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from: 岐阜のすーさん
2007年05月31日 05時04分13秒
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移動前に構える
構えが変われば、行動が変わる。
いつ構えを変えようと指導しているか教師側の姿勢によって異なってくる。
教室移動や体育館への移動、運動場への移動などみな同じ。
移動中に騒がしくなるのは、その構えを作っていないことが原因となっていることが多い。
移動開始した瞬間からすでに始まっているという構えを作りたい。
・やる気があれば、移動は早くなるはずだ。
・移動先のことを考えていれば、無駄話はないはずだ。
・構えを揃える気持ちがあれば、遅れる子や他事をしている子が気になるはずだ。
などと刺激をし、移動中の姿を問う。
「移動中の子どもの姿を見る。」「先回りをして、移動先で子どもを迎える。」などして子どもの構えの見届けや評価を行う。
繰り返し行うことで姿が変わってくる。教師の姿勢一つで早く身に付く。また、子ども同士が刺激し合えるようになれば、教師は注意をすることもなく楽になる。-
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from: 岐阜のすーさん
2007年05月30日 05時35分10秒
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お話大好き
学級担任が不在の時に学級にお邪魔することが時々ある。
そして、5〜10分ほどの時間があるときには、低学年の子どもたちにはお話をする。
自作自演で即興が多い。生活劇風のものを考えている。
テーマを決め、登場する人物を決める。あとは、その登場人物になって演技をしながら話をする。
これは、結構子どもたちに受ける。
<心がけていること>
登場人物・・・子どもの年齢に近く、いそうな人物にする。
設定・・・・・子どもの周りで起きそうな場面を利用する。
面白さ・・・・喜怒哀楽を主人公になりきって大げさに表現する。
繰り返しを取り入れ、笑いを取る。
話の終わり方・・・失敗して後悔する。
失敗しないように工夫した生活する。
例 公園で飛び出しをして交通事故に遭った話
大事に使われていない鉛筆が悲しんでいる話
遊具の遊び方が悪くてけがをした話
進んで挨拶をしていたら友だちが増えた話
雨にぬれて風邪をひいた話
話の途中で時々子どもたちに投げかけると、子どもたちの生の生活も見えてくる。-
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from: 岐阜のすーさん
2007年05月29日 06時12分03秒
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困ったときは
困った時に自分から「助けて!」と言える子どもにすることは自立した姿の一つである。
そして、その困ったことをきちんと受け止める教師であれば子どもも安心して教師についていく。
しかし、個々がバラバラと相談に来られても対応できないのが授業。
席を立ち教師の側に来られると来た子どもへの対応に追われ全体への指導がうまくできない。授業が止まってしまうこともある。集団で学習しているときに困った時にはどうするとよいのかをきちんと教えておかないといけない。
活動中に質問したいことや困ったことがあった時は、
「分からないことや困ったことがあったら、挙手して待っていてくださいね。お助けマンになって助けに行くからね。」
と、挙手して自分の席で待つという約束を作り、子どもに伝える。
この約束を作っても側へ来る子はいる。
ついついすぐに質問に答えそうになってしまうが、そういう子には、「はい、席について!自分の席で待つ約束だよ。」と席につくまでは答えない。
これを徹底していくと教室が整然とし、授業を進めることができる。
集団生活を進める上で、仲間を思いやりながら学習を進めていくために、「挙手して質問や助けを求めることはいつでも使える大切な約束」だと考えている。-
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from: 岐阜のすーさん
2007年05月27日 07時15分24秒
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プール開き
6月に入るといよいよプールで学習する姿が増えてくる。
命の危険と常に隣り合わせに学習を進めていくことになる。
子ども自身が自分の命を守るためにはどのように学習を進めればよいかを始めにきちんと教えておかなければならない。
・準備運動 (激しい運動が始まることを体に知らせる)
・入水の仕方(心臓から遠いところから順に浸からせる)
・学習の仕方(バディは命を守り合う仲間と考えさせる)
・合図に従う(自分で体調管理しにくいことを知らせる)
プール開きは、「命を大切にする」とは具体的にどのようにすることなのか体感させる大切な機会となる。-
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from: 岐阜のすーさん
2007年05月26日 05時57分28秒
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わかることとできること
わかることとできることは違う。
説明すればわかったと思って、次に進めることがある。
しかし、わかっていてもできないことはある。
原因はいろいろ考えられる。
・する意欲がない。
・他の事に気を取られている。
・実は誤解をしている。
・他にしたいことがある。
・忘れている。
・自信がない。
1つのことを確実にできるようにするためには、その事に集中し、繰り返しできる姿になるまで続ける根気強さがいる。
「説明したでしょ。何故できないの?」などと言って子どもを叱る姿を時々見かける。
子どもが悪い訳ではない。自信をもってできるまでの手だてを打っていない教師の配慮不足が原因。
させてみて、できるかどうか見届け、できれば「できた。」と認める。一度でなく何度もできるか見届ける。「できた。」「できた。」を繰り返し、子どもに自信を与える。ここまでできれば、安心して目が離せる。
(※子どもから「もういい。」「見ていなくてもできる。」「うるさい。」などという言葉が聞けるまで見届けていないで早く手を離していることが多い。)
一度できたから次もできると思うのは間違い。繰り返しがなければ身に付かないことはたくさんある。
<留意すること>
・一度にたくさんのことを要求しない。
・子どもができていく手順に合わせる。
・できて当たり前にしない。
・できたことを喜ぶ。
・できたことに感謝を伝える。
(子どものためだと思って要求するが、こちらの思いを分かってしてくれたからできた姿になった。こちらの要求に応えてくれたと思えば、感謝の気持ちが沸いてくる。)-
