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from: ikuさん
2010年11月09日 20時51分35秒
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帝王切開体験記 (当日 後編)
「ではこれから腰に麻酔を入れていきます
最初は弱い麻酔から入りますので 効かないかもしれません
気分が悪くなったら言ってくださいね
言ってくれないと分かりませんから」
背中を出せと言われて先生に背を向けて横向きになり
看護師さんが私の膝裏と首のあたりを持って
グイグイと力を入れて二つ折りにしていきます
人一倍大きなお腹で身体を二つ折り
もっと背中を突き出してといわれても
すでに苦しいです(><)
すっぽんぽんで二つ折り
お尻の穴まで丸見えで恥ずかしいやら苦しいやら
しかも背中の注射が超痛いから
無意識に背中を引いてしまい怒られる私
何回か刺しなおしされたような気がして
やっと麻酔が効いてきたかと思う頃
「・・・眠くなってきました」
「えっ?なんですか?もっとはっきり言わないと聞こえませんよ!」
口をパクパク・・・・声になりません
両手を手術台に縛り付けられ
急に気分が悪くなり ゲボゲボ〜
少し吐いてしまい顔だけ横向きに倒されました。
半身麻酔なんですが 効き過ぎなのかこういうものなのか
人の話し声ははっきり聞こえるものの
自分が話す事が出来ないくらいの意識朦朧状態
心の中で「さっさと切って下さい 早く手術を終わらせてください」とだけ
考えていました。
お腹にひんやりと消毒液を何回も塗られる感覚がして
しばらくすると(たぶんこの間にお腹を切っていたんだと思うのですが)
ぶんぶんと胃のあたりを激しく押される感覚がして
「ひえ〜」とびびりまくっていたら
もう一回!
「何するんですか!助けて〜」と心の中で叫んでおりました。
しばらくして
「目を開けられますか?元気な男の子ですよ 無事出産されました」と赤ちゃんを見せていただきました。
「・・・・・はい・・・・」(――)
自分でも驚くほどの無感動
麻酔がかなり効いていたのと自分の身体の事で精一杯だったので
赤ちゃんと対面して涙がポロリなんて気持ちには到底なれませんでした。
私がお腹を縫い合わされている頃
待っていた夫と義母は赤ちゃんと対面し
うれし泣きするやら 記念写真撮るやらで大喜びされていたようなので
私と夫の両方の両親にも初孫だし
これ以上ないほどの親孝行が出来ました。-
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まっつん、
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