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from: 岐阜のすーさん
2007年11月25日 09時50分47秒
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いじめを見つける目
いじめは、いつどこで発生するかはとてもわかりづらい。アンテナを高くして子どもの様子をつかめとよく言われるが、いじめの情報はなかなか集めにくい。その中にあっても子どもの心を探るために努力をしている私たちである。心を映し出す眼鏡があったらどんなに便利だろうと思う。
いじめはいろいろな形で行われる。言葉遣い以外にも、「無視をする」「汚い物にでも触るような扱い」「噂を広げる」「仲間だけの秘密を作る」「仲間に入れない」など様々である。いかにこれらを早く発見し、解消するかは日頃の教師の努力しかない。
例1 弱い子をいじめる(自分よりも劣ると感じる子を卑下する場合)
この場合、学級担任ならば弱い子になるのが誰かをつかんでいるのでいじめを見つけることは容易にできる。弱い子の周りにいる子がどんな対応(言葉かけ、関わり方など)をしているのかを観察しているといじめが発見できる。
例2 目立つ子をいじめる(優れていると感じる子に嫉妬する場合)
この場合も学級担任ならば目立つ子が誰かをつかんでいるのでいじめを見つけることは容易にできる。目立つ子の言動や変化を見逃さないでいるといじめが早く発見できる。
例3 身近な子をいじめる(関係を支配する場合)
子ども同士の人間関係はなかなかつかみにくい。この場合のいじめは日常観察だけではなかなかつかむことができない。子どもからの情報が頼りとなることが多い。雑談や日記などからも情報を集めることができる。(給食中の会話は、無防備なのでよく聞き取ると子どもの人間関係が見えてくる。)
例4 関わりの少ない子をいじめる(いじめを楽しんでいる場合)
これは陰湿ないじめとなり、なかなか見えにくい。子ども同士の人間関係をつかむ努力も必要となる。また、仲間との関わりの薄い子を中心に日常観察をすることも大事であるが、子どもたちのいじめを許さない構えを作り、情報が集まりやすい状況を作り出すことが必要となる。
日記や子どもからの直接情報だけでなく、投書箱などの用意も必要となる。
子どもたちだけでなく、保護者、同僚、養護教諭などからも情報がもらえるように受け入れやすい構えを作っておく。
子どもの心の病みがいじめとなることが多い。笑顔が一杯で明るく仲間と力を合わせて一つのことをやり遂げる学級からは、いじめは生まれにくいと思う。(一人の悩みをみんなで解決しようという姿勢があれば、何事も他人事にはしない。)-
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