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from: 岐阜のすーさん
2015年10月30日 04時20分25秒
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たくましくなる
私たち人間は、一人で生きていけません。必ず誰かに支えられたり、支えたりしながら生きています。「人」という字がまさに、それを表しています。
しかし、なかなかその支え合いを自覚する機会に巡り合えないことがあります。
することに夢中になっていると、その事と自分との関係で考えることが多くなり、他の人が関わることを嫌ったり、関わらないように避けたりします。
これは、遊びに夢中になっている子どもが、お母さんの「早く勉強しなさい。」という話を聞かない状況と同じです。
お母さんの子どもを思う優しい気遣いが、子どもには、邪魔になっています。ですから、「わかっている。」「うるさい。」などと言葉を返してきます。
教師としての仕事をしていても同じです。教材研究をしている最中に同僚や上司から別の話で、時間を割かれる時に、遊びに夢中になっている子どもと同様の気持ちをもつことがあります。
大人ですから、子どものようにはしませんが、内心は子どもと同じ気持ちをもっています。これは、人間ですから、仕方ないことです。
お母さんの言葉や同僚や上司の言葉をマイナスととらえるか、マイナスでないととらえるか(プラスとはなかなか考えづらいのであえてマイナスを否定しました。)は、自分次第になります。
自分の思い通りになることが安心・安全につながります。人からの刺激は、受け取る側次第でマイナスにもプラスにもなります。
誰もが自分を生かしたいと思っています。
その生かし方が分かれるということになります。
今しようとしていることを生かしたいと考えると、人からの刺激はマイナスになります。
今しようとしていることをやめ、人からの刺激を受け入れることが自分を生かすことだと考えると、人からの刺激はプラスになります。
優先する対象の違いが、プラスやマイナスになっていることがわかります。
この選択は、自分次第ということになります。
刺激を受け入れる自分か、刺激を拒否する自分かの選択です。
今の時代、激しい変化が起きています。その変化を受け入れることがたくましく生きることにつながります。
小さなことですが、目の前に起きている出来事を受け入れることができる自分を築くことがこのたくましさにつながります。
これは、刺激を受け入れる自分を選択することになります。
受け入れるには、柔軟性と創造性を発揮しなければなりません。
・相手の気持ちを察する・・・・・・・・創造性
・相手との関係を生かす・・・・・・・・柔軟性
・相手の言い分を受け入れる・・・・・・柔軟性
・自分の時間を別の時間に設ける・・・・創造性
これは我慢することではなく、創造性を発揮し、刺激をよりよいものと受け止めることになります。
これならば、ストレスは緩和されます。
我慢すれば、ストレスが溜ります。
ストレスを緩和するのも溜めるのも自分次第だということになります。
たくましくなることは、このストレスをおさえることになります。
子どもを育てるためにも、柔軟性と創造性を発揮し、サクサクと事を進めるたくましさを身につけたいものです。-
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from: 岐阜のすーさん
2015年10月27日 06時01分39秒
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21世紀は~の時代
21世紀を創り、生き抜く子どもたちを育てるのが教師の仕事になります。
その21世紀とは、一体どんな時代なのでしょう?
その時代を見通して、私たちは子どもを育てています。
変化の激しい時代ですから、すぐに~の時代と答えが出るわけではありません。
ただ、インターネットで検索していみると、いろいろな立場の人が「~の時代」を予測しています。
21世紀は
・「優しいリアリズム」の時代
・アフリカの時代
・中国の時代
・個の時代
・生命科学の時代
・女性の時代
・環境と生命科学の時代
・脳科学の時代
・「農」の時代
・脳と心の時代
・ジンケン・グローバリゼーションの時代
・水をめぐる戦争の時代
・子どもの時代
これらの言葉から考えると、21世紀は、人間理解が進み、日本という狭い国だけで考えることなく、世界に目を向けながら、生きていくことになります。そして、生きるために必要な資源を大切にする生き方を大切にしなければならないようです。
人種を超え、人間として、対等に関わり合うことも大事にしなければなりません。
目の前に起きる様々な出来事は、この時代を築くための材料です。
失敗の経験から学ぶこともすべて、新しい時代を子どもたちが築くための材料になります。
教師には、いろいろな顔があります。子どもからすると、学者にも、役者にも、医者にも、易者にも、芸者にもなります。
21世紀を見通すことは、まさに易者です。
子どもたちが、自分の将来をわくわくした気持ちで、見つめるためには、教師の易者としての役割が必要になります。
目の前の出来事は、日本の明日を創るための材料になるはずです。子どもたちが、目の前の出来事に振り回されるのではなく、自分の将来と結びつけて話を聞く事ができれば、感情に振り回されることなく、自分の将来について考える機会を提供することができると思います。
例えば、
「失敗から学べてよかったね。このことは、必ずあなたが将来職業についた時に役立ちます。」
「親友が欲しくなったときに役立つ事です。」
「ノーベル賞を取ることができるかもしれませんよ。」
「それができるあなたなら、将来先生になるかもしれません。」
などという言葉かけができます。
このような言葉は、子どもに夢をもたせることにもつながります。-
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from: 岐阜のすーさん
2015年10月27日 06時00分35秒
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21世紀は~の時代
21世紀を創り、生き抜く子どもたちを育てるのが教師の仕事になります。
その21世紀とは、一体どんな時代なのでしょう?
