「昼寝しょうよ～」と息子を誘って先に布団に横になり
目を閉じた瞬間ゴチンと音がして
頬骨のあたりに激痛が走る

勢いが凄すぎて後頭部が強くマットレスに押し付けられ
頭も痛い

「うーっ」痛さに呻きながらもなんとか状況を確認します
近くに息子が寝転んで渋い顔をしている
手に凶器になるような物は無し・・・と
どうやら息子の頭突きをまともに食らってしまったようです。

それにしても人生でこんなに痛い思いをしたことは久しく無い

「イタタタタ・・・はー君はどこぶつけた？」
「あたま」どれどれ　おでこの生え際がほんのり赤い

「痛い？」「ちょっとだけ」
私が頬骨が折れたかと思うほど痛いのに
息子はさほど痛くないようで石頭とはこんなものかと驚く私

私「うーん　うーん・・・痛いよう」
息子「大丈夫？」「・・・・ダメです」

「痛いの飛んでけ　するから大丈夫だよ」
「そんなんじゃ治らないほど痛いよー」涙目

「はー君　ごめんなさいと言うところじゃないの？」

「ごめんなしゃい」
「嫌です　痛くて許せません」

「えーっ！ごめんねぇ～ごめんね」
「えーん　えーん　痛いよう」

「じゃあ　お薬飲んで」
「飲み薬で打撲は治らないよ～」
大人げなく拗ねているとなぜか息子はマグネットを持ってきました。

「・・・・これつけたら治るから」と頬にマグネットを付けようとする
「痛いよ～　マグネット・・・ヒンヤリする　そうか」
頬に半分に切った冷えピタを貼りました。

息子にも冷えピタを貼ろうと誘ったが断らちゃった

息子がけがをしていないか真っ先に気になった
やっぱ親なんだなぁ・・・