親戚にかわいがられている息子
親戚の犬がお散歩の時間になると息子も外に出たくてついていきます
外大好きな坊やです。

さて、その間に親せき宅をお掃除しましょう
掃除機をかけるとワンちゃんと息子が邪魔をするので今のうち

元気よく「おかえりぃ～」と帰宅
いえいえ　そこは「ただいま～」と言うんだよ

「お土産～」おやおや　そら豆が入ったビニール袋を握ってきました
お散歩していたらお爺ちゃんの従妹に会っていただいたそうです。

「ちゃんとありがとう言えたかな？」
「うん」

キャーキャ～とにぎやかにソラマメの皮をむきました。

夕方
親戚がお向かいのトマト農家にお買いもの
「トマト買ってきまーす」

息子は、またトコトコと追いかけて手をつないでお出かけです。

帰宅するとまた息子は小さな袋にトマトを一つ持っていました
「ありがと言ったよ」
あらあら　またもらってきたんだね

親戚が「トマトひとつくれたんだけど（はー君が）袋がないねぇ～って催促して
袋に入れてもらったんだよ」と笑っていました。
「おまけに「はー君はトマト嫌いなんだよ」なんてトマト屋に言ってるの」
あわわわわ・・・そんなこと言っちゃいけないよ


みんなが買ってきたトマトをまるごとかじっていると
真似してもらってきたトマトをかじっていたので
様子をみていたらいつものように吐き出さずに飲み込んでいました

二口しか食べなかったけれど
新鮮なトマトでトマト嫌いがなおればよいなぁ・・・

暑くなってきたので息子も衣替え
半袖のＴシャツと半ズボンを沢山出しました
サイズは９０

80の洋服はすでにピチピチです。

さて、いただきものの甚平さん
金太郎のような腹掛けまで付いて上下の3点セット
サイズは９０って書いてあるけど
あきらかに小さい・・・

着せてみましょう　ありゃ　やっぱり小さいね

お風呂に入る前だったので素っ裸に腹掛けだけ付けて
「この格好でパパにセクシー？って聞いておいで」と言いました

息子は素直に「セクシー？」と言いながら笑顔でお風呂場に走っていきました

パパ爆笑

素直だね～
息子のこの素直さがいつまでも続きますように・・・

でも来年あたり・・・いや半年後あたり
「嫌だよ　恥ずかしいもん」って言うんだろうなぁ
なんて考えてます。

パパ、息子、ママ（私）と3人川の字で寝ている我が家

真ん中で寝るはずの息子がなぜかパパの場所に寝転がりました
「パパです、パパです」

「どうしたの？こっちへおいで　そこはパパの場所でしょう？」

すると自分のぺしゃんこな鼻を押しつぶすように
自分の鼻の頭を人差し指で押さえて
「この人パパです」と言うじゃありませんか

「えーっ！はー君パパなの？」
にっこり笑って「パパのまね～っ」

「よく似ているけどパパ小さいね
会社行って稼いできてください」
「はーい　行ってきまーす」喜んで隣の茶の間に出勤しゃちゃいました

「はーい　ただいま～」
「あらま～ずいぶん早いご帰宅ですね　稼いできたかな？」

「はい、これ　どうぞ」なぜか茶の間の時計を渡されました
「これじゃ泥棒ですよ　パパ」
大笑いの息子

私「こっち来ないの～？」
息子「パパです」

「それならママはでっかいパパはー君とべったりくっついて仲良く寝ます
パパはそちらで寝てください」
「はい」

パパが歯磨きを終えて寝室に来ました

パパの背中にペタンと張り付いて寝ると暖かくて気持ちいいんだよね～
「ではちっこいパパお休みなさい
大きなはー君　頭なでなでしてあげようね　かわいい　かわいい」

やっぱり真ん中じゃないと寝れないのか
焼きもちなのか
「どけてーどけてよ～」と本物のパパを必死に蹴飛ばす息子

「パパは物じゃないので
どけてーではなく　どいてよ～と言ってね」

パパの真似をやめた息子
私「どれどれ　はー君の頭なでなでしてもよいかな？」

息子は目をくりくりさせながら
照れくさそうな顔をしました
「・・・・いいよ～」

「なでなで　今日もいい子だったかな？」
「うひょひょ～気持ちよいよ～」」

いつまでこうやって甘えてくれるかな？
わが子ってかわいいですね。

朝起きたとたん
息子の一言「あーだめだ　だめだ　あーうーっ・・・だめだわ・・・」
そして布団の中でゴロゴロ
まるで二日酔いのおっさんのような2歳児です

しばらくすると布団の中で童謡を歌いだしました
「おーてーらーの和尚さんが　かぼちゃの種をまきましたぁー
めーがーでーてー膨らんで
はーなが咲いたら枯れちゃって
忍法使って空飛んで
東京タワーにぶつかってぇ・・・」


