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from: 岐阜のすーさん
2008年06月13日 05時33分24秒
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挨拶ができる子
挨拶ができる子どもにしたいと毎日のように子どもたちに声をかけている教師は多い。一生懸命に指導していると「最近の校門での声が大きくなった。」「たくさんの子どもが挨拶を交わしてくれる。」などと子どもたちの挨拶する姿の変化に喜ぶことも多くなる。しかし、この挨拶する姿の変化だけを喜んでいると大切なことを見落としてしまう。
・先生が校門に立っているから挨拶をしなければならないな。
・みんなが挨拶するから挨拶をしよう。
・大きな声で挨拶すると褒められるから挨拶しよう。
・みんなと一緒に挨拶運動を頑張りたいから挨拶しよう。
こんな気持ちで挨拶をしているならば、きっと時や場を変えたら、挨拶はできないだろう。
・挨拶を交わすと気持ちがいい。元気になるから挨拶をする。
・挨拶をすると今日一日頑張ろうという気持ちになるから挨拶をする。
・挨拶していると友だちのことを心配することができるようになったから挨拶をする。
・親しくなりたいから挨拶をする。
こんな気持ちで挨拶ができる子どもならば、挨拶し続けるだろう。つまり、子どもがどんな気持ちで挨拶をしているかを知らないと挨拶ができる子になるかどうかわからない。
「どうして、そんなに一生懸命に挨拶ができるの?」「すごいね。どんな気持ちで挨拶しているの?」「挨拶をし続けられる秘けつは何?」などと挨拶をするときの気持ちを聞くことで、子どもの心が見えてくる。
挨拶をするときの心が見えれば、挨拶の指導が変わってくる。子どもの心を育てる挨拶の指導をしたい。
「嬉しいな。その元気な挨拶のおかげで私も元気になるよ。ありがとう。」
「おはよう。どうしたの、今日は元気がないね。」
「すごいね。自分から進んで挨拶ができるんだね。」
「素敵な挨拶だね。今日も一日頑張れそうだよ。」
「おはよう。いつも挨拶してくれてありがとう。」
どんな声をかけようかなあ。-
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