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from: 岐阜のすーさん
2008年03月31日 06時56分48秒
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レベルを保ち続ける
継続は力なりと言われるが,一定のレベルを保ち続けるには,それなりに継続できる力をもっていなければならない。意識しているうちはできても,意識しなくなると消えてしまっては力になっていなかったことになる。
意識しなくてもできるのは,感じるところまで継続しなければ,力として発揮できない。
<綺麗さ>
日頃,どの程度教室を綺麗に保ち続けているかによってその綺麗さの感覚が子どもに身に付く。
<静けさ>
授業中の私語や物音をどの程度許しているかによって静けさの感覚が決まる。
<元気よさ>
子どもの声の大きさや活発に動く姿は,どの程度を要求しているかによって異なってくる。
<明るさ>
笑顔の多い学級とそうでない学級は,日頃教師が笑顔で子どもに接する量によって決まる。
<礼儀正しさ>
場をわきまえた対応の仕方を日頃からどれだけ教えているかによって決まる。
<人権感覚>
子どもたちにかけている言葉の質によって,子どもの人権感覚がきまる。
<仲の良さ>
子ども同士の関係作りに関わる刺激の多さによって仲間への関心の高さが決まってくる。
このように考えると教師がもっている感覚がそのまま子どもに影響を及ぼしていることに気付く。自分を磨くことが子どもを育てる一番の近道。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年03月30日 06時30分08秒
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春休み中の子どもたちは
春休み中の子どもたちは,どんな生活をしているのだろう。新しい学年を迎える準備をし,期待と不安で一杯になっているのではないだろうか。特に,学校が変わる小学校6年生や中学校3年生は新しい環境になることが多く期待よりも不安の方が大きいかもしれない。
最近は,共稼ぎをしている家庭が多く,子どもと関わる時間が少なくなっている。そのため,子どもの心を十分に捉える時間も少なくなっている。保護者だけでなく,関わった教師として少しでも心配のある子どもへの声かけをし,不安を取り除いてやりたい。
<不安を乗り越えるたくさんの期待に夢をもたせる>
「こんな楽しい所だから早く行きたい。」という思いにさせたい。逆に,これができないと上には上がれないという脅迫的な接し方で子どもに関わっても,夢はもてない。
・新しい友達や先生との出逢い
・自分を高める可能性の広がり
・新しい活動の始まり
・新品の身の回りの物
・新しい自分の挑戦
これらに夢をもたせたい。それも1つや2つではなく,できるだけたくさんもたせたい。だから,「こんな素敵なことがあるのならば,早く次の学年になりたい。」となる。
「そのために,今頑張れることはなにか。」を考えて,残り少ない春休みを過ごさせたい。
<そのために頑張ること>
・やり残したことはないか。
・気持ちの切り替えはできているか。
・過去の整理はしてあるか。
すでに,教師の手から離れている子どもたちである。ピンポイントで電話連絡でもして,どんな思いで春休みを過ごしているかを聞いてみたい。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年03月29日 06時36分15秒
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支えることの難しさ
支える側が支えたつもりでも、支えられた側が支えてもらったと自覚しないと支えたことにはならない。ひょっとすると支えたつもりでしたことが、支えてもらう側にとって迷惑になっていることもあるかもしれない。支え方が悪くて、十分支えられていないかもしれない。
支えてもらってよかったと思うような支えになることが一番なのだろう。「ありがとう」は、そんなときに出てくる言葉。だから、子どもには、支えてもらったときの気持ちを素直に表現することとそれを「ありがとう。」と言うことを教えたい。これも繰り返しをすることで身に付く。嬉しかった感情とありがとうの言葉がつながるまで何度も繰り返し教えたい。支えたことがよかったかどうかの判断を感情とありがとうの両方でできるようになると支えがよかったかどうかの判断はしやすくなる。
子どものためにと思って支えていることがすべて子どものためになっているかどうかはわからない。子ども自身の力で乗り越えなければならないことまで、支えていては自立はできない。また、逆に乗り越えさせなければと思って支えなければならないのに支えていないとこれも自立が遅れる。適度の抵抗を感じながら、あたかも自分の力で乗り越えたようにすることが自信につながり自立が進む。一度に多くのことに挑戦させても一度にできるようになることはない。子どもにできそうなことに順序を決め、一つ一つ確実にできるようにすることの方が自信を重ねてできることが増え、自立につながる。
支えることは、手を出すことだけではない。「欲張らないでいいよ。一つのことをまずできるようにすればいい。」と取り組み方の知恵を出すことも支えとなる。子どもに知恵を授けることを忘れて、することだけに目が向いていることはないだろうか。できないで苦しんでいるときに「できなくてもいいんだ。」という気持ちにさせてくれる支えがどれだけ負担を軽くし、子どもを救っていることだろう。
