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from: 岐阜のすーさん
2009年08月31日 04時42分09秒
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二学期に向けて
子どもたちが楽しみにしている2学期が始まる。どの子もそれなりに期待している新しい学期だ。
ここで、いつも問題になるのが、夏休みとのかかわりだ。夏休みの課題が不十分だからといって、夏休みの取り組みを徹底にさせ、いつまでも前に進めない状態を作ることは子どももやる気を失う。これからがんばろうとする子どもたちに何を大切にして対応すればよいのだろう。
・夏休みのがんばりを2学期につなぐ。
・夏休みの取り組みを限定的に扱う。
・夏休みの至らなさは、2学期で挽回する。
・子どものやる気を受け入れる。
・2学期に向かう子どもたちの願いや思いを生かす。
子どもだけを責めたくはない。夏休みの課題が夏休み中に終われないことが予想できる教師であれば、事前に手を打つことができる。どの子もできる内容だと思ってもひょっとしたらと心配する子への夏休み中の助言や支援ができるはずだ。それをしてきただろうか。また、与えた課題が本当にどの家庭にも適当な課題であったかどうかを確かめる機会を作ることも可能である。最近は夏休み中に登校日を設けている学校も増えている。夏休みの課題を夏休み中に点検ができるようにしているのだ。まだまだ、子どもたちのためにできることがある。
それをしないで子どもだけを責めるとしたら、教師の傲慢さが見え隠れする。自分の願いだけがすべてではない。あくまでも家庭にお任せした夏休みだ。それぞれの家庭での願いが十分生かされる夏休みになった方が本当は、子どものためになる。学校の課題に縛られて、家庭でしたいことが十分できなかったとしたら、これは土足で家に入るのと同じことになる。家庭の教育を尊重しながらも、子どもの学習環境を整えていくという立場で協力を願うという姿勢でいたい。だから、無理をして夏休みの課題に取り組ませることに力を注ぎすぎないようにしたい。2学期に向けて、学級全員が一つにまとまって活動を始めた方がどれ程学級のためになるかわからない。この時期を夏休みの課題の処理について見直しをする機会にしたい。-
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from: 岐阜のすーさん
2009年08月30日 04時41分51秒
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努力が報われる時
乗り越えるべき何かがあるとき、努力をして乗り越えようと頑張ることは多いと思う。しかし、その努力がなかなか認められないと「努力してもだめかもしれない。」「無駄な努力かもしれない。」等と気持ちが揺らいでしまうことがある。
簡単に乗り越えられない事ほどその努力は、大変なものになる。
そういう時ほど、認められたいと思う気持ちは強くなる。「これだけ頑張っているのだから、認められてもいいはずだ。」と思う。
この時、努力をどのように認められるかによって、その努力のし甲斐が変わってくる。
・努力するあなたが素晴らしい。
・努力しようとするあなたの考え方が素晴らしい。
・努力する力をもっている事が素晴らしい。
・努力することが素晴らしい。
・努力する時間があることが素晴らしい。
さて、どの認め方が心をとらえるだろう。
自分自身を心から認めてもらえると思うか、それとも小手先のことを認められるかでは、「よし、頑張ろう。」につながるときとつながらないときがある。「この程度しか、認められないのか。」となっては大変だ。
相手が何を求めているのか、何を認めてもらいたいと思っているのかということを会話の中から探る努力をしないと「努力に見合った認め」にはならない。相手の気持ちに合って認められたとき「頑張ってよかった。」という気持ちになる。
子どもは教師の認めが本当に心から思っていることかどうかを敏感にキャッチする。これは真剣勝負だ。言葉を選び、本気で子どもに頑張りを認める姿勢が、子どもにやる気を促すことになる。子どもに負けてはいられない。子どもとじっくり話をし、子どもをつかむ努力をしたい。-
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from: 岐阜のすーさん
2009年08月29日 07時58分19秒
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壁を乗り越える
