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from: 宮田さん
2010年01月08日 22時58分44秒
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早朝のNHK「視点論点」で「草を食べる」
録画して先ほど見ました。
長谷川櫂という俳人が10分のお話。
前半は、七草の起源など。
・七種の菜を以って羹(あつもの)を為(つく)る【荊楚歳時記】
・七くさや兄弟(はらから)の子の起きそろい 【太祇】
・七草をまな板の上で、トントンと切る事を「七草打つ」「七草叩く」「七草囃(はや)す」と言った。
・七草なずな 唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に
・七草やとんともいはぬ藪の家 【一茶】
後半は、「もったいない」という事。
旧暦の1月7日は、今の立春の頃。やっと芽吹いた草の命を頂いて七草粥を食べた。省資源という、最近では専ら「金銭的な意味」で「もったいない」という言葉を使っているが、本来の意味は、人間は、様々な動植物の命を奪って生きている。これら動植物の犠牲を無駄にしてはいけない、「動植物の命を全て生かすと言う意味」で使われていた。人間がこういう気持ちで暮らせば、優しくなれるのではないか。最後に、
・火と水と草の命や若菜粥 【長谷川櫂】
という話でした。
14日は、なんと1147アクセスでした。ありがたい。
立春の頃もう一度若菜粥 【宮田】
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