どうやら便秘だったようです。

息子は1歳前から毛布をちぎって口に入れるという
悪い癖があります

毛布でできたスリーパーはもう禿げちゃったよ

お気に入りの毛足の長い毛布の中に何が居るのか聞いてみました。

「つむじ・・・つむじが居るんだよ」
「へーつむじ？つむじってなんだろうね？」

「だからつむじだよ
それでね・・・こうやって食べるんだよ」パクリ
「ギャーやめなさい」

ある日スーパーで買う物をメモ用紙に書きだしていました
「えーと　牛乳、バナナ、ヨーグルト・・・
あと何があるかな？」

「・・・つむじ」
「えっ、つむじ？つむじ買うの？」

「だからつむじ！つむじ買うの！」
「スーパーでつむじは売っていないと思うんだけどな
それに毛布に住んでいるからいいじゃん」

「いいの、あるの！つむじって書くの！買うんだから
買ってぇ～つむじ」

謎のつむじでございます。

伯母さんにいただいた細長いブロックに夢中
私がちょこちょこと組み立ててロボットパパと赤ちゃんを作り
お風呂に入っている場面を作ってみました。

「だめよだめよ（組み立てちゃ）」と崩しにかかる息子

ふと私の顔を見「これ壊してもよーい？」と聞いてくる
「いいよ」

「パパのもやっちゃって（壊して）いい？」
「いいよ～好きにしなさい
これは　はー君のだから好きに遊んで良いよ」

今までゴジラのようにことごとく破壊していたくせに
いつのまにか「壊していいか？」と聞けるようになったんだね～

成長がうれしいわたし
でも私が「嫌だ」と言っても壊すのかな？
今度実験してみます。

息子お気に入りのＤＶＤ（子供ちゃれんじ）
しまじろうが親におトイレに行きたいと伝え
おトイレが成功し「今日からパンツマンだ」と喜ぶストーリー

何度も見ている息子は
パンツマンになりたい

でもおトイレでの成功は無しという状態です

お風呂場で「自分でズボンを脱いでみなさい」と言うと
モゴモゴしながらズボンを脱ぎました
喜んでおむつも脱いでみた

にっこり笑ってはい、ポーズ
「今日からパンツマンだ！！！」

「おむつ脱げるだけじゃだめじゃん
おトイレでうんちとおしっこできるようにならなきゃね」
パンツマンというよりも単なる｛はだかんぼ｝の息子でした

子供の日にお婆ちゃんが買ってくれた
オランダ屋のロールケーキ

「お外に行くんだ」と泣き顔でグズっていた息子は
ロールケーキを見せただけで
「おっきいのちょうだい！！」と飛びついてきました

今までのようにスポンジの所だけをちぎって食べさせようとしましたが
「はー君のちょうだい！大きいのちょうだい」とまるまる一切れゲット

しかも切ろうとすると怒って
大きな一切れに噛みつきました

「おいしーい」大感激
初めての生クリーム

「うえーん」
「どうした？」
「壊れちゃったよ～」
ロールケーキがカパカパはずれロールじゃなくなりかけてます

「いらない！こんなんいらない」
泣きながら両手でぐしゃりとつぶしてしまいました

「やめなさい！ロールケーキがかわいそうだよ！」

両手にべっとりと付いたクリームをどうしようかと言う目で私を見たので
「舐めちゃえ」と教えました

ペロリ・・・「・・・おいしい」
まだ涙を両目に溜めたまま
ぐちゃぐちゃのロールケーキを食べ始めた息子
両手で口に放り込むさまは
なんだかやけ食いのようにも見えます

「死んじゃうわよ　お水飲みなさいお水！」
慌てる周囲

「ふー　ごちそうしゃま・・・」
お見事な食べっぷりでございました。

煮物のジャガイモ
おいしいので小さく切って息子の口に入れてあげました

驚いた息子は口から出して「団子だ」
「いえいえこれはジャガイモです　おいしいよ」

「団子だよ　だんごいらない」
相変わらず食が細いので困ったものです

・・・・やれやれ　違うのはどうかな？
食べてごらんなさいと口に入れる
気に入らなければ容赦なく吐き出す息子

「ぺっ！せっかく作ったのにぃ～」
それは私のセリフなんだけどー
それ先に言っちゃおしまいでないかい

「おいしいのにぃ～」
だからそれは私のセリフだってば！

「おいしいと思うなら食べてちょうだい」
「嫌だ！ごちしょうさまでした」

「じゃあ　あと一口だけ」
「おなかいっぱいで食べれません」

あっそうですかと片づけ始めると
「せっかく作ったのにぃ～」とぐちぐち言う息子
君には超能力があるのかもしれないね
私の心の声を読んでるよ

じゃあ外食ではどうでしょう
レストランけんで作りたてのワッフルをもりもり食べる息子
「おいし～い」
はーこういうお菓子みたいな物は沢山食べるのよね

レストランに自分で作れる綿あめがあり
小学生の女の子と作って戻って来ると
「はー君にも雲ちょうだい」
「くも？雲に見えるか？　はい、食べてごらん」
「いやだ」

「おいしいよ　甘いよ」
「雲は食べちゃだめなんだよ」と綿あめを食べない息子
かわいいこと言うじゃありませんか

2歳半のゴールデンウイークでした。