本人ができていると思っていても、他人からみるとできていないと思うことはよくある。

聞く姿勢一つでも徹底しなければならないことがなかなか徹底できない学級がある。
　
　見ようとしていないから見えていない。
　見えないから徹底できない。

この問題解決のためには、

・見方を変え、具体的に何を見るかを明確にすること
・時間をかけて一人一人をじっくりと見るくせを身につけること

　話したいことを話せばよいと思っているだけだと、相手が見えないことが多い。どの子にも分かってもらいたいという気持ちから相手の反応が気になるようになると子どもの姿が見えてくる。
つまり、
「こっちを見てよ。」「私の話は分かるかな？」という気持ちを持ち続けるから

　・話し声が気になる。
　・話している子が気になる。
　・手なぶりをしている子が気になる。
　・よそ見をしている子が気になる。
　
のである。

　子どもがうなずいてくれたり、こちらをじっと見ていてくれたりする姿があると嬉しくなるし、話してよかったと思う。こんな気持ちを伝えることも子どもに伝えたい。
すると見えないものも見えてくる。



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