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from: 岐阜のすーさん
2007年05月14日 06時33分42秒
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自習も育てる場
研究授業や出張等で子どもが自習をする機会がある。
この自習も子どもを育てる場。
子どもを遊ばせないように多くの課題を出して取り組ませる方がいる。そして、できなければ残りは宿題。これでは、能力の低い子どもにとって負担が大きい。
どんな子どもに育てたいという構えをもって自習に向かわせたい。
課題の量ではなく、まずは学習の仕方を学ばせたい。
<3つの自習の形> 次の姿になる子どもにしたい。
1 一人勉強(個別学習)・・・図書館での過ごし方と同じ過ごし方ができる子ども
2 友だち勉強(グループ学習)・・・喫茶店やファミリーレストランなどでの過ごし方と同じ方ができる子ども
3 みんな勉強(一斉学習)・・・日頃の授業の過ごし方と同じ過ごし方ができる子ども
1についての約束
席を立たない。話をしない。
2についての約束
席を立たない。グループの仲間に聞こえる程の声で話す。
3についての約束
席を立たない。普段の授業と同じ「聞く」「話す」をする。
※1時間の授業は学習し続ける時間、与えられた課題解決が終わったら自由ではなく学習し続けることを伝えておく。そのため、あらかじめ1時間でできる内容を自分でも用意する。(与えられた課題について早く終わったら何ができるかを決め、その準備もしておく。だから、与える課題は多くしなくても済む。できる事→教科書を読む、復習をする。ドリル学習をする。(できるだけ与えられた時間の学習に沿うもの))
※万が一うるさくなるようだったら自習は止めて、みんなで原因を話し合う(または、隣の先生に助けを求める)。→リーダーの仕事 その際残された課題は家庭に持ち帰ることになる。
※事前に席を立たなくても済むようにトイレに行き、課題解決のための準備、課題をし終わった後にすることのためのものの準備等をしてから授業に向かう。
※1時間の活動が3つの自習のうち、どの自習に当たるのかを子どもに伝えておく
※後から自習の様子を聞き、取り組み方について評価し、指導する。(「今日の自習は○点。」と点数にすると次の目標が決めやすい。)
※年度当初は、1の自習が多い。学級の質が高まったら3の自習ができることを子どもに伝えておく。(次はどの自習に挑戦するかを決めることもできる。)
※自習の練習は、日頃の授業でもできる。→先生がいなくても時間が来たら授業を始める子どもにする。
(始まったら、挨拶をして自分でできることを静かにし始める。→本を読む。ドリル学習をする。復習する。など)
1の自習の仕方は、家庭学習にも役立つ大切な学び方になる。
自学できる子どもに育てるよい機会ととらえるかどうかは教師次第
たかが自習、されど自習。-
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