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from: jagdpanzerさん
2006年09月25日 07時21分14秒
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Road To Dunnottar Castle
http://www.streetmap.co.uk/newmap.srf?x=387195&y=785580&z=4&sv=387195『Dunnottar Castle』は右下です。
以前仕事場のPCで『Dunnottar Castle』のHPを見た時、「駅から城まで歩いてください」的なコトが書いてあり、[247] の項で書いたように当初は鉄道移動を予定していたので、「鉄道で Aberdeen へ行く途中に Stonehaven で下車して見学すればいい」な〜んて、のん気に考えてました。
地図上では Stonehaven駅から Dunnottar城までは直線にすると 3㌔程ですが、それを素直に信じると高低差なども含めるととんでもない距離を歩かされる事になります。
僕が停めた駐車場は、【P】の位置よりも城に近い【i】の左下のブロック。
地図上で ⇒ の場所は A957 を走行中に、“ ←Dunnottar Castle 1:1/2マイル”の看板を見た場所で、一度しか見ていないので確かめる術はありませんが、今は僕の記憶に頼るしかナイ。
気になるのはその‘白道’が地図では途中で途切れていること。
そして実際にその道は本当に途切れていた・・・
コメント: 全4件
from: jagdpanzerさん
2006年09月26日 19時24分20秒
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「Road To Dunnottar Castle 4」
小道はそれほど危険な道ではなく【[279] Road To Dunnottar Castle】で貼った地図を参考にして貰うと、⇒の右下に伸びる黄色の道に合流した。
その道は一部崖崩れのような場所があり、山側の一車線はそこだけ“トラ柵”で閉鎖されてはいたものの、車の通行に支障があるとは思えない。
迷ったりしてかれこれ一時間近く時間が経過していたので「本当に辿り着けるのか?」という不安も見え隠れ。
近くにはガードレールを一人で修理しているお兄さんがいたので声を掛けてみた。
「この道は車で通れますか? Dunnottar城に行きたいんですが・・・」と聞く僕に
「ここから街中に車を取りに戻るなら Dunnottar城にそのまま行った方が早いよ」と言うお兄さん
そうアドバイスする人を前に引き返す訳にもいかず、そのまま歩き続ける事になった。
きっと彼は生粋の『スコットランド人』なんだろう。例のウワサは本当だった。
やっと写真に話が追いつきました。地図で説明しますと
[279] 右下に向かう黄色の道がヘアピンカーブに差し掛かる場所 ----- は道で、写真右上にある杭は地図上の“Meml”に続いています。“Meml”とは“Stonehaven War Memorial ”のことですhttp://www.geo.ed.ac.uk/scotgaz/features/featurefirst9840.html
[280] [279] の坂を登りきった先の風景です。
[281] 正面の道に行くには右から湾を迂回しなくてはいけません。
[282]そしてこの写真は地図上では Strathlethan Bay です。柵もなくココがおばさんの言っていた「Danger」な場所です。険しい崖を“野兎”が遊んでいますが、「カッワイー」と追っかけたりすると大変危険ですので、自宅など安全な場所で“着ぐるみプレイ”等で我慢して下さい。
from: jagdpanzerさん
2006年09月26日 06時44分51秒
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「Road To Dunnottar Castle 3」
前に何度か『歩き方掲示板』に書いた事だが、僕は以前‘観光旅館’に勤めていた。
夏休みになると子供連れの個人客が多くなるので、チェックインが増える午後三時頃から‘着ぐるみ’に入ってお出迎えをさせられた。
ただでさえ‘着ぐるみ’の中は暑くてクラクラしてるのに、中にはケリなど入れてくる凶悪な ガキ お子様がおられる。
一度お子様から急所に、キョーレツな一発を食らった僕は【暴走ウサギ】と化して暴れた為、支配人からお叱りを受けてしまった。
