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from: 岐阜のすーさん
2007年02月14日 05時47分51秒
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教室に入れない子
何かの原因で教室に入れなくなった子どもを作ってしまったらどうしますか?
子どもが入れなくなった原因をその子に問題があるととらえるか、学級に入れなくした学級に問題があるととらえるか、それとも両方にあるととらえるかで、その後の指導援助が変わってくる。
私は、原因がどこにあるにせよ、学級に原因があるととらえることが一番の問題解決の近道だと思う。
子どもが教室に居やすい環境でなかったから出て行ったのだ。
・居場所が教室になかったかもしれない。
・仲間から認められる機会が少なかったかもしれない。
・仲間とうまく関わりをもたせられなかったかもしれない。
・担任との関わりが薄かったかもしれない。
・子どもの心を理解できなかったかもしれない。
・信頼できる仲間がいなかったのかもしれない。
・助けてくれる友だちがいなかったのかもしれない。
・学級の雰囲気が暗かったかもしれない。
・仲間を思いやる言葉が飛び交う学級でなかったかもしれない。
・認め合う言葉の少ない学級だったかもしれない。
・どの子も公平に扱っていなかったかもしれない。
いろいろ考えを巡らし、自分の学級を変える努力をする。
これは、教室に戻って来られるように受け皿を準備しただけでまだ、問題解決にはならない。
その子の心を開き、学級に目を向けて行かれるようにする努力が必要だ。そして、その子が
・教室に温かい雰囲気がありそうだ。
・仲間が受け入れてくれそうだ。
・先生が私をわかっていてくれる。
・先生が入る手助けをしてくれる。
・助けてくれる友だちが作れそうだ。
と感じたとき、一歩前進する。
教師一人の力ではなかなかできないことも多い。
関わる人々の協力を得ながらじっくりと取り組む。
特に、保護者との連携は大事にしたい。保護者も子どもと同様に苦しんでいる。その保護者の気持ちを受け止めなければ、応援していただけない。
一度心を病んだ子どもだから、壊れやすい。自分のペースで事を進めるのではなく、子どもや保護者のペースに合わせることが大事。
この努力そのものが、自分や自分の学級を変えるチャンスにもなる。-
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