その時代を見通して、私たちは子どもを育てています。
変化の激しい時代ですから、すぐに~の時代と答えが出るわけではありません。
ただ、インターネットで検索していみると、いろいろな立場の人が「~の時代」を予測しています。
21世紀は
・「優しいリアリズム」の時代
・アフリカの時代
・中国の時代
・個の時代
・生命科学の時代
・女性の時代
・環境と生命科学の時代
・脳科学の時代
・「農」の時代
・脳と心の時代
・ジンケン・グローバリゼーションの時代
・水をめぐる戦争の時代
・子どもの時代
これらの言葉から考えると、21世紀は、人間理解が進み、日本という狭い国だけで考えることなく、世界に目を向けながら、生きていくことになります。そして、生きるために必要な資源を大切にする生き方を大切にしなければならないようです。
人種を超え、人間として、対等に関わり合うことも大事にしなければなりません。
目の前に起きる様々な出来事は、この時代を築くための材料です。
失敗の経験から学ぶこともすべて、新しい時代を子どもたちが築くための材料になります。
教師には、いろいろな顔があります。子どもからすると、学者にも、役者にも、医者にも、易者にも、芸者にもなります。
21世紀を見通すことは、まさに易者です。
子どもたちが、自分の将来をわくわくした気持ちで、見つめるためには、教師の易者としての役割が必要になります。
目の前の出来事は、日本の明日を創るための材料になるはずです。子どもたちが、目の前の出来事に振り回されるのではなく、自分の将来と結びつけて話を聞く事ができれば、感情に振り回されることなく、自分の将来について考える機会を提供することができると思います。
例えば、
「失敗から学べてよかったね。このことは、必ずあなたが将来職業についた時に役立ちます。」
「親友が欲しくなったときに役立つ事です。」
「ノーベル賞を取ることができるかもしれませんよ。」
「それができるあなたなら、将来先生になるかもしれません。」
などという言葉かけができます。
このような言葉は、子どもに夢をもたせることにもつながります。-
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from: 岐阜のすーさん
2015年10月22日 06時21分32秒
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本当の自分を好きになる
私たちは、いろいろな体験を経て、今の自分を作り上げています。これまでに、社会の中でうまく生きるための知恵を身につけました。願いを達成させるための知恵も身につけました。様々な努力は、すべて今の自分自身の身につき、生き方となって現れています。
うまくいかなければ、自分を責め、よりよい生き方を求めます。そして、さらに身につけようと努力します。
身につけたものもすべてを大切にして生きているので、生き方を否定されたら、自分を否定された気分になります。とても辛い気持ちになります。
今までの努力を否定された気分になるから辛くなります。
本当の自分は、生き方ではありません。努力する自分でもありません。
生き方は、身につけた鎧のようなもので、自分ではありません。
本当の自分って何でしょう。
厚い鎧に隠されて見えなくなっているのかもしれません。
人からよく見られたい自分でもありません。
人を傷つける自分でもありません。
無邪気で、何でも受け入れる自分
常に笑顔をふりまき、人を幸せにする自分
好奇心が強く、人を疑うことのない自分
豊かさをもった自分
幸せになるべく生まれてきた自分です。
後から身につけた鎧が邪魔をし、鎧を身につけた自分が本当の自分を責めたり、不幸に陥らせたりしています。
未来を築く子どもには、私たち以上に幸せな人生を歩んでもらいたいと思います。
「本当に目の前の子どもの幸せを考えて行動しているだろうか。」
「自分の鎧が、子どもを受け入れなかったり、誤った見方をしたりしていることはなかっただろうか。」
子どものそばにいられる幸せを感じながら、教員を離れた今、自問自答しています。-
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from: 岐阜のすーさん
2015年10月16日 03時54分23秒
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なぜ、授業を延長するのか
学校生活で一番多い時間は、授業時間です。教師にとって授業は命だと言っても過言ではありません。
そして、子どもに学習内容を習得させるために日夜努力を重ねています。
