


    ウィリアム三世とメアリー二世のために設計した、アパートメントへの通路として、十七世紀後半に建てられたもの(と、決めつけたい)

                                

    で、【クロック・コート】でありながら時計が写っていなかったので、僕の画像を使い回し。


    ガリレオやコペルニクスが地動説を唱える前の天文時計なので、太陽が地球の周りを回っています。


    時間、月日、月の周期、その年の初めから何日経っているかも分かるそうです。

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  • from: 四号駆逐戦車さん

    2010年03月08日 00時07分01秒

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    「女王の階段の絵」
    ゲリット・ヴァン・ホントホルシュト作     『アポロとダイアナにリベラル・アートを呈するマーキュリー』   (1628年)


    アポロとダイアナは‘チャールズ一世とその王妃’をマーキュリーは‘バッキンガム公爵’を現わします。


    誰がアポロで、どれがソユーズが見当もつきません。

                                

    【女王の階段】の内装は、1734年に £31,000(現在の金額になおして)かけ、ジョージ二世とキャロライン王妃によってただの白塗りの壁から改装されました。


    ガイドブックを見て、素人目には立派に見えますが、ビクトリア時代の歴史家 ローは     「天井と壁面に痛々しい汚点を残した恥ずべき名誉」   と批判しています。


    えびちゃんの娘もその説明を受けたのか、絵以外の階段の様子の写真は一枚もありません。

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