「コルチェスターの話は何所へ？」


途中から見ていただいた方には理解しがたいとは思いますが、ページ左側『サークルの紹介』の下のカレンダー下側左右にある“前月”＆“翌月”をクリックすると、その月の最終日に投稿した画像が載るんです。


一応、タイトルが【スコットランドを行く】になっているので、「クリックして出てくる画像を全てスコットランドのモノにしよう！」というのがその理由。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

帰国した 2008年06月21日から、一日一枚のペースで報告してきましたが、最終日の後半になりました。


今回の旅行は反省点が多く、途中に嫁の‘ダメだし’まで出たので、今後は次回の旅に向けて計画を念入りに立てたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

画像は、[35] 13　Applecross(Bay)の補足です。http://www.c-player.com/ac49629/thread/1100028795735


以前、嫁がこの場所の写真を気に入り、「ここで一泊してみたいよね？」と聞いたら


「ココは寂しすぎる。ロンドンの賑やかさとの中間位がいい」


返す言葉もありません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

メンバーの方が、来月英国へ旅立たれます。


駆逐戦車は英国で‘生の雪’を見たことがないんで、イギリスの雪景色が見たいですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ビデオの性能をよく理解していなかった為、横向きの画像が多く、その中でワリとマシな画像をチョイス。

http://www.streetmap.co.uk/map.srf?x=171500&y=844500&z=120&sv=applecross&st=3&tl=Map+of+Applecross

地図の Applecross Bay の上 Mon と書いてある付近を行く、駆逐戦車。


向こうの山は、スカイ島。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

『コルチェスター』の位置関係です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ロンドンからの列車は全て、地図北西の駅（Colchester）に到着します。


駅は街の中心から離れているので、歩き疲れているであろう帰りは、（地図中心下の）Colchester Town駅を使います。


緑色のラインで行程を示しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

上の写真は『St Martin Chapel』


「こっち、こっち！」


英国旅行時には、毎回連れてくるコンパスは 10年目。


今回も旅行直前に、押入れから引っ張り出して来たんですが、カリビアンの海賊がイタズラしたのか、『北を指さないコンパス』になっていました。


正確には‘北’と‘南’が正反対に向くので、それを知っていたハズなのに、一生懸命に北へと歩きました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

駅から南下して橋を渡り、坂を登り始めるまでは見るべきものはありません。


駅の写真を撮ってから、35分後のデータがありますが、誤って北へ歩いた時間も含まれています。


時計がある『タウンホール』の先に、東西に走る High Street がありますが、その通りで驚くべきものを発見しました。


タイツらしきものは穿いていましたが、スカートの裾はお尻の半分位しか隠していない、ブロンドのオネェーちゃんです。


駆逐戦車は糸の切れた凧の様に、ついていこうと思いましたが、嫁に捕まれて失速してしまいました。残念。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

プレートに何が書いてあるのか写真を拡大したら、第一次世界大戦戦没者の慰霊碑と思われます。

http://www.city-sightseeing.com/index.phtml?command=search&clear-search=true&destinations=Colchester

その像の横に写っている、派手なバスに乗りたい方は上のＨＰで。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

『コルチェスター』は、英国‘最古’の都市と言われています。

【[742] コルチェスター 2】はhttp://www.c-player.com/ac49629/thread/1100078167658の下の項へ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

http://www.colchestermuseums.org.uk/castle/castle_index.html

入口は南から

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【Colchester Castle Museum】のチケットが見当たらないので日本語で調べたら、

http://www.visitbritain.jp/Attraction/Colchester/Museum/129331/Colchester-Castle-Museum.htm

お金を ￡5.50 払ったような記憶がありましたが（確信じゃん）、“天下の visit Britain”が「無料」と言うならそうでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

西側から南を見ます。


【Colchester城】は 1076 〜 1125年、ウィリアム一世がローマ城砦跡に建てました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

南側。


城の天守閣にあたる部分は、『ロンドン塔』よりも巨大だそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

東側。

城周辺は公園になっています。

『コルチェスター Colchester』の街の事は後にして、朝の列車本数の多さも、決めた理由のひとつです。


2009年 1月26日 現在でも　ロンドン（リヴァプールストリート）から午前九時台の列車は

09:00発　　　　Norwich 行き　所要時間　0:49

09:08発　　　　Clacton-on-Sea 行き　所要時間　0:58

09:18発　　　　Harwich Town 行き　所要時間　1:00

09:30発　　　　Norwich 行き　所要時間　0:51

09:38発　　　　Lowestoft 行き　所要時間　0:59


例えて言うなら、‘東京’から‘横浜’へ行く場合、‘名古屋’・‘大阪’・‘博多’行き、どれでも行けるようなモノです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