様々な取り組みのため、学習内容を習得させるために努力できる時間が短くなっているのも悩みの種でもあります。
それでも、できる限りよい授業をしようとできる範囲内で授業改善の努力をし、子どもと向き合っています。なかなか思うようにならず、試行錯誤を繰り返しながら毎日努力をしています。
「今日は、これだけの準備をしたから、必ずうまくいくはずだ。」などと意気込んで授業に向かおうとしていると、学級でトラブルがあり、せっかくの授業準備も台無しになってしまう・・・・などという事も日常茶飯事です。
年間指導計画に沿って、教えなければならない内容があり、日々その内容を習得させるためにしなければならないことがあると考えていると、どうしても今教えなければならない内容は、この時間にキチンと教えなければならないという思いも重なり、どうしても授業が延長してしまうことがあります。
日々その思いがあるため、どうしても授業が延長してしまうという学級をたくさん見てきました。
授業を延長してしまうというのは、延長させてでも、子どもたちにこの内容を教えたいという強い教師の思いに支えられています。
しかし、これはある面、おごりではないかと感じます。
子どもたちは、そんな教師の強引さを常に見ていることになります。自分の都合で授業を進めているようにしか映っていません。
そうではない。あなたたちのために大切な学習内容を習得させるために時間を費やしているのだから、決して私の都合ではないと反論するかもしれません。
しかし、ここに、大きな落とし穴を発見することができます。
学習内容は決まっていますが、学習方法については、決まっていないのです。
ここに私たちの工夫改善があります。この授業改善は、よい授業を築くための工夫改善だけでなく、短時間でいかに学習内容を習得させるかという工夫改善も含まれています。
つまり、自分の型で推し進めていくために授業が延長してしまうというこことが往々にしてあるのではないかと感じています。
ここに落とし穴があるのです。
長年培った自分の型を誰もがもっています。この型が邪魔をしています。
自分のやり方で学習を進めることが学習内容を習得させる近道だと思い込んでいるために、自分の型を貫き通すことになります。
よい授業を進めるには、ある程度の時間が必要になります。教師は、よりよい授業作りを目指して時間を費やしています。そして、授業観を作り上げていきます。その授業観を崩すことはできないと考えていることはないでしょうか。
時間がない時、十分時間が保障されている時、いろいろな時にいつでも使える授業の型などありません。型は万能ではありません。
授業は生き物だと言われるのは、時間も子どもの状態もその時々によって状況が異なるからです。
それでも、プロとしてよい授業を目指すために自分の授業の型作りを目指します。
プロとしてそれはそれで素晴らしいことです。
よい授業にはならないかもしれないが、時間がないから、これだけは、子どもに身につけさせてこの時間は終わらなければならないと考えて、行う授業も必要なのです。
本当のプロというのは、この柔軟性を発揮している教師のことを言うのではないでしょうか。
短い時間に何を教えてれば、よいのか。瞬時に判断し、描いていた授業を作りかえ、時間内にそれを教えていくことのできる授業に組み替えることができれば、授業を延長することはありません。
その内容の見極めには、教科の内容に関わる深い造詣がなければなりません。そしてまた、教科の内容だけでなく、深い児童理解も必要になります。
今の状態ならば、この事だけを学ばせ、自分の意志で学習内容を習得させるための繰り返しを自ら取り組める子どもにしておかなければ習得は難しくなる・・・・そのためには、子ども自身がその危機感を感じとれる子どもになっていなければならないと考えるのです。
家庭での学習を余儀なくされても、家でしてきたくなる子どもに育てておけば、何の支障もありません。
つまり、子ども自身が、「今日は、トラブルがあったので、その欠けた分をどこかで取り戻さなければならない。」という授業観をもった子どもに日頃から育てていなければ、できないのです。
授業はする側と受ける側の両者によって成立します。教師だけの努力では成立しません。子どもを鍛える必要があります。
授業をする側としての自分の姿勢だけでなく、授業を受ける側としての姿勢を身につけさせることが子どもを育てることになり、子どもの授業観を高めることになります。
これが、授業の質を高めていくことになります。
授業が延長すると怒る子どもに育てているでしょうか。(休み時間を保障してほしいということではなく、決められた時間に決められたことをするという姿勢からの指摘できる子どもとして)
