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from: 岐阜のすーさん
2013年02月12日 05時37分39秒
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立ち位置を変える
人は一人で生きていくことは、できません。そのため、いつも人間関係で悩んだり苦しんだりする機会をもっています。
一つの関係ができあがると、その関係を維持するために、自分を犠牲にしたり、遠慮したりすることも出てきます。
しかし、この犠牲や遠慮が返って、人間関係を悪くしていることにもなりかねません。
一度関係が深まると、次第に相手に対する思いこみも強くなり、思いこみと現実の姿との間にズレが生じると、「あなたを信じていたのに。」などと相手を攻撃するこちにもなりかねません。
これでは、いつまで立っても人間関係をよりよいものにすることは難しくなります。
それでは、どうすればよいのでしょう。
常に人は、変化しています。もちろん自分自身も変化しています。
この変化をとらえるには、今しかありません。
過去の思い込みが今の対応を鈍らせているのです。
常に相手を観察し、相手の状態をつかみながら、コミュニケーションをとる努力が必要になります。
このことにエネルギーを使うことに疲れてしまって、本来の自分らしさが表現できないとなるとこれもまた、問題です。
なぜ、その人との人間関係を大事にするのだろう。
そして、そのことが自分にとってどんな意味があるのだろう。
そして、この関係を維持することが自分や周りの人々にどのような影響を与えるのだろう。
と、自問してみることが大切になります。
そして、無理せずに自分らしく接しても大丈夫だと確信することがとても重要になります。
その上で、相手を尊重し、敬意を払うことで違いに信頼を深めることができます。
その時には、思いこみではなく、今、目の前にいる相手がとてもいとおしくなり、大事にしたくなります。
常に今の相手を見るために次のような3つの立ち位置が有効に働きます。
①空間的位置を変える
自分、相手、第三者の場を設け、その場に入り込みます。それぞれの立場を体験することで見方を変えることができます。
②時間的位置を変える
過去、現在、未来という場を儲け、その場にいる相手を眺める機会を作ります。過去から現在への変化を見ることで、相手に対する見方を変えることができます。
③質的位置を変える
今の状況に対して、次のような問いかけをします。
・もし、相手が改善したい問題に対して気づいていなかったとしたら
・もし、相手が改善したい問題への対応の仕方を知らないとしたら
・もし、相手が改善したい問題と異なる別の問題に悩んでいたとしたら
・もし、相手が改善したい問題に対して同じ悩みをもっていたとしたら
など
次の手を打つことができていない自分が相手への思いこみを強くしていることに気づき、相手に対する見方を変えることができます。
これらの立ち位置を変えてみようと思ったとしたら、自分の中にすでに相手との関係を保ちたいという願いがあることになります。このことに気づいた時、すでにあなたは、相手との関係の改善を始めています。-
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