http://www.ontheloch.com/

部屋は写真左の屋根のあたりに 4・5部屋あります。

この B&B(正確には Guest house ですが)の住所がスペイン語みたいで、憶えられなくて困りました。

「この写真になんの意味があるのか？」

バルマカーラ Balmacara はスカイ島からも近いですが、イーレン・ドナン城 （Eilean Donan Castle）からも近いんです。

2004年に初めて訪れた時に嫁がガッカリして、それ以来『最高がっかり城賞』を受賞してしまったんで、夕暮れ時か夜景を見せて挽回させるつもり。

宿の話に戻しますが、旦那。

ココ女性スタッフしか見ませんでしたよ。

出発前に丁寧にメールで質問に答えてくれたのも、女性ならではかもしれませんが、5・6人いたのでどの人が答えてくれたのかは分かりませんでした。

さて、腹も空いてきたのでメールで勧められたプロックトン Plockton にでも出掛けますか。

『オールド・マン・オブ・ストール』の最後の写真の時刻が PM4:35 だったんで、なんだかんだで麓に下りて車に乗り込んだのが 5時近くだったでしょう。

少し南のスカイ島最大の都市 ポートリー Portree から宿までの距離は約 60キロ。

燃料ゲージが残り少なく点滅しはじめたので、ポートリー Portree のスタンドで燃料補給。

レシートが無いので詳しい金額は忘れましたが、軽油のほうがガソリンよりも 10ペンスぐらい高かったような・・・

スカイ島の 4つ★B&Bをくまなく探しましたが、宿泊条件がどこも二泊以上ばかり。

このスカイ・ブリッジ を東へ渡ったところで、やっと一泊だけでも泊めてくれる B&B を見つけました。

到着したのは 午後06時03分。

一枚目の地図右上の画像は、スカイ・ブリッジの東の都市 カイル・オブ・ロハッシュ Kyle of Lochalshの中心街です。

スカイ島での三番目にして最後の見どころは、高さ約720メートルの岩の尖塔『オールド・マン・オブ・ストール Old Man of Storr』

前のキルト・ロックで写した最期の写真とココの写真の記録時間を差し引くと、ちょうど20分。

この天気でなきゃ、麓の駐車場から写真をチョチョイと撮って「ハイ、おしまい」となるところ。

80歳でエベレスト登頂を成功させる日本人がいるのに、これしきの山を登れなくてどうする？

「あの先まで登れば見えるはず」

嫁をダマしダマし登っていくが、霧で何も見えず、その前に駆逐戦車のエンジンがブロー。

下りると決めたら霧が晴れてくるという展開はもはや定番。

ところで [オールド・マン・オブ・ストール Old Man of Storr] という名前は、2006年 Lochinver の北西にある岩の柱も、そんな名前でした。

http://www.beach.jp/circleboard/ac49629/topic/1100029217753

ホントは出発二か月くらい前にBSの旅番組で、スカイ島のコトをやってたんです。

嫁にも オールド・マン・オブ・ストール の場面を見せたハズですが、帰国後にもう一度見せたら、初めて見たみたいにえらく感激してました。

駐車場に車を停め、北を向けば目に飛び込んでくるのは滝でしょう？

キルト・ロック(Kilt Rock)＝ 滝、 だとホントに思っていた駆逐戦車でしたが、嫁のカメラの奥になんとか写っていてくれて良かった～

南方向。

飛び込むには岩が邪魔です。

今さらながら説明しておきますと、★はスタート地点を表しているのであしからず。

スコットランドの魅力を語るとき、必ず出てくるのが『エディンバラ Edinburgh』と、この『スカイ島』

島の約半分を回りましたが、未だにその‘良さ’が解らず・・・

ウィグ Uig で道幅の広い A87 は終点。

島の北側を回るには狭いシングル・トラック・ロードの A855 を走らなくてはいけません。

A855 に入ってスグ、前走車と対向車の多さにうんざり。

「同じ狭い道ならこの白道のが通行量が少ないかも・・・」

ヘアピンの下り道でなかなか楽しかったし、一時間でキルト・ロック Kilt Rock に着くことができました。

およそ 700年前に建てられた マクラウド家の居城。

城が初めて一般に公開されたのが 1933年。

天皇陛下も訪問したことがあるそうです。

スカイ島(Isle of Skye)の見どころを軽く調べてみて、3つの場所に絞りました。

そのひとつが『ダンヴェガン城(Danvegan Castle)』。

「駆逐戦車よ！　○ダンビーガン ×ダンヴェガン じゃないのか？」

細かい事言いなさんなって。ダンヴェガンのがカッコいいじゃん。

空はさらに暗くなりこの後、雨も降りだしました。

ここから目的地までは約 60キロ。

一時間とチョッとです。

ここはメイン道路の A87 ですが、A863に入ると内陸部を走るので退屈なドライヴでした。

午後１時、ダンヴェガン城(Danvegan Castle)に到着。

このルートで本土からスカイ島へ車で渡るには、スカイ・ブリッジ(Skye Bridge)を使うのが無料ですし、A87 を走り続ければイーレン・ドナン城 （Eilean Donan Castle）が左手に見れて妥当なところ・・・

Glenelg to Kylerhea Ferry(グレネルグ・トゥ・カイラーヘア・フェリー)を紹介してくれたのは、三泊目の B&B のオネエちゃん。

You could spend a whole day driving around Skye, but there are also lovely places to visit near us, such as Plockton and Glenelg, where there are Pictish brochs (roundhouses).

ラブリーな場所、Glenelg も曇っていては魅力も半減。


『フェリー』と言っても、観光バスなんかが乗ったら沈没してしまいます。

「オーライ、オーライ」

「オウぅぅぅ～」

お兄さん、言葉にならない声でボンネットをタップ！

嫁が危うく人身事故なう(炎上)

車が溜まれば出港してくれるので、時刻は午前11時30分頃。

乗船していたのは、たかだか15分程度で料金は￡14.0。

お兄さんを轢き殺しそうになったんで、お見舞金を含め￡15.0 払っておきました。

そしてスカイ島側の山を登って行きます。

三日目は駆逐戦車たちがまだ踏み入った事がない スカイ島(Isle of skye) へ向かいます。

ほとんどの人が A82 で北上するとこを、B8004 を進むところが駆逐戦車のヒネクれたところ。

今日のスタート・ドライバーは嫁。

「工事中で 10マイル制限だよ」 と忠告しても、構わずブッ飛ばします。

順調に進んでいたところ、右カーブ先に車が止まっています。

STOPっ～ !? 来た道戻るの～？

「Caledonian Canal」

右の船を通すために、橋を回転させていたのでした。

橋の上のおじさんが元の位置に戻ってきました。

よく見ると見物人もけっこういます。

日本では 『天橋立』 で似たような橋がありましたね。

知らなかったとはいえ、グッド・タイミングで一番に渡らせてもらいました。

突然の “STOP” 表示に驚き、「ヤベっ！ コース変更かよ！？」と、パニクりかけましたけど珍しいものを見せてもらえて良かったです。