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輝く瞳と素敵な笑顔

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  • from: 岐阜のすーさん

    2008年03月12日 05時44分12秒

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    すれ違い

     友達と仲良く下校できない3人。
    A子・・・B子よりC子が話しやすい。塾がある日は一緒に帰らない。一番学校に近い。
    B子・・・誘われれば誰とでも話をする。誰とでも仲良くできる。二番目に学校に近い。
    C子・・・自分の思いをうまく話せない温和しい。学校から一番遠い。
     A子は,他の二人と早く別れなければならないから,短い時間だけどB子と話がしたいし,B子とC子は私と別れた後,話ができるからB子と話をしてもいいだろうと思っている。二人で話をするとC子がすねる。すねて歩く速度が遅くなる。話に夢中でC子がすねているを相手にしないで歩いていく。C子は,二人だけで話をしている姿を見て,私をのけ者にしていると感じている。私を放って,先に歩いて行ってしまうから悲しいとも思っている。
     A子は,C子を嫌っているわけではないが,C子から見るとA子は,私を嫌って意地悪をしているように映っている。互いに相手の気持ちを知らない。思いのすれ違いから仲良く3人で帰ることができない。
     ここには,2人の人間関係作りと3人の人間関係作りの違いが見えてくる。相手と直接やり取りができる2人の人間関係と直接やり取りできる相手とそれができない相手が同時に存在する3人の人間関係では,気配りの仕方が違ってくる。3人の人間関係作りはなかなか難しい。「3人仲良く下校しなさい。」と言ってもどうしてよいのかわからない。この3人の人間関係作りは,子どもに任せておいてできるものではない。
     日頃の学校でのグループ活動への指導が重要となる。
    1,グループから離れない。
     (同じ活動をする仲間を大切にし,仲間外れをしない。)
    2,活動のねらいをはっきりさせ,わからない子がいれば,説明して全員がわかる状況を作る。
     (みんなが揃って,活動できるように気持ちを揃える)
    3,今していることをみんなで確認する。
     (活動中に勝手に他事をしないように何を今すればよいかを確かめ合う)
    4,次の活動に移るときには,合意を求める。
     (活動の展開を誰もが理解して事を進めるためにこれからすることに合意を求める)
    5,互いの取り組みを認め合う。
     (活動した後に取り組みの成果を確認する。互いの努力を認め合う。)
    <下校の場合>
    1 「いっしょに帰ろ!」・・・「うん,いいよ。」
    2 3人で会話をしたり,行動したりする。(話題を提供したり,話題に答えたりする。)
    3 会話の内容に関わろうとしているか。確認をする。
      「○さんは?」「どうしたの?」
    4 「これしようか。」「このことは?」・・・「うん,いいよ。」「そうしようか。」
    5 「楽しかったよ。また,明日。」「さようなら。」
     子ども同士で大切にしたい会話や所作は日頃から意識させていかないとなかなか身に付かない。
     グループ活動での人間関係作りは,失敗を重ねながら模索させるのものではない。グループ活動も人間関係作りの指導の場であり大切にしたい。教えたり,気付かせたりすれば,一対複数の人間関係作りの基礎が身に付く。

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