新しいことに挑戦しなければならない時に、ちょっと待てよと止める自分はないだろうか。自信がなかったり、不安であったり、面倒だと感じたりする時には、挑戦しようとする自分を止めてしまう。
新しいことは、いつも自分に取っては未知の体験となる。その未知の体験を乗り越えるにはそれだけのエネルギーが必要となる。誰でも知らないことやわからないことは避けたいと思う。それが壁になっている。
新しいことに新たな意味づけをするとエネルギーが沸き、壁を乗り越えることができることがある。
これには、新しいことと自分とをつなぐことから始まる。つまり、「自分にとって大切なことだ。」と感じると動きやすくなる。
これは、夢を語ることになる。新しいことに挑戦することが将来の自分にとってプラスとなるからだ。
見方を変えるだけで、そんな思いが生まれてくる。今の見方をちょっと視点を変えてみるだけで、違ってくる。
<例>
・新しい役を引き受けなければならない。
→今よりもっと素敵な自分になりそうだ。
→役をすることで新たな視点からものが見えそうだ。
→役ができる自分なのか試されている。
→役をすることで人間関係が広がる。
・人から仕事を頼まれた。
→人の役に立つ自分なのだ。
→仕事に対する見方や考え方が変わりそうだ。
→その仕事ができる自分だと信じてもらった。
→その人との関係を大切にする自分かどうか試されている。
→時間をうまく使える自分かどうか試されている。
・新たな提案を要求された。
→提案できる自分なのか試されている。
→期待に答えることで新たな見方が身に付く。
→提案できる能力があると考えてもらった。
→託されるだけの信頼関係がある。
こんな可能性があっても、「ちょっと、一人では・・・。」と引いてしまうことがある。ちょっと手助けを求めることもある。自分にできるかどうかは別として、まずは、壁を乗り越える自分になろうとするところに自分を置いてみるとちょっと勇気が出てくる。-
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from: 岐阜のすーさん
2009年08月28日 04時46分16秒
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願いが大事
いよいよ2学期が近づいてきた。日々の仕事に追われることなく、ゆとりをもって過ごしたいと誰もが考える。
このゆとりはどのようにすると生まれるのだろう。時間的なゆとりもさることながら、精神的なゆとりが大事になる。
1つは、見通しをもつことだ。
これは、準備不足があると、不足したことに振り回されて、すべきことができない焦りを感じてしまい、思うようにできないことが多くなる。そのために仕事に追われることになる。これは、休み中に準備をしておくことで解消できる。
もう1つは、願いを立ち返ることだ。
これは、事を進めていくときの判断の材料になる。事は計画通りに行かないことが多い。事前に考えた以上にいろいろな仕事が生まれてくることはいくらでもある。その時に、どの仕事をすべきか、それともしなくてもよいのか、また、どの順序ですべきなのか等迷うことはたくさん出てくる。その時の判断の材料が願いになる。願いが叶うことならば、した方がよいと判断できるし、どれをすべきかも判断できる。そして、願いとズレてくるようならば、後に回したり、しない方がよいと判断したりすることができる。
この2つ目は、事を始めるというよりも事をしている時のことだから、動いているうちに忘れてしまうことが多い。いつもこの願いに立ち返る癖を付けておかないとすぐに忘れてしまう。夢中になって事を進めていると余計に忘れがちになる。願いの実現のためにいつも事を進めているのだという強い思いがないと忘れてしまう。
願いをいつも意識するためには、常に振り返りをする。「これでよいのか。」「何のためにしているのか。」「これで願いが叶うのか。」等自問自答することがそれだ。
生活科の授業で振り返りを大切にするのもそのためだ。常に目の前のすることに振り回されてしまうのが私たちなのだ。願いに立ち返る癖は、なかなかつかない。動いていると誰でも陥りやすい事なのだ。だから、小さいうちから繰り返し、何度も経験し、癖にする必要がある。
今の自分に願いに立ち返る癖はついているのだろうか。
これは1つの仕事に当てはまることではない。すべての自分の行動に当てはめることができる。
・職業人としての自分を見つめる時
・社会人としての自分を見つめる時
・家庭人としての自分を見つめる時
自分がもっているいろいろな顔について振り返る時に使える。その顔さえ忘れてしまうことが、願いが叶わないことの原因になっているのかもしれない。このように考えるとゆとりをもつためには、願いを大事にすることから生まれるようにも思えてくる。-