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from: 岐阜のすーさん
2007年05月25日 05時51分30秒
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集合のルール
スポーツテストを行う。
何種目も行うことになり移動の早さは、かなり時間の節約を生む。このとき、始める前に素早く移動することへの構え作りや移動の仕方について丁寧に話しておく必要がある。
準備運動だけで終わってしまうと、活動後、記録が気になって移動中に話をすることが増え、時間がかかる。
<構え>
集団行動が素早くできる学級はまとまりのある学級。
<活動場所への移動>
集合したら整列して座り、先生の指示に従うための方法を教える。
・終わりの挨拶をしたら、すぐに次に移動すること
・移動するときの列を乱さないこと
・移動する時、前を空けないこと
・移動先についたら、「前にならえ」をし、列を整えること
(先頭の合図、話をせずに黙って整列)
・「すわれ」の合図で座り、先生の顔を見て始めの挨拶をすること
活動場所では、活動を始める前にそれぞれの担当者が移動や集合の様子を評価することを忘れないことが大事。これを忘れると構えの意識が時間と共に薄れていく。-
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from: 岐阜のすーさん
2007年05月24日 04時43分11秒
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研究授業
お互いの力量をアップさせるために校内に研究推進委員会なるものを作り、授業研究を行っている所は多いと思う。
授業研究に向かう姿勢が自分の力量アップにつながる。
<参観の姿勢>
・現在の自分の課題とつないで授業を見る。
自分の学級の問題を解決する糸口はないか指導者の指導から探す。
・学校の課題とつないで授業を見る。
研究を進めていく上で今何にこだわることが必要なのかを探る。
・教師の指導と指導による子どもの変化を見る。
今日の授業の主張点にそって子どもの変化を見る。
<授業をする側の姿勢>
・育った姿を見せようとしないで、育てる授業をする。
指導技術を学びたいし、指導技術を向上させたい。
繰り返して指導した子どもの姿を見ても、「どうするとあんな姿になるのだろう。」という疑問が残る。これでは研究にならない。指導技術を高めるためにも授業の中でその姿を見せる必要がある。
・主張点のある授業
この授業を通して何を見てもらいたいのかが分かる授業をする。
したいことがたくさんあると見る側も何を見て良いのかがわからない。これだけは必ず見てもらいたいという願いをもって授業に向かう。
・挑戦する授業
結果がどうあれ、自分なりに新たに挑戦することがある授業は授業作りへの意欲を作る。うまくこなして授業をするよりも、失敗から学ぶことの方が多い。失敗を恐れない自分が新たな自分を作り出す。
いつまでも若さのある授業をしたいし、見たい。子どもを育てることに終着点はない。自分を磨き続けるためにも授業を通して研究を深めることはとても意義がある。-
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from: 岐阜のすーさん
2007年05月23日 06時05分06秒
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見学
見学に引率
子どもたちにとって珍しい物を見ることは、説明を聞くことよりも優先する。
説明する側は、その珍しい物を意味あるものとして説明する。(本当は、その意味あるものとして見た方がよく分かるのだが)
しかし、子どもは違う。話を聞きなさいと言っても聞くことができない子が多い。
そうなると、説明する側が工夫するしかない。
子どもがある程度満足するまで待つ。・・・その後に説明をする。
これしかない。
こんなことを思いながら、大きな声を上げ必死になって説明している係の方を応援する。-
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from: 岐阜のすーさん
2007年05月22日 06時01分28秒
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競争を楽しむ
小学校3年生程の年齢になると、仲間との関わりが強まり競争を好む。
それを上手く教育活動に生かすと授業も楽しくなる。
歌声を高めるためにグループ競争をさせた。(10人ほどのグループが4つ)
それぞれのグループの得点を聞いている側が点数をつける。
100点にならない理由を明らかしようと理由を聞くといろいろ出てくる。
・曲で求めている歌声になっていない。(美しい歌声)
・みんなの声の大きさがそろっていない。(声の大きさ)
・歌い方がそろっていない。(やさしい声)
・曲の感じが伝わってこない。(楽しい感じ)
など様々
作戦タイムを取り、自分たちで歌い方を考え、相談する場を設ける。
グループ練習の場面では、練習前よりもよい点数を上げようとどのグループも必死で練習をする。
仲間作りがうまくできているグループとそうでないグループでは取り組みにも差が出るが、どのグループも「負けたくない。」の気持ちから歌声がよくなっている。
歌を聞く厳しさも高まっていく。
子どもたちの活発な動きを見ながら楽しんでいる私がある。-
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2007年05月21日 06時48分05秒
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学習のルール
先日、授業の導入(理科)で授業作りについて述べた。
学級独自の学習のルールが細かく作り上げられる学級であれば子どもは安心して学習に臨むことができる。
学習を進めるルール
<準備>
筆箱の中身、授業が始まった時の机の上の状態(教科書、ノートの位置や広げ方)、机の並び(隣の子ときちんとくっついているか)
<授業の始まり>
集まり方(素早く集まるための約束)、移動の仕方の仕方、席での姿勢
<授業中>
挙手の手の上げ方(手の向き、指、肘)、手を上げるまでの準備、手を上げるタイミング、話す内容、話を聞く時と作業の区別、メモの取り方、授業の場面と考える内容や作業
<授業の終わり>
机の上の始末、机の状態、次の学習の準備、家庭学習の見通し
1年かけて少しずつ増やしていく。一度に多く示しても消化不良となる。繰り返しできるまで指導し続けることが重要。
年度初めは、ここに力を注ぐのも何をすれば分かっていると子どもが安心して授業に向かい、自分の力を十分に発揮できるようにするためなのだ。-
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