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from: 岐阜のすーさん
2007年02月23日 05時02分44秒
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月1回の席替え
「人を知るには3回見よ。」
子どもたちによく話す。(高学年が多い。)
1回目 遠くから見る
2回目 近づいて見る
3回目 少し離れて見る
3回見ると、相手の見え方が違ってくる。
興味関心があると2回目に進む。
(ここでやめると盲目的になることがある。)
相手が集団の中でどんな人として映るのかを冷静になってもう一度見直すのが3回目。
すると1回目とは違って見えることも多い。
理屈では、なかなか理解できない。
そのための実践が、月1回の席かえである。
年間11回の席かえをすれば、多くの子どもとグループの仲間として関わることができる。
友だちを選ぶときの観点は3つ
1 教えてあげたい。(助けてあげたい。)
2 競争したい。(協力したい。)
3 教えてもらいたい。(助けてもらいたい。)
自分で相手を探すときにこの3点で選び、選んだ人から自由に席を決めて座る。(基本は異性を選ぶ)
※全員すわるまでの時間を計る。(学級の仲良し度)
最初は、時間がかかるが、回を重ねるとものの5分から10分で全員が席につくことができるようになる。
荒れた学級では、相手を決めることをいやがったり、誘われても逃げ回ったりする姿が見られ、時間も倍かかった。
(相手を選ぶ理由が3の子が多い。自分に自信がない証拠。)
回を重ねると自分や人の見方が変わってくる。
・新しい友だちの側面を見つけることも多い。
・自信をもつことも多い。
私の学級からいじめの問題が起きなかったのは、この席かえがあったからだと信じている。
<留意点>
ある新採者が「先生、私のクラスはいつまで経っても時間が短くなりません。」と話してくれた。
私との違いは、席替えのとらえかた。1ヶ月毎の席替えは仲間作りのための点であり、線にするための次のような日常的な声かけが新採者にはなかった。
・いい友だち選んでよかったね。
・助け合っているね。
・助けてもらってよかったね。
・やっぱり仲良しだね。
・仲のいい話し合いの仕方だね。
など
自分に自信をもち、支える仲間がいれば、いじめは起こらない。-
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