どんなに大切な内容の言葉を言われても、自分が納得しないと受け入れない自分に気付きました。

昔言われたことを今になって納得し、あ〜、あの時の言葉はこんなにも私の求めていた答えを含んでいたんだ…なぜ素直に受け入れなかったんだ〜と後悔する時もあります。

なぜ納得を求めるのか考えました。

という疑問を持つこと自体、納得を求めています。

その答えは私が無知だからだと思いました。

何でもかんでも鵜呑みにするのは怖い、面倒くさい、などと根深く思い込んでいます。

だから事実しか受け入れないようにするために納得を求めるんだなと思いました。

正誤へのこだわりです。

多分、優劣意識を元にした不安を避けるための行為だと思います。

事実ではないものを受け入れることで自分の立場を弱くするのを恐れています。

なぜ誉められたいのかを考えました。

やはり優劣意識が元になっている気がします。

誉められる時、損得勘定も働いています。

誉められようとする時は得ることに熱中しています。

自他の分離感が強いほど、損得勘定も優劣意識も強くなります。

私は怠け者なのでついつい掃除をサボってしまいます。

そんな中、掃除の意味を考えていました。

汚れとは何なのか…？

汚れとは、死骸です。

立派に役割を果たし終えた、微生物の死骸です。

人体から剥がれ落ちた細胞など…

汚れたまんまにしておくと、死骸を餌にするダニなどが繁殖し、死骸を食べてくれますが糞をするので人間にはアレルギーなどの病気が発生します。

ダニには何の責任もありません。

私が死骸をほったらかしにするので、ダニにとっての餌場になっているだけです。

掃除にはきっと、役割を果たし終えた死骸たちに感謝して、送り出す意味があるんじゃないかと思いました。

だから掃除は大切なんだなと思いました。

そのことに気付かせてくれた私の肉体とダニたちに感謝です。

性欲について、また違った見方を得ました。

相手が快感に悶える姿を見た時、気分が高揚します。

それは自分の技術で相手を良がらせているので、誉められている時の感覚に似ていると思いました。

性欲には、子供が誉められたがる気持ちも含まれていると思いました。

私はまだまだ精神的に幼いんだなと思いました。

彼女が私をいじめます。

私の反応を見たいのか…浮気するよ〜などとふざけ半分で言います。

私は、浮気されたら嫌だな〜と思いました。

でも、考えを変えてみました。

私のような無知で、周りが見えてなくて、自分自身すら見えてなくて、何の取り柄も価値も無い存在が生かさせてもらっているだけでも奇跡です。

そんな私に恋人がいるなんて超奇跡です。

私なんかと付き合ってくれているのが申し訳ないくらいです。

私は男性としては何の魅力も無いのだから、誰かに奪われても仕方ないです。

そう考えてみたら、不安が消えました。

開き直りとでも言うんでしょうか。

そして、私なんかと付き合ってくれる彼女が慈悲深い女性に思えました。

恐怖は高慢から生まれるのかなと思いました。

今日仕事中に、１つの作業を集中的にやった方が効率が良い、あれもこれも手をつけるやり方では効率が悪いのに〜…とイライラしていました。

しかし、まんべんなく伝わっていくのが自然、という想念が流れ、なるほどなと思いました。

他人の噂をする人がいます。

それについて考えました。

陰で誰かの話をする時、今という瞬間から意識を反らしています。

集中力の欠如です。

なぜ他人の話をしたくなるのか？

心は流動的で、“今ここ”に落ち着こうとはしません。

常に不安があるので利害を計算しています。

自他の分離感覚があるので、利害は他人からもたらされます。

社会全体が当たり前のようにその行動をしています。

私は彼女が心に抱えている不安を見ました。

だから私は彼女の苦しみを和らげようとしました。

その結果、癒されたのは私自身でした。

与えようとする決意は自分に与えるという結果を生む…

これは宇宙の仕組みの中でも有名なものですが、今までの私は見返りを期待していました。

愛する相手のために自分を捨てる覚悟をした時、愛は実現するのかもしれません。

いえ、愛する相手である必要はないかもしれません。

とにかく、見返りを期待できないことであればある程、実行する価値があるかもしれないと思いました。

彼女が出来たとたんに、激しい性欲に飲まれています。

あらゆる存在への感謝を忘れて自我の欲望が暴走気味です。

彼女からのメールが来て、恋敵君のことが嫌だと言いました。

私はとりあえず、また嫌がらせメールでも来たのかと、相談に乗りますよという内容に変更してメールをしました。

そこから、ある流れを感じるようになりました。

私と彼女が結ばれる方向への流れです。

よくよく考えたら、素直に愛情表現しようと決心した時から流れが生まれたように思いました。

あらゆる出来事がそこへ導いていると思い、今一度、勇気を出して流れに乗る決心をしました。

そして今、彼女と付き合っています。