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from: 岐阜のすーさん
2007年03月17日 06時07分20秒
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春休みの過ごし方
長い休みの中で春休みが他の休みと比べて一番、指導の難しい休みである。
<理由>
・旧担任が新年度に入って点検や評価ができないため、夏休みや冬休みのような課題がない。
・学年の切り替わりのため、子どもの意識が次の学年に向き、旧担任から意識が離れ、縛られることがない。
そのため、子どもは気が緩み、生活が乱れたり、誘惑に負けたりすることがある。事件や事故に巻き込まれやすいのもこの休みである。
<指導したいこと>
新年度に向けてどんな自分であればよいのか、そのためにどんな毎日を過ごせばよいのかをじっくりと見つめさせたい。
ー春休み中にしなければならないことー
(自分の部屋や机などの整理、旧学年の物の始末)
(新年度に向けて必要な物の準備)
(復習を中心にした学習)
ー生活を律するためにすべきことー
点検表の準備
春休みの計画(毎日すること)
お金や時間の使い方(自分のため、家族のため)
「先生は点検できないから、おうちの人にしてもらうことになるよ。」
「だから、どんなものを作るとよいか相談するといいね。」
と言って準備を進めることを話す。
夏休みや冬休みのように計画を立てるが、点検表や計画表は自分で作らねばという気持ちに追い込む。(ただし、教師が作成したものは準備し欲しい子にはあげる。・・・・ほとんどの子がそれを欲しいと言うことは想像できる。)
そして、
「先生は、通信に書いておうちの人にお願いしておくから、おうちの人に点検してもらうんだよ。」
と言って通信を渡す。
<保護者にお願いしたいこと>
保護者には、子どもの春休みにおける気の緩みや危険性を十分伝え、保護者が子どもの生活に配慮をしないと生活の乱れにつながることを十分伝えたい。
そして、そのためにこれだけの準備をしたこと、保護者として見届けることをお願いしたいことを伝えたい。
(夏休みや冬休み明けに担任が確認したり点検したり評価したりしてきたが、それができないので、保護者が教師の代わりなって行わなければならないことを伝える。)
次の担任に引き渡すまでは、子どもを離さない気持ちを保護者に伝え、連絡先を知らせたい。
(保護者が困ったときや子どもへ励ましをしたい時に自分だけで抱えないで教師を利用してほしいことを伝える。)
短い休みではあるが、学年を切り替えるとても大事な休みである。保護者の協力なしには乗り越えられないのがこの春休み。
共稼ぎの家庭が多いこの時代。どのように保護者と向き合うかはとても大事になる。子どもだけで過ごす家庭もある。家庭訪問や電話連絡をし、常に子どもを見守る姿勢をもっていることを伝えると保護者も安心される。場合によっては春休み前に保護者と十分に話し合う必要がある。
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