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from: 岐阜のすーさん
2007年12月13日 06時14分23秒
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我慢がちがうでしょ
最近の子どもは、なかなか我慢できない子が増えたと言われる。豊かな時代となり、少子化の影響もあり、我慢しなくても自分の思い通りになることが増えているのも事実である。
しかし、よりよい生き方をするために我慢(辛抱)することは大切にしたい。
・話をしたいが、友だちが話しているから話し終わってから話そう。
・少しでも早く運動場に出て遊びたいけど、廊下を走ると危険だから早歩きで行こう。
・道の真ん中を歩くと気持ちがいいけど、車が来ると危ないから端を歩こう。
・勉強は嫌いだけど、努力しないとできないから少し頑張ろう。
・遊びたいけど、お母さんが困っているから手伝いをしよう。
これらは、よりよい生き方をしようとする思いから、我慢することはわかる。しかし、次の我慢はわからない。
・わからなくて面白くないけど、一生懸命に勉強している子もいるから黙って静かにしていよう。
・忙しそうだから、相談したいけどあきらめよう。
・それくらい我慢しなさいと言われるから仕方ない。我慢しよう。
これらは、よりよい生き方とは思えない。我慢することではないと思う。
わからないならば、「わからない。」と声をあげなければ自分にとってプラスにはならない。迷惑をかけない声のあげ方を教えることで解決できるはず。(迷惑をかけている子どもが悪いとも限らない。わからせようとする側に問題があることもある。)
相談して解決しなければならないのならば、相談する機会を待ったり、相手に都合を尋ねたりしてでも相談しようとする粘り強い取り組み大事であって、相談したいという気持ちを押し殺して(我慢して)あきらめることではないはず。
我慢しなさいと言われて我慢するものではない。我慢することがいいことだと判断して我慢しなければ、自分の力にはならない。「なせ我慢するのか。」「一度言われたように我慢してみよう、何かいいことがあるかもしれない。」などと自分で納得する答えを見つける努力をすることで、次から自分の判断で我慢することができる。
大人の世界には非道であっても我慢しなければならないことが現実的にはある。自分の力では何ともならないこともある。しかし、時間をかけたり、人の力を借りたりしてよりよい社会を作り上げる努力ができる。
この大人の世界に入る子どもたちだからこそ、よりよい時代を作りあげていく子どもに「我慢しなければならないこと」と「我慢してはいけないこと」をきちんと教えたい。-
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