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from: 岐阜のすーさん
2009年08月27日 05時40分37秒
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共感する
同じ思いになるってわくわくしたり、どきどきしたり、胸が熱くなったりすることがある。嬉しいことばかりではなく、悲しいことでも同じだ。
この感覚は、相手を深く理解する上でとても大切にしたいものだ。また、そういう感覚がもてる自分をすごいと褒めてやりたい。
「助け合おう。」「力になりたい。」「何かしてあげたい。」などと思う時は、この感覚に動かされている。
年齢を重ねると体験や経験も多くなる。その分、いろいろな場面でいろいろ感じてきている。だから、人の気持ちをわかって、感じることが多くなる。そのため、今という時間だけでなく将来起こるであろうことへも思いを馳せ、感じることができる。
これが躾にも役立っている。こんな感じ方をしてほしいとか、こんな感じ方になるはずだと言う思いが、子どもの行動への働きかけとなっている。
「美しさを感じてほしい。」・・・・整理整頓、掃除等
「善や正や礼を感じてほしい。」・・マナー、ルール、礼儀等
「仁や義を感じてほしい。」・・・・人との関わり方等
「知を創を感じてほしい。」・・・・習い事、技能、学習等
「健やさを感じてほしい。」・・・・運動、食事、生活のリズム等
「徳を感じてほしい。」・・・・・・奉仕、協働等
「信を感じてほしい。」・・・・・・自分、家族、友人、地域の人等
逆に、子どもに嫌な思いを感じさせたくないという気持ちから、子どもへの口数が多くなることがある。
子どもを躾るということは、目の前の子どもではなく、近い未来の子どもを見ていることになる。
未来の自分が見えない子どもだから、今の自分で勝負したがる。そのため、躾る側の思いとズレが生じて、トラブルとなる。
今の自分を否定しているわけではない。しかし、今しか見えない以上否定されていると感じてしまうのが子どもだ。この解決のためには、今の自分から未来の自分へと橋渡しが必要となる。
今していることを認め、その今の自分に何を付け加えると未来の自分になるのか。ここが知恵の出し所。子どもの今をじっくりと見つめないと橋渡しはできない。
私たちが既に通ってきた道だから、同じようにその道を歩ませることになる。ゴールは道を歩いた先にある。いきなりゴールを見せられてもどのように歩いて行けばよいのか見えなければ迷ってしまう。
子どもへの言葉かけは、これでいいだろうか。きちんと歩む道にそっているだろうか。(ここには、失敗も含まれる。失敗しなくて学んだ私たちだろうか。それとも失敗して学んだ私たちだろうか。できなかった自分だからと言って子どもに無理を押しつけていることはないだろうか。)これは、分からせることではない。一緒に歩みを作ることだ。焦らずじっくりと子どもに寄り添っていきたい。ここには、今の子どもへの共感がある。-
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2009年08月26日 03時51分21秒
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気を配る
「きっとこれをすると喜ぶだろうな。」と気を配って動くことができる人を見るととても温かくなる。その動きには、感謝の気持ちも沸いてくる。
思いやりとお節介とは紙一重であるが、どこが違うのだろう。
どちらも相手を思う気持ちはきっとある。しかし、一方は喜ばれ、一方はうっとうしがられる。
はっきりしているのは、受け取る側の気持ちの違いだ。相手の受け取り方が違うということは、受け止める側の反応を見ると思いやりになるのか、お節介になるかが分かるということだ。
喜んでいる時には、顔には笑顔が見えたり、体に緊張感がなく緩んでいたり、優しい言葉が返ってきたりする。逆に、うっとうしいと思っていると、ぎこちない笑顔であったり、言葉に刺があったり、体に緊張感があり、何となく壁を感じたりする。
この相手の表情を読み取る観察力の差が思いやりとお節介の違いとなるのではないだろうか。
相手の表情を読み取ることなく、自分の思いだけで動いてしまうとお節介となることがある。相手の表情が硬く、喜んでいないと思えば、途中でも行動を変えることができるのが思いやりにつながる。この場合は、押しつけないという構えをもっているから相手が見える。
子どもたちに「思いやりのある人になってほしい。」と教師であれば、誰もが思う。しかし、具体的にどんなことをすれば、そんな子が育つのかは明らかになっていない。育てる側の感覚で捉えていることが多い。