授業中にトラブルがあって、授業が短くなって喜ぶ子どもがいては困ります。
授業中にトラブルを持ち込む子どもがいても困ります。
トラブルを授業まで引きずる子どもがいても困ります。
みんなの大切な時間を大事に使おうという子どもだと安心できます。
一人でも欠けていたらみんなの授業にならないと考える子どもだと心強く思います。
少しでも早く解決して、みんなで授業をしたいという子どもでないと困ります。
その前提として、教師自身の授業に向かう姿勢が重要になります。教師自身が手本にならなければ、子どもが真似することもありません。
まずは、授業を延長しない教師になることを目指すことが重要です。
これは、かなり苦しいことです。しかし、この壁を乗り越えると、今までとは異なった授業像が見えてきます。
授業の本質が見えるようになります。
分析的に授業を見ることもできるようになります。
子どもが見えるようになります。
授業づくりは日々の努力だと改めて考えさせられます。-
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from: 岐阜のすーさん
2015年10月14日 09時10分15秒
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トラブルの扱い方
休み時間が終わり、授業が始まってもなかなか教室に入ろうとしない子どもがいました。
休み時間にトラブルがあり、そのトラブルで抱えた気持ちが引きずっているため、授業に向かう気持ちにはなれません。
これは、よく見かける光景です。
教室に入らない子ども(Aさん)を放っておくわけにはいきません。
授業を進めたいと思っている教師でも、Aさんを無視して、授業を進めることはできません。
授業を進めずに、Aさんへの対応をすることになります。
よく見かける姿は、
教室にいる子どもたちを自習にし、Aさんに事情を聴ききます。
そして、事情を聴き、子どもの気持ちがおさまるまで対応し、落ち着いたらAさんと一緒に教室で授業を進めるという
姿です。この間、教室の子どもたちは、自習にします。
中には、関係者を呼んで、それぞれの事情を聴き、その場で問題を解決しようとする教師もいます。
これをすると、授業が益々進まず、教室の子どもたちは、次第に学習意欲が下がり、授業がつまらなくなってしまいます。
教師は、Aさんと教室にいる子どもとの両方への配慮が必要になります。
この対応をうまくしないと、トラブルが起きるたびに授業を中断したり、授業を伸ばしたりたりすることになります。すると、休み時間と授業時間との区別が曖昧になり、1日の生活にメリハリがなくなり、落ち着いた学校生活ができません。
これが、学級が荒れる原因ともなります。
そこで、このような時の対応について次の2点から考えてみます。
1 Aさんへの対応は、これでよいのだろうか。
Aさんの気持ちが落ち着けば、授業に参加することができます。
気持ちを落ち着けるための対応の一つとして、事情を聴くことになります。
目的は、気持ちを落ち着かせることです。
できる限り速やかに感情を切り替えることができれば、事情を聴かずに授業に向かうこともできます。
トラブルが起きた事情については、後からじっくり時間を取ってトラブルが起きないように対応を考える事もできます。
・授業を大切にする子どもを日頃から育てているか。
子どもたちに、「休み時間に起きたことは、休み時間に解決する。授業は授業で頑張ろう。」と事前に指導してあれば、切り替えることの大切さを子どもに知らせることになります。
この指導がなければ、いつまでも子どもの気持ちがおさまるまで付き合うことになります。
また、一つのトラブルが、みんなの授業に大きな影響を与えることを実感させておくことも必要になります。(全員が揃わないと授業を進めないという厳しさを日頃から示してある。)
・嫌な気持ちを早く切り替える手立てをもっているか。
ア、嫌な気持ちを乗り越えて頑張れるように授業内容に興味をもつ、手だてを打つ
(「~をするから、頑張ろうよ。」「~をしてもらいたいから、授業に参加しようよ。」等)
イ、嫌な気持ちを切り替える手立てをもっているか。
(「深呼吸をしよう。」「嫌な気持ちを~にぶつけよう。」「後からじっくり話し合う時間を取るから。」等)
ウ、切り替えをうまくするための視点を示すことができるか。
(「授業から逃げているのでは?」「こんなことぐらいで。・・・もっと強くなれ!」「誰にでもあること。乗り越えるかどうかは、あなた次第。」等)
2 学級の問題なのか、個の問題なのか。
授業の時間は授業を優先することが前提です。