また、頑張りたくなる場を作ることも支えになる。子どもは、頑張りやすい環境の中でその気になって取り組むこともある。子どもはうまく「ありがとう。」とは言えない。子どもの感情を表情からつかみ、「これでいいだろうか?」と自問自答しながら、手を出したり、知恵を出したり、場を作ったりして子どもを支えたい。
<自主的に勉強できるための支え>
-手を出す-
直接教える。塾に行かせる。家庭教師をつける等
-知恵を出す-
勉強の進め方や仕方、教えてもらう方法、スケジュールの立て方、勉強の手順等を教える
-場を作る-
静かな環境、勉強しやすい場、栄養のある食事、生活のリズム(日課)等をととのえる
これを全部用意することが支えではない。今目の前にいる子どもにとって何が必要なのかを考え、その子に合わせて必要なものを用意することが支えることになる。一人で悩まず、関わる人を巻き込みながら一緒に知恵を出し合って支えていきたい。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年03月27日 05時57分06秒
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「Re:Re:ねうちを作る」
>互いに感謝の気持ちを伝え合うことができたら、きっと素敵な卒業式になるだろう。
>
> ああ、そうか。
> 卒業式の意義とか目的とか、すーさんのいう「ねうち」が
> 子どもたちにちゃんと伝わっていなかったんだ。
> いや、教師たちが伝えていなかったんだ。
> 「教育者」としての原点に立ち戻るためにも、
> ここには、またちょくちょく寄らせていただきます。
> よろしくお願いします。
>
ありがとうございます。こんな嬉しい言葉に出会えて幸せです。お互いに自分を磨くことから目をそらさないで頑張りましょう。私は,コーチングの勉強をちょっと遅いかもしれませんが始めました。icon
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from: 岐阜のすーさん
2008年03月27日 05時53分10秒
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ありがとうが言える自分
終業式の折に1年間頑張ったことを子どもが話す機会があった。
題は「ありがとうが言えるようになった自分」である。1年間の担任のこだわりがまさにこの作文になって現れたという実感を得た。弱い者の立場から物事を考え,常に「ありがとう」を言い続けている担任だからこそ,このように子どもを育てたのだろう。仲間と関わり合いながら,人のために働く子どもの姿。それに関わる時に出てくる「ありがとう。」の一言。
自分のことで精一杯になりがちな今の時代であっても,何気なくしている行為が仲間のためになっていることがある。
それを気付かずに過ごしている。それを気付くきっかけが「ありがとう。」なのかもしれない。
この程度のことは当たり前だとしたことが,された側からすると「ありがとう。」なのである。この言葉は子どもであろうがおとなであろうが大切にしたい言葉だ。
時間の流れに流されていると,つい言い忘れてしまうのもこの「ありがとう。」である。
送別会が近づいてきた。最後に精一杯の「ありがとう。」を伝えたい。-
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from: POOHママさん
2008年03月26日 06時16分19秒
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「Re:ねうちを作る」
お久しぶりです。
今年の卒業式は、感動しませんでした。
何度もやっている卒業式だから、慣れたというわけではないと思う。
なんだか、高学年がだらだらしていて、
「反抗期だから」という感じではなく、
しまりがないというか、意義がわかっていないとくか…。
「だって、どうせ義務養育なんだから、誰でも卒業するんでしょ」
って言葉すら聞こえてくる。
> 卒業式を自分にとってどんなねうちのある行事なのかを見つめさせることで,卒業式の質も子どもの取り組みも違ってくる。
> 互いに感謝の気持ちを伝え合うことができたら、きっと素敵な卒業式になるだろう。
ああ、そうか。
卒業式の意義とか目的とか、すーさんのいう「ねうち」が
子どもたちにちゃんと伝わっていなかったんだ。
いや、教師たちが伝えていなかったんだ。
今、わかりました。
でも、残念ながら、もう遅い。
反省アンケートも書いてしまったし、
この春で異動なので、次の機会もない。
次の学校で頑張るか……。
ここにくると、教師の本当の役割がみえてくるのに、
しばらくご無沙汰してしまったバチが当たったかしら。
実は、異動を機に、自分をリセットするためにも、
ここ数年お邪魔していたさまざまなブログへのネットサーフィンを
卒業しようかと思っていましたが…やめます。
「教育者」としての原点に立ち戻るためにも、
ここには、またちょくちょく寄らせていただきます。
よろしくお願いします。icon
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from: 岐阜のすーさん
2008年03月26日 04時11分07秒
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いい話
