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from: 岐阜のすーさん
2008年03月20日 05時42分47秒
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別れを作る
子どもたちは、私たちと比べると別れの経験は少ない。突然やってくる別れでは何の準備もできないが、年度末の別れは準備ができる。子どもたちに別れを教えることができるのもこの機会だろう。
別れは、新しい自分が作り出す未来に向かう扉の前に立っているようなもの。今まで培った力を使ってこの未来の扉を開こうとしている今が別れだ。
生きる力を育んだ一年。様々な仲間の生き方を見ながら自分らしさを磨いた一年。悩み苦しみながらも生き抜いた一年。それぞれの子どもにとってかけがえのない一年を一緒に過ごした仲間との別れの時である。一緒に感激しながら別れるのも一つであるが、先達としてこの別れを演出したい。
「あなたと一緒にいられて幸せだったよ。」の思いを「ありがとう。」の言葉に乗せて別れを演出したい。
<プレゼント>
賞状を渡す。
別れに際して話をする。
メッセージを残す。
握手をする。
<思い出作り>
文集を作る。
アルバムを作る。
寄せ書きを作る。
<触れ合い>
お別れ会(式)を作る。
みんなと握手をする。
一人一人にお礼を言う。
形はいろいろあるが、「感謝」の気持ちが出せないで事を過ごしてしまってはもったいない。せめて、通知表を渡す機会にでも、教師自ら「別れ」について話をし、誰にどんな感謝を伝えることかを示したい。
感謝の対象は、友だち、(先生)、そして忘れてはならないのが家族。(先生に感謝しなさいなどとは言えないが、「この一年間でお世話になったと思う人に感謝をするんだよ。誰に世話になったのか考えてみよう。」と対象となる人物を板書すると、その中に「先生」は出てくる。)
そして、家庭で通知表をおうちの人に「はい。」と手渡すのではなく、「通知表をおうちの人に見せるときにはね。『一年間ありがとう。まだまだ頑張らなければならないことはあるけど、おかげで無事○年生を終えることができました。私を支えてくれてありがとう。』と話そうね。」と話したい。そして、「それでは、お隣の人がおうちの人だと思って、練習してみましょう。」と話す。照れながらも話をする姿を見るのもなかなかいいものだ。-
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