その優先順位を変えなければならないほど重要な事だということを子どもたちが自覚した時、授業を割かれても仕方がないと受け止めることができます。
教師の都合で授業が割かれたとか、あの子のために授業が割かれたという感覚で事態をとらえていると、学級経営に大きな影響が出ます。
つまり、起きているトラブルは、学級の問題なのか、個の問題なのかを教師も子どもも明らかにして対応することで対応の仕方が異なってくるということです。
例えば、
命に係わる重大な事や学級経営を揺るがす(いじめ、暴力など)事態ならば、授業を割かれても仕方がないと思います。
ただし、この時、学級全員がその事態に立ち向かう姿勢をもたせることが、学級力を上げることになります。関係者だけでとなると、残された子どもは、傍観者としての立場をとることになってしまいます。学級の問題ですから、学級全員が参加できる機会にしなければなりません。
個の問題ならば、授業を割くことよりも、休み時間に起きた問題として、休み時間に対応できると考えます。
個の問題が集団に与える影響は大きくなるのは、「先生が友達の問題をどのように解決するのだろう。」と周りの子どもたちが教師の対応を見ているからです。「もし、私が当事者になったら、同じように先生は対応するんだろう。」と子どもは、教師の対応を見て、受け止めます。どの子も教師を見ていることを意識しながら丁寧に対応すれば、子どもたちは、安心して個の問題を表に出すことができます。個の問題が見えにくくなったら、要注意です。影に隠れていないか、アンテナを張り、子どもとの関係が密になるように努力しなければなりません。
トラブルの大小に関わらず、教師の一挙手一投足が、学級経営に大きな影響を与えます。-
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from: 岐阜のすーさん
2015年10月10日 05時38分44秒
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友達の作り方
子どもたちは、脳の発達とともに、小学校の6年間で大きく変化をします。
特に、小学校の中学年になると社会性が伸び始め、友達との関係を求めたり、大事にしようとしたりするようになります。
自分の大切な友達を取られたくない。
仲良しの友達を作りたい。
気になる友達がいる。
よく遊ぶ友達が決まっている。
相談できる友達がほしい。
友達のそばにいたい。
など
心の中に友達を意識した言葉が増えてきます。
私たちの脳は、安心・安全のためにはたらきます。
友達を選ぶ時も同じです。
よく「類は類を呼ぶ」と言いますが、子どもは本能的に自分と似ていると安心しますので、そのような状況にある友達を選ぶことが多くなります。
状況は様々です。似ているといっても様々です。
例えば、
動くことが好き
同じものに興味がある
友達が欲しいと思っている
一人ぼっちな状況になっている
同じような境遇になっている (家庭の状況、友達関係、教師との関係)
近くにいることが多い(登下校、家が近い、同じクラス等)
など様々です。
そのような仲間といると、何となく安心して生活できるので、心地よさを感じます。でも、本当は自分で選んだわけではありません。状況に反応して作られた関係だと考えることができます。
友達を求めるこの時期だからこそ、いろいろな仲間と関わりをもち、友達を選ぶ目を養うとよいのですが、自然の流れに任せているとなかなかそれはできません。
一緒に遊ぶ仲間から一緒に遊ぶ友達へ
一緒に学ぶ仲間から一緒に学ぶ友達へ
一緒に仕事をする仲間から一緒に仕事をする友達へ
と、仲間から友達へと一歩近づいていくようにするためには、関わり方を教える必要があります。自然に任せるとその時の感情に左右され、好き嫌いで友達を判断してしまうことがあり、人間関係を深めるまでには至りません。
それぞれの状況の中で、どうのように立ち振る舞うかが大事になります。
・一緒にすることが楽しいと思えること
・一緒にする活動での役割を誠実に果たすこと
・一緒にする活動で湧き上がった感情を共有すること
・相手のために力を発揮することが心地よいと思えること
・よりよい活動にしようと知恵やもっている能力を発揮すること
これらは、子ども同士の関わる場面をとらえて、刺激を与えながら、教えることになります。
すると、刺激を与えながら、教えた結果として、子どもが、仲間を「大丈夫?」と気遣ったり、「私が~しようか。」と支えようとしたり、「わかったよ。」と人間関係を深めようとする言葉が増えてきます。そして、相手を気遣い、仲間を大切にする気持ちが相手に伝わり、人間関係を深めたくなっていきます。