最近では、人と関わろうとしない人が多くなったため、この「相手の表情を読み取ること」がうまくできない人が多いように感じる。相手から悪く思われたくなくて、関わろうとしない人も増えている。そして、対人関係がうまくできなくて心に病気をもつ人も増えている。
だから、幼いうちに人と関わる体験を十分させ、人との関わり方を学ぶことはとても大切なことだ。
しかし、意図的に関わる場を作らない限り、子どもの力だけでは限界がある。育てる側が場を設定しないとできないことが多い。学校生活では、ペアやグループ、学級と色々な集団を使って活動する事が多い。自分の好みとは無関係に人と関わる場が用意されている。これは、自分とは違う感じ方をする相手の存在を知るよい機会であり、これをうまく利用することで思いやりのある子を育てることができる。
相手の気持ちを知ったり、自分の気持ちを伝え合ったりする中で相手が喜ぶ姿に出会う体験をする。この体験を繰り返し行う中で、思いやりやお節介を体験する。
「喜んでいるよ。」「やってよかったね。」などという言葉や「有り難うね。」「嬉しいよ。」などと感謝の言葉を伝えることで思いやりを体で感じることができる。また、相手の表情を見て、「ここはちょっと静かに見ていようね。」「今、一人にしておいた方がよさそうだよ。」などと言葉かけをしたり、「やりすぎると嫌がっているでしょ。」などと相手の表情を見させたりし、控えることを教えることでお節介にならない対応をつかませることができる。
この場合の思いやりやお節介の判断や指導は、教師が持ち合わせている感覚で磨かれることになる。ということは、思いやりのある子を育てるには、教師自身に思いやりの心が育っていないと育たないということになる。思いやりのある子を育てるためには、自分を磨くしかないのだ。-
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2009年08月22日 18時46分46秒
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行くか来るのを待つか
子どもが活動をしている時に教師が自ら子どもの側に行くか、それとも子どもが来るのを待つかによって子どもとの距離が変わる。
困ったときに自ら動く子は、放っておいても教師の側に来る。しかし、行こうと思っていても教師の側に行けない子がいる。教師との信頼関係が十分築けていない子であったり、困ったことを何とか自分で解決しようと努力し続けている子であったり、理由はいろいろある。こんな子どもたちは、いくら時間をかけても教師の側に来ることはない。
どの子も困らずに安心して活動できるために、困っている子を早く見つけ、安心させる。待っていては、そんな子どもを発見することもできないし、手助けすることもできない。
「大丈夫」「困っていることはない?」と声をかけるだけでも、安心する。この時、「私は守られているんだ。」と子どもが感じたとき、教師としての役割が一つ終わる。安心した後にどんな支えをするかは、教師の力量によって差が出てくる。しかし、これも繰り返し子どもと関わることで、伸びていく。今、十分な支えができないからと言って諦めることはない。常に教師として成長している自分だ。失敗を何度も繰り返しながら成長している自分だ。子どもに安心を与えようと思い続ける限り、必ず力はついていく。焦ることはない。ただ、子どもの側に行くだけでいい。-
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2009年08月20日 05時41分33秒
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立場を変えて
いつも自分が立っている立場は、担任の立場。しかし、立場を別の立場に変えてみると見えるものが違ってくる。
子どもの立場に立つ。
親の立場に立つ。
学年主任の立場に立つ。
校長の立場に立つ。
地域の人の立場に立つ。
立場が変わると見えてくるものも違ってくる。
今、自分がしていることは、これでいいのだろうか。少し配慮しなくてはならないことはないだろうか。そんな思いをもつことができる。
それでは、いつその立場に立てばよいのだろう。常にいろいろな人の立場に立とうとすることは、なかなか難しいものだ。それならば、どの立場に立っても大事にしたいことを考えてはどうだろう。それならば、取り組みやすい。
子どもをよりよくしたいと誰もが思っている。これならどうだろう。そう考えると、今していることが本当に子どもをよくすることなのか自分に問うことになる。