午前十時半、『コルチェスター駅』に到着。



“London Liverpool Street”〜“Colchester”間の Off-Peak チケットは往復で　￡ 20.40


四日間使える“ブリットレイル・イングランド・フレキシー・パス”の最後の日付を記入。


これまでの計　￡ 192.60　　合計　￡ 213.00

(￥218.5) ￥46,541

午前九時、『リヴァプール・ストリート Liverpool Street 駅』の前です。


中央にある、キノコの“エリンギ”みたいなポールを境に、二枚の写真を合体させているので、建物中央がボケていますがあしからず。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

『リヴァプール・ストリート駅』と言えば、忘れちゃったと思いますが、【[565] スタンプを押せ！】http://www.c-player.com/ac49629/thread/1100070358353で、半年前に行き、コテンパンにやられちゃった場所。


現実では六日前なんですが、この日のために着いたその日に、偵察がてら見に来ていたんです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「お花はいかがかぁ〜い！　お花はいかがかぁ〜い！」


「おっ！　兄ちゃん！　いい体してるねぇ〜　どうだい　自○隊に入らんかっ？」


昔から駅で男に声を掛けるのは、‘花屋’と‘自○隊の勧誘’と、相場は決まっています？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

古いタイプの客車です。


行先にアンダーラインを引いておきましたが、読めるでしょうか？

先週、えびちゃんが久々投稿してくれたんですが、最初は何所にコメントを付けてくれたのかサッパリ解かりませんでした。

その件を参考にして、この話の続きは http://www.c-player.com/ac49629/thread/1100070204756の一番下へ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

午後十時近くに、ロンドン・ユーストン London Euston 駅に到着。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

カーライル〜ロンドン間の　オフ・ピーク料金は ￡ 91.30


四日間使える“ブリットレイル・イングランド・フレキシー・パス”の三日目を使用。


これまでの計　￡ 101.3　　合計　￡ 192.60

(￥218.5) ￥42,083


“ブリットレイル・イングランド・フレキシー・パス”を　￥30,500　で買ったので、元は取りました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

４年ぶりのユーストン駅。


カレドニアン・スリーパー（寝台車）が遅れ、右手側の地べたに座り込んで、このパネル見ていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「僕等が乗ってきた列車も出ているよ！」


20分近く遅れたのに『On Time』と表示されています。


これが‘イギリス鉄道の先生’こと、na○kyさんが言っていた『日中の列車は10分以内の遅延は定時運行と見做すという奇妙な規定』なんだね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

http://www.c-player.com/ac49629/thread/1100030324754

寝台列車を待つ間「意外と美味いね！バーガーキング」と言って食べた店が、まだ構内にあり買ってみました。


わが町にもあるアイスクリーム屋よりも、「隣の市の方が美味い」と、わざわざ同じ系列店の遠い方へ買いに行くグルメなママちゃん。


「４年前より、味が落ちたな？」


加熱あるなしの差があるならともかく、同じ系列店のアイスクリームの味の違いが解かるママちゃんの舌は誤魔化せません！！（ホントかいな？）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ユーストン駅の地下鉄駅は、ユーストン駅から 200メートルほど離れている（ユーストン・スクエア駅）ので、タクシーで帰る事にしました。


パディントンの【ADARE HOTEL】まで　￡21.00（チップ代別）位だったと思います。


ところが小銭の持ち合わせがなく、おじいちゃん運転手も釣りが全くありません。


「￡20.00　でいいよ！」


後で、「ホテルで両替してもらえば良かった」と、思い返したんですが後の祭り。


今回の旅　一番の“反省点”でした。

【[575] 席を温めといた】のロンドン〜ピーターバラ間の列車内で見た、膨大な『予約席 Reserved』の札で“考えさせられた”駆逐戦車は、「自分も予約したい」と考えていました。


荷物制限のある Easyjet を避けて列車を選択したものの、座れなければロンドンまでの約三時間半が苦痛の旅になります。


かれこれ 十時間ほど前の朝食時、【Allerton House】のブライアン氏に「帰りの列車の予約がしたい」と聞いたら、彼は列車の予約をした事がない様子。


娘の部屋からノート・パソコンを持ってきてくれたので、列車番号を見せてブリットレイルパスを渡し、「このヴァージン・トレインの電話番号に掛けて」と頼んだら、奥の部屋へ電話を掛けに行ってくれました。