この言葉が出やすい状況にするのが私たちの役割です。
例えば、
一緒に遊んでいる時に起こるトラブルを解消するときの視点がそれになります。
「~しなさい。」「謝りなさい。」「お互いに許してあげなさい。」と起きたトラブル解消のための言葉かけではなく、
「そうしていると一緒に遊んでいて楽しい?」
「仲良くなりたいなら、何をするの?」
「友達に喜んでもらえることは、何?」
「友達のためにできることがあるはずでしょ。」
などと声をかけることができます。
また、一緒に仕事をしている時に起こるトラブルを解消するときでも同じです。
「~しなさい。」「リーダーの言うとおりにしなさい。」「フォローアーならば、~すべきです。」などとトラブル解消のための言葉かけではなく、
「そうしていると楽しく一緒に仕事ができるの?」
「それが、友達が喜んでくれるためにしていることなの?」
「楽しい仕事をするためにあなたは何ができるの?」
「もっとよい仕事ができるため、どんな知恵や力を出したらいいの?」
などと声をかけることができます。
仲間関係を深める言葉を使えるようにするためには、子どもが使いやすい状況を作り出すこのような言葉かけがとても大切になります。
あなたは、トラブルが起きた時、子どもにどんな言葉をかけているのでしょう?-
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from: 岐阜のすーさん
2015年10月04日 05時50分37秒
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心の病みを解決する糸口
心を病んでいる教師の数は、年々増加しているように思います。病んでいる教師に子どもを任せることは、保護者からすると大変な不安を抱えることになります。
子どものためにも、病む状況は改善しなければなりません。
改善するとき、自分一人の力で対応できることには、限界があると考えると、他人や組織を頼ることになります。
ただし、他人や組織に頼っていると時間がかかります。また、必ず改善される保障はありません。
なぜならば、同じ職場でずっと教員生活を送る人は、殆どいないからです。
仮に目の前の現場でつながった同僚や勤務した組織に頼ったとしても職場を変われば、その後も頼れる保障はありません。これでは改善しにくくなります。
では、どうすればよいのでしょう。
初めに「一人の力では限界がある。」と言いましたが、その視点から考えると病む状況の改善は難しいということになります。
しかし、そうではありません。
限界があると考えるから、限界ができるのです。
私たち人間には無限の可能性があります。この心の問題を解決する力は、誰もがもっています。もちろんあなたもです。ですから、自分で解決できるのです。
他人や組織は、少しでも早く改善できるように手助けをしてくれるだけです。
実際に限界があるわけではありません。限界を作ることで、無意識が自分を守っているのかもしれません。
「面倒なことはしたくない。」
「その問題を扱わなくてもまだ、大丈夫。」
「へこたれる自分ではだめだ。」
「こんな姿を人に知られたくない。」 など
無意識のうにちに働く見栄や自惚れや自尊心などが自分の可能性を制限してしまいます。
自分を深く見つめれば見つめるほど、心の問題は、自分でしか解決できないことに気づくはずです。
出来事は、その自分の心の問題を表出させてくれているだけです。
イラッとしたり、ムカついたりするのは、出来事に心が反応したのです。
出来事の問題ではなく、反応する自分が、問題を抱えているのです。
実は、私たちが身につけてきた信念や価値観がイラッとさせたり、ムカつかせたりするのです。これはあなたではありません。あなたが体験・経験に基づいて培った信念や価値観です。
自分を責めても解決にはなりません。自分の信念や価値観と向き合うだけです。「~しなければならない。」「~すべきです。」と自分で勝手に枠を作っただけです。これは、あなたではありません。あなたが身につけたものです。信念や価値観という鎧を身につけているだけです。
鎧は脱ぐことも別のものに変えることもできます。余りにも長く身につけているので、愛着もあり、脱ぎたがらなくなっているだけです。
制限はここにあります。人はどのようにでも変わることができます。
柔軟性を発揮し、見方を変えれば変えることができるのです。
そして、今、あなたは、苦しんでいる役者としての自分を演技しているのかもしれません。服を着替えれば、幸せな自分を演出させ、舞台の上に上がることもできます。
客席から、どんな自分が舞台の上に見えるのでしょう?
