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from: 岐阜のすーさん
2011年08月29日 02時15分07秒
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夏休みを終えて
残りわずかとなった夏休みです。この夏休みを振り返ってみると、私にとって例年の夏休みと比べると、かなり学びについて深く探求することができた夏休みでした。
よく考えてみれば、当たり前のことですが、気づいていないのも私でした。
それは、無意識は、常に学び続けているということです。
常に安心・安全を求めて私たちは、五感を通して情報を集めています。日々変化する状況に合わせて反応している私たちです。つまり、これは、無意識にとって学びの機会だということです。
大人は子どものようには変わらないとよく言われますが、実は大人も子どもと同様に変化しているのです。
自覚はないけれど、私たちの脳は働き続けています。
感情の波が日々起きていますが、これは、まさに反応している私たちです。
このように考えると、この学びを意識しているかいないかという違いが自分のあり方となって現れます。
私にとって何らかの意味があると考える生き方をすることができるのもこの学びを意識した時に生まれます。
何でこんなことを!と思えば学びの機会を排斥しようと変化を止めるように働くことになります。すると、葛藤が生まれ、余分なエネルギーを使うことになります。
水の流れのように自然に物事を受け入れ、それに対応すれば、余分なエネルギーを使うことはありません。
そして、受け入れようと決めた時、何とか受け入れるための自分にしようと柔軟性を発揮することになります。ここに大きな変化が生まれます。これは、学びの成果と考えられます。
この先、どんな人生を歩むかは、今の自分が決定します。
未来に立って今を見たときに見える自分が輝いているのか苦しんでいるのかを想像してみてみます。
未来を切り開く輝いている自分であれば、受け入れる覚悟ができています。変化を恐れず、変化を楽しむ自分がそこにいます。
夢がもちにくくなっている時代だからこそ、夢をもちたいものです。時代の流れに流されることなく、柔軟性を発揮し、しなやかに流れを受け止めながら、自分の意志を貫き通す、そんな生き方をしたいと思います。
子どもの幸せのために、まだまだできることが山ほどあります。
自分一人の力は微々たるものですが、多くの人とつながりをもつことで大きな力を発揮することができます。
抱え込んで苦しんでいる自分があれば、自分の中にある何かが抵抗しているのでしょう。
それをよく眺めてみると、抵抗の源が見えてきます。自分の欲であったり、見栄であったりするかもしれません。
それを感じているのも自分です。拒否することなく、それも承認し、受け入れてみます。
必ず自分にとって何らかの意味があるはずです。学ぶ機会から目をそらさないで、自分を見つめてみます。
人は自分に一番興味があると言われますが、まさに学びは自分見つめだということをこの夏休みにつかんだ気がします。
まだまだ成長し続ける自分が今ここにいます。-
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from: 岐阜のすーさん
2011年08月25日 04時18分08秒
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肩の力を抜いて
しなければならないこと、したいこと・・・・私たちが何かをするときにどんな思いでその事に立ち向かっているのでしょう。
ブログに多くの書き込みをしてきましたが、これらは、すべて学校教育への熱い思いが源泉になっています。
書き続けていると、「しなければならない。」という思いが生まれ、自分なりに書く量に枠をはめてしまうことがあります。
毎日書こうと思った時期もあります。週に3日は書こうという時期もありました。
日頃の生活と学校教育との関わりをひねり出そうと四苦八苦した時期もありました。
夏休みであっても同じ気持ちでした。学校よりも家庭に重点が置かれるこの時期であっても、書き続けなければという思いで書いていた時期もありました。
しかし、ここに来て、ふーっと力が抜けている自分を感じています。
無理をしているとどこかにひずみが出るものです。それは、書く内容に強引さが出ることです。
何となく理屈っぽくなったり、素直に自分の感情が出ていないと感じたりすることがあります。
これは、必ず読み手にも伝わります。
何かを始める時、どうしても成果が気になります。早く成果が欲しいために手を変え、品を変え、様々な取り組みをします。