十分後「ＯＫ取れたよ！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

列車に乗り込むと、シートと窓上の液晶に自分達の苗字がありました。


‘ロンドン行き’だし、カーライル駅のホームにいた人数から、予約してなかったら焦っていたかもしれません。


後で気が付いたんですが、車内中央の左右に荷物を置くスペースがありました。


出入口付近の荷物置場が、既にいっぱいだったので、スーツケースは前の座席とのあいだに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

35分後、『Oxenholme Lake District』駅に到着。


プレートのとおり、湖水地方 Lake District への乗り換え駅です。


三人連れの日本人親子が乗車してきましたが、周辺に席がないので通過して行きました。


この大雨の中で湖水地方の見学、ご愁傷様です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

その 15分後には『Lancaster』


第二次大戦中、英国の爆撃機の名前ですな。


晩御飯は『ケルソ』のインフォメーションで買った、賞味期限あと一週間のショートブレッドの詰め合せ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

さらにその 15分後には『Preston』


時刻は午後七時十分。


終点　ロンドン・ユーストン駅には　午後九時半　到着予定。

レンタカー会社のレシートにも記入してありますが、チェックインを済ませたのが、午後五時を 10分ほど過ぎた頃。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

外は雨が降り続き、列車の到着まで 45分しかないので、遠くへは行けません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラスゴー Glasgow 方向（北）


またまた嫁がスープスタンドを見つけて、お兄さんに交渉するも、「五時に火を落としちゃったからダメ」


商売っけが無いと言うか、閉店時間が早すぎ！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

冒険心で、反対側のホームへ行く気力も体力もナシ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ロンドン London Euston 方向（南）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

あれっ？　到着時刻は“17:56”のハズだったのに、いつの間にか 3分遅れになってます。


これが‘イギリス鉄道の先生’こと、na○kyさんが言っていた『遅れるヴァージン』なんだね。


ヴァージンの列車は、最終的に 18:05 分まで遅れました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

インターを降りてからも、迷う事無く カーライル駅方面へ向かいます。


この画像を撮った時刻は、午後四時半。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

正面が “カーライル駅”、右側の円柱が見えるのが“カーライル砦”

http://www.streetmap.co.uk/map.srf?x=340243&y=555532&z=0&sv=CA1+1QZ&st=2&pc=CA1+1QZ&mapp=map.srf&searchp=ids.srf

予め焼いておいたレンタカーの営業所は、駅正面左側付近。


しか〜し、駆逐戦車はナゼか右折。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

‘反’時計回りで駅を一周してきて、今度こそ信号を左折。


けれども、レンタカー会社の駐車場は見つけましたが、営業所が見当たりません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「駅員さんに聞いてみれば？」


レンタカー会社の駐車場に車を停め、強い雨の中をひとりで駅へ尋ねに行く事に。


駅へ入って愕然。


レンタカー会社のオフィスは、駅の構内 ホームの手前にありました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ママちゃんを呼びに急いで車に戻りますが、こういう時、焦ってだいたい忘れる車の‘最終距離数’を撮っておきました。


「距離数わかる？」


不安そうなおばさんの表情が、ビデオの画面を見て和らぎました。


さあっ！　言わせてくれ！！　　　今までの小計　￥383,896　　　　　　　 　　　　　　　


合計　　　　　　￥468,164　　　(今回のレートのみ 1￡ ＝ ￥218.9)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

http://www.streetmap.co.uk/idmap.srf?x=315639&y=610640&z=130&sv=315639

『Moffat』の街中。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Ｍ ＝ 高速道路　に乗ってしまえば、単調な道が続くので、今年のスコットランド・ドライヴも、もう終わったようなもの。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「そういえば、一度もサービス・エリア（日本読み）に寄っていないね？」


二十歳の頃、「砂が見たい」と鳥取砂丘へ出掛けた時、山陽道か中国道でガソリンがピンチ。


仕方なく、インターチェンジでいったん外に出て給油して戻ったんですが、当然ながらそのような方法は料金が割高になりますけど、タダならどんどん外に出ます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ペトロールを入れちゃいそうだが、まだ距離があるし“Fuel Purchase Option”に入ってるから、空タンクで返せばいいんじゃないの？


嫁はまたまた、スープを買いに走って行きました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

車のガラスも涙に濡れて見難いですが、白地に赤十字はイングランド旗。


これで、本当にスコットランドとお別れです。