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from: 岐阜のすーさん
2014年07月14日 06時34分22秒
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指導者に向けて
2冊目となる本がもうすぐ店頭に並びます。今回の本は、指導者向けの本です。この本に対する思いを伝えたいと思います。
私たちが育った頃とは社会が大きく異なり、指導される側は、私たちのようには、育ちません。
私たちが育った頃の社会は、教師に対して尊厳と若手教師に対する寛容さがありました。
今の時代は、それよりも、ベテランと同じ、若手教員にも教師としての資質や能力、責任を負わされる時代です。
この時代に合わせて、若手教員が安心して自分の実践ができるためには、自信と誇りをもち、自己肯定感を身につけるための支援が必要です。
授業づくりと同じで、若手教員を育てるためには、実態に合わせて指導するしかありません。
自信がなければ、まず自信をもたせることから始めます。伝えたいと思っても、時期を考えて自信をもたせた後に伝えることになります。
マニュアルに頼ろうとするため、自らの判断で物事を解決することに苦手さをもっています。マニュアルを示せば、済むというものではありません。自ら考えられるような支援が必要になります。
育てる側についても同じです。自らの実践に自信と誇りをもち、マニュアルではなく、自分らしく伝えることが重要になります。マニュアルではなく、自ら考え、判断する指導者が今求められていると考えました。
その支援となる本にしたいと考えました。-
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from: 岐阜のすーさん
2014年07月07日 04時59分05秒
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2つのコミュニケーション
子どもに勉強しなさいと言ってもなかなか言うことをきかないと悩む保護者は、多いと思います。
子どもが勉強したくなるように声をかければよいのでしょうが、なかなかその答えが見つからないというところでしょう。
子どもにしても、しなければならないことは、「わかっているけど、やりたくない。」ということだと思います。
願いと感情にズレがあるためにこのような状況になっています。
保護者も子どもも勉強をしてよかった体験は、もっているはずです。でも、それ以上に辛かったとか苦しかったという体験があるために、簡単にしてよかったという感覚にはならないのかもしれません。
何のために勉強するのかと理由を探したり、意味を見つけることは、大切なことですが、今の状況を変化させる力になかなかならないことがあります。
ここで考えなければならないのが、2つのコミュニケーションです。
「~すべきだ」、「~しなければならない」というのは、言葉(意識)になります。これは、言葉によるコミュニケーションです。
「~したい。」「~したくない。」というのは、感覚(無意識)になります。これは、感覚によるコミュニケーションです。
この言葉でかわすコミュニケーションと感覚でかわすコミュニケーションの2つのコミュニケーションを理解することがとても重要になります。
「お菓子をあげるから、勉強しようよ。」と保護者が言葉をかけたとするとこの保護者は、感覚に訴えたコミュニケーションを取ろうとしていることがわかります。「食べたい」という感覚を揺り動かすことで、何とか勉強をさせたいというのです。ただ、これでは刹那的で、持続性がありません。
本当に大切な感覚は、勉強ならば、「わかった」「できた」という喜びにつなぐことが大事になります。
わかったら、気持ちいい。すっきりする。
できたら、うれしい。楽しい。
このことに結び付く言葉や体験を作り出すことが、子どものやる気につながります。
子どものできた姿やわかった姿を想像しながら、子どもに「あなたならできるはずだ。」「できて当然だ。」「わかるにきまっている。」などという思いを抱きながら、子どもに伝える言葉になっているはずです。
つまり、できないから勉強しなさいではないということです。
できるあなただから、勉強しないはずがないということです。
子どもは、勉強しなければならないとわかっています。でも、先が見えません。
それを伝えるのが、学習の経験を積んだ保護者になります。子どもの夢の実現につなぎながら、根気よく、そして、子どもの頑張りを期待しながら、楽しいこと、気持ちがいいことにつなぐことが重要になります。
無意識が受け入れるためには、インパクトと繰り返しが必要になります。
「私はできる。」「私には、力がある。」という自信をもたせるための言葉かけが不足していると考えた方がよいでしょう。
少し遠回りと感じるかもしれませんが、実はこの方が近道になります。
学習は、一生続きます。今は、その入り口だと考え、わかること、できることの楽しさ(感覚)を十分味わわせることに力を注ぎたいと思います。-
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