あなたは、監督です。舞台の上のあなたをどのようにでも演出することができます。
自分を責め続けているのは、舞台の上に立っている自分になりきっているからです。
監督として、舞台の上の自分を見ると、どんな自分が見えるのでしょう。
そして、質問します。
舞台の上に立っている自分が好きですか?
名演技をしている役者ですが、愛していますか?嫌っていませんか?
どんな役でもやってくれる役者です。
あなたが愛さなくて、誰が愛してくれるのでしょう?
あなたは、いつでも精一杯役を演じている自分を誰よりも大事にしなくてはならない存在です。名監督であるあなただから、役者を生かすことができます。
本当に大切にしたい自分、自分らしい自分・・・・・そんなあなたを発見する機会が、目の前に現れています。
悩んだり、苦しんだりするだけのあなた役はやめましょう。
そして、子どもの前でも、明るく元気なあなたを演出させてください。-
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2015年10月01日 05時24分42秒
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出来事に伴う感情をうまく切り替える
忙しいと感じながら生活を送っている人は多いのではないでしょうか。その忙しいと感じることが、仕事の効率を下げてしまいます。
仕事が多い事は確かですが、それを忙しいと感じるか、感じないかはその人次第です。
仕事を楽しんでいる人は、仕事が増えてもそんなに苦にはなりません。仕事以外のプライベートの時間を割かれることが苦になる人は、割かれると思うだけで忙しさを感じます。
ただし、割かれるにしても割かれることを覚悟したり、割り切ったりして仕事をしている人は、割かれることを苦にしている人と比べると多忙感は少なくなります。
気持ちが仕事に与える影響がいかに大きいかが、わかります。
学校生活の子どもたちとの関わりの中では、いつ何が起きるかわかりません。そのため、予定外の出来事が突然起きることがあります。
その出来事のために時間を割くことになり、これが多忙感を生むことにもつながります。
ただし、「出来事が入ったので、忙しくなった。」と感じながら、予想外の出来事に対応するのと、出来事に集中して対応するのでは、出来事への対応の効率に違いが生まれます。
それは、判断力が違いやスピード感の違いとなって現れます。
サクサクと出来事に対応することになります。
私たちが抱える仕事は、どの仕事も大切な仕事です。そのため、仕事を減らすことはできません。ただし、仕事の効率を上げることはできます。
仕事の効率を上げることで、時間をうまく使えるようになれば、ゆとりをもって仕事をすることができます。
一つの出来事があると、その出来事に対していろいろな感情が湧き上がります。その感情を引きずると仕事の効率が下がります。
そこで、私たちは、
愚痴を言って、気持ちを切り替えて次の仕事をする
おやつを食べて、気持ちを切り替えて次の仕事をする
お茶を飲んで、気持ちを切り替えてから次の仕事をする
(人と関わるときには、雑談も含まれます。)
となります。
このように私たちは、仕事と仕事の間に「愚痴」「おやつ」「おちゃ」「雑談」など切り替えるスイッチを用意して、複数の仕事をうまく切り替えながらしているのではないでしょうか。この時間が、かなり無駄な時間を作り出していることに気づいていないのではないでしょうか。この時間を楽しんでいるように感じることもあります。
この時間をできる限り、短くすることも効率を上げるための一つの方法です。当然雑談の中に今後に役立つことがあるので、なくすということではありません。
私が学びを勧めているNLP心理学のワークの中に、この時間を短縮するための簡単で早くできるワークがあります。
その一つが、「感情を形あるものにして、平静な状態を作り出す」というものです。
例えば、辛いと感じたならば、その辛さを感じる場所を探り、辛さを形あるものにします。つまり、色や形状、重さ、温かさ等があるものだとイメージします。
それを手のひらに乗る塊にして、ボールのように遠くに飛ばしたり、壁にぶつけて粉々にしたりするというワークです。
これをすると、辛さはワークをする前と比べるとかなり、下がります。
お金も時間もかけることなく、出来事から湧き上がった感情を鎮め、短時間で早く平静な状態にすることができます。
多忙感を取り除くための仕事の効率を上げる努力は、まだまだできそうです。-
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