夏休みには、長期をかけてじっくり作品作りができる姿を作り出したいと思います。そのためには、夏休みを終えたときにどんな作品ができあがっているのかを具体的にイメージすることがとても重要だ。
　できあがった作品を絵に描いたり、作品の模型を用意したりすると具体的な取り組みが見えてくる。
・何を準備しなければならないのか。
・誰に相談すれば、うまく事が進むのか。
・どんな手順で事を進めていけばよいのか。
・一つ一つの取り組みにどれ程の時間が必要なのか。
　これらを夏休みに入る前に考えておけば、夏休みに保護者に任せてもある程度のことができる。
　保護者にこの手順を示してあればできるかもしれないが、これさえも保護者に任せれば、期待する作品は到底できあがらない。
★子どもを育てる考え方が必ずしも、学校と同じではない。
★何をどのようにさせてよいのかがわからない。
★子どもと関わる時間は夏休みだからと言ってそれほど増えるわけでもない。
　させたいことがあるのならば、担任としてできるように手助けをしないとできない。
・事前に意欲や見通しをもたせておくこと
・事中に相談できるような受け皿を用意しておくこと
　これがあれば、保護者も安心していられる。家庭には家庭でしたいことがあるのだから、そのことを配慮することが保護者との信頼関係を密にすることにもなる。