卒業式の中でいい話を聞いた。
<スイッチを切り替える>
「野球選手が靴ひもを結ぶときによしやるぞ!」とスイッチを切り替えて試合に臨む。人によってスイッチは何になるかはわからないが,自分でスイッチを決めて,勉強に臨んでほしい。
<いい話とは?>
「いい話」ってどんな話なのだろう。この話は,きっと子どもたちにわかりやすく,その気にさせてくれる話ではないかと思った。その秘密を探ってみた。
・スイッチ・・・身の回りにあり,誰もが知っている。
その機能を誰もが知っている。
・野球選手の行為・・・誰もが見たことのある行為である。
その気持ちを容易に想像できる。
・切り替え・・・誰にでも必要なこと
・スイッチを決める・・・決定が自分に任されている。
・勉強への切り替え・・・自分の事として考えられる。
この話がわかりやすいのは,身近な事を元に一般化し,一般化したことを自分のくらしに当てはめて考えるようにつながっりをもたせているからではないだろうか。いい話だと感じたのは,そのせいではないだろうか。
子どもにわかりやすい心に残るいい話をしたい。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年03月25日 06時05分23秒
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新しい仲間を迎えるために
子どもとの別れだけでなく,一緒に仕事をした仲間との別れの時期でもある。そして,新しい仲間を迎える時期でもある。
組織の一員として,残った者として次年度の準備を万全にすることが,新しい仲間の不安を取り除く大事な仕事となる。
ここでも,子どもにいつも言っている「3つの準備」をそのまま当てはめることができる。
・ものの準備
(新しい職場に位置付くもの)
靴箱,ロッカー,職員室の机,駐車場所,名簿など
(学級を作るための準備するもの)
学級の名簿作り,諸帳簿作成,教材選定,名札や氏名カード,机列など。またその準備に必要なもの(印鑑,シール,カード,諸帳簿)
・心の準備
(新しい仲間を受け入れるためのもの)
迎えるためのカードや花束など
(活動を進めていくときの手順や考え方がわかるもの)
学校経営の方針や重点,年間指導計画,カリキュラム,教科書。
・体の準備
余暇の時間をうまく作り,リフレッシュできるように心がける。前から勤めているものとして,ゆとりをもち笑顔で新しい仲間を迎えたい。
去って行かれる方々への感謝の気持ちはどのように伝えようか,ただ今思案中。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年03月24日 02時49分56秒
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ねうちを作る
卒業式の練習で忙しい毎日を過ごしてきた6年生とのお別れももうすぐとなってきた。練習中にどれだけのねうちのある話ができただろう。
卒業式を自分にとってどんなねうちのある行事なのかを見つめさせることで,卒業式の質も子どもの取り組みも違ってくる。
<卒業生に向けて>
・小学校生活最後の行事
・一つの区切りを自分で作る機会
・小学校生活を振り返る機会
・中学校生活を思い描き,目標を作る機会
・お世話になった人々に感謝を伝える機会
・後輩に後を託す機会
<在校生に向けて>
・去る先輩から後を引き継ぐ機会
・卒業生に感謝を伝え,送り出す機会
・卒業生の業績をたたえ,祝う機会
・残された者としての覚悟を決める機会
ー態度で表すことがその思いを伝えることにつながるー
<卒業生なら>
・歩く姿
・起立着席の姿
・声
・在校生や関係者へのまなざし
・これらを揃える美しさ
<在校生なら>
・拍手をする姿
・声
・演奏等の美しさ
・卒業生へのまなざし
互いに感謝の気持ちを伝え合うことができたら、きっと素敵な卒業式になるだろう。-
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from: 岐阜のすーさん
2008年03月22日 18時21分38秒
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空白を作らない
春休みに入ると,どうしても子どもの心はそわそわと落ち着かなくなる。学年を終えて,新しい学年への期待と不安が入り交じっているのだろう。一年で一番心が不安定になる時期となる。担任から外れ,支えのない状態で糸の切れた凧のようになっては大変。
こういう時こそ,子ども自身に目標をもたせ,次の学年に向けての構えを作って取り組むように指導援助をしたい。
<次の学年に向けての準備>
・どんな学年にしたいのか。自分なりに考える時間を作る。
・今の学年でできたこと,できなかったことから次の学年になったらこんなことをしたいと願いをもたせる。
・新学年に向けてのものの準備をする。
・旧学年のものの整理をする。(いらないものは捨てる)
・自分の机があれば,机の中や本棚などの整理
・生活のリズムを壊さないための生活作り
これは,子どもだけでできるものではない。誘惑もあり,危険なこの時期を乗り切るためにも十分意図や願いを伝えたい。
新学年の担任が決まるまでは,担任のつもりでいたい。それができるのも旧担任だからこそだ。
「困ったことがあったら,いつでも連絡くださいね。」の一言は子どもを安心させることになる。-
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