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from: 四号駆逐戦車さん
2010年04月07日 00時27分06秒
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王のプライベート・ダイニング・ルーム
【Hampton Court Palace】屋内で紹介する最後の部屋は、国王ウィリアム三世が内輪の晩餐会に使った食事室です。
まず、正面奥の金色に輝く食器は、王の‘富と権力’を誇示する為のもので、実際には使用されませんでした。
部屋一面の絵画は メアリー二世が、彼女に仕える高貴な女官や宮廷婦人を ネラー卿に描かせた『ハンプトン・コートの美女たち』
この部屋も 1986年の火災にあってしまったので、テーブル上の金食器は当時使われていたものと同種類の複製品。
チェリー、メレンゲ、フルーツの砂糖漬けをピラミッド型に盛られたデザートは、 ウィリアム三世と二人の友人の晩餐会を想定したものです。
コメント: 全3件
from: 四号駆逐戦車さん
2010年04月10日 00時57分11秒
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「東正面 と 南正面」
2008年度版でも掲載した覚えのある【東正面】
三角形のレリーフの部分の題名は『嫉妬に打ち勝つヘラクレス』
この下の通路を抜けると、南側正面にでます。
南側正面。
兵士らしき像の上(日本でいう二階)の白い 4本の柱。
2本目と3本目の窓の上には、王家の紋章の装飾。
さらにその上には、写真では全く読めませんが
「Gulielmus et Maria Rex et Regina Fecerunt(王 ウィリアムと女王 メアリーの作)」と刻まれています。
from: 四号駆逐戦車さん
2010年04月08日 00時49分05秒
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「ファウンテン・コート」
【ファウンテン・コート】という中庭は、もともと ヘンリー八世の時代にあった場所に、ウィリアム三世が レン卿に造らせたものです。
一番上の正方形に近い窓は、宮廷の重臣の部屋の明かり採り。
その下の丸い窓の周りには、獅子のたてがみを模した彫刻の縁飾りがほどこされています。
いつもはだいたい二枚ほど写真があるんですが、この場所の写真は一枚だけなので、‘眠れる獅子’メアリー・アーサーで空白を埋めます!!
from: 四号駆逐戦車さん
2010年04月12日 00時58分01秒
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「パレス・ガーデンズ」
【2010 Hampton Court Palace】の最後は、2008年と同じく“庭園”で。
上の写真は『南の庭園』の一部 【プリヴィ・ガーデン】
今でこそ、壮大な眺めが楽しめますが、1991年 〜 1995年の間に修復が行われ、それ以前は極端に草木が生い茂っていました。
この一帯は‘ヘンリー八世’の時代には草地だったのを、‘ウィリアム三世’の時代に 13もの噴水がある大庭園が造られました。
【グレート・ファウンテン・ガーデン(大噴水庭園)】と名付けられたこの庭園には、ツゲの生け垣と花壇、彫像が整然と並んでいました。
しかし、これらは‘アン女王’の時代「いやね、いやだわ、ツゲのにおい」と、全部取っ払われてしまい、代わりに イチイ と ヒイラギ の木が植えられました。
(終)
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