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from: 岐阜のすーさん
2008年02月14日 05時51分59秒
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自信をもてと言われても自信はもてない
不安があると自分で決定することに躊躇する。力のあるものに頼り,その場を何とかうまく乗り越えようとする。これに慣れると自分で決定するよりも楽に思えてくる。頼れば自分で責任を取らなくても済む。「あなたがそうしろと言ったじゃないの?」と逃げられる。同時にこの言葉は,力のあるものの責任をとがめる言葉にもなる。自信のもっていない子どもたちが多い集団では,こうして責任のなすり合いをし,ますます自信がもてなくなる。荒れている学級には,自信がもてないでいる子どもが多いことに気付く。この状況では,自信をもたせるまでには,かなりの時間がかかる。
自信をもつには,他者の認め励ましとできたことの繰り返しが必要となる。そのために
・よさや頑張りを認め続ける場を確実に位置づける。
・小集団の中で認め合う場を作る。(ペア,班など)
※ペアや班は,いつも自分を見ていてくれる仲間となる。
・ペアの助け合いの場を多く作る。
・よさや頑張りを紹介したときには,必ず同意を求める。
・頼らないで自分で考えたことを認める。
・自分でできることを教える。
・自分で考えたことを名前を付けて掲示や板書等に位置づける。
・何度も繰り返し努力している姿や乗り越えようとする姿を見逃さず,紹介する。
などの取り組みをする。
この取り組みの中で仲間から認められ,自分で考えることの面白さや人に縛られない自由さを感じれば,人に頼ることが段々少なくなる。そして,失敗しても新しい考えを作るきっかけとなり,責任をとることに平気になれる。その結果,自分に自信がもてるようになる。
最初の頃は,シャボン玉の泡のように作ってもすぐに消えてしまう。足を引っ張る仲間から救い出すためには,一つ一つの泡を大事に扱わなければ壊れてしまう。全体の場より小集団や個々に対応しなければ,強い風に飛ばされてしまう。少しずつ鍛えて強い風にでも耐えられるよう配慮が必要となる。だから,時間がかかる。
根気よく強い風にも耐え,していることは間違いではないと信じて立ち向かうしかない。自信に満ちあふれた子どもたちの目は輝いている。そんな子どもたちにしたい。-
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