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from: 岐阜のすーさん
2007年12月16日 07時53分31秒
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できると信じているから
私たちは、どの子にもわかる指導をしたいと思っている。それは、どの子もできると信じているからだ。
できないとあきらめた瞬間から指導が変わってしまう。できないことからは目を離す(無視をする、避ける)ようになり、意識が段々と薄れてしまう。だから、絶対にできるようにはならない。
逆に、できると信じていると、
・できる可能性を探そうとする。
・目を離さないでじっくりと見る。
・できる道筋を見つけようとする。
・繰り返し働きかける。
・指導の手だてを考え、試行錯誤しながらよりよい手だてを見つける。
できない子をできるようにしたいとの思いからこの取り組みを続ける。また、個々によってつまずきは異なる。その異なりに目を向けながら努力することが自分の指導力を高める指導にもなっていく。
このことから考えると指導力の向上というのは、子どもができるとどこまで信じて行動し続けるかということに他ならない。
例1 研修を受けるとき、できない子どもが目に浮かんでいるだろうか。
できない子どもへの手だてを学ぶよい機会だと捉えれば学び方も違ってくる。
・うちの子には生かせる指導だろうか?
・やってみる価値はあるだろうか?
・教えていただいたことは、どの子に合う指導だろうか?
例2 行事を行うときに「この行事を通して、この子に力をつけたい。」と考えているだろうか。
行事をこなすと考えていると子どもが浮かんでこない。自分のすることしか見えていない。できない子どもが浮かぶと丁寧な取り組みになる。
・この子を生かすチャンスがここにある。
・こんなところを伸ばす機会になる。
例3 「親が悪い。」「性格だから仕方ない。」とあきらめている会話はないだろうか。
指導することから目をそらしている会話は、自分の指導力を伸ばす機会を奪っていることなる。
・うちの子に合う指導を得られないだろうか。
・あの先生の指導の仕方を真似してみようか。
・私とどこが違うのだろうか。
できない子どもに目を向け、可能性を信じ続ける教師でいたい。-
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