「将来にわたって大切にしたいことなのか。」それとも、「今だから大切にしたいことなのか。」・・・立場ではなく、子どもの人生を考える立場が大切なことが見えてくる。教師の都合でしていることはないだろうか。教師の思いこみでしていることはないだろうか。本当に子どもを大切にしている立場で考えてしていることなのだろうか。それも、個々の子どもにとって今の状態が違うにも関わらず、一律にしていることが本当によいのだろうか。深く考えれば考える程、今の自分のしていることに問題を見つけることができる。もっと子どもを見つめ、自分のあり方を考えることはとても大切なことだと気が付く。-
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2009年08月18日 03時49分54秒
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見守られている自分を感じる
「あなたは、多くの人に見守られています。」と言われた時、そんなはずはないと感じるだろうか、それともその通りだと感じるだろうか。どちらだろう。
子どもは、守られている分当たり前となって感じることは少ないかもしれない。ただ、最近は登下校での見守りをする地域の方々がいるため見守られていると感じている子どももいるかもしれない。しかし、「私を見守っていてくれる。」という感覚があるかどうかは疑問だ。親や教師の愛は、当然という感じだから見守られていると思うことは少ないかもしれない。気づく場面がある時に初め気づくと言った感じだ。
それよりも大人である我々はどうだろう。見守る側に立っている自分は見ているが、見守られている側で自分を見ることは少ない。
理屈としては、わかっていても実際に見守られていると感じているだろう。
事がうまくいく時には、必ず応援があったと、あとから感じることがある。しかし、いつも見守っていてくれるという感覚はないかもしれない。いざというときに支えになってもらえる人はいても、いつも見守っていてくれる人は、肉親ぐらいだろうと思う。
しかし、何かに守られている感覚を感じることはないだろうか。また、何となく自分を生かしてくれていると感じることはないだろうか。そして、自分が生きやすい方向に導かれていくという感覚はないだろうか。
何かに包まれていて、安心して任せられる見えない何かが働いていると感じることはないだろうか。それを感じるとき、ものごとには肯定的な意図があると思うことができる。これは、深いところでつながっている愛なのかもしれない。
子どもたちへ、同僚へ、家族へ、地域の人々へと自分が振りまく愛が自分にも降り注がれているのかもしれない。この不思議な感覚がある限り、夢は必ず叶うと信じて生きていける。-
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2009年08月17日 05時12分12秒
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残り2週間
早いもので夏休みも残すところ2週間余りとなってきた。少しずつ助走を始める時期だ。夏休みに得たものを形にして、2学期からの自分に生かしてみたい。
これまでの夏休みの生活は、決して休養だけではない。必ず得たものがある。それを子どもたちに還元するようにする。無理にでもつなぐことが力となる。
一番わかりやすいのが、自分の感覚だ。
・焦りがなく、ゆったりとして生活している自分に落ち着きを感じる。
・少し先を見ながら構想を練っている自分に熱いものを感じる。
・子どもと一緒にいたいと思う自分にキュンと切なさを感じる。
・子どもと出会った時に何をしようかと考える自分に前向きさを感じる。
様々な感じを持ち出してみると子どもたちと早く会いたくなってくる。
子どもたちもきっと同じ思いでいてくれるはずだ。
・友達との再会を楽しみにしている。
・新しい学習を楽しみにしている。
・自分の頑張りを認めてもらう機会を楽しみにしている。
こんな子どもたちと出会うためにも、そろそろ2学期の準備を始めたい。
夏休みの頑張りを認め励ますための準備
2学期の学習内容をわかりやすくするための準備
2学期の学級作りのための準備
早く学校生活のリズムをつかむための準備
2学期初めに子どもに話す内容の準備
2学期の評価のための準備
職員との関係を改善するための準備
まだまだありそうだ。ちょっと1学期とは違う出会いを作りたい。
そこで、笑顔一杯の自分、相手を思いやる自分、時間を守る自分、どんな自分でもいい。何か1つ新しい自分作りに挑戦してみよう。-
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