でも、力が入っている分重くなります。
伝えたい気持ちを受け取るのは、読み手です。
その読み手が力を入れなければならないと感じるとしたら、それは、私の願う所ではありません。
力を抜き、気楽に学校教育を考え、私でもできそうだという枠を広げることがとても重要だと感じるようになりました。
私だからできるというものではこまります。誰もが自然に受け入れてもらえる柔軟性をもっていることが大切だと強く感じています。
今月は、かなり投稿の日数が減りました。私にとって、ブログを書くためのエネルギーを蓄える時期が長く続いたように思います。
一度に多くの人に影響を与える自分になりたいというおごりがあったかもしれません。
読み手の期待に応えなければならないという相手に対する思い入れが強すぎたかもしれません。
読み手が去っていくのを食い止めなければならないという不安がいつもつきまとっていたようにも思います。
こんな思いが「書き続けなければ」という自分を作りあげたように思います。
自分にとってどうしても書き留めておきたいことではありません。無理している自分が見えてきました。
自分の中で何かが変わりつつあります。その変化を楽しもうという気持ちがあります。
投稿回数が少なくなっても焦る気持ちは沸いてきません。
新学期まで残り1週間と迫った今、心を平穏に保つことがとても重要に思えてなりません。肩の力を抜いて、自分らしさを十分発揮できるようにこれからも書き続けたいと思いました。-
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from: 岐阜のすーさん
2011年08月16日 03時57分09秒
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学び続ける
夏休みに入り、子どもとのつながりが薄くなり、なかなか日記のネタを見つけることができません。
こんな時こそ、子どもから離れた自分を見つめるよい機会になります。
私たちは、学ぶ条件がそろえば、学ぶように思っていますが、実は常に学びをし続けていて、その結果変化し続けているのです。
これは、意識レベルでの話ではなく、無意識のレベルでの話です。
脳は常に安心、安全のために働いています。日々の生活は、同じようであっても決して同じ毎日ではありません。
人と会ってもその時々の感情も違えば、会う状況も違います。環境や社会も日々変化しています。
その変化に対応するために脳は常に学び続けています。
それは、自覚せずに自動的に行われているため、意識せずに行われているため、気づきにくいということになります。
無意識に学んでいることは、言葉ではなく、体の変化として現れてきます。
一番わかりやすいのが感情です。
いろいろな感情が日々私たちの体の中で立ち上がってきます。
うれしいなと思う時には、目の前に何かうれしいことが起きています。
かなしなと思う時には、目の前に何かかなしいことが起きています。
つらいなと思う時には、目の前に何かつらいことが起きています。
その感情が湧きあがっている時、次に何を始めようとするのかを見てみます。
すると、心地よい感情ならば、ずーとこの感情が持続するようにしたいと脳が働いているように感じます。
逆に、気に入らない感情ならば、すぐにでも消したいというように脳が働いているように感じます。
この時、葛藤が生まれてくるように思います。
消したいと思っても、なかなか消えないのです。それに苦しんで辛い思いをしていることもあります。逆に持続したいと思っていても、それを止めなくてはならないと思うと辛くなります。
これらは常に脳が新たな感情を引き起こして新しい対応をさせようとしているために起きてくることになります。
つまり、新たな対応をするという学びをしていることになります。
これを自覚したとき、意識的な学びができるということになります。
例えば、私の場合、できれば話をしたくない人が目の前に現れた時、避けたくなり、目をそらしたり、そわそわしたりします。その場にいることが辛いのです。
しかし、この感情をじっと見つめてみます。
「どうして、この感情が湧きあがったのだろう。」と。
すると、過去に起きた出来事が浮かんできます。過去に相手との関わりの中で話をしていて辛く感じたことがあることに気づきます。
そして、その記憶が避けようとしている原動力だと気づきます。
さらにその記憶を見つめてみます。
「なぜ、辛くなったのだろう。」と。
その時の会話を再現しながら、その時の自分と相手との関係を見つめてみます。どのような状況になった時にその感情が湧きあがってきたのかを探っているのです。
すると、一つの発見があります。
相手から否定されたり、卑下されたりした言葉を浴びたことを思い出します。それに反応している自分に気づきます。