そのような経験があるんで、「じゃ・ぱ・にぃ〜〜ずっ」と挑発するガキなど屁のカッパ。
胸の「この Dunnottar の城はどこ?」と聞くと、「あっち」と今来た行き止まりの方向を指差す。
これ以上学校へ行く彼女達を引き留めてもいけないので、お別れしてUターンする事にした。
行き止まりの場所の近くまで戻ってきたら、何処からとも無くおばさんが現れ、おばさんの方から「Dunnottar城へ行きたいの?」と聞いてきた。
「イエス、イエス」と付いて行くと、やっぱり行き止まりの場所まで連れて行かれ、「あの間を抜けて行くのよ」
先程も見たが二軒の家があり、間は人が一人通れるかどうかの狭さで、その先には土手が見えていてどう見ても行き止まりだ。
どうやら土手と家の間には小道があり、そこを行け!と言う事らしいが「こんなの解る訳あ〜りませんッ!」
丁寧に行き方を教えてくれるおばさんに感謝しつつ「フムフム」と聞いていると、所々に気になる単語が混ざる。
「Danger」 「Danger」
おいおい!【Danger】二回も出てきたよ〜。
※ [278] Stonehaven 2 の写真はその小道から撮ったものです。
from: jagdpanzerさん
2006年09月25日 18時30分30秒
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「Road To Dunnottar Castle 2」
「俺について来い!」
カッコつけて言ってみたところで、道が無いのに行けるわけねぇ〜じゃん(逆ギレ)
「どう行くのよっ!」
嫁の罵声に答えるには、この道が城に通じる道だと証明する為に、看板を見た反対方向の道に進むコト。
でも、もしその看板があったとしても「ほ〜ら!見ろ!」と自分の名誉は回復するが、問題が解決する訳でもない。
こういう時に限って道路には人通りが全く無く、道を聞く為だけに民家のドアをノックするのも気が引ける。
行き止まりの場所から半分ほど戻った時だろうか、一軒の家から小学校低学年の制服を着た女の子が出て来た。
「あの娘に聞こう」
女の子を捉まえ質問するが“ダンノッター”とか、当時僕は“Castle”を“Castrol(オイルね)”と発音していたので全く通じない。
女の子は“ナンノコッター”な顔をして、あたりまえだが流暢な英語を話す。「車の中に Dunnottar Castle の紙があったのに・・・」と嘆いても後の祭り。
すると「じゃ・ぱ・にぃ〜〜ずっ」と声がして、女の子と同じ年くらいのガキが挑発してきた。
二人は同じ色のブレザーを着て、胸には【Dunnottar ○○】のアップリケ(というのか?)が着いていた。
「ラッキー! このつづりだョ〜ん!」
from: jagdpanzerさん
2006年09月27日 06時51分09秒
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「Road To Dunnottar Castle 5」
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http://www.castles.org/Chatelaine/dunnottar/
イングランド軍の物であったこの城を反乱軍を率いた、かの William Wallace が 1297年に陥落、破壊します。
その他、イングランド王になったジェームズ六世や、メアリー女王は2回もこの城に訪れています。
さらに Edinburgh城にあったスコットランドの王冠を、この城で隠していた時期もあります。
Edinburgh城を見学して感動した人は是非、僕も行けなかった?この城を見に来てください。
写真を五枚も使って引っ張りましたが、すみません。この地点で駆逐戦車は歩みを止めました。
充分に取ったはずの三時間の駐車時間が半分過ぎており、「ココ一つを取るか、他を多数回るか」の選択で後者にしました。
ガードレールのお兄さん!遠いじゃんかよう〜(泣)
でもあの危険な崖の箇所以外は、その後の僕の夢にも出て来るほど印象深い景色だったので、時間がある方は歩いてみるのもいいかもしれません。
実は二年後の旅行では、この城の再訪を計画しています。
[212] Eilean Donan Castle と並び、我が家のトイレに一番多くの絵葉書が飾られていて、それらやガイドブックは Stonehaven の【i】で手に入れました。
こんなオチで許してくれるかなッ!! (いいともッ!! とは聞こえない)
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