「Ethie Castle の夕食 4」
最後のデザートが出てきたのが、午後九時過ぎ。



その後、十一時過ぎまでイロイロと話していたので、ゴーストの事を聞くことは、完全に忘れてました。


話の内容については、次回のガーデンの項で書きたいと思います。

「Ethie Castle の夕食 3」
「Could you just let us know if you are allergic or do not eat anything and we will avoid that.」　　　この文章を　「何か食べられないモノはある？」と訳したわけです。


なので　「ホットでスパイシーなもの、例えば Red pepper and mustard などです」とメールを送り返しておいたのですが


出てきた料理は、蒸かしたジャガイモとチキン、チキンの上には真っ赤なソースが！


嫁が「この赤いのは、辛いソースだよね？」




モーガン女史は明らかに酔っ払っており、雰囲気を察したのか、駆逐戦車のナイフを取り上げ、チキンの上のソースを退かし、「これで食べれるでしょ！？」


さすがに少し‘カチン’と来ましたが、冷静に言い訳を込めて「さっきのチーズ・ピザは美味しかったので最後に食べようと残しておいたのです」


モーガン女史は引き返し、チーズ・ピザを持って帰ってくると、二枚あったのが一枚に減っています。


「このヤロ〜！　裏で（僕等が残した）ワインを飲んで、酔って、チーズ・ピザをつまみで喰ったなっ！！」



腹が立つけど、写真を撮り損ねたこの料理、どうしましょう？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Morgan 家のワンちゃん夫婦には、三匹の仔犬がおり、その中の一匹『ミニー』が、モーガン女史と入れ替わりに遊びに来ました。


試しにイモを差し出すと、食べてくれるばかりか「ウ〜」。次をよこせと唸ってきます。


「これはラッキー、『ミニー』に食べてもらおう」



結局『ミニー』一匹が、（辛いソースの部分は避けた）二人分のイモとチキンを全部食べてしまいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「ホント、よく食べてくれた」と、『ミニー』に感謝していると、モーガン女史がしかめっ面して入って来て


「日本人って犬を食べるんでしょ？」


もおぅ〜〜！許さんっ！！


以前【 [546] ラスト・ツアー !?】で書いたhttp://www.c-player.com/ac49629/message/20080527?format=thread

こんな事を、まさか目の前で言われるとは思わなんだゼッ！！


駆逐戦車は反論して「中国や韓国はそうかもしれないけど、そもそもあなたはアジアの国の違いが解かるんですか！！」


モ：「クジラも食べるでしょ？」

駆：「昔は学校のランチで出てきたけど、近所の魚屋で売ってるモンではないっ！」


モ：「イルカも食べるでしょ？可哀想に」（さすがに聴き取れず、英和辞書のキーを押してもらった）

駆：「俺は喰った事は無い！　日本人は可愛い‘子羊 ラム’ なんて喰わね〜よ！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

向こうは酔っ払って、こっちはシラフ。


モーガン女史は聞いてみると、駆逐戦車より３才年上なだけ、この後は和解したのでした。

「Ethie Castle の夕食 2」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Morgan 家のワンちゃん達。


名前は忘れちゃいましたが、黒いのが‘お母さん’で、ひと回り小さいのが‘お父さん’。


午後七時半より少し前には“The Tudor Kitchen”に顔を出しているので、僕らが待っている事は知っているはず。


食事を待つ間に、ワンちゃん達が素敵な？交尾ショーを繰り広げてくれて、否応なしに食欲が増します（ホントかいな？）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

20分遅れで運ばれてきたスープは、「チョッと味が薄いかな？」


俺もジジイなのか、濃い味を好むようになったもんでね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

このチーズ・ピザは、今回の旅行で一番美味かったです。


ママちゃんは「美味しいものは最後に回すのがＢ型」とか言って一切れ、駆逐戦車は「今、美味しくて全部食べちゃうとメインが食べれなくなるかも？」と一切れ、残しておきました。





「あれれ〜？　チーズ・ピザ、持ってっちゃったよ！」


ワインも景気よくコルクを抜いてくれましたが、ママちゃんが少し飲んだ時点で下げられちゃいました。


これがいけなかったのか、次に会った時のモーガン女史は‘別人’になっていました。