さらにその状況を見つめてみます。
「その状況というのは、その時だけなのだろうか、他の場面でも似た状況はなかったのだろうか。」と。
すると、否定されたり、卑下されたりした思い出が次々に現れます。
そうなんです。この言葉を浴びせられた時には、常にこんな辛い感情が湧きあがっていることに気づきます。
そして、さらに見つめてみます。
「本当に否定されたり、卑下されたりすることだったのだろうか。」と。
ある条件の中で、相手の立場に立った時に、そういう言葉を浴びせたくなることは、あるだろうと想像することができます。ある条件でなければ、否定されたり、卑下されたりすることがないことも見つかります。
否定されたり、卑下されたりするほど自分がだめな自分ではないことに気づきます。そして、ただ、言葉に反応していただけの自分に気づきます。
また、その言葉を吐く相手を考えることにもなります。
「こんな状況があるとそういう言葉を吐くのは、何故なのだろう。」と。
私を追い込むことで、自分を守ろうとしている相手の姿が見えてきます。また、その背景が浮かんできます。
そして、今目の前に現れている状況を見てみます。以前とは違う状況であることに気づくのです。
そして、相手との新たな関係を築く機会が目の前にあることに気づくのです。
いつもと同じように避ける自分になろうとしているのか、それとも新たな関係を築こうとしているのか、今自分に問われているのです。
何かを学ぶいい機会になるはずです。過去に作られた価値観を手放し、新たな価値観を築くチャンスになっているのです。
とても大事な学びの場が目の前にあることに気づきます。
相手に対する反応は、過去に作られた自分が作りあげたものです。新たな歩みを作りだすために、この辛い感情を味わいながらも、何か学ぶことはないかと見つめなおしてみると、かなり新しい発見が見つかります。
避けなければならないことではないことにも気づきます。
学び続けることは、常に自分を見つめ続けることなのだろうという気づきを私に与えてくれます。-
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from: 岐阜のすーさん
2011年08月08日 05時09分34秒
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みんなのために
いろいろな職業観をもっている私たちです。なぜ、教師になったのかと問われると、様々な答えが返ってきます。
あこがれの教師を目指して頑張っている教師
子どもたちに伝えたいことがあると頑張っている教師
育てたい子どもの姿を追いかけて頑張っている教師
教師という社会的地位を保とうと頑張っている教師
教師という安定した仕事を続けたいと頑張っている教師
独身でいる時、結婚して家庭をもった教師、子どもができて子育てに参加した教師・・・・立場が変わると次第に見方が広がっていきます。
経験を重ねていくに従って、見方も次第に変化していきます。
そして、きっと保護者の様々な立場があることも次第に理解でき、目の前の子どもだけでなく、子どもの背景を考えながら子育てをサポートできる教師になっていきます。
体験していないことは、なかなかわからないものです。
子育てに参加しても、保護者と状況が違えば、これもなかなかわからないものです。
わかったつもりでも、わからないと考えた方がよいかもしれません。
だから、わかろうとしながら、相手と関わり続けるのです。
この時、自分の思いを伝える立場を取るのか、相手の立場を理解しようとする立場を取るかによって、かなり印象が違ってきます。
「うちの先生は、私たちのことを理解しようと心がけてくれる。」という保護者の声が聞こえるのは、きっと後者の立場にいる教師だと思います。
私たちは、あくまで子育ての応援団です。保護者の子育てをサポートしているのです。
「子どもの事を大事にしてくれるからこそ、痛いことでも言ってくれる。」と、保護者が感じたならば、これは、保護者にとって大きな支えになります。
どの保護者も子育てに自信をもっているわけではありません。不安を抱えながら、必死になって子育てをしています。時には、失敗もあります。その時こそ、力になってあげたいのです。
保護者が夏休みにどんな思いで子どもと接しているのでしょう。不安を抱えている保護者は、どんな毎日を過ごしているのでしょう。一人で悩んでいる保護者はいないのでしょうか。
子育てに夢をもちながら、毎日を過ごしているのでしょうか。楽しみながら、子育てをしているのでしょうか。
保護者や子どもから距離を置いている今、いろいろな保護者の姿を客観的に見つめることができます。
共稼ぎで、子どもが一人で過ごさなければならない家庭もあります。
夏休みの課題への取り組みに保護者が全く関われない家庭もあります。
夏休みもいよいよ後半になります。
保護者と子どもがどのように過ごしているか、想像してみるだけでも、いいでしょう。
夏休みを長く感じている保護者もいるかもしれません。声を聞きたくなる心配な家庭はないでしょうか。
2学期のスタートがスムーズに切れるように準備するのも大切な仕事です。家庭に任せ切ってしまって夏休みを過ごすことで、2学期のスタートで苦労するのは、もったいないと思います。
長い夏休みだからこそ、個々の家庭に個別に対応がしやすいと思います。
少しでも関わりをもつことで、関係を今まで以上に密にするチャンスでもあります。
子育ては、家庭との連携が常に必要なことは誰もが知っています。自分一人で抱えて苦しまないようにしたいものです。
教師としての夢の実現は、現実への対応からしか生まれません。目の前に起きていることから目を離さないで、「今の自分でいいのだろうか。」と問いかけてみたいものです。
保護者と関わることがどのように自分の夢とつながるのでしょう。必ず答えが見つかるはずです。-
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2011年08月02日 04時13分11秒
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一緒にいる
これでよしと決めても、不安が残ることがあります。そんな時、頼りたくなるのが、仲間です。
「これでいいかな?」と尋ねたときに、承認してくれたり、参考となる意見を言ってくれたりするととても嬉しくなります。
「これでいいよ。」と簡単に答えてくれても、不安が残るのは、今のままでは、満足していないからです。
そこに一言付け加えてくれるかどうかが大事になります。
相手との信頼関係が深くなるのは、こんな時です。
自分にはその一言を加える能力がないと思ったとき、安易に「これでいいんじゃない。」と答えても満足しないことがわかるかどうかということです。
相手の表情や言動から察することができます。
素直に「ごめん。私にはわからない。」と答えた上で、一緒に考えようと情報を集めたり、解決できる人を探したり、自分にできることを相手のために努力する姿勢が嬉しくなります。
困ったことが解決できた時には、表情が変わります。その表情が変わるまで、一緒に付き合ってくれるから信頼が深まるのです。
決していつも適切な判断ができるわけではありません。そして、求められる対応ができるわけでもありません。
ここに誠実さが現れるのです。できない自分を認めた上で、自分らしく対応するしかないのです。求められていることを自分なりに受け止め、対応する姿勢がいいのです。
私たちは、よく見てもらいたいという思いが強いとよいところばかりを見せようと無理をすることがあります。「ひょっとすると、期待に応えないと人間関係が崩れてしまうのではないか。」という不安を抱いてしまうと、嘘をついたり、見栄を張ったりすることもあります。
これは、自分の問題です。困っている相手の手助けができる自分でなければならないという自分が嘘を尽かせたり、見栄を張らせたりするのです。
自分らしさがなければ、必ずそれは見破られます。相手は感じているのです。「そんなに無理をしなくてもいいのに。」と思ったり、「あなたらしくないな。」と感じたりしています。
答えが欲しいだけでないのです。相談するという姿勢の裏にある「信頼感」を感じるからこそ相談するのです。
「先生だから。」と言われて無理な自分を演出していれば、必ずどこかで破綻を来すことになります。私たちは努力し続けるから「先生らしく」なるのです。
答えられないからだめなのではありません。信頼を裏切るからだめなのです。ここにプロとしての生き方があります。
何を求められているのかに気づき、精一杯答えようとする姿勢が大切になります。十分な答えが出せない自分ならば、努力するしかないのです。今は答えられなくてもいずれは答えられる自分になろうと努力するのです。
それが、信頼できる先生になっていきます。常に一緒にいることに心がけるのです。答えられない自分でも離れないのです。時間をかけて、少しずつでも答えに近いものを見つけては、相手に伝えていくのです。この営みが信頼を生むのです。
完璧な教師などいません。完璧な教師という幻想に惑わされて自分を苦しめるとしたらとてももったいないと思います。今の自分でいいのです。そして、その自分を生かしながら、足りない部分を補う努力をし続ける自分でいいのです。-
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