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from: 岐阜のすーさん
2008年01月18日 04時15分01秒
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自習の姿
担任の都合で、自習にすることは時々ある。教師がいないときの学級は、今まで育てた子どもの生の姿が見えてくる。
静かに学習できる学級、このときとばかりに騒がしくなる学級。いろいろある。高学年になれば、自習の仕方がうまくなるというものではない。それぞれの学級がどのように経営されているかという教師と子どもとの関わりの中で学級の雰囲気ができあがっている。
無言で静かに自習できる学級には、それなりのルールができあがっている。そして、そのルールを守ろうとする子どもたちがいる。そのルールを守ることが心地よいと感じる子どもたちがいる。お互いにルールを守るように働きかける子どもがいる。
これは短期間でできるものではない。日頃の繰り返しの指導の積み上げによるところが大きい。人間関係作りだ。
つまり、互いを尊重し合う人間関係ができている。
だから、注意されても素直にきける。(自分を見ていてくれる仲間)
だから、よくなろうと思う。(一緒に頑張る仲間)
だから、トラブルが起きても解決が早い。(譲り合う仲間)
だから、他の影響を受けにくい。(堅く結ばれた安心できる仲間)
だから、自分を生かそうとする。(認め合う仲間)
だから、失敗を取り戻そうとする。(伸びようとする仲間)
今日自習にお邪魔した。私が教室に入るとちょっと騒がしくなった。しかし、すぐに学習に戻る子が多い。中には私を意識せず黙々と自習を続ける子どももいる。突然、挙手でグーを示す子がいた。「これは何?」と子どもに聞く。「静かにして!の合図だよ。」と答えてくれる。これはいい。なるほど。この学級には、話をせずに仲間に自分の気持ちを訴える約束がある。「子どもたちが静かに学習できる裏にはこんな約束があったのだ。」と感心した。そして、その挙手で黙って学習を始める子になっていく。
今までに使ったことのない新しい約束の発見。自習を見るとそれぞれの学級の約束を発見することがある。この学級からも発見できた。
自習の内容だけを示して、子どもを自習に向かわせるのではなく、自習のルールとセットにして自習の内容を示すことで子どもが心地よく自習ができる。さて、どんな約束が作られているのだろう。
※私流の自習の約束は、「自習も育てる場」(http://www.c-player.com/ac51896/message/20070514?format=time)で述べたのでここでは省略する。-
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