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from: jagdpanzerさん
2009年02月01日 01時03分50秒
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帰国前のトラブル
時計は午後十二時二十分。
街の中心から南へ下った『コルチェスター・タウン Colchester Town』駅に。
12:28 に、この駅を出た電車は 9分で Colchester駅に到着し 12分間の乗り継ぎで、13:45 にはロンドンに着きます。
チョッと早く帰りすぎかもしれないが、ママちゃんがピカデリーにある“フォートナム・アンド・メイソン Fortnum & Mason”に用事があるらしい。
ホーム北側に見える『聖ポトルフス修道院 St Botolph's Church』
車掌の検札もないまま Colchester駅に到着。
料金は£1.80 ですが、駆逐戦車は“ブリットレイル・イングランド・フレキシー・パス”を使いますけどね(笑)
目の前に停車中のロンドン行きに乗り込みます。
定刻より少し遅れて発車した電車は、しばらくすると全く動かなくなりました。
その場で 20分くらい停まっていたでしょうか、車内放送が流れました。
内容は全く持って解かりませんでしたが、「システムがどうたらこうたら」と溜息雑じり に運転手の話す声が、事態の深刻さを表します。
少し動いたかと思うとスグ停まってしまい、スーツケースを持った隣の中年夫婦は、列車が停まる度、手を広げて「残念!」と笑顔でまだ余裕の態度。
途中、気が付いたのが全線が止まっているのではなく、複線なので、ふつうは対向列車が来るはずの反対側の線路を、ロンドン方面の列車が追い抜いて行くと言う事。
駅に着いてくれたなら、乗り換えればロンドンへ帰れる事が判明したものの、嫁はいても立ってもいられず、先頭車両に向けて歩き出しました。
先頭車両まで行くと、通常は閉まっている運転室への扉が開いており、興奮した 3・4人の乗客が運転手に大声で何かを話しています。
列車が再び走り出した時、拍手が起こりました。
午後二時前にはロンドンに着くはずが、午後三時を回った頃、やっと駅に到着しました。
この駅で列車を諦め、タクシーでロンドンまで行くか? しかしまだ半分くらい距離があるし、帰国の日だったので現金をほとんど持っていません。
僕等は思い切って列車を降り、ホームにいた駅員に「ロンドン行きは?」と聞くと、「これだ」と、今まで乗ってきた列車を指差します。
不安な気持ちで再び乗り込みましたがその後、約30分間 何事もなく列車は『リヴァプール・ストリート Liverpool Street 駅』に到着。
駆逐戦車も動揺していたんでしょう、この一部始終一度もビデオを回していなかったんで、正確なデータがありませんが、着いたのは午後三時半くらいだったと思います。
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