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from: 岐阜のすーさん
2006年12月28日 05時06分34秒
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導入の扱い(理科)
ふと目が覚めた。3年生の理科の導入の扱いを少し整理したい。
(研究授業を一緒に考える)
導入は、課題作りをし、課題解決のための見通しを持つことを大切にする。
しかし、3年生から理科の学習が始まることを考えるといきなり自分の力で課題を作り、問題解決をすることは難しい。
そこで、私は3年生では、1時間2活動を考えている。
広げる活動と深める活動である。
広げる活動は、子どもの自由な発想で試行活動をする。
(いわゆる自由試行)
ここでは、興味付けをし、とにかく対象に触れ事実をたくさん集めること。事象の中にある不思議さを見つけることに着目させる。
例 磁石に花を咲かせよう。(棒磁石に細かく切った色鮮やかなモールをつける活動)
棒磁石を手に持ち、先にモールをつけル様子を子どもに見せると「やりたい。」の声が上がる。自由にさせると両端につける子も多く出てくる。真ん中にはモールはつかず、何度やっても両端しかつかない。ここまでくると「両端しかつかない。」と叫ぶ子が出てくる。そこで、すかさず「モールは本当に両端しかつかないの。」と全体に問うことで課題が成立する。
次に行う深める活動は、広げる活動の中からつかんだ問題の解決をする。
例 「モールは両端しかつかないのか?」を調べる。
細かく切ったモールを1つ使って棒磁石につけ、モールがついた場所にシールを貼っていく。
シールを貼った場所を確認すると両端しかシールが貼られていないことから磁石には両端にモールをつける働きがあることを知る。
(そして、「磁石の極」を教える)
導入ではとにかく活動させればよいというものではない。必ず深める活動につながるための広げる活動でなければならない。
教師による事象提示をするのは、この広げる活動をしなくても子どもたちがどの子もが課題を見つけることができる焦点化した事象を見せることで、深める活動の時間を保障するためである。
一人ひとりに活動させたいという願いから導入に個別実験をもってくるときには、子どもは自由に発想することを念頭において活動を進める必要がある。子どもに任せても必ず追求させたい課題が焦点化するときにはよいが、課題が多く出たり、個々に追求が始まって活動にばらつきがでるようであれば、子どもに任せてはいけない。確実に方向付けられる教師による事